東山温泉の日帰り温泉10選！口コミで人気の立ち寄り湯や露天風呂もご紹介！

東山温泉についておさらい！

東山温泉は福島県会津若松市にある温泉地です。今から1,300年前に名僧の行基によって開湯がなされたとされており、三本足の烏に導かれて温泉を発見したと伝えられています。山形県にある上山温泉と湯野浜温泉とともに「奥羽三楽郷」に数えられる有名な温泉地で、福島県内でも5本の指に入るほどの集客数を誇っています。江戸時代には会津藩主の湯治場としても利用されていましたが、現在ではその当時の湯治湯の雰囲気を感じられるスポットはほとんどありません。

会津観光と温泉をセットで楽しもう！

東山温泉の魅力の一つが利便性です。会津若松市の中心部から車でわずか10分ほどで温泉街にアクセスすることができます。会津地方を代表する観光スポット「鶴ヶ城」にもほど近く、東山温泉をベースにすると会津観光をより便利に楽しむことができます。温泉街にある旅館やホテルの多くは日帰り客にもお風呂を開放しているので、観光の途中や観光の帰りに立ち寄って日帰り温泉を手軽に楽しむことができます。会津観光を計画する際にはぜひ日帰り温泉をスケジュールに組み込むことをおすすめします。

東山温泉の日帰り温泉おすすめ9選をご紹介！

それではこれから東山温泉で日帰り入浴が楽しめるおすすめの宿泊施設をご紹介しましょう。源泉掛け流しの温泉を堪能できる宿を中心に、全部で9軒の旅館やホテルをピックアップします。それぞれの宿の特徴や魅力、おすすめポイントを口コミの情報も交えながら解説します。ぜひご覧ください(記事記載の情報は2020年12月30日現在のものです)。

日帰り温泉スポット①：いろりの宿 芦名

客室数わずか7室という小さな温泉旅館です。館内には鉄瓶が吊るされた囲炉裏があり、温かい家庭的な雰囲気が漂っています。廊下はすべて畳敷きとなっていて、裸足のまま我が家にいるかのようにして移動することができます。囲炉裏を囲みながら会津の郷土料理が味わえるのが魅力で、素朴ながらも素材は確かな美味しい料理を堪能できます。温泉は男女別に内湯と露天風呂があり、源泉掛け流しの温泉が湯船に満たされています。毎日お湯を入れ替えするため湯船の中はいつでも清潔です。

日帰り温泉のココが人気！

この宿では宿泊客用に共用のお風呂を時間限定で貸し切りにしていますが、日帰り客も時間限定でお風呂の貸し切りが可能となっています。日帰り入浴の時間は午後6時半から8時までで、一日2組のみという限定利用になっています。風呂数が少ないため条件が厳しいのはやむを得ませんが、源泉掛け流しの温泉を日帰りで貸し切り利用できるのは温泉好きにとってはたまりません。口コミでは「うっかりタオルを忘れたがただで借りられた」という声が聞かれます。ぜひ問い合わせしてから出かけましょう。

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日帰り温泉スポット②：東山グランドホテル

全国に旅館やホテルを展開する大江戸温泉物語が運営する温泉ホテルです。リーズナブルな値段で宿泊が楽しめるのが大江戸温泉物語の魅力ですが、東山グランドホテルも一泊7,000円台からの安い料金で泊まることができます。露天風呂付きの客室もありますが、日帰り入浴も楽しめる共用のお風呂が魅力的です。男女別に内湯と露天風呂がありますが、どの湯船も大変広々していて眺めもとても素敵です。湯船には入浴すると肌がすべすべになる源泉掛け流しのアルカリ性温泉が流し込まれています。

日帰り温泉のココが人気！

お江戸温泉物語の宿といえば有名なのがバイキングですね。和洋中の種類豊富なおかずやデザートが並ぶバイキングは宿泊客に大人気ですが、このバイキングと入浴をセットにした日帰りプランがこのホテルには用意されています。利用できるのは平日のディナーのみで、午後5時から9時まで楽しむことができます。フェイスタオルだけでなくバスタオルも無料で借りられるので、まったくの手ぶらで出かけることが可能です。立ち寄り湯のみなら土日祝日でも楽しめるので利用してみてはいかがでしょうか。

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日帰り温泉スポット③：原瀧

春から秋にオープンする川床ダイニングが魅力の温泉ホテルです。温泉街を流れる湯川の水辺に食事会場を設け、新緑や紅葉の景色を眺めながら美味しい料理に舌鼓を打てます。日帰りでも楽しめるため会津観光を楽しむ旅行客もこのダイニングに立ち寄っています。原瀧は東山温泉では数少ない自家源泉所有の宿となっており、湧き立てのフレッシュな温泉を源泉掛け流しの湯使いでお風呂に使用しています。源泉は川底にあり毎分550リットルという大量のお湯がとめどなく湧き出ています。

日帰り温泉のココが人気！

屋根付きの露天風呂が風情があってとても素敵です。川のせせらぎを聞きながら入浴ができ、旅館の名前の由来にもなっている原滝の景色も眺めることができます。湯船が広々しているため入浴客がいない時は水面に山の緑が映り込みます。紅葉の時期の景色は特に綺麗ですね。「千人風呂」と名付けられた内湯の湯船も大変広く、貸し切り状態で入浴した時の爽快感は言葉にはいい表せません。ただ、日帰り入浴の営業時間は日によってまちまちのため、当日の朝に電話して確認することをおすすめします。

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日帰り温泉スポット④：東山パークホテル新風月

全国にリーズナブルな宿泊施設を展開する伊東園ホテルズが運営する温泉ホテルです。コンパクトな洋室からリビングを備えた和室まで数種類の客室を備えており、一人旅の宿泊からグループでの宿泊までさまざまなタイプの宿泊客を受け入れる体制を整えています。チェックアウトの時間が昼12時までと遅く、滞在可能時間が長いためゆっくりと客室で過ごすことができます。ホテル自身で源泉を所有しており、その温泉を露天風呂の湯船に満たしています。硫酸塩泉のお湯はさらりとした肌触りが特徴です。

日帰り温泉のココが人気！

源泉掛け流しの温泉ではありませんが内湯の湯船が魅力的です。湯船のサイズが大きくいっぺんに50人は楽に入浴できるほどの広さを誇ります。ガラス張りになっているためどの位置に入浴しても森の緑を眺めることができます。もちろん露天風呂も素晴らしく、周囲を緑に囲まれて野趣溢れるお風呂となっています。午前10時から午後3時までが清掃時間となっているため、日帰り温泉は清掃が終了した午後3時から5時まで楽しむことができます。営業時間が短めなので上手に予定を立てましょう。

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日帰り温泉スポット⑤：御宿東鳳

会津の郷土料理やB級グルメのバイキングが人気の有名温泉ホテルです。有名グルメのソースカツ丼や喜多方ラーメンをはじめ、あげまんじゅうやこづゆなど会津地方ならではの素朴な味わいのグルメを食べ放題でいただくことができます。オープンスタイルのキッチンで料理人が目の前でこしらえる料理はどれも絶品です。料理もこのホテルの名物となっていますが、東鳳には観光のついでにぜひ入浴してみたくなる素敵なお風呂があります。このお風呂はタワー館の3階につくられています。

日帰り温泉のココが人気！

おすすめのお風呂は「宙の湯」と「棚雲の湯」で、どちらもお風呂から絶景が眺められるのがポイントとなっています。宙の湯は地上11mの高さの場所に独立した円形の湯船がつくられており、入浴するとまるで宙に浮いているかのような不思議な気持ちになります。また、棚雲の湯は3つの大きな露天風呂の湯船が段々畑のようになっていて、最上段は全身浴、中段は半身浴、下段は寝ころび湯が楽しめるようになっています。お風呂からは周辺の山々や市街地の景色が一望でき、夜は美しい夜景も楽しめます。

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日帰り温泉スポット⑥：庄助の宿 瀧の湯

創業130年という老舗の温泉旅館です。全客室が湯川に沿ってつくられており、川のせせらぎを感じながら至福の時を過ごせます。特に口コミでも人気の離れの客室はおすすめで、有名建築家と建築デザイナーが手掛けた高級感漂う部屋でプライベートな休日をエンジョイできます。離れの客室に備わっているおしゃれな露天風呂も素敵ですが。日帰り入浴も可能な共用のお風呂が大変魅力的です。大人1,200円という高めの入浴料を支払っても決して後悔しないお風呂がラインアップされています。

日帰り温泉のココが人気！

大浴場「伏見の湯」には高級銘石の十和田石と松島石を使った贅沢な湯船が備わっており、湯船に浸かりながら会津の観光名所「伏見ヶ滝」を眺めることができます。四季折々に美しい渓谷の絶景に感動ですね。また、最も伏見ヶ滝に近い場所につくられた露天風呂「瀬見の湯」からの眺めも素敵で、滝から発生するマイナスイオンを浴びながら極上の湯浴みを堪能できます。源泉掛け流しの温泉が楽しめる小さな檜風呂などもあり、温泉好きにはたまらないお風呂のラインアップとなっています。

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日帰り温泉スポット⑦：おやど東山

スタッフが目の前で調理する囲炉裏料理が人気の温泉旅館です。囲炉裏一つにつき一人のスタッフが割り当てられ、串に刺されたイワナや餅などを火加減を調整しながら目の前で焼いてくれます。囲炉裏の火をぼんやりと見つめながら焼き上がりを待っているひと時は何ともいえない幸福感を感じますね。素朴な囲炉裏料理は宿泊客しか味わえませんが、源泉掛け流しのお風呂は日帰りでも楽しむことができます。大人500円という非常にリーズナブルな入浴料で立ち寄り湯を満喫できます。

日帰り温泉のココが人気！

お風呂の構成は男女別に内湯の湯船が一つというシンプルなものとなっています。男湯は湯船がおしゃれな菊の形をしており、女湯はスタンダードな長方形の形をしています。口コミでは「広いお風呂ではなかったが泉質は最高だった」といった声が聞かれます。入浴料が安い分お風呂はシンプルですが、源泉掛け流しのお湯は入浴した後のさっぱり感がたまりません。特に汗をかいた後に入る温泉は最高ですね。日帰り入浴は午前11時から午後4時までとなっていますが、不定休のため問い合わせするのが確実です。

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日帰り温泉スポット⑧：東山ハイマートホテル

ペットと一緒に泊まれるのが魅力の温泉ホテルです。ハイマートホテルとはドイツ語で「故郷の宿」を意味しており、その名の通りホテルであってもホッとできる庶民的なサービスがこの宿の魅力となっています。リーズナブルな宿泊料金も魅力で、観光のベースとしても利用価値が高くなっています。このホテルは自家源泉を所有しており、しかも掘削ではなく明治時代から湧き出ている自然湧出の源泉を管理しています。歴史ある温泉を宿泊客のみならず日帰り客にも提供しています。

日帰り温泉のココが人気！

源泉掛け流しの温泉が満たされているのは男女別につくられた内湯の湯船一つです。5人も入ればいっぱいというこじんまりとした湯船ですが、深さもほどよく良質の温泉を堪能するにはぴったりなサイズの湯船となっています。シンプルなお風呂のため入浴料が安く、大人600円で日帰り温泉を楽しむことができます。口コミではほとんど貸し切り状態で利用できたという声が多く聞かれます。日帰り温泉を楽しめることを知らない人も多いため、混雑無縁でのんびりと入浴が楽しめるでしょう。

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日帰り温泉スポット⑨：ホテル伏見荘

リーズナブルな値段で宿泊が楽しめるのが魅力の温泉ホテルです。一泊二食付きで6,000円台からと手頃な料金設定のため、観光客だけでなくビジネス客や修学旅行生などもこの宿を利用しています。客室は湯川に面してつくられているため、季節の移ろいを窓越しに感じることができます。温泉は毎分18リットルのペースで湧き出る含芒硝弱食塩泉で、そのお湯を源泉掛け流しの湯使いで湯船に流し込んでいます。お風呂は男女別に内湯の湯船が一つとシンプルで、男湯の湯船のほうがサイズが大きくなっています。

日帰り温泉のココが人気！

大人600円というリーズナブルな入浴料で日帰り温泉を楽しめるのが魅力です。男湯も女湯も湯船のサイズは全体的に小さめですが、毎日お湯を入れ替えしているため湯なまりも見られず清潔です。このホテルも日帰り客は比較的少なめで、週末などでもそれほど混み合うことはありません。東山温泉の宿の多くは日帰り入浴の営業時間が短くなっていますが、このホテルでは午前6時半から午後9時までと非常に長い時間にわたって日帰り入浴を受け付けています。観光の帰りに立ち寄るならこのホテルがイチ押しです。

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足湯で手軽に日帰り温泉

もっと手軽に東山温泉のお湯を体験したいなら足湯がおすすめです。湯川の近くに「東山温泉足湯処」という足湯場が整備されています。湯船は横幅が4mほどあり屋根が付いていて多少の雨でも利用することができます。東山温泉は積雪も多く寒さも厳しい場所にあるため、足湯が楽しめるのは4月中旬から11月までとなっています。源泉掛け流しの温泉が湯船に流し込まれているので、東山温泉のお湯に触れるにはぴったりな施設です。入浴が無理でもぜひ足湯を楽しみましょう。

東山温泉で日帰り温泉を楽しもう！

ここまで東山温泉で日帰り入浴が楽しめるおすすめの温泉施設をご紹介しましたがいかがでしたか？東山温泉には源泉掛け流しの温泉を堪能できる旅館やホテルがたくさんあります。次のお休みは会津観光とともに東山温泉で日帰り温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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