はじめに
お稽古や保育園用に!ハンドメイドでレッスンバッグを作ろう
保育園や幼稚園の入園グッズやお稽古に使う教科書などを入れるためのレッスンバッグ。手づくり指定などをしているところもあるので今まで手芸や洋裁をしたことがないママも初めて挑戦するということもあるでしょう。
とても簡単な手提げバッグですがいざ作るとなるレシピがわからない。そんなお悩みを持つ方にいろいろなタイプの手提げ袋の作り方をご紹介しましょう。おすすめのバッグ用布地や持ち手・作る前にチェックしたいサイズなどの解説付きで初心者の方でもわかりやすく失敗なしに作れるよう応援します。
ハンドメイドでレッスンバッグを作る前に
まず最初は一番シンプルな形のレッスンバッグのレシピからはじめていきましょう。カットクロスや100均の生地などを使えば安価に作ることもできます。動画内ではサイズも紹介されていますが、入れるものや園の指定に合わせて調整してください。
おすすめ素材・本体はキルティング
はじめてハンドメイドで手提げ型のバッグを作るという方ならば、厚手で子供が喜ぶデザインが豊富、裏地付きにしなくても形が整いやすいキルティングは簡単でおすすめの布地です。また表地にキルティングで裏地として防水された布や少し大人っぽい柄の生地を使うことで子供さんが成長しても長く使うことが可能です。
おすすめ素材・持ち手テープ
持ち手は作りやすいのはもちろんのこと、子供の手で持っても持ちやすくある程度丈夫であることも大切。市販の商品で持ち手テープという素材が売られています。ソフトな持ち加減にするにはこれに本体と共布をくるんだりするのがおすすめ。
丈夫に作るにはミシン縫いがおすすめ
手縫いでも直線縫いですので作ることはできますが、子供が使うものですので乱暴に扱うことも考慮してできるだけ丈夫に作りたいですね。できればミシン縫いがおすすめです。ない方は手縫いの返し縫いで丁寧に仕上げてください。
絵本や楽譜などお稽古に合わせたサイズで
お稽古ごとで使うレッスンバッグなら入れるものはほぼ決まってくるでしょう。あまり大きすぎて中で本類がこすれると物の痛みが激しくなってしまいます。出し入れしやすい余裕のあるサイズでなおかつあまり大きすぎないサイズに作ってあげてください。
幼稚園保育園なら指定サイズをチェック
レッスンバッグを作るポイントとしてもうひとつチェックしたいのは幼稚園や保育園での指定サイズがあるかの確認です。せっかく作ったのに大きさが違って絵本が入らないということでは子供も悲しい思いをしてしまうので避けたいですね。
手作り手提げ型レッスンバッグの作り方レシピ1.キルティング
簡単!基本の裏地なしキルティング製のレシピ
一番簡単に作ることができるキルティングで裏地無しのタイプのレッスンバッグの作り方です。持ち手もテープを使うことで制作時間短縮。テープの選び方は生地に使われている色かまたは反対色を使うこと。簡単な作りながらもきれいにまとまるので見た目がよく仕上がります。
作り方やデザインのポイント
布地を入れる絵本などのサイズに合わせてカットしたら、縫い合わせる前にキルティングの布はしにはほつれ止めのジグザグ縫いを。
中表に生地を合わせてぐるりと回りを縫って袋型にしたら、持ち手部分の補強も兼ねて入れ口は三つ折りにしてその中にテープを挟み込んで縫っていきましょう。縫う部分が少ないから初心者の方にもすぐに作れるやり方です。
手作り手提げ型レッスンバッグの作り方レシピ2.裏地付き
キルティングに裏地とポケットをプラスしたレシピ
お裁縫が好きな方は丈夫なキルティングに裏布を付けてさらにそこにポケット付きで使いやすくした手提げかばんを作ってみませんか。レッスンカードやバスや電車でお稽古に通っている子供さんならパスなどちょっとしたものを入れられて便利です。
作り方やデザインのポイント
作り方手順としては裏地布にポケットを付け底部分を縫い合わせ1枚に。キルティング地も同様に底を縫って1枚の状態にしましょう。実は裏地を付けると布はしの始末が不要なので早く出来上がったりします。
かばんテープを間にはさんで表と裏生地を中表に合わせ返し口を残してぐるりとミシンがけ。ひっくり返して入れ口を縫い合わせればあっという間に完成!丈夫に仕上げるならば入れ口にもう1本ミシンステッチをかけると良いでしょう。
手作り手提げ型レッスンバッグの作り方レシピ3.切り替えマチ付き
おしゃれな切り替えとマチ付きレッスンバッグ
キルティングは丈夫で簡単に作れる布地ですが、キャラクターものがお好きでないお子さんには好みの柄を探すのが大変だったりすることも。そんな時は好みの柄に接着芯を貼り付けて丈夫にしてバッグに仕立ててみてはいかがですか?
接着芯にもいろいろな種類がありますが、不織布タイプのものよりも布地タイプのほうがしっかりするけれどソフトさを残した出来上がりになるのでおすすめ。
作り方やデザインのポイント
作り方は接着芯を貼った布を2種類を縫い合わせて縫い代を片倒しにしてミシンステッチしておきましょう。あとは先程の裏地付きの作り方と同様に持ち手をはさんで裏布と中表に合わせてぐるりと縫い合わせ、角はつまんで三角に縫うことでマチも簡単に作れます。あとは表にひっくり返しステッチをかけ仕上げて完成です。
手作り手提げ型レッスンバッグの作り方レシピ4.デニム製
男の子用にもかっこいいデニム製の手提げ
さわやかなマリン風ボーダー生地とインディゴデニムを切り返しにつかったさわやかでかっこいいレッスンバッグを作ってみましょう。こちらも裏布付きで仕上げています。
前準備としてストライプ生地の方に接着芯をアイロンで付けて丈夫にしておくのがポイント。デニム生地のオンスにもよりますが、厚手のものですのでこちらには接着芯は不要です。
作り方やデザインのポイント
持ち手はあらかじめステッチ風の模様の入ったかばんテープを使っています。このようなおしゃれなデザインの小物をみつけたらそれにイメージを合わせて本体デザインを考えるのも、アレンジのヒントとなるでしょう。
デニム部分には100均や手芸店で売られているタグを最初にミシンステッチしておくとそれだけでもワンポイントでおしゃれに仕上がります。白っぽい布にステンシルや布用インクでスタンプしたものを使っても良いですね。
ハンドメイド作品ならではのアレンジといえるのではないでしょうか。
手作り手提げ型レッスンバッグの作り方レシピ5.持ち手+ショルダー
だんだんと作り方も複雑になってきますが、それだけにデザイン性もアップして使い心地もよくなってくるでしょう。ショルダーにするにはいくつかの金具を揃える必要がでてきますので、忘れずに用意してから作り始めてください。子ども用にはカラフルなプラスチック製のものが好まれますが長く使うなら金属製のものにしても。
重い絵本を持ち歩くのにもラクラクショルダータイプ
絵本などは何冊か持ち歩くと重くなってしまって子供の手が痛くなってしまうことも。また体が小さなお子さんの場合下げると引きずってしまうような場合にもショルダーを付けてあげたかばんの方が向いている場合もあるでしょう。ほんの少しの手間でぐんと使いやすくなる作り方レシピです。
作り方やデザインのポイント
本体の作り方としては切り替え・裏布付きのキルティング素材のレッスンバッグと同様です。ショルダーべルトを取り付けるために2箇所綿テープにDカンを取り付けたものを縫い付けてそこにナスカンを使用してショルダーひもを取り付けます。
不要な場合は取り外しもできる仕様となっているのが嬉しい作り方。ベルトの長さを調整するにはコキカンと呼ばれるパーツを使うと良いでしょう。
手作り手提げ型レッスンバッグの作り方レシピ6.リバーシブル
最後にご紹介するのは裏地付きの応用となるリバーシブルの手提げかばんの作り方です。サイズを変えていけば大人用のトートバッグとしても使えるデザインとなるでしょう。
気分で使えるリバーシブルの手提げ
布地のデザインや切り替えで個性を出すこともハンドメイドで作る手提げかばんならではの醍醐味ですが、さらにリバーシブルに仕立てることで気分でひっくり返して使ったり表地が子供っぽく感じたお子さんでも長く使うことができるためおすすめ!更にオリジナリティや作る人のセンスが発揮できるところではないでしょうか。
作り方やデザインのポイント
外側と内側のデザインや色味は無理して合わせる必要はありませんが、統一性があるとどちらを表にして使っても絵本などを取り出そうと入れ口を開いた時に違和感なく使うことができるでしょう。逆にまったく別の色味を使うことで開く楽しみとなることも。
柄x柄は合わせるのが難しいのでプリントと無地、がんばってもストライプやチェックくらいまでにとどめておくのがはじめての方にはおすすめ。
まとめ
簡単ハンドメイド!絵本やお稽古本もすっぽり入る手提げを作ろう
簡単に作れて愛情を感じるハンドメイドのレッスンバッグの作り方をご紹介してきました。いろいろな作り方や素材の選び・デザインなどありましたが気になったものはあったでしょうか?
まったく同じデザインでなくても、自分が作りたいもののヒントにお役立ていただければ嬉しいです。世界にひとつしかない手作りの手提げかばんを持って通う保育園や幼稚園・お稽古ごとは、きっとお子さんが大きくなっても思い出として記憶に残ってくれるでしょう。
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