はじめに
栃木県日光といえば東京からのアクセスも良好で、紅葉シーズンには多くの観光客が訪れる場所として知られています。ここでは冬の日光を楽しめるおすすめ観光スポットを紹介していきます。
冬の時期になると気温の低く寒いイメージの日光ですが、冬だから体験できるアクティビティや絶景があります。世界遺産でもある日光東照宮をはじめ天然水を使ったスケートリンクなど冬の日光を満喫できるおすすめスポットを参考にしてください。(料金・時間等は2022/3/6時点のものです)
冬の栃木県日光日帰り観光スポット①【日光金谷ホテルスケートリンク】
気温の低い日に姿を現す天然スケートリンク
12月下旬になると外の気温がマイナスにもなる日も増えます。気温が低くなる日光だから楽しめる観光スポットが「日光金谷ホテルスケートリンク」です。
日光にはたくさんの宿泊施設がありますが、その中でも贅沢な時間を過ごすことができると観光客に人気の日光金谷ホテルの敷地内にあるプールが気温が下がった冬の時期になるとスケート場として開放されます。
天然水が低い気温によって凍りつく綺麗なスケートリンクは大正5年に設置された歴史のあるスケートリンクとなっています。
懐かしさを感じさせてくれる建物が魅力的なスケートリンク
スケーリンク横には国の登録有形文化財である「観覧亭」と「展望閣」が設置されており、レトロな雰囲気を醸し出す重要な建物となっています。
日光金谷ホテル
- 住所〒321-1401
栃木県日光市上鉢石町1300 - 電話番号0288-54-0001
- アクセス東武日光駅から送迎バス
冬の栃木県日光日帰り観光スポット②【奥日光湯元温泉雪まつり】
湯元温泉で楽しめる冬の人気イベント
中禅寺湖と並んで有名な湖といえば湯の湖。年間を通して日光の自然を満喫できる湖は気温が下がる冬の時期になると雪化粧へと変わり、冬の時期ならではのイベントの開催等が行われます。
冬のイベントを代表するものが雪灯里と題して開催される日本夜景遺産に認定された光のイベント。湯元遊園地に数百個の雪灯里が点灯され周辺を柔らかく温かみのある光で照らし出します。2月には湯の湖湖畔花火大会も開催され気温の低い冬の日光に暖かさをもたらします。
湯ノ湖湖畔広場
- 住所栃木県日光市湯元
- 公式サイトURLhttp://www.nikkoyumoto.com/winter/
- 電話番号0288-62-2570
- アクセスJR日光線日光駅・東武日光線東武日光駅から東武バス湯元温泉行きで約75分「湯元温泉」下車
冬の栃木県日光日帰り観光スポット③【中禅寺湖】
気温が低い日に訪れたい静まり返った美しい湖畔
日光観光で忘れてはいけない観光スポットといえば定番中の定番、中禅寺湖です。中禅寺温泉バスターミナルから徒歩で約10分の位置にあり、車を使うことなく気軽にアクセスできるのも嬉しいポイントです。
春から秋にかけて中禅寺湖は観光のベストシーズンということもあり多くの観光客で賑わうと共に湖にスワンボートで漕ぎ出す観光客の姿も見られます。冬の時期はといえばスワンボートは運休中なので湖畔で雪をかぶって春の訪れを待っています。
冬だからのんびり中禅寺湖周辺で散策を楽しめる
気温の低い冬の中禅寺湖はハイシーズンと比較すると観光客の数が少なく、静かな湖畔でのんびり過ごせる贅沢な楽しみかたができるのが冬の中禅寺湖の魅力と言っても良いでしょう。
雪が降った翌日は中禅寺湖を囲むようにそびえる山々やが白く染まった景色や湖面に雪が消えていく景色は冬の中禅寺湖ならではの絶景といえますね。
中禅寺湖
- 住所〒321-1661
栃木県日光市中宮祠 - 電話番号0288-22-1525 (日光市観光協会)
- 公式サイトURLhttp://www.nikko-kankou.org/spot/12/
冬の栃木県日光日帰り観光スポット④【華厳の滝】
気温が低い日に凍る滝を見られるスポット
栃木県日光の定番観光スポットといえば勢いよく流れ落ちる力強さを見せてくれる「華厳の滝」を忘れてはいけません。高さ97メートルの地点から流れ落ちる国内でも大きな規模の滝となっており、流れ落ちた滝は日光の観光名所でもある中禅寺湖へと流れ込みます。
滝の大迫力を間近でみることができる無料展望台と有料のエレベーターに乗車してアクセスできる観爆台の2つの展望台が用意されています。2つの展望台から見る華厳の滝壺は大迫力の光景です。
華厳の滝といえば秋の時期に紅葉が美しく多くの観光客が訪れますが、雪化粧をまとった華厳の滝は凍りつき冬限定の美しいさを見せてくれます。
華厳の滝壺の迫力を体感できるエレベーター情報
華厳エレベーターは100メートルを約1分かけて運行しており、営業時間は営業時間】3/1~11/30:8:00~17:00・12/1~2/28:9:00~16:30となっています。乗車料金は大人570円・子供340円・小学生未満は無料となっています。エレベーターまで徒歩3分の位置に駐車場が用意されているので車で訪れた方は専用駐車場を利用すると良いでしょう。
華厳の滝
- 住所〒321-1661
栃木県日光市中宮祠 - 電話番号0288-55-0030
冬の栃木県日光日帰り観光スポット⑤【日光ストロベリーパーク】
日光唯一いちご狩り&食べ放題を実施するスポット
冬の時期はハウス栽培のイチゴが美味しい時期を迎えます。国内には多くのイチゴ狩りを楽しめるスポットがありますが、栃木県日光市にもいちごの食べ放題を楽しめる「日光ストロベリーパーク」を目指して観光客が訪れます。
日光駅や鬼怒川から車で15分の距離にあるアクセスの良いいちごパークです。化学肥料や農薬を極力使わない栽培方法をしている農園となっており土壌栽培と高設栽培の2種類のハウスで合計34棟建てられとちおとめやスカイベリー、とちあかい、紅ほっぺなどの品種が栽培され30分の食べ放題を実施しています。
いちご狩り食べ放題の料金は
日光ストロベリーパークでいちごを思う存分食べることができる食べ放題料金は、12月12日から3月31日までの期間大人1800円、子供1300円(3歳未満は無料)となっています。オンライン予約と電話での予約に対応しています。
日光で唯一のいちご狩り施設となっているので混雑も予想されます。お出かけの日程が決まれば早めの予約をおすすめします。
日光ストロベリーパーク
- 住所〒321-2405
栃木県日光市芹沼3581 - 公式サイトURLhttps://www.nikkoichigo.com/
- 電話番号0288-22-0615
- アクセス東武鬼怒川線下今市駅下車、車で約7分宇都宮駅より日光線に乗り換え、今市駅下車車で7分
冬の栃木県日光日帰り観光スポット⑥【日光湯元ビジターセンター】
気温の低い日光の大自然を満喫できるスポット
栃木県日光の大自然を満喫したいという観光客におすすめしたいスポットが「日光湯元ビジターセンター」です。日光国立公園内でハイキングなどアウトドアを楽しむサポートをしてくれるのがビジターセンターで、入館料は無料で開設されれています。
春から冬にかけて季節に応じた自然観察会を実施しているので日光を訪れる前にチェックしてみると良いでしょう。
冬におすすめシュノーシューを体験
日光湯元ビジターセンターでは冬の時期だから楽しめる雪の上を歩くスノーシューで楽しむハイキングコースを提供してくれます。
周辺で楽しめるスノーシューハイキングコースは3コースあり、雪化粧した湯ノ湖や戦場ヶ原、男体山を見渡せる石楠花平スノーシューコースや森の中の銀世界を歩く金精の森スノーシューコース、冬の時期だけアクセスできる蓼ノ湖を訪れる小峠スノーシューコースなど所要時間3時間から5時間のコースが用意されています。
湯元温泉駐車場を起点に楽しめるコースとなっています。
日光湯元ビジターセンター
- 住所〒321-1662
栃木県日光市湯元 - 公式サイトURLhttp://www.nikkoyumoto-vc.com/
- 電話番号0288-62-2321
- アクセス東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮道路(自動車専用道路)に入り、清滝ICで下車。国道120号線で湯元まで約40分JR日光駅または東武線東武日光駅から湯元温泉行バスを利用。所要時間約1時間25分
冬の栃木県日光日帰り観光スポット⑦【日光東照宮】
冬の時期限定!雪化粧した世界遺産を楽しむ
栃木県日光エリアで定番の観光スポットといえば、パワースポットとして知られる日光東照宮。周辺の寺院を含め世界遺産に登録されている東照宮は徳川初代将軍徳川家康公を御祭神にお祀りした神社となっています。
参道を進むと大きな石の鳥が姿を現し鳥居を過ぎると火災に遭いながらも1818年に再建された五重塔や仁王像が安置されていることで知られる表門、国宝に指定され500以上の彫刻で飾られた美しい陽明門、同じく国宝の廻廊や御本舎、眠り猫など貴重な建物を見ながら境内を散策することができます。
冬の時期は寒さが厳しい日も多く雪が散らつく東照宮は格別の美しさを見せてくれるます。防寒対策をしっかり行い雪化粧した日光東照宮で浦アワーをもらってください。
穴場のスポットにも立ち寄りたい
日光東照宮には国宝や重要文化財などの他に、日光東照宮宝物館や武徳殿、日光東照宮美術館などの施設も併設されています。大型駐車場も完備しているので車で来てもゆっくりすることができますが、人気の観光エリアということもあり、休日を中心に混雑することも頭に入れておきましょう。
日光東照宮
- 住所〒321-1431
栃木県日光市山内2301 - 電話番号0288-54-0560
冬の栃木県日光日帰り観光スポット⑧【日光山輪王寺大猷院】
東照宮と合わせて訪れたい日光人気観光スポット
栃木県日光市で有名な寺院といえば日光東照宮などを思い浮かべますが、日光東照宮と比較すると規模は小さいながらも、敷地には多くの見どころが点在し世界文化遺産に1999年に登録されたと共に拝殿は国宝に指定されています。
入り口を入ると華やかな仁王門、世界遺産日光の中で最も規模の大きな二天門、唐門、そして拝殿、本殿が姿を現します。どの建造物も細かい細工が施され、鮮やかな色合いで細かい絵が描かれています。
期間限定で開催されるライトアップが美しいと話題
大猷院では、秋から冬にかけて期間限定のライトアップイベントを開催します。当日は灯篭に灯がともり幻想的な光景が広がります。
日光山輪王寺 大猷院
- 住所〒321-1494
栃木県日光市山内2300 - 公式サイトURLhttps://www.rinnoji.or.jp/temple/taiyuuin/
- 電話番号0288-54-0531
- アクセスJR日光駅、又は東武日光駅より東武バス中禅寺行5分、神橋、又は西参道より各徒歩5分
- 営業時間4月〜10月 午前8時(開門)〜午後5時(閉門)
11月〜3月 午前8時(開門)〜午後4時(閉門)
冬の栃木県日光日帰り観光スポット⑨【湯西川温泉かまくら祭】
気温の低い日光だから体験できるかまくら祭り
冬の栃木県日光でおすすめしたい観光スポットと言えば温泉もいいですが、温泉街で開催される冬のイベントへ参加してみるのも冬ならではの楽しみ方ではないでしょうか。日光の有名温泉地湯西川温泉では毎年「かまくら祭り」が開催され冬の湯西川温泉の風物詩となっています。
例年な開催期間は冬本番を迎える1月下旬から2月下旬までの約1ヶ月間開催されており、多くの観光客が訪れます。
雪まつり会場は分散されているので要確認!
湯西川温泉で開催されるかまくら祭りは6つの会場に分散して開催されます。
茅葺き屋根が建つエリアに造られらかまくらを見るのであれば「平家の里」子供が遊べる雪の滑り台を楽しむなら「湯西川水の郷スノーパーク」
かまくらバーベキューが人気の「沢口会場」小さなかまくらがずらっと並んだ幻想的な景色が見られる「沢口河川敷」寺のライトアップが美しい「平家慈光寺会場」イルミネーションが綺麗な「ぼんぼりおプチかまくらイルミネーションン」などが用意されています。
入場料金が必要な会場もあるので事前に確認しておくことをおすすめします。
湯西川温泉街
- 住所栃木県日光市湯西川1042
- 電話番号0288-78-1222
- アクセス野岩鉄道会津鬼怒川線湯西川温泉駅から日光交通ダイヤルバス湯西川温泉行きで約20分終点下車すぐ日光宇都宮道路今市ICから国道121号・県道249号経由で約70分
冬の栃木県日光日帰り観光スポット⑩【雲竜渓谷】
気温が低い日に現れる幻の大氷柱
栃木県の中でも自然が豊かな日光エリアの冬におすすめしたい観光スポットの中でも人気になっているのが「雲竜渓谷」です。冬の時期に多くの観光客が訪れる理由は谷壁一面に巨大なつららが成長、氷の回廊のような光景が広がるからです。
例年1月上旬頃から2月中旬頃にかけて寒さのピークを迎える頃に最も美しい氷柱を見ることができますが、近年の暖冬で状況も変化しつつあります。訪れる前にSNSなどで現地の最新の状況を調べておくことをおすすめします。
車でアクセスする場合は注意が必要
雲竜渓谷を訪れる観光客の多くが車を使ってアクセスしますが、高さ10メートルの巨大氷柱ができる場所、気温が低く路面も氷ついています。
車でアクセスする場合は必ず滑り止めが必要になることを覚えておくと共に整備された駐車場は無いため確実に車を停めたい場合は早めの時間に訪れ登山口周辺の駐車スペースを利用すると良いでしょう。
冬の栃木県日光日帰り観光スポット⑪【奥日光湯元温泉】
気温の低い日に入りたい良質な温泉
栃木といえば鬼怒川温泉など有名な温泉地が多いですが、冬の栃木県日光でおすすめしたい観光スポットといえば、良質で温かいお湯が湧き出る奥日光湯元温泉です。秋の時期には周囲を赤や黄色の木々が覆う絶景が広がる奥日光も冬の訪れと共に景色が変わり雪が降ると綺麗な銀世界となります。
奥日光湯元温泉は硫黄温泉が湧き出ており、日本国内の硫黄温泉の中でも4番目に濃い事でも知られています。良質な温泉は糖尿病、慢性婦人病、慢性皮膚病、切り傷などに効能があるとされ多くの観光客が訪れています。
温泉街には宿泊可能な温泉旅館やホテル、日帰り温泉施設などがあり、栃木県日光でのんびり温泉に浸かりたいと言う方におすすめの観光スポットです。
奥日光湯元温泉おすすめ日帰り入浴施設
冬の奥日光湯元温泉を訪れた際に立ち寄りたいおすすめ日帰り温泉施設が「源泉湯の香り」です。大人700円・子供500円・幼児300円で日帰り入浴を楽しむことができ、無料で利用できる休憩室も完備されています。
内風呂、露天風呂が用意され白根山や金精山を望むことができ湯船に浸かりながら雪化粧した山々を見る贅沢な時間を過ごすことができます。
源泉 湯の香り
- 住所〒321-1662
栃木県日光市湯元温泉 - 公式サイトURLhttp://www.gensen-yunoka.com/
- 電話番号0288-62-2326
- アクセス日光駅から湯元温泉まで直通バス80分沼田インターチェンジから約1時間40分
- 営業時間10時から19時
まとめ
12月頃には雪が降り出す日光の冬を満喫できる観光スポットを紹介してきました。鬼怒川温泉や那須塩原などと並んで栃木を代表する観光地日光の冬観光を満喫する際の参考にしてください。
車でアクセスするから場合は滑り止めを用意しておく、普段より暖かい格好で訪れるなど防寒対策等をしっかり行うことで楽しい観光ができるでしょう。
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