検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【冬山初心者必見】雪山登山で必要な装備リスト!基本的な持ち物をご紹介!

冬山や雪山登山に必要な装備をリストにして紹介します。基本的な装備を揃えておくだけでも、登山が楽しくなるもの。特に冬山登山入門者や初心者に必要な知識となるので、登山やハイキングに行く前に必ず装備についての知識をつけておきましょう!
2021年2月9日
watanabe
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

冬山登山の初心者はまず装備を整えよう!

冬山登山やハイキングを甘く見てはいけない

出典: https://unsplash.com/photos/A8i3WFCBeo0

いよいよ念願の登山に挑めるという気持ちは、人にドキドキ感やワクワク感を与えてくれますよね。しかし、入門者は厳冬期のハイキングや登山を甘く見てはいけません。他の季節と違い数多くの危険が潜む冬山だからこそ、日帰りでも油断は禁物です。

必要な持ち物や装備はきちんと揃えておこう

登山入門者の中には、軽いハイキング気分で登ろうとする人もいるでしょう。しかし、冬山は他の季節に比べ、些細な変化が命取りに繋がることも多いのです。そのため、必要な持ち物や基本的な装備は費用がかさんでも一通り揃えておきましょう。

また、服装についても同じです。危険がたくさん潜んでいるからこそ、ハイキングであっても完璧にして冬山や雪山に挑んでくださいね。

冬山登山に必要な基本的な持ち物や装備

出典: https://unsplash.com/photos/mluUYXoTotY

登山入門者であるなら、服装や装備についての知識は一通り揃えておきたいもの。より快適に活動するためにも、次のような装備を参考にしてみてくださいね。

冬山登山に必要な基本的な持ち物・装備①頭

厳冬期は、特に全身を守る装備や服装が何よりも重要視されます。そのうち、頭を守る帽子やサングラスも外せない装備です。冬山登山入門者や初心者は、きちんとポイントを押さえて準備しておいてくださいね。

帽子

冬の山は寒さが厳しく、厳冬期にもなれば帽子無しでは厳しいくらいの寒さになります。そのため、頭を守る帽子は日帰りでも欠かせないアイテムです。ファッション性だけでなく、吸湿発熱素材など暖かさを強く感じられるものを選びましょう。

サングラスやゴーグル

雪山は、何と言っても雪による太陽光の反射が目に厳しいです。最悪の場合失明する恐れもあるからこそ、日帰りハイキングであってもサングラスやゴーグルは準備しておきましょう。また、購入するなら遮光率やUVカット率の高いものがおすすめです。

冬山登山に必要な基本的な持ち物・装備②上半身

上半身の服装では、あらゆる寒さからみを守るための対策が必要になります。次のような注意点を理解し、適切な装備を整えましょう。

インナー・ミドルレイヤー

インナーやミドルレイヤーはジャケットの下に着るものです。薄すぎても厚すぎても障害を感じやすくなります。そのため、行動距離や活動時間によって、インナーやミドルレイヤーの厚さを変えたほうが良いでしょう。

また、安物は費用が抑えられますが機能的に厳冬期の冬山では厳しい面も多いです。多少費用がかさんでも、寒さ対策は万全の状態にしておきましょう。

アウター・ジャケット


アウターやジャケットは寒さを一番に守ってくれるものです。服装や装備的に重要な役割を果たすものとなるので、インナー同様費用をかけてでも良いものを揃えた方が良いでしょう。

また、厳冬期の冬山登山では湿気の他に雪対策も必要です。雪に濡れてもすぐに乾くような服装にしましょう。

雪山登山に必要な基本的な持ち物・装備③下半身

下半身も他の装備同様に、寒さを防ぐ役割を担うもの。登山の服装一式を揃えるのには費用がそれなりにかかりますが、省けば身の危険を引き起こしかねないからこそ、きちんと揃えておいてくださいね。

パンツ

アウターやジャケットに比べ、雪に触れることが多いのがパンツです。そのため、パンツは特に速乾性に優れた服装を心がけます。濡れたままにしておくと、すぐに体温を奪われるので気を付けましょう。

また、動きやすさも考慮して選ぶ必要があります。服装についてはおしゃれを追求したい人も多いでしょうが、動きやすいもののほうが快適さを感じられるでしょう。

インナーパンツ

どんなに優れたパンツであっても、たった1枚では厳冬期の寒さを凌げません。そのため、パンツの下に履けるインナーパンツも取り入れるべき服装と言えるでしょう。これが一枚あるだけでも、感じる温度が変わってきます。

ただし、インナーパンツに厚みがあると動きにくい、暑く感じやすいといったデメリットも。服装については、メリットデメリットをよく考えて選びましょう。

ブーツ・シューズ

ブーツやシューズはとても重要なパーツですが、登山には専用のシューズ(トレッキングシューズ)を履きます。当然一般的なおしゃれを重視したブーツやシューズは使用できないため、登山用のものを用意しましょう。

また、専用シューズには夏用と冬用があります。それぞれで特徴も異なっているので、間違えて夏用を買わないよう素材などに着目して選んでみてくださいね。

雪山登山に必要な基本的な持ち物・装備④腕

厳冬期での登山は、当然腕や手を守るアイテムも必要になります。必要なアイテムにしっかりとお金を出すことで、冬山登山が快適になるのでこちらもきちんと揃えてみてくださいね。

グローブ

冬山登山では、グローブも立派な防寒対策になります。寒さから手元を守ってくれるアイテムとなるので、費用がかさむからといって省かないようにしましょう。特に、厳冬期ではグローブ無しでは最悪の場合凍傷に陥る恐れがあります。

また、冬山登山では何よりも防寒を意識しましょう。薄いほうが手先が良く動きますが、冬山では凍傷の原因になるので気を付けてくださいね。

雪山登山に必要な基本的な持ち物・装備⑤その他

短いハイキングであっても、重いからと持ち物を省くと障害が多くなります。そのため、基本的な装備一式や持ち物はきちんと揃えておいてくださいね。

ザック

軽いハイキングでも、持っていくものはそれなりにあります。特に、雪山や冬山は防寒以外にも持ち物は多いです。そのため、ザックの目安としては、日帰りなら20ℓ、一泊なら倍の容量を選んでみてくださいね。

また、開けやすくしまいやすいものを選びましょう。寒さの厳しい山では些細な動作も難しく感じます。簡単に開け閉めできるもののほうが、活動しやすいですよ。

食料・おやつ・飲み物


日帰り登山であっても、食料やおやつは必要なアイテムと言えます。寒さが厳しい山では、こうした食料はエネルギーを作る役割を担っているからです。お腹に何か入っているだけでも動きは変わってきますし、気持ちの持ちようもだいぶ変わります。

また、日帰りだからといって水分は持ち歩かないという考えも危険です。知らない間に多くの水分を汗で失うため、日帰りハイキングでも水分は十分な量を持っていきましょう。

アイゼン

雪山を歩くうえで欠かせないのがアイゼンです。シューズに取り付けて使うもので、刃の数がそれぞれで異なっているので注意しましょう。必要な刃数は登る山によって変わってきます。

また、費用をかけてでもアイゼンは良いものを揃えましょう。歩きやすさを左右するものだからこそ、良いものを使った方が良いですよ。

小物類

小物類で必要となるアイテムは、コンパスや携帯電話といったアイテムです。厳冬期ともなれば、当然登山中に吹雪に遭遇することもあるでしょう。そんなときに活躍してくれるアイテムたちとなるので、必ず持っていくことをおすすめします。

また、必要であれば充電用のバッテリーや地図も持参します。厳冬期は他の季節以上に、持ち物に注意が必要です。

冬山登山は目的で持ち物や装備を変えることも大切

出典: https://unsplash.com/photos/iCf9-KmP7wY

泊りとハイキングでは、準備するものが変わってきます。当然目的に合わせて持ち物や装備が変わるので、目的別に装備を揃えておいてくださいね。

日帰りかテント泊かで持ち物や装備が変わる

軽いハイキングや登山を日帰りで行うだけなら、最低限の持ち物や装備だけでも楽しめるでしょう。しかし反対に、一泊以上の登山になると日帰りに比べ難易度も高くなるので、慣れてから挑むのをおすすめします。

また、他にも替えの下着なども必要になるため、費用がかさんだり荷物が増えたりといった事態に。いきなりハードルの高い登山に挑むより、まずは日帰りで心身を慣らすほうがより登山が楽しいと感じられるでしょう。

入門者や初心者はまず日帰り登山を体験してみよう

登山入門者や冬山登山初心者は、まず無理をしないことが第一条件です。他の季節の登山と違い、冬は寒さ以外にも注意すべき点がたくさんあります。また、テント泊は体力も必要ですしそれなりに費用もかさむもの。さまざまな部分で余裕を持っていないと、精神的に疲弊するでしょう。

そのため、初心者はまず冬山自体に慣れることが大切です。焦る必要はないので、まずはハイキングなどで体や精神を慣らしていきましょう。

厳冬期や冬山登山で大切となるポイント

出典: https://unsplash.com/photos/fpNBYsymggk

厳冬期や冬山登山で大切となるのは、持ち物や装備だけではありません。他の季節と比べ危険が増すからこそ、次のようなポイントをよく理解してから挑みましょう。

基本的な装備には費用をしっかりとかける

気軽に楽しみたい入門者や初心者にとって、一番初めの基本的な装備品の揃えには頭を悩ませますよね。楽しみたいけれど、費用をそれなりに抑えたいという人もいるでしょう。しかし、だからといってケチることはおすすめできません。

特に、厳冬期の登山は装備をケチってしまうことで命の危険が大きくなることも多いからです。そのため、装備一式は費用をかけてでも良いものを揃えましょう。

天気が悪いなら無理に登山を決行しない

さまざまな持ち物や装備を用意し、いよいよ登山日となると登山入門者や登山初心者はワクワクするでしょう。しかし、天気が悪いなら無理に決行してはいけません。山の天気は変化も早いとされているからです。

それなのに無理に決行すれば、自分の命を危険に晒す恐れもあります。そのため、快晴でない、天気が悪いと感じるなら、日を改めて挑戦してくださいね。

寒さを強く感じるなら早めに下山する

出典: https://unsplash.com/photos/PzhmEp_aDU4

厳冬期や冬山登山は寒さを感じやすいといっても、きちんとした装備をしていけば耐えられるものです。しかし、登山中に「なんだかおかしい」「手や足がかじかんで感覚がない」といったことが起きるなら、早めに下山しましょう。

冬山では少しの油断が命取りになることも。暖かい季節の登山と違って命の危険度が増すからこそ、自分の体調には敏感になっておきましょう。

冬山登山には危険もいっぱい

出典: https://unsplash.com/photos/jtbP4Fb3TgU

登山は登ったという実感や達成感が味わえる一方で、そこに至るまでに多くの困難や危険が潜んでいます。服装に気をつけるだけでなく、次のような危険についてもよく頭に入れておいてくださいね。

初心者は絶対に一人で雪山に登らない

登山入門者や初心者という人は、必ずチームでの登山を厳守してください。他の季節と違い、ちょっとの変化が命取りになることも多いからです。他に仲間がいるだけで対応できることも多いので、チームを組んでから登山に挑みましょう。

また、冬山登山では登山経験者の指示をよく聞くことをおすすめします。多くの危険を知っている先輩から指導を受けることで、多くの危険を回避していけるでしょう。

あらゆるリスクを考えて行動する

出典: https://unsplash.com/photos/gseALihVvQA

ちょっとした気温の変化でも、厳冬期は油断禁物です。きちんとした装備で挑んでも、些細なミスがチーム全員の迷惑や危険に繋がります。そのため、あらゆるリスクを考えて行動することも大切です。

また、登山入門者や初心者は分からないことも多いでしょう。疑問などがある場合には、わからないままにするのではなく、早めに解決するようにしてくださいね。

万が一の事態を想定することも大切

登山のための持ち物や装備をきちんと揃えたからといって、安全に冬山登山を達成できるという保証はどこにもありません。どんなに万全の状態であっても、時に危険は降りかかってきます。

そのため、万が一の事態を想定することも大切です。例えば、遭難したら、雪崩に巻き込まれたらなど、あらゆる事態を想定して準備してくださいね。

きちんとした装備を整え冬山登山を楽しもう!

出典: https://unsplash.com/photos/EdheZKM8JXs

登山は趣味にも体力作りにも最適ですが、装備がままならなければ身を危険に晒します。しかし反対に、きちんとした装備を揃えておけば、入門者や初心者であっても十分に楽しめるのです。冬山登山を心置きなく楽しむためにも、必要な知識はきちんと身につけておきましょう。

また、分からないことがあればすぐに熟練者たちに質問することも大切です。あらゆる危険を考慮しつつも、冬山登山を楽しみましょう!

冬山登山について気になる方はこちらをチェック!

もっと知識をつけておきたいという人は、次のような記事もおすすめです。厳冬期でも快適に山を昇り降りするためにも、参考にしてみてくださいね。