はじめに
冬の時期の観光地選びを悩んでいる方におすすめしたい山形県蔵王エリアを中心に蔵王周辺までカバーした観光地情報を紹介していきます。山形県蔵王と言えば樹氷や御釜、温泉など様々な絶景を楽しめる観光スポットが存在しますが、雪の多い山形蔵王の観光地は冬の時期訪れることができるのかを含め、冬だから楽しめるアクティビティやイベントを合わせて紹介していきます。(時間・料金は2020/11/12時点のものです)
山形・蔵王冬のおすすめ観光スポット①樹氷ライトアップ
冬の蔵王で幻想的な絶景が広がるおすすめスポット
冬の山形県蔵王で訪れたい観光スポットといえば、迫力のある樹氷を見ることができる「蔵王樹氷祭り」です。蔵王温泉エリアを中心に開催される祭りで、2020年から2021年の冬は12月26日から2月28日の間樹氷のライトアップが実施されますが毎日実施されるわけではなく12月は26日から31日1月は金土日を中心に実施され2月は火曜日を除く毎日実施されます。最も樹氷が美しい2月頃がおすすめシーズンと言えるでしょう。
絶景樹氷のライトアップエリアを紹介
蔵王で樹氷のライトアップを見ることができるエリアは限定されており蔵王ロープウェイの樹氷高原駅周辺とロープウェイ山頂線の中間エリア周辺、そして最も広いエリアがライトアップされるのが地蔵山頂駅周辺です。
樹氷幻想回廊ツアーへの参加がおすすめ
樹氷祭り開催中は「樹氷幻想回廊ツアー」が実施されスキー場を整備する除雪車を使用したないクルーザー号に乗車し樹氷の森へと入っていきます。蔵王山麓駅を17時・18時・19時・20時に出発し所要時間は約80分で子供3800円、大人4500円となっています。
山形・蔵王冬のおすすめ観光スポット②蔵王ロープウェイ
樹氷の世界が広がる冬にいきたい蔵王の観光スポット
年間を通して多くの観光客が訪れる人気観光地蔵王の絶景を満喫することができるスポットと言えば「蔵王ロープウェイ」をおすすめします。大人はもちろん乗り物好きな子供も満足するロープウェイは蔵王の過酷な環境下でも安全な運行ができるよう幅広のロープが張られたフニテルと呼ばれる方式のロープウェイを採用しています。
蔵王ロープウェイの運行ルート&見どころ
蔵王ロープウェイは標高855メートルの位置にある蔵王山麓駅と標高1331メートルの位置にある樹氷高原駅を結ぶ所要時間7分の山麓線と樹氷高原駅と標高1661メートルの地蔵山頂駅を結ぶ所要時間10分の山頂線の2つのルートで運行が行われています。樹氷高原駅で下車した場合いろは沼・観松平などの見どころがあり地蔵山頂駅の場合は、蔵王自然植物園や蔵王地蔵尊、地蔵山・熊野岳・刈田岳への登山口などがあります。
絶景広がる蔵王ロープウェイ料金
蔵王ロープウェイの料金は行先別で異なります。片道料金の他に往復チケットも販売しているので往復チケットを購入する方が100お得に乗車することができます。
地蔵山頂駅行き | 樹氷高原駅行き | |
子供 | 800円(往復1500円) | 400円(往復800円) |
大人 | 1500円(往復3000円) | 800円(往復1500円) |
蔵王ロープウェイ
- 住所〒990-2301
山形県山形市蔵王温泉樹氷高原 - 電話番号023-694-9153
- アクセス【車】東北自動車道「山形上山IC」から20分
【電車】JR「山形駅」からバス45分 - 公式サイトURLhttp://zaoropeway.co.jp/
- 駐車場あり
山形・蔵王冬のおすすめ観光スポット③山形蔵王温泉スキー場
樹氷に囲まれたスキー&スノボを満喫できるスポット
冬の山形県蔵王を楽しむのであれば蔵王連峰を見渡せる絶景スポットでスキー&スノボなど冬のアクティビティを満喫するのも楽しみ方の1つです。そこでおすすめしたいスポットが「山形蔵王温泉スキー場」です。東北エリア最大級のスノーリゾートとして知られている蔵王温泉スキー場は初心者から上級者まで様々なレベルに合ったコースが用意されると共に良質なパウダースノーを楽しむことができるゲレンデが広がっています。
蔵王温泉スキー場エリア&設備情報
東北エリア最大級のスキーリゾート蔵王温泉スキー場には樹氷山頂エリア・パラダイスエリア。中央エリア・ユートピアエリアをはじめ上の台エリアや横倉。大森エリアなど複数のエリアに分かれそれぞれのエリアごとに異なる絶景が広がります。樹氷の森を横目にスキー&スノボを楽しみたいという方は地蔵山頂駅から樹氷原コースを滑走すると良いでしょう。
蔵王温泉スキー場
- 住所山形県山形市蔵王温泉
- 電話番号023-694-9328
- アクセス山形自動車道「山形蔵王IC」より40分
山形・蔵王冬のおすすめ観光スポット④霞城公園
山形駅周辺で楽しめる冬の観光スポット
雪が舞う山形でおすすめの絶景スポットと言えば山形城跡が公園として整備された霞城公園です。延文2年に築城されれたとされる山形城ですが現在は二ノ丸塁濠を残すのみで公園の一部は国の史跡に指定されています。山形駅から約10分ほどでアクセスできる場所で春の時期には桜の名所としても知られる場所です。蔵王を訪れた帰りに立ち寄ってみるのもおすすめですね。
冬の霞城公園魅力は
冬の霞城公園の魅力は雪景色した美しい公園を散策できる点です。天守閣などを見ることはできませんが広い園内には旧済生館を移築した可愛らしい建物を見ることができると共に建物の中は無料で開放されているので建物の中に入って見学してみるのもおすすめです。
霞城公園
- 住所〒990-0826
山形市霞城町1番7号 - 電話番号023-641-1212
- アクセス山形駅西口から南門まで10分バス停「霞城公園前」から東大手門まで5分
山形・蔵王冬のおすすめ観光スポット⑤蔵王温泉
冬の蔵王で贅沢な時間を過ごしたい方におすすめ
冬の時期になると恋しくなるのが温泉。山形県蔵王には蔵王温泉と呼ばれる名湯がありスキーやスノボなど冬のアクティビティを楽しむ観光客に人気があります。開湯して1900年を超えると言われる蔵王温泉は山形県内にある温泉地の中でも古くから良質なお湯が湧き出ています。蔵王温泉の泉質は強酸性の硫黄泉となっており慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症などに効能があるとされています。強い酸性ということもありお湯が目に入ると痛みを感じることもあります。
蔵王温泉で周辺にあるおすすめ共同浴場
蔵王温泉周辺には高級旅館やホテル、日帰り温泉施設などが点在していますが、忘れてはいけないのが安い料金で蔵王温泉のお湯に浸かることができる共同浴場の存在です。蔵王温泉街には上湯、下湯、川原湯の3つの共同浴場があり上湯共同浴場は山形県内で最も古い浴場で、下湯共同浴場には足湯や手湯など気軽に蔵王温泉のお湯を満喫できる設備も充実しています。いずれの共同浴場も子供100円、大人200円で入浴することができ早朝6時から22時まで営業を行っているので、日帰り観光にもおすすめの温泉スポットといえます。
蔵王温泉大露天風呂
蔵王温泉でおすすめ温泉施設は、3つの共同浴場の他に5感を刺激する渓流露天風呂「蔵王温泉大露天風呂」がおすすめです。大きな露天風呂は渓流のい横にあり四季折々蔵王が見せてくれる絶景を眺めながら入浴でき特に雪景色のい中入る露天風呂は最高に贅沢な時間を与えてくれます。
山形・蔵王冬のおすすめ観光スポット⑥銀山温泉
大正ロマン感じる山形蔵王周辺で人気の温泉地!
山形県の温泉街といえば、蔵王温泉と並んで有名な「銀山温泉」が知られています。宮城県との県境にある温泉街で、銀山温泉の最大の特徴が、大正ロマン溢れるレトロな街並みをした温泉街という点です。年間を通して多くの観光客が訪れる温泉街ですが、特に冬の時期の銀山温泉は旅館の屋根や道路に雪が積もった銀世界が広がり、日が暮れるとガス灯の明かりが銀山温泉街を温かく照らし出します。
冬の銀山温泉おすすめ日帰り入浴スポット
樹氷で有名な蔵王温泉同様に銀山温泉にもおすすめ共同浴場があるので日帰り旅行を楽しむ方はぜひ日帰り温泉を楽しんでみてください。1つ目が「かじか湯」と呼ばれる共同浴場でレトロ感を味わいながら天然温泉掛け流しの贅沢な温泉を満喫できます。そしてもう1つのおすすめ共同浴場は「和楽足湯」です。その名の通り足湯を楽しめる施設で誰でも無料で浸かることができるようになっているので気軽の銀座の温泉のお湯で疲れを取りたいと言う方におすすめです。
山形・蔵王冬のおすすめ観光スポット⑦宝珠山立石寺
冬の山形で水墨画のような絶景が見られえる観光スポット
山形県で観光客に人気のスポットの1つに宝珠山立石寺があります。山形県民からは山寺呼ばれ親しまれた寺でその名の通り山の上に建てられています。そのため寺を訪れるためには山門から約800段の階段を登る必要があります。春や秋など気候の安定した時期にはトレッキング気分で寺を訪れる楽しみ方や新緑や紅葉を満喫することができます。
冬の宝珠山立石寺の魅力は雪だけじゃない
雪の中800段もの階段を登りたどり着く宝珠山立石寺の魅力は、目の前に広がる景色がまるで水墨画を見ているような気分にさせてくれる点です。登山口から始まる山道は冬の時期は雪に覆われることが多く、国の重要文化財に指定された根本中堂をはじめ山門などが雪化粧しモノクロの世界が広がります。
冬の宝珠山立石寺注意点
冬の宝珠山立石寺を訪れる場合、雪が積もり足元が不安定になっている場合が多いので滑り止めのついている靴を用意すると共に防寒対策は必須です。手袋やカイロなどがあるとなお良いでしょう。
宝珠山立石寺
- 住所〒999-3301
山形県山形市山寺4456−1 - 電話番号023-695-2843
- アクセス蔵王温泉から車で約60分山形空港から車で約30分
- 公式サイトURLhttps://www.rissyakuji.jp
山形・蔵王冬のおすすめ観光スポット⑧蔵王中央高原かんじきスノーハイク
蔵王で人気の冬のアクティビティ
冬の蔵王を満喫できるハイキングプランが「蔵王中央高原かんじきスノーハイク」です。毎年冬の時期に開催されており普段雪に触れる機会がない子供から大人に人気となっています。蔵王温泉に位置するゴンドラ蔵王スカイケーブルを使って山頂(中央高原駅)までアクセス!ゴンドラを降りたらかんじきを履いて冬のトレッキングがスタートします。もちろん冬の蔵王を代表する樹氷の森を見ることもできる絶景スノートレッキングとなっています。周辺には温泉施設が点在しているので冬のアクティビティを楽しんだ後は温泉で温まって帰るのもおすすめですよ。
蔵王中央高原かんじきスノーハイク参加方法
蔵王中央高原かんじきスノーハイク開催期間は2020年1月12日から2021年3月7日の予定となっており、参加費用は1人3000円で費用の中にはかんじきのレンタル、ストック、蔵王中央ロープウェイ乗車券が付いています。
山形・蔵王冬のおすすめ観光スポット⑨御釜
絶景広がる蔵王を代表する人気観光スポット御釜
山形県蔵王と宮城県南西部の県境にあるのが人気観光地「御釜」です。年間を通して多くの観光客が訪れる名所で、約1000年から2000年前に噴火でできた火口に雨水や湧き水が溜まってできた火口湖となっています。御釜と名付けられた理由は見た目がご飯を炊くお釜の様に見えたからでエメラルドグリーンに輝くとても美しい湖です。
冬の時期に御釜を見に行くことはできるのか
御釜を訪れる場合多くの人が蔵王エコーラインを利用しますが、11月から4月下までは積雪の為、蔵王エコーラインは通行止めとなってしまいます。そのため自力で御釜を目指すのは至難の業、やめた方が良いでしょう。では冬の御釜を見たい方はどの様な方法を選択するのがベストかというと御釜ツアーに参加するのがベストでしょう。御釜周辺の宮城蔵王すみかわスノーパークが御釜ツアーを実施しているので参加してみると良いでしょう。詳しい参加要項は0224-85-3055まで問い合わせることをおすすめします
山形・蔵王冬のおすすめ観光スポット⑩蔵王坊平高原
蔵王周辺で冬のアクティビティを満喫できるスポット
冬の山形県蔵王周辺でアクティビティを満喫したいという方におすすめのスポットが「蔵王坊平高原」です。年間を通して様々なアクティビティを提供している場所ですが、冬の時期はスキーやスノボ、クロスカントリーやかんじきツアーなどのウィンタースポーツやアクティビティを満喫することができます。周辺には温泉施設やホテル、キャンプ場などの施設も併設しているので蔵王坊平高原で1日過ごすのもおすすめですよ。
山形・蔵王冬のおすすめ観光スポット⑪いちごガーデン
子供も大人も大興奮!美味しいいちごが食べ放題
冬の山形でおすすめしたい観光スポットが「寒河江市観光いちご園いちごガーデン」です。JR羽前高松駅より車で3分というアクセスの良さの他30分のいちごの食べ放題も実施しているので子供も大人も一緒に楽しめる観光スポットと言えるでしょう。12月頃からイチゴ狩りを楽しむことができ高設栽培をしているのでスカートを履いた女性も気軽にいちご狩りを楽しむことができ、常時4種類のいちごを食べることができます。
寒河江市観光いちご園いちごガーデン
- 住所山形県寒河江市八鍬東1434-1
- 電話番号0237-86-1811
- アクセス山形道寒河江ICより約10分JR左沢線寒河江駅よりタクシーで10分
まとめ
冬の山形県蔵王周辺のおすすめ観光スポットを紹介してきました。春から秋にかけて絶景に包まれる蔵王周辺は冬ならではの絶景を楽しむことができる他、寒い日に恋しくなる温泉もたくさんあるエリアです。蔵王を訪れる際は防寒対策をしっかり行い風邪を引かないように気をつけましょうね。
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