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日本でキャンピングカーに住んでみたい
日本で生活するということは
まず、住むという事とは、寝て食べて働いて。ネットなどの仕事で、働き先が固定していなければ、住むのはどこでも構わないと安易に考えてしましますが、日本で社会生活をおくるためには、どうしても「住所」が必要となります。キャンピングカー生活でもここ(住所）を最低限クリヤーしないと、安心してキャンピングカーに住むこともできません。
日本でキャンピングカー生活する住所が必要
キャンピングカーも当然、車庫証明が必要となり住所が必須です。免許更新時も、車検に係る税金なども、全て住所が必要です。気ままにキャンピングカー生活といっても社会的な義務、責任は果たさなければなりません。ではどうすればいいのか？
キャンピングカーで住所（住民票）はとれるのか
難しいキャンピングカーでの住民票取得
日本では、キャンピングカーでの住民票（住所）は認められていません。ちなみに公園のテントで住民票登録をしようとした裁判では、「健全な社会通念に基礎付けられた住所としての定型性を具備していることを要する」などの理由で、住民票が発行された事例がありますが、土地を購入してキャンピングカーの住所で裁判で争ってみるか？別の方法を模索するかですが、ここでは別の方法提案していきます。
ではキャンピングカー生活の住所（住民票）をどうする
親戚や友達がいれば、同居人として、そうでなけれな安いアパートなどを賃借して、住民票、キャンピングカーの車庫証明など法にのっとって取得することが正当です。住所不定は、日本では社会的生活ができません。
キャンピングカーで郵便物、宅急便を受け取る
キャンピングカーでの荷物受け取りルールを決める
郵便物は、親戚、友人に頼むか、局留めにするかです。宅急便などは、各運送会社営業所留め、コンビニでの対応も可能になっています。親戚や友人に頼む以外は、事前に相手方に送り先を通知をしていかなければなりません。重要な書類などが、届く場合もありますので、住民票のある家にはこまめに連絡が取れるようにしておくことも必要です。
キャンピングカーの車検はどこでする
キャンピングカー生活リセットのいいチャンス
車両ナンバーによって異なりますが、日本では、１～３年置きに車検は受けなくてはなりません。自動車税や重量税、自賠責保険や取得税などの税金も必要であり、諸手続きには住所が必要です。県外で車検を受けることは可能ですが、納税証明書、住所変更が必要となりますので、登録居住地での車検が一番簡単です。次の旅、キャンピングカー生活を構想するためにこの期間を活用するのもいいことです。
キャンピングカーでの毎日の生活
キャンピングカー生活へのあこがれが強いと、実際の生活を見落としがちです。一人で住むのか、二人で住むのか、ペットはいるのか、自分の生活形態をシミュレーションして、実態に沿った中身のあるキャンピングカー選びを含め構想することが必要です。住むとは違い、子どもがいて、夏休みなどレジャーに使う場合も内容が変わって来ます。
キャンピングカー内で衣・食・住全てを賄わなければならない
狭いワンルームの家で生活することを想像してください。調理するところ、寝るところ、食事するところなど全てが狭い空間の中に集中します。ソファーに腰を掛けてテレビを見ているだけなら、きっとリラックスできると思いますが、生活するとなるとなかなかそうはいきません。おまけにお風呂も外風呂になってしまいます。住むのが一人用ならば我慢できる場合もありますが、二人以上となる難しい面もあります。
キャンピングカーでの「衣」について
衣類の置き場所の確保。着の身着のままというわけにはいきません。洗濯サイクルを考え、ある程度の衣類が必要。キャンピングカーの多くは荷物を専用にしまって置く場所が少ないので、イスの上や通路（床）に置いてしまうことが多くなります。毎日の生活の支障となりやすいので邪魔にならない置き場所を最初から考えに入れておくことが必要です。日本全国のコインランドリー数は約５００店舗ですが、詳しい所在地はネットなどで調べておくとよいでしょう。
キャンピングカーでの「食」について
長期生活の場合、全て外食というわけにはいきません。キャンピングカーのキッチンも充実して調理も行えるものも多くなっていますが、調理すればどうしても匂いが発生します。家のキッチンでさえ喚起をしても匂いがする。キャンピングカーで調理すればこの匂いは臭いに代わってしまうかもしれません。魚を焼けば、ベットも魚の臭い。限られた食材で調理を考えることも必要です。水道もないので水の確保も大切なことです。外部にキャンプのようにキッチンを設営することも場所、天候を考慮しなければいけません。
キャンピングカーでの「住」について
生活スタイル（キャンピングカーの使用方法）で大きく分かれます。ここで主題としているキャンピングカーでの生活で考えるならば、特に居住性、衛生面を重視しなければなりません。ただ、一人用としてキャンピングカーを考えるとかなり簡素化できます。おろそかになりやすいのは掃除です。家のように水道がすぐ使えたり、掃除道具っていあにのでおろそかになりがちです。ＲＶパーク、ガソリンスタンド、コイン洗車場では水道も使えますので掃除を心がけてください。
キャンピングカーでの風呂・シャワー・トイレ
風呂は、キャンピングカーにはありませんが、温水シャワーは装備できます。シャワーとトイレが一体型となっているマルチルームというものがあります。旅行先で便利な『 湯YOUパーク（ゆうゆうパーク）』 を参考にしてください。その他水道が手軽に使える環境にないので、できるときに水の確保をしておきましょう。
一般社団法人日本ＲＶ協会（JRVA）・くるま旅クラブは、キャンピングカーライフの新しいかたち「くるま旅」を提唱しています。気軽で快適な「くるま旅」は様々ですが、そのひとつとして「くるま旅」と「温泉」を結びつけてみました。
日本のキャンピングカー事情
日本ではコンパクトキャンピングカーが主流
欧米では、家をそのまま持っていくようなもので、家と同じような生活をするのが主流です。日本では６ｍを超えるものやトレーラータイプは、見かけることは少ないです。これは、設置する場所、道路の広さもありますが、何よりも日本は、狭い国土に便利な生活必需品を買えるところがいっぱいあることに理由があります。コンビニ、ドライブイン、道の駅などコンパクトなキャンピングカーでも十分に食料、生活雑貨が調達できるので大型はあまり人気がありません。
日本のキャンピングカーの主な使い方
名前通りキャンプに使用していることが多いですが、最近では、キャンキングカーに住むということではなく、日本各地を転々と観光している人も増加しています。定年後に妻と観光地巡りという話はよく聞きます。旅館の予約もいらない、好きな場所に長期に滞在、お風呂も満喫できる。犬を同行しても気兼ねがいらないなど。ここでも、欧米と違った日本のキャンピングカーの使用方法がうかがえます。
日本のこれからのキャンピングカー
これからも、日本独自のキャンピングカーの方向は、コンパクトを主流に発展いくと予想できます。それに付随して、利便性、機能性が伴っていくのではないでしょうか。自作内装、オーダーメイドなどの中身に付加価値を求めていく傾向にもあると思えます。コンビニや道の駅などが随所にあることから、大型冷蔵庫、大型キッチン、水道など日本では必要性は高くならないでしょう。
キャンピングカー選び１：軽キャンピング
軽キャンピングカーは操作性・燃費・価格で優位
エブリー車中泊マット
出典:楽天キャンピングカーでの生活とはちょっと離れますが、車中泊だけにこだわれば、車中泊マットを設置するだけで、安価に改造？可能です。自作可能キットです。一人用キャンピングカーで考えればより簡易に安価にできます。ベットの下には荷物を積むこともできます。道の駅、ドライブイン、ＲＶパークよりながらというイメージはできます。
軽キャンキャンピングカーでもここまでできる
価格は３００万円台とはなりますが、ここまで中身の機能が高いものもあります。Baloccoという軽キャンピングカーです。さすがにトイレ、風呂はありませんがシンク、冷蔵庫、水道などは完備しています。ベース車は、ダイハツ ハイゼット キャンパー特装車。一人用キャンピングカーとして住むとしたら贅沢かもしれませんが、自作軽キャンピングカーを考えてる方も、一見の価値があります。
キャンピングカー選び２：バンコン
キャンピングカー：バンコンとは
バンをコンバージョンしたキャンピングカー。中身はトヨタ・ハイエースか日産・キャラバン。最近は一回り小さい750Kg積バン、トヨタ・タウンエースや日産・NV200などもベース車両として人気があります。商用バンだけではなく、乗用ワゴンをベースにしたものもあります。外国車も入れるともっと多彩になります。
キャンピングカー：バンコン日本で人気の訳
日本での生活スタイルを考えると一押し。外装をほとんど改造していないので、大きくてもハイエースが入る駐車場で事足ります。まるで家のように中身も充実して、冷蔵庫、キッチン、水道などまで装備したものもあります。生活環境としても十分です。キャンピングカーと通常使う車を２台所有するのは、なかなか難しいです。そんな方にもおすすめになります。
キャンピングカー選び３：キャブコン
キャンピングカー生活第一候補
いわゆるキャンピングカーといえばこの形をイメージする人が多いと思います。通常小型トラックをベースにその上に住む空間を設置します。中身の改造の自由さや広さはバンコンとは違い自分好みにレイアウトできます。中身もトイレ、水道、キッチン、シャワーなどワンルームの家なみです。ベットも運転席の上のスペースを利用し、いちいち畳むこともありません。
キャンピングカー：キャブコンのデメリット
内装の中身によってそれ金額差もありますが、３00万～1000万ほどします。高さがあるので立体駐車場などには入れませんし、駐車スペースの問題もあります。日常の生活で使う車としては難しいです。
キャンピングカー選び４：バスブコン
ゆとりの生活空間キャンピングカー
バスやマイクロバスをベースにしたキャンピングカーで、キャンピングカーとしては日本国内最大サイズ。シャーシにもゆとりがあるため、改造の自由性はキャブコン以上です。トラックベースのキャブコンに比べそもそも人を乗せる車であることから、乗り心地も良し。エンジンもパワーあり走行性も高い。キャンピングカー所有者の中でも、いつかはバスコンという人も多くいます。水道、キッチン、冷蔵庫なんでもＯＫです。あとお風呂があれば本当に動く家のようです。
日本のキャンピングカー相場
軽キャンピングカー：100万～300万程度
バンコン、キャブコン：300万～1000万程度
バスコン：850万以上
かなり幅がありますが、装備によって大きく異なります。キャンピングカー生活をする場合は、自分のスタイルに合わせて、装備の見極めが必要です。
お試し体験してみようキャンピングカー生活
キャンピングカー泊など体験
キャンピングカーでなくても、十分体験できる。軽ワゴンなどで簡易的に車中泊できるベットなどを製作して、１週間くらい旅に出てみましょう。それも季節が変わるごにとすれば、何が足りない、何が欲しい、困ったことなどなど実感することが大切です。夢のキャンピングカーどうしてもあれもこれも欲しくなってしまいます。ぐっと我慢して実体験。自作キャンピングカーの構想も浮かぶかもしれません。
キャンピングカーでどこに行く？
どこにでも行けそうで、実は縛りがあります。どこでも宿泊してよいわけではないからです。ドライブイン、道の駅などは、原則車中泊禁止です。仮眠程度は許可されています。（仮眠と宿泊の違いは難しいところですが）そして生活ごみも捨てることは禁止されています。
キャンピングカーでの車中泊（仮眠）できる条件
車中泊（仮眠）に適した場所の条件は、
①駐車禁止ではないところ
②トイレが24時間使えるところ
③比較的静かであるが、人気（ひとけ）があるところ
④治安がよさそうなところ
以上が大まかな条件です。
キャンピングカーでの車中泊（仮眠）場所（無料）
①高速SA/PA（風呂、トイレ）
②高速SA/PAに併設された、下道用の駐車場（ぷらっとパークなど）
③道の駅（風呂、トイレ）
③道路沿いの無料駐車エリア（トイレ付・治安注意）
④フェリーターミナル（トイレ）
⑤公園の無料駐車場（トイレ付・治安注意）
⑥無料キャンプ場
⑦登山口の駐車場
必ずしも風呂の設備があるとは限りませんので、必ず確認をしてください。
キャンピングカーでの車中泊（仮眠）場所（有料）
①トイレが近いコインパーキング（トイレは公園、コンビニのを利用する。)
②外にトイレのあるスーパー銭湯（お風呂使用で仮眠は了承がいります。）
③オートキャンプ場
④RVパーク
無料・有料を使い分け移動していくことが、現実的です。水道や電気など使用可能が多い。風呂（温泉）施設もあります。
キャンピングカーでＲＶパークが便利
ＲＶパークの定義
①ゆったりとした駐車スペースで、一週間くらいの生活が可能
②24時間利用が可能なトイレ
③100V電源使用可能
④入浴施設が近隣にあることが望ましい
⑤ゴミ処理が可能
⑥入退場制限が緩やか 予約が必須ではないこと
駐車場での車中泊を公認されたもの。 有料ではありますが電源や水道設備なども完備されています。しかし、いわゆるキャンプ場ではありませんので車外での調理等は出来ません。
キャンパーに人気のＲＶパーク紹介
道の駅こすげ
東京から2時間、多摩川の源流である緑豊かな水源地に小菅村はあります。周辺には美人の湯で評判の高い「小菅の湯」や、自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・こすげ」があり、家族や友人で一日ゆったり過ごすことができます。
利用料金：1泊 2,500円／1台(トレーラー含む)
利用可能台数：5台
チェックイン：10：00〜18：00（物産館の営業時間中）
チェックアウト：翌日10:00
予約電話番号：050-5897-9881（担当：モリ）
その他温泉（風呂）施設もＲＶパークにありますので調べてみてください。
安くできる一人用軽キャンピングカー自作
軽キャンピングカーなら単身から
住むとなるとまずは全て一人用がおすすめです。軽キャンピングカーでも２人で寝られるスペースをとれるといっても、生活となるとやはり荷物が多くなります。ネットで収入を得るならばそれなりの装備スペースも必要となります。何よりも狭い空間の中で２人暮らしのトラブルは、簡単に想像できます。観光巡りが目的のシニア軽キャンパーの方には人気ですが、観光という共通目的があり、楽しむことに専念できるのでトラブルも少ないのではないかとおもいます。
軽キャンピングカーを買う？
中身を充実させた軽キャンピングカーを買えば、やはり300万ほどの資金が必要です。でもそんな資金がない。自分が思ったように中身を充実または最低限にしたい。そんな方には自作キャンピングカーを視野にいれても考えてみましょう。自分の家（キャンピングカー）を自分で自作、改造するのだから少々のことは目をつぶれます。また一人用軽キャンピングカーであれば、レイアウトもより簡素にできます。
自作軽キャンピングカー製作基本
一人用軽キャンピングカーでは、徹底的に余計なものは排除し、最初に生活スタイルを決めることが重要です。ここでは、全てをキャンピングカーで賄うことを考えず、使える施設をフル活用し、キャンピングカー装備を簡素化し、サービスエリア、道の駅、ＲＶパーク、コンビニ、ホームセンター、スパーなどで食事、風呂、洗濯などを賄い、設備としての調理器具、水道（タンク）、シャワーなしで製作すると設定します。
一人用キャンピングカーに改造しやすい軽自動車選定
まずは改造しやすい車種を選定しましょう。荷台部分が改造なしになるべくフラットになる車種がおすすめです。「HONDA ホビオ」。後部座席から約190cｍとれるのでキャンピングカーに持ってこいの車種といえます。その他にも、HONDA「バモス」やスズキ「エブリイ」もいいです。中古市場も確認し、より安価で納得したものを購入しましょう。
一人用軽キャンピングカーのベット製作
車中泊生活だからこそ寝心地を重視。バックスペースがフラットになるといっても金具や折り畳んだ座席など多少の凸凹が発生します。快適な睡眠を得るためには通常のベットをイメージして、マットレス下はフラットに。スノコベットや下収納ベットなど考案改造してみてください。下収納ベットの場合天井との関係がありますので、圧迫感がないくらいに。使用後の変更を考え取り外しができるようにして下さい。
キャンピングカーでは電源（サブバッテリー）は必須
キャンピングカーの充電方法はいくつかありますが、どんな生活をおくるのか？また自作の難易度によって選択する必要がありまが、ソーラーがおすすめです。災害など緊急時に威力を発揮します。
・走行充電＝配線が難しい
・外部充電＝外部充電できるスポットを見つける
・ソーラー充電＝常に充電してくれる
キャンピングカー生活電気の使用方法により
キャンピングカー生活で何に電気を使うかを、最初にその中身をシミレーションすることをおすすめ。容量が大きければ、価格が高くなり、表面積も大きくなります。一般的のには、夜間の照明、テレビ、パソコン、小型扇風機、携帯充電であれば使用時間によるが容量も大きくなくても済みます。自作に自信のない方は外部に発注も考えてみてはどうでしょう。ソーラーシステム参考 株式会社メテオ
自作軽キャンピングカーで改造旅に出てみよう
旅をしながら生活雑貨をそろえる
ベット、電源を確保したら、最低限の生活必需品をもって旅に出ましょう。これから長期生活するための試験生活です。情報を確実に得るために、パソコン又はスマホは必ず持っていきましょう。携帯できるWi-Fiを契約しておくと便利です。日々の生活で分かってくる必要なモノを徐々にそろえていきましょう。
キャンピングカー内生活雑貨のそろえ方
１００均、ホームセンター、スパーなど、パソコンなどで場所を検索し生活雑貨を購入。Amazon、楽天市場など通販も使用できます。受け取りはコンビニなどで。キャンピングカーのレイアウトを考えながら、あるいはちょっとした改造をしながら生活しやすい空間に改造していきましょう。一人用軽キャンピングカーの完成に向け日々改造となるかもしれませんが、それも楽しみです。
軽キャンピングカー試験生活での改造
生活雑貨をそろえていけば当然狭くなる。ちょっとした改造ならば、ホームセンターで無料で使える工具を利用しましょう。20～30円払えば寸法通りカットもしてくれます。キャンピングカーの寸法をとりながら製作できるので便利です。端材は引き取ってくれるのでゴミにもなりません。
キャンピングカー生活のまとめ
あこがれのキャンピングカーです。キャンピングカー生活の可能性。キャンピングカーの種類。一人用キャンピングカーの簡単な自作方法などお伝えしましたが、やはり最後は自分キャンピグスタイルの確立です。トライ＆アゲインを繰り返しより自分らしい中身のあるキャンピングカーを目指してください。