キャラクター キルティング スヌーピー 柄番号107
手芸のいとや ギンガムチェック ブロード 約6mm
手芸のいとや キャンバス布 11号帆布
入園グッズを手作りしよう!
入園、入学の前にママたちの頭を悩ますのが入園・入学グッズを作ることです。せっかく作るなら子供たちが喜ぶような、かわいい、かっこいいものを作ってあげたいもの。簡単に見える袋物ですが、コツや手順を守らないと失敗しやすいことも事実です。
逆にきちんと手順を追って、コツを守れば初心者でも簡単に作れます。作り方を覚えると様々な小物づくりに応用ができますので、覚えてみましょう。ぜひ子供たちが喜ぶ入園・入学グッズを手作りしてみてください。
生地選びのコツ
縫いやすい布を選ぶことも初心者にとって失敗しないポイントです。作るグッズごとにおすすめの生地を紹介しますので参考にしてみてください。子供の好きな柄や色を取り入れて選ぶのも楽しいです。
絵本バッグに向く生地
キャラクター キルティング スヌーピー 柄番号107
重いものが入る絵本バッグには、キルティング・帆布・デニム・厚めのコットン(キャンバス等)などのしっかり目の生地が向いています。持ち手とバッグ本体を縫うときに力がいりますので、馬力のあるミシンも必須です。もしなければ、厚手のところだけ手縫いにするなどするとよいでしょう。
お弁当袋・コップ袋・ランチョンマットに向く生地
手芸のいとや ギンガムチェック ブロード 約6mm
こちらはよく洗うことを考えて、コットン(ブロード)・リネン・ダブルガーゼ・シーチング等の薄手の生地が向いています。また、きんちゃく袋にしたときに、紐を引きやすい点でも柔らかく、薄い生地のほうがよいでしょう。
ズック入れに向く生地
手芸のいとや キャンバス布 11号帆布
重さのあるものが入るため、キルティング・帆布・デニム・厚手のコットン(キャンバス等)・撥水加工の生地など、絵本バッグ同様丈夫な生地が向いています。また、汚れに強いという点で撥水加工の生地を使ってもよいでしょう。
手作り入園グッズの型紙
バッグや袋物は基本長方形の脇を縫うだけなのですが、裁断を失敗しては大変です。大体の大きさが決まったら新聞紙や、大きな紙で(型紙用の紙(ハトロン紙)は手芸店に売っています)作っておくと作業が楽になるでしょう。
ここでは参考のサイズを書き入れた型紙をご紹介しています。中に入れるものなどで多少サイズを変えても大丈夫です。
絵本バッグの型紙
2つに折ってわきを縫い、持ち手を付けるだけの簡単型紙です。厚手の布と持ち手用のカバン用テープを1本用意しましょう。ネームタグをつける必要があればご用意ください。
お弁当袋の型紙
一般的なお弁当が入るサイズです。極端に横長の場合は横幅を足してください。縦は短くしすぎないほうが巾着紐を縛りやすいでしょう。紐は100均でも手に入る細めの綿ロープで大丈夫です。66cmを2本用意します。細いほうが子供が引きやすいです。
コップ袋の型紙
歯ブラシが入るように縦を少し長めにとっています。大人用の歯ブラシを入れる場合は3~5㎝位長くしてみてください。
ランチョンマットの型紙
ここでは正方形を2枚合わせて縫うやり方をしています。切り替えの幅はお好みで変えてください。お弁当をくるむために長方形に作る方法もあります。
お弁当を包みたいときはある程度大きくしないと、上で結ぶのが大変です。小さい子には難しいのでゴムで留める仕様にしてあげるか、マジックテープを縫い付けてあげるとよいでしょう。
ズック入れの型紙
絵本バッグを作った余りで作れるサイズにしてあります。大きいシューズも入る大きさです。絵本バッグで使ったカバン用テープの余り(15㎝1本と25㎝1本に分けておきます)でループと持ち手を作りましょう。
輪に通すだけなので、小さい子供でも簡単にシューズをしまえるようになっています。ループの代わりにDカンを使ってもよいでしょう。
手作り入園グッズ①
絵本バッグの作り方
絵本以外にもファイルなどを持ち帰るときに使ったりもする絵本バッグは一つあると重宝します。入園・入学の定番グッズです。学習塾に持っていく子もよく見かけますね。
長く使えるようシンプルに作ってもいいですし、子供の大好きなキャラクターでポップに作ってあげても喜んでくれるでしょう。裏地無し、ポケット無しの超シンプルバージョンです。直線縫いばかりですので初心者でも簡単に作れます。
作り方の手順
型紙通りに切った布と、カバン用テープ40㎝2本を用意します。
布の四辺にロックミシンをかけて縫い代の始末をします。ロックミシンがない場合はジグザグミシンをかけてください。布の耳側(布を折った時の両端です)は始末しなくても大丈夫です。
布を中表に半分に折り、両脇を縫います。
アイロンで縫い代を割っておきます。
カバンの口の部分を3㎝ほど折り返してアイロンをかけます。
折り返したところを伸ばして、脇から10㎝のところにカバン用テープを縫い留めます。この時、布の表を見ながら、カバン用テープがひっくり返っているような感じでテープがねじれないように留めましょう。
テープを縫うときはZもしくはXの文字のように交差して縫いましょう。力がかかるところなのでほどけてしまわないよう、最初と最後が重なるように縫うとよいです。
アイロンの折り目に沿って口を折り返し、カバンを表に返します。カバンの中を見ながら端から2.5㎝のところにミシンをかけていきましょう。最初と最後の縫い目はやはり重ねて縫います。
出来上がりです。布を切り替えたり、まちをつけたり刺しゅうをしたりすると簡単にアレンジできます。タグをつける時はバランスを見てつけましょう。
手作り入園グッズ②
お弁当袋の作り方
両サイドの紐をぎゅっと引っ張ると袋の口が閉じられる、子供の手でも簡単に使えるお弁当袋です。同じ作り方で型紙を変えればコップ袋や体育着袋など、様々な巾着袋に応用が可能。布は切り替えなしで作ればもっと簡単です。
紐通しを作るところと、マチを作るところだけ難しく感じるかもしれませんが、基本直線縫いだけなので、心配はいりません。
作り方の手順
布を断ってそれぞれの四辺にロックミシン、またはジグザグミシンをかけます。
上布と底布をそれぞれ中表にして縫い合わせます。縫い代は上側に倒して押さえミシンをかけるか、アイロンで割っておきましょう。ミシンでタグをつける時はここでつけてしまったほうが楽です。
中表に二つに折って両脇を縫います。この時、上から2㎝と4㎝の間を縫い残しましょう。このすき間が紐を入れる通し口になります。
アイロンで縫い代を割って、ループの通し口の周りに押さえミシンをかけます。こうしておくと紐を通すときにぴらぴらしません。
マチを作ります。袋の底を三角に折って、縫い目から5㎝ずつのところに線を引き、ミシンで縫いましょう。
縫い代を1㎝残して角をハサミで切り、ロックミシンかジグザグミシンをかけます。
そして袋の口を2㎝折り返してアイロンをかけ、端から1.5㎝のところにぐるりとミシンをかけましょう。表に返して片方のループ通し口から紐を通し、1周して同じ側に出します。紐をそれぞれ3㎝くらいずつ残して切り、結びましょう。反対側からも同じように紐を通して出来上がりです。
手作り入園グッズ③
コップ袋の作り方
お弁当の後に歯磨きをする幼稚園や学校も多いはず。ひっかけておけるように巾着袋を作っておくと子供が扱いやすくて便利です。歯ブラシを入れるなら高さをつけて、コップだけなら低く作ってあげましょう。
作り方の手順
お弁当袋の作り方同様、裁断した布の四辺をそれぞれロックミシンかジグザグミシンをかけておき、上布と底布を中表にして縫い合わせます。縫い代は片側に倒して押さえミシンをかけるか、アイロンで割っておきましょう。タグをつける時はここでやってしまいましょう。
脇を縫って縫い代をアイロンで割り、お弁当袋の作り方と同じように紐通し口を作っておきます。まち幅は5~6㎝(中心から左右2.5~3㎝ずつ)でとりましょう。
同じように紐を通して出来上がりです。片側から1本のみでも袋が小さいため大丈夫かもしれません。小さい子供の場合は、両側から引くように作ってあげたほうが扱いやすそうです。
手作り入園グッズ④
ランチョンマットの作り方
毎日使うもので毎日洗うものなので、たくさん作っておきましょう。布は薄めのほうが早く乾きます。また、大きくなったらお弁当包みとしても使えるでしょう。子供の好きな柄や色で作ってあげたり、ちょこっと刺しゅうをしてあげると子供が喜びます。
作り方の手順
まずは布を裁断します。今回は片側を切り替えありにしましたが、正方形2枚を縫い合わせるだけでも大丈夫です。また、縫い代は中に入ってしまうのでロックミシンをかける必要はありません。
切り替えがあるほうの布を中表にして縫い合わせ、縫い代を布の面積の多いほうに倒してアイロンをかけ、押さえミシンをかけます。押さえミシンの代わりに、刺しゅう糸で、ランニングステッチ(なみ縫い)をしてもかわいいです。タグや、刺しゅうをする場合はこの段階でしてしまいましょう。
布2枚を中表に合わせて四辺を縫い合わせましょう。布の大きさにずれがあったら、待ち針で留めた後で、はみ出ている分を切るなどして、きっちり合わせたほうがきれいにできます。
この時どこか1辺を中央を20㎝くらい返し口としてあけておきます。
4つの角を上の画像のように斜めに切り落とします。表に返したときにごろごろしないように縫い目のギリギリ外側で切りましょう。
返し口から手を入れて、布を表に返します。角は目打ちなどを使ってしっかり出しましょう。
アイロンをかけて端から5㎜くらいのところに押さえミシンをかけます。この作業で返し口を一緒にふさいでしまいましょう。
出来上がりです。
手作り入園グッズ⑤
ズック入れの作り方
絵本バッグの材料の余りでできる簡単ズック入れです。ズックの大きさによってサイズを変えてください。子供の靴の大きさは驚くほど変わっていくので、入園用と入学用と別々に必要になるかもしれません。
作り方の手順
絵本バッグ同様、四辺にロックミシンかジグザグミシンをかけておきます。
中表に合わせて半分に折り、両脇を縫って、縫い代をアイロンで割ります。口の部分を3㎝折り返してアイロンをかけておきましょう。
口の中心部に待ち針を留めておき、カバン用テープを留めます。15㎝に切ったほうを上の画像の上側のように二つ並べるように留め、25㎝に切ったほうは二つ折りにして重ねて反対側の中心に留めましょう。
絵本バッグの作り方を参考にカバン用テープを縫い留めたら、口の部分をアイロンの後に合わせて折り返し、周りをぐるっとミシンをかけます。短い方のテープに長いテープを通して使いましょう。仕上げにタグをつけてもかわいいです。Dカンを使う場合は、Dカンを布で挟んで口に縫い付けます。
手作り入園グッズ アレンジの仕方
布を切り替えよう
1枚の布で作る方法が分かったら、今度は布を変えてみましょう。切り替えの幅はお好みで調整できます。縫い合わせる部分の縫い代が増えるので、それぞれ1㎝ずつ縫い代を増やしましょう。色身を同じ系統にするか、柄の一部の色を使うと統一感が出ます。
まち幅を変えてみよう
入れるものに合わせてまち幅を変えてみましょう。イメージがつかないときはまちを縫う前に待ち針で留めて、中身を入れてみてください。どれくらいの幅がしっくりくるかよくわかるようになります。
刺しゅうをしよう
ランニングステッチ(なみ縫いです)など、初心者でも簡単にできるステッチで小さな刺しゅうをしてみましょう。タグと違って洗濯で色が落ちることもなく、ワンポイントになります。
入園グッズを手作りしよう!まとめ
入園グッズを手作りしよう!子供が喜ぶ入園グッズの簡単な作り方をご紹介!いかがでしたでしょうか。初心者でも簡単に作れる方法を紹介しました。
入園・入学のみならず、おうちの方のお弁当袋やランチョンマットにも応用が可能です。絵本バッグ以外は小さな布でできるので、色々作ってみてくださいね。
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