自分にぴったりなキャンピングカーを見つけよう!
おすすめキャンピングカー12選!
キャンピングカーはアウトドアやキャンプが好きな人は誰しも一度は憧れる存在です。そんなキャンピングカーのおすすめを種類ごとに分け、12選して紹介します。アウトドアブームの加熱でキャンピングカー需要は高まり、注文から納車まで1年以上待つこともよくあることです。キャンピングカーに関する知識をチェックしておきましょう。
ベース車の違いや選び方を徹底解説!
キャンピングカーはベース車や車種・サイズの違いでキャブコン・バンコン・軽キャンパー・トレーラーに分類されます。それぞれ特徴や違いがありますので、ファミリー向けや初心者でも安い新車価格で乗り始められる種類のキャンピングカーなど選び方と特徴を徹底解説します。自分に合ったキャンピングカーを見つける方法を知っておきましょう。
初心者・ファミリー向け仕様のポイントも!
ファミリーキャンパーにとってはトイレやシャワーなどの設置が可能なのか気になるところです。また、初心者は自分で改造できる部分がどれくらいあるのかも押さえておきたい点となります。それぞれの車種おすすめ仕様のポイントも併せて解説しますので、おすすめしたキャンピングカーから自分に合った種類・仕様のものを見つけてみてください!当記事は2020年10月の情報を元に作成しています。また記事中の価格に関する記述は税抜き価格となりますのでご注意ください。
キャンピングカーの選び方をチェック!
目的や旅の長さで選ぼう!
ソロ・2人・ファミリー・グループとキャンピングカーでの旅は一緒に行く人数によって種類やサイズを考えましょう。キャンピングカーは一般的な車よりも高い買い物となるため、選び方を失敗すると後悔も大きくなります。ここではキャンピングカーの選び方を3つに分けて解説しますので、自分の中でもっとも多い旅スタイルを考えてみてください。
選び方1:乗車・就寝人数
キャンピングカーのベース車・車種によって乗車定員が異なります。軽キャンパーは2人から4人ですが、就寝できる人数はほとんどの場合2人までとなっています。ソロであれば十分快適に過ごすことができますが、ファミリー向けとは言えません。しかし、新車でも安い価格で乗り始められるので、初心者にはぴったりの種類となります。
選び方2:サイズ
同じベース車でも組み合わせるキットが異なれば使い勝手も変わります。普通免許で乗れるキャブコンは最大で乗車人数8人となり子供が3人いてもキャンピングカーで余裕のある宿泊が可能です。余裕のある広さは快適性にもつながりますので、よく旅に出掛ける人数に合わせてキャンピングカーを選びましょう。
選び方3:使い方
キャンピングカーで調理からシャワー、就寝まで賄うのか、眠れれば大丈夫なのかによって求められる設備が異なります。簡単な調理・シャワーやお風呂は旅先の銭湯で賄うことが多ければシャワールームは必要ありません。シャワーはオプション装備であることがほとんどなので、省ければそれだけ安い値段でキャンピングカーのある暮らしを始められます。キャンピングカーの使い方をよく考えて必要なものだけを追加しましょう。
キャンピングカースタイルの違いを知ろう!
スタイル1:キャブコン
キャブコンはトラックやハイエースなどがベース車のキャンピングカーです。ベース車自体が大きな種類の車となりますので、居住性に優れ、シャワーやトイレなど内装を改造できる要素がたくさんあります。防音・断熱に優れた外装キットを使用している場合が多く、まさに「家を持ち運んでいる」車です。ベースとなる車種が大きいのに併せてキットで全長も大きくなりますので、取り回しや高速走行は慣れが必要になるところがデメリットと言えます。
スタイル2:バンコン
バンコンはハイエースやミニバンなどベース車の外装をそのままに内装をキャンピングカーに改造した種類のキャンピングカーです。そのため普段使いの感覚で車を運転できますし、立体駐車場にもそのまま駐車可能となります。しかしキャブコンと比べると居住空間を大きく取れないため、シャワーやトイレなどの設置はほとんどの場合できません。設置する場合は持ち運びのできるポータブルトイレを使いましょう。
スタイル3:軽キャンパー
軽キャンパーはコンパクト・新車価格が安いと初心者におすすめできる種類のキャンピングカーです。安いからと言って装備が不足している訳ではなく、寝泊りに必要な装備をしっかり整えています。普段は4人乗りの軽自動車として、週末はソロキャンプに出掛けるなど、ライフスタイルに応じて使い分けられます。アウトドア趣味の人にセカンドカーとしてもおすすめです。
スタイル4:トレーラー
キャンピングトレーラーは単体では動かないけん引する種類のものとなります。一軒家の人は普段トレーラーを敷地に駐車しておき、書斎のように使うことも可能です。普段はいつも通り車を運転して、週末だけトレーラーを連結して遠出するという使い方にぴったりです。旅先でもオートキャンプ場にトレーラーだけを先に駐車しておき、アクティビティや買い出しは車だけで移動すると言った手段も選べます。
おすすめキャンピングカー1:キャブコン型4選
おすすめキャブコン4選!
まずは王道のキャンピングカーであるキャブコンの中からおすすめの種類を4選して紹介します。いずれのキャブコンも装備が充実しており、快適な空間を約束してくれますのでファミリーや大人数での旅におすすめです。
おすすめキャブコン1:フォーシーズンスポーツ
フォーシーズンスポーツはカトーモーターから発売されているキャンピングカーです。ベース車はトヨタプラドーとなっており、パワフルな走りとプラドーベースの安心感が魅力的なキャブコンです。乗車・就寝人数は5人でファミリーにおすすめします。広々としたバンクヘッドに大人3人、居住空間ソファーに2人が快適に眠れます。オプションでクローゼット部分にシャワーが設置可能です。新車価格は1152,8万円からとなります。
おすすめキャブコン2:リバティ52DB
リバティ52DBはアネックスから発売されているキャンピングカーです。ベース車はトヨタカムロードとなり仕様にもよりますが乗車定員は最大8人、就寝は5人まで可能です。ファミリーでも使いやすい定番インテリアデザインとなり、トイレ・シャワー・居住部エアコン・ソーラーパネルは標準装備です。床暖房システム搭載で冬のキャンプも安心なキャンピングカーとなります。新車価格は891万円からです。
おすすめキャブコン3:クレア エボリューション
クレアエボリューションはナッツより発売されているキャンピングカーです。ベース車はトヨタカムロードとなり乗車人数は最大6人、就寝人数は最大7人のファミリーでもゆとりのあるキャブコンとなります。エボリューションは断熱性が高いパネルで構造されており、季節を問わず快適な居住空間を実現してくれるキャンピングカーです。充電システムが充実しており、4〜5時間の走行でバッテリーは満タン近くまで充電可能です。オプションでシャワー設置もできます。新車価格754,5万円からとなりますが、装備の充実度を考えると安いキャンピングカーです。
おすすめキャブコン4:アサカゼ プレミアム
アサカゼプレミアムは日本特殊ボディーから発売されているキャンピングカーです。ベース車はいすゞビーカムとなり、乗車人数は7人、就寝人数は5人です。豊富な収納とキッチンスペースの広さが特徴的で標準装備でキャンピングカーに必要なものを揃えています。その分新車価格は安いものではありません。1450万円からの販売となりますが、充実の車内空間を約束してくれます。トイレ・シャワーはオプションにて設置可能です。
おすすめキャンピングカー2:バンコン型3選
おすすめバンコン3選!
ベースとなる車種はキャブコンと変わりませんが、外装をそのままに普段乗りでもキャンピングカーを使いたいという人にはバンコンがおすすめです。運転感覚はそのままに快適な空間に内装を改造したキャブコンはキャンピングカーと乗用車のいいとこ取りをした存在です。4人までのファミリーやグループが快適な旅を過ごす目安の人数となります。値段もキャブコンと比較すると安い値段で乗り始められ、普通車と変わらない乗り出し価格の場合もあります。
おすすめバンコン1:Dテント虫
Dテント虫はバンショップミカミから発売されているキャンピングカーです。ベース車はトヨタライトエース、乗車人数は6人、就寝人数は最大で4人となります。街乗りしやすい車種となっており、普段使いできるキャンピングカーとしておすすめです。Dテント虫はポップアップルーフにすることで停車時は天井の高い快適な空間を作れます。冷蔵庫・ギャレーは標準装備ですが、トイレやエアコンはオプションとなります。新車価格は371,8万円からと安い値段で乗り始められるバンコンです。
おすすめバンコン2:レクビィ ヴォーノ
ヴォーノはレクビィから発売されているキャンピングカーです。ベース車はトヨタハイエースロングワゴン、乗車人数は5人、就寝人数は3人となります。ヴォーノは「リビングを持ち歩く」をテーマに快適な室内空間に必要な装備を揃えています。トイレ・シャワーオプションはありませんが、充実したキャンピングカー生活を過ごせるおすすめの1台です。新車価格は432万円からとなります。
おすすめバンコン3:FOCS Siesta Litera
Siesta Literaはフジカーズジャパンより発売されているキャンピングカーです。ベース車はニッサンNV350、乗車人数は7人、就寝人数は4人となります。広々とした居住空間を優先しながら使いやすい冷蔵庫やギャレーを標準装備しており、旅先での衣食住を楽にこなせてしまいます。こちらもトイレ・シャワーのオプションはありませんが、新車価格458万円からと普通車と変わらない価格から乗り始められる1台です。
おすすめキャンピングカー3:軽キャンパー型2選
おすすめ軽キャンパー2選!
軽キャンパーはもっとも手軽で初心者におすすめできるキャンピングカーと言えます。ベースとなる車種はもちろん軽バンですが、ソロから2人までのキャンプを十分にこなせるスペックを備えています。外部電源にこだわったり、軽でも4人就寝できるようにポップアップ改造したりとあなどれません。ここでは初心者におすすめの軽キャンパーを2選して紹介します。
おすすめ軽キャンパー1:ダイハツクラフトATRAI楽旅
ATRAI楽旅はダイハツのディーラーオプションとして選択できるキャンピングカーです。ベース車はダイハツATRAI、乗車人数4人、就寝人数は2人となります。キットを使うことにより外装はそのまま、リアシートをベット・壁面を収納に改造しています。キットを組み立てなければいつもと同じように乗車可能です。キットの価格も安いので初心者が遊びの延長で挑戦してみるのがおすすめです。値段は新中古を問わずにATRAI車両価格+42,5万円となります。
おすすめ軽キャンパー2:ピッコロキャンパープラス
ピッコロキャンパープラスはオートワンから発売されているキャンピングカーです。ベース車はスズキエブリィバン、乗車人数4人、就寝人数4人となります。軽キャンパーでも大人4人が就寝できる画期的な改造アイデアが特徴的です。2人でもフロアに荷物を積載して、ルーフで就寝するなど使える幅が広がります。新車価格は210,9万円からです。
おすすめキャンピングカー4:トレーラー型3選
おすすめトレーラー3選!
キャンピングトレーラーはすでに車を持っている人におすすめするキャンピングカーです。トレーラーの重量によってけん引免許の有無が分かれていますので、事前に確認しましょう。また現在持っている車にヒッチを取り付けたり、車種ごとにけん引できる重量に上限があったりしますので併せて確認が必要です。けん引できるハードルさえクリアできれば好きなときにトレーラーを引っ張って出掛けることが可能になります。ここではおすすめトレーラーを3選して紹介します。
おすすめトレーラー1:CARADO C161L
C161LはドイツのCARADOより発売されているキャンピングトレーラーです。大人4人でもゆったりと就寝できる広さと木製インテリアのおしゃれさが特徴的となります。シャワー・トイレも広く作られているので「家を丸ごと運んできたような」快適さです。重量75キロ、全長5,4メートルのコンパクトさの中に工夫が詰まった1台です。新車価格は260万円からとなります。
おすすめトレーラー2:コロ
コロはバンショップミカミより発売されているキャンピングトレーラーです。軽自動車でもけん引できる軽量・コンパクトなトレーラーとなります。就寝人数は最大で4人、小さくて天井をもポップアップ機構とすることでスペースを広く使えるように工夫されています。新車価格は138万円からです。けん引できる車種を選ばないところが取り入れやすく、魅力的なポイントとなります。
おすすめトレーラー3:ミニー1801FB
最後に紹介するトレーラーはけん引免許が必要な本格派ミニー1801FBです。家を車で引っ張っているのと変わらない充実したインテリアは旅を快適なものとしてくれます。まるでアメリカ映画から出てきたかのようなリッチなトレーラー設備はミニー1801FBの最大の特徴です。新車価格は360万円からとなります。
キャンピングカーの注意点!
キャンピングカーでの旅の注意点をチェック!
気になるキャンピングカーは見つかりましたか?キャンピングカーはどこでも気分のまま旅に出掛けられることが最大の魅力です。しかし、注意点を押さえてルールを守らなければ周囲の人に迷惑を掛けたり不快な思いをさせたりしてしまうこともあります。それは自分だけでなく全てのキャンパーを偏見の目に晒す原因となりますので、ひとりひとりが自覚を持った振る舞いを心掛けるようにしましょう。注意点をそれぞれに分けて解説します。
注意点1:駐車場
キャブコン・トレーラーは一般的な車よりも大きく、駐車できる場所に限りがあります。短時間の停車であれば多めに見てもらえるかもしれませんが、車中泊NGの道の駅などで堂々と泊まるのはマナー違反です。オートキャンプ場やRVパークを基本的には利用し、他の利用者に迷惑にならないように注意してください。
注意点2:セキュリティー
キャンピングカーは市場価値が下がりにくく、転売価値が高い車種として認識されています。それは旅先でも同じで、盗難に遭う確率が高まるということと同じ意味があります。盗難保険に加入しておくことはもちろんのこと、盗難防止グッズを設置して被害に遭わないようにセキュリティー強化して旅に出掛けましょう。
注意点3:マナー
トイレやシャワーが設置されているキャンピングカーは排水を定期的に処理する必要があります。道の駅や高速道路のトイレなどで無断に処理するのは絶対に避けてください。基本的には自宅に持ち帰ってからの処理となります。「自分だけは大丈夫だろう」と思って外出先で処理すると次の人が訪れる頃には車中泊禁止となっているかもしれません。目先だけでなく全体のことを考えてマナーを守った行動を心掛けてください。
キャンピングカーで素敵な日常を!
まとめ
おすすめキャンピングカーを車種やベース車の違いで12選して紹介しました。バンコンやキャブコンはキャンピングカーの中でも花形となる種類です。キャブコンはシャワーなども装備できる広さがある一方で、小回りが利きにくいデメリットがあります。キャブコンは乗用車ベースのため乗りやすくなり、価格も安い傾向にありますが、居住空間は狭くなってしまいます。ファミリーに使いやすいトレーラーや初心者でも新車価格が安い、改造・ディーラーオプションの軽キャンパーも紹介しましたので、自分の目的にあったキャンピングカーを選んで素敵な日常を過ごしてみましょう!
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出典:https://unsplash.com/photos/-Avc2AiE1_Q