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キャンピングカーのトイレ事情を解説!トイレの種類や汚水の処理方法とは?

キャンピングカーのトイレについて種類や汚水の処理方法などを解説していきます。キャンピングカーのトイレ事情は現在どうなっているのか。いろいろな角度から徹底分析していきます。おすすめのポータブルトイレなども解説していきます。
2020年8月27日
sakuraryosukec34
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キャンピングカーとは

キャンピングカーとは

キャンピングカーとは寝泊りが可能な設備を備えた車で日本特有の呼び方です。他の種類には類似車両としてキャンピングトレーラーがあります。キャンピングトレーラーとはボックスタイプの居室にドア、ベッド、窓、テーブル、キッチン、シャワー、トイレなど生活に必要な装備を一式揃えたトレーラーのことです。設備はほぼキャンピングカーと同じです。

キャンピングカーの種類は

キャンピングカーの種類にはフルコンバージョン、キャブコンバージョン、バンコンバージョン、軽自動車キャンピングカーといろいろな種類の車があります。トラックキャンパーと言ってピックアップトラックの荷台や乗用車の荷室に載せる種類の車もあります。キャンピングトレーラーが箱型の形で一番スペースが広い種類の車です。

キャンピングカーの設備について

キャンピングカーの設備は

キャンピングカーやトレーラーの設備であった方が良いアイテムを挙げます。冷蔵庫、エアコン、ベッド、そしてシャワーやトイレと続きます。特に注目するところはトイレです。トイレがあれば大変便利で快適な旅の助けとなることは間違いないのですが水が必要となってきます。トイレは水タンクや汚物、汚水タンクも一緒に積み込むことになります。

キャンピングカーはトイレ付き?

キャンピングカーのトイレ付

キャンピングカーのトイレ付きはバンやワゴン車などをベースにしたバンコンバージョンで一部トイレスペース付きのものがあります。さらに大きなキャブコンバージョンクラスだと余裕を持ってトイレスペースが確保出来るのでトイレ付きが出ています。トイレの有無で手に入れる車の大きさも変わってしまうのが悩ましいところです。キャンピングトレーラーはスペースから見てもトイレ付きですね。

キャンピングカーでトイレ無

キャンピングカーでトイレ無と言えば軽四自動車が基準になっている軽キャンパーはほぼ全てがトイレが付いていません。トラックキャンパーで荷台に載せるタイプなのでこれもほぼトイレは付いていません。キャンピングカーやトレーラーにトイレがあるか無いかによっていろいろな制限がかかってきます。

キャンピングカーのトイレは必要か?

キャンピングカーのトイレは必要か

キャンピングカーやトレーラーで日本国内を旅するなら山奥にでも行かない限りキャンプ場や観光地にトイレは完備されています。日帰り温泉や温浴施設も充実していることがほとんどなのでトイレは当然完備されています。給水はもちろん汚水や排水をどうするかを考えてながら旅をするよりそれぞれの施設を有効利用した方が精神的にも楽で旅もより楽しくなると言えるでしょう。

キャンピングカーのトイレの種類は

出典: http://www.indiana-rv.net/carlineup/allegra450ves/index.html

キャンピングカー ブラックタンク式トイレ①

ブラックタンク式トイレはアメリカ製のキャンピングカーやキャンピングトレーラーでよくあるタイプです。映画に出てくるキャンピングトレーラーはよく目にすると思います。タンクは車両に固定されて取り付けられているので処理方法は車外の排出口に専用のホースをつないで、汚水枡に接続します。後は、レバーを引っ張るだけで直接流すことができます。

出典: http://www.indiana-rv.net/carlineup/emeraude330_premium/index.html

キャンピングカー カセットトイレ②

カセットトイレはヨーロッパ製のキャンピングカーやキャンピングトレーラーでよくあるタイプです。トイレは車両に固定されていますが汚物タンクは取り出し式になっています。タンクが一杯になる前にランプやケージで知らせてくれるのがこのタイプです。処理方法は中身を処理する時にタンクを外してトイレや汚水升まで運び処理します。タンクは取り外した瞬間に自動的にふたが閉まるようになっていて、漏れないようになっています。

キャンピングカー ポータブル式トイレ③

ポータブルトイレはカセットトイレとほぼ同じ仕組みになっています。処理方法も同じような感じです。違いはトイレ本体が車両に固定されていないことです。機能は充実していて水洗式で清潔に保つことができます。ポータブル式なので持ち運びが自由ということになります。つまり、車両のどのスペースも場所を選ばず好きなところがトイレルームに出来るのです。


キャンピングカーのトイレの共通点

キャンピングカーのトイレの共通点は

どのタイプでも共通しているのが汚物、汚水をタンクに溜めておいてから所定の場所で後始末を行うということです。タンクに溜めるといっても昔ながらのくみ取り式トイレとは違います。トイレ本体にいろいろと工夫されています。基本的な処理方法は水洗トイレなので大丈夫です。

キャンピングカーのトイレ良い点、悪い点は

キャンピングカー ブラックタンク式トイレ①

ブラックタンク式トイレの良い点は汚物を見ることなく簡単に後始末ができることです。車両の種類にもよりますがタンクの容量も大きいものが多いので長期旅行にも対応できるでしょう。悪い点は自宅や車両の駐車場などに汚水升がないと処理方法に困る場合もあるということです。普通の一戸建ての家なら汚水枡があるでしょう。

キャンピングカー カセットトイレ②

カセットトイレの良い点はトイレルームが独立していることが多いので換気扇などが付いていて匂いがこもらず換気することが出来るところです。悪い点は後始末の方法が自分でタンクを取り外しトイレに流す必要があることです。どこの場所に捨てるのかそれが問題です。匂いは薬剤を入れておくことで汚物の分解が促進されて匂いを軽減することが出来ます。

キャンピングカー ポータブル式トイレ③

ポータブル式トイレの良い点はトイレごと持ち運びが出来るところです。トイレに使ったり収納にしたりとその時々の事情に合わせて選択できるのでスペースが有効活用できるところです。悪い点はカセットトイレと同様で後始末の方法が自分でトイレに流す必要があることです。容量が小さいため、あくまでも緊急用としての大きさだからです。

キャンピングカーのトイレの汚水処理について

キャンピングカーの汚水処理について①

どの種類でも汚物、汚水の後始末をする方法は自宅で行うのが基本です。後始末する場所(ダンプステーション)を完備しているキャンプ場やRVパークもありますので長期の旅行の場合はいろいろと場所を調べて計画しながらこういった場所をうまく使うことがポイントになります。

キャンピングカーの汚水処理について②

最近では上記3種類のほかに専用の特殊フィルムの袋に排泄物を一回ずつ、密閉するタイプも登場しています。この方法だと匂いも気にならずに助かります。タンクを外して後始末することや専用ホースを接続することもなく、自宅の燃えるゴミの日にまとめて出すことが出来るのです。

キャンピングカーのトイレの後始末について

キャンピングカーのトイレの後始末について

キャンピングカーやトレーラーの汚物、汚水の処理後の後始末は水を入れて何度かシャカシャカとすすぎます。それから匂いが気になる人や次に使うために専用の薬剤と水を入れてセットして完了です。後始末の方法はカセットトイレ及びポータブル式トイレはほぼ同じやり方で処理出来ます。

キャンピングカーのトイレ消臭剤について

キャンピングカーのトイレ消臭剤

キャンピングカー用ポータブルやカセットトイレ消臭剤が市販されています。環境に配慮した製品になっているので安心して使うことが出来ます。匂いやガスの発生を軽減し、汚物やトイレットペーパーの分解を促してくれるので処理が簡単に出来ます。

キャンピングカーのトイレ消臭剤の使い方

トイレ消臭剤の使用方法はとても簡単です。消臭剤をポータブルやカセットトイレ用タンクに入れた後、適量の水を注ぐだけです。これだけです。

キャンピングカーのトイレ掃除は


キャンピングカーのトイレ掃除①

自宅のトイレ掃除は水をどんどん流しながら気軽に掃除出来ますがキャンピングカーの場合は違います。掃除した水が全て重量となってタンクに溜まるからです。汚物、汚水の後始末の頻度が多くなるということは匂いもなくなり清潔になるのですが手間が多くなるということです。だから、多くの水を使っての掃除は出来ないのが現状です。

キャンピングカーのトイレ掃除②

トレイルームが臭く匂いがする場合、便器のまわりに飛び散った尿が菌になり匂いを発生させていることがほとんどです。この場合、トイレルームの床面を床に合った専用の洗剤などを使用して掃除することでこの匂いを解消されることが出来ます。

キャンピングカーのトイレメンテナンスは

キャンピングカーのトイレメンテナンス①

汚物はなるべく早く処理することをおすすめします。汚物を放り投げているとタンク内で発酵し匂いの発生,害虫の発生の原因になりかねません。汚物はなるべく早く処理するよう心がけましょう。

キャンピングカーのトイレメンテナンス②

洗浄処理を行ったタンクには水を入れておきましょう。これは排水バルブのシール部分が硬化したりひび割れたりするのを防ぐためと次回トイレを使う時のためです。水を入れておくことにより汚物が水によって薄められて匂いや害虫の発生を抑える効果があるからです。

キャンピングカーのトイレメンテナンス③

塩素系や酸性の中和剤や洗剤の使用は避けましょう。家庭用のトイレとは違っていてトイレのエンド側には排水バルブが付属していてこのバルブのパッキンを破損する可能性があります。洗剤などは中性のものの使用をおすすめします。

キャンピングカーのトイレメンテナンス④

トイレットペーパーは水に溶けないものは避けましょう。ティッシュペーパーの中には水に溶けないものが多くあります。溶けないものは集積しタンク内に残って固まってしまうことがあります。これが繰り返されることでトイレの詰まりトラブルが発生することがあります。

キャンピングカーのポータブルトイレおすすめ

ポータブルトイレ 水洗 フラッシュボタン式 ドメティック Mタイプ 9.8L 972 アウトドア 災害 介護

キャンピングカーのトイレ:ドメティック

ドメティック ポータブル水洗トイレはタンクが付いたポータブルトイレです。加圧水洗方式を採用していて強力な水流を実現して汚れをきれいに洗い流します。ハンドポンプで10回程度ポンピングすることにより蓄圧した水で洗浄する水洗式のトイレです。

THETFORDセットフォード水洗式ポータブルトイレPPエクセレンス 手動タイプ

出典:Amazon
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キャンピングカーのトイレ:セットフォード①

セットフォード PPエクセレンス ポータブルトイレは便座高443mmと便座が高く快適に使える設計になっています。手動タイプで、上下にポンプを作動させて水を流していきます。清水タンクと汚水タンクが分離しているので水の補給や汚水タンクの処理や掃除が簡単です。

THETFORDセットフォード水洗式ポータブルトイレポルタポッティキューブ335

出典:Amazon
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キャンピングカーのトイレ:セットフォード②

セットフォード PPQ335 ポータブルトイレは軽量でコンパクトなタイプです。手動ポンプを採用しています。インジケーターが汚水タンクに付属しているので汚物の処理のタイミングが一目で分かります。

キャンピングカーのトイレトラブル

キャンピングカーのトイレトラブル

キャンピングカーのトイレトラブルで多いのは電気系統のトラブルです。ブラックタンク式トイレやカセットトイレの場合、新車の時は問題ないのですが水洗なのでウォーターポンプが動かなければどうにもなりません。古くなれば電気系統が怪しくなるのはしょうがないです。

キャンピングカーのトイレが不要な訳


キャンピングカーのトイレが不要な訳①

キャンピングカーのトイレは必要なく役に立っていないということです。次に挙げる3つの要因があると考えられます。 ① 車内で用を足すことに抵抗があること ② 汚物の処理が苦手で手間がかかる ③ 車内の匂いが充満して臭い 道の駅などトイレが完備されているスポットがたくさんあります。上記3つのことが理由でキャンピングカーのトイレを不要と考えているのです。

キャンピングカーのトイレが不要な訳②

車内で用を足すことに抵抗はありませんか。それにキャンピングカー内の設置スペースが大きく影響しています。トイレを買ったけど個室スペースが確保できません。又はトイレルームが荷物置き場になっていてすぐに使おうと思っても使えないのが現状です。キャンピングカーにトイレは不要と考える人にはこのような状態になっているケースが原因ではないでしょうか。

キャンピングカーのトイレが不要な訳③

カセットトイレやポータブルトイレの満杯のタンクを自宅トイレやダンプステーションまで運んで中に詰まっている汚物を流します。正直いって進んでやりたい作業ではありません。実際には慣れればそれほど辛く不潔なものではありません。一度処理してしまえば次からは抵抗もなく処理できるようなものです。

キャンピングカーのトイレが不要な訳④

トイレを設置したら不快な匂いがするのではと心配の声が聞こえます。経験上、そんなことはめったにないようです。もし、心配な人は車内に消臭剤などで十分対応できると考えます。

キャンピングカーのトイレ装着率

キャンピングカーのトイレ装着率は

白書によると、トイレを載せているキャンピングカーは全体の約60%を占めているという。そのうちわけは次の通りです。 ① キャブコンバージョンなどに使われる固定式のカセットトイレ(約35%) ② 持ち運びが自在なポータブルトイレ (約25%) ③ 輸入車などに搭載されているブラックタンク式トイレ (約5%)

キャンピングカーのトイレ未装着率が

トイレを持たないキャンピングカーが増えてきたのはバンコバージョンンの増加とも連動しているそうです。キャブコンバージョンに比べ、バンコンバージョンは構造的に本格的なトイレスペースを持つクルマが少なく、ポータブルトイレを収納する場所があっても、そのポータブルトイレ自体がオプション扱いになることが多いからです。そのため自然とトイレの装着率も減ってきたと言われています。

まとめ

キャンピングカーのトイレ事情①

キャンピングカーにトイレが無ければ汚物、汚水の処理や掃除、メンテナンスは不要です。トラブルも少なく快適な旅行を楽しむことが出来るかもしれません。その代わりにキャンプ場や使用する施設、渋滞した時のトイレの位置情報はしっかりと調べる必要があります。トイレ付きのキャンピングカーやトレーラーのオーナーさんの中にはあっても掃除やメンテナンスのことを考えると使用していないことが分かりました。

キャンピングカーのトイレ事情②

キャンピングカーにトイレがあればトイレに縛られることなく自由にアウトドアや旅行を楽しむことが出来るはずです。トイレがあるか無いかで迷うところです。これからシーズンを迎える釣りや海水浴なども自分の好きなところ、どんなところでもみんなで乗り込んで楽しめるはずです。