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プロ顔負けの自作ブーケで花嫁を笑顔に!手作りウェディングブーケの作り方ガイド!

ウェディングブーケは、花嫁をより美しく見せてくれる幸せの小道具です。手作りすることで、好きな花を選んで好きな形にできますし、結婚式の想い出として一生の宝物になります。生花や造花、シルクフラワーを材料に使った手作りウェディングブーケの作り方のご紹介です。
2020年11月10日
森川 美月
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この記事で紹介しているアイテム

【キット品】手作りブーケキット

ウェディングブーケとは

ウェディングブーケの由来

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E8%8A%B1%E6%9D%9F-%E8%8A%B1-%E7%B4%AB-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA-%E7%94%B7-690657/#content

ウェディングブーケとは、花嫁を美しく演出する名脇役ですが、それを持つことに、実は深い意味があるんです。かつてヨーロッパでは、男性が女性にプロポーズする際、手作りしたブーケを贈るという習慣がありました。求婚された女性がブーケの中から花を1本選び男性の胸元へさしてあげる行為が、“YES”を意味しました。

ウェディングブーケを手作りする理由

Photo byyespick0402

結婚式が近づくと、花婿花嫁は多忙を極めます。そんな中ウェディングブーケを手作りする理由は人それぞれですが、一例をご紹介しますと、ブーケにこだわりがあり納得のいくものを自分で作りたいという人、フラワーアレンジの仕事をしていて技術のある人、新郎と一緒に作って想い出の結婚式にしたいという人、材料を工夫して節約したい人などです。

ウェディングブーケの種類

Photo bykimmoonjung2

ウェディングブーケには、実はいろんな形やデザインがあるんです。どんなブーケにするかは、花嫁さんの好みやウェディングドレスとの相性で決めます。多くの花嫁さんに選ばれている、人気のウェディングブーケの種類はこちらです。

キャスケードブーケ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E5%BC%8F-%E8%8A%B1%E5%AB%81-%E8%8A%B1%E6%9D%9F-1238432/#content

英語で小さな滝を意味する「キャスケード」ブーケは、流麗な美しさが特徴の伝統的なブーケの形です。ブーケが縦に長く見えますので、背の高い花嫁さんや、マーメイドラインなど細身のドレスに似合います。よく使われる生花の種類はカラー、カサブランカ、白バラなどです。

ラウンドブーケ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E8%8A%B1%E5%AB%81-%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%99%E3%82%8B-%E7%B5%90%E5%A9%9A%E5%BC%8F-%E8%B5%A4%E9%AB%AA-1355473/#content

身長が低い可愛らしい花嫁さんや、キュートな印象のドレスに似合うのがこのラウンドブーケです。どこから見ても丸いボールのような形は、どの角度からでも写真映えします。ドレスのデザインによらず使いやすい形なので、ウェディングブーケとして海外でも日本でも人気です。

オーバルブーケ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/brautstrau%C3%9F-4569173/#content

オーバルとは楕円形のことで、ラウンドブーケより長く、キャスケードブーケより短いイメージです。緑の葉で流れるようなラインをアレンジすることもあります。相性がいいのは、ウエストからすそにかけてふんわりと拡がるプリンセスラインのドレスです。

クラッチブーケ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0-%E8%8A%B1-%E8%8A%B1%E6%9D%9F-%E8%8A%B1%E5%AB%81-1851462/#content

クラッチというのは英語でぎゅっとつかむ、という意味があり、茎を残してデザインされており、「花束」という印象が強いブーケです。ナチュラルな雰囲気を大切にしたい花嫁さんに人気のクラッチブーケは、ガーデンウェディグなどに似合います。花を束ねるだけでできますので、作り方も簡単です。

ハンギングブーケ

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ハンギングとはぶら下げる、という意味で、花嫁が腕に下げて持てるブーケのことです。パールの持ち手をあしらったバッグ型や、リボンでぶら下げるボール型ブーケ、花輪になったリースブーケなどがあります。小型なので、キュートで可愛らしい花嫁を演出してくれるブーケです。

ウェディングブーケの制作費

注文品の価格相場

出典:https://pixabay.com/ja/photos/brautstrau%C3%9F-%E8%8A%B1%E6%9D%9F-2525992/#content


花嫁のウェディングブーケと花婿のブートニアをセットで専門店に注文すると、造花やシルクフラワーなら5,000円~17,000円ほどかかります。生花で注文すると12,000円~20,000円とさらに高価です。造花やシルクフラワーのブーケは、素材や品質により価格に開きがあります。

ウェディングブーケを自作するメリット

出典:https://unsplash.com/photos/S8VoxKULWrU

ウェディングブーケを自作すると、自分好みの色合いや質感にこだわって材料選びができます。材料を工夫することで、制作費を予算内に抑えることも可能でし、手作りブーケは、花嫁本人または花嫁の友人が作る場合、花嫁の好みを把握しやすく、幸せを願う気持ちを込めた特別なブーケになります。

ウェディングブーケの作り方:①材料

主な材料

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ウェディングブーケの材料は、ドレスに合わせた花材(生花、造花、シルクフラワーなど好みの花を選びます)、グリーン系のフローラルテープ、持ち手に巻くサテンリボンなどです。フラワーアレンジメント用ハサミ、地巻きワイヤー、ブライディネット(生花を挿すための道具)、ブーケスタンド(上の写真)なども使います。

材料がそろった手作りキットもあります

【キット品】手作りブーケキット

出典:Amazon
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簡単に手作りしたい方には、手作りキットがおすすめです。結婚式に必要なブーケ材料がセットで届きます。内容はブーケ&ブートニア用シルクフラワー、フローラルテープ、サテンリボン、ブートニアピンなど。作り方動画のアクセスURLが付いているので、動画を見ながら手作りできます。

ウェディングブーケの作り方:②キャスケード

結婚式でのキャスケードブーケ

日本では、洋装花嫁の持つブーケとして伝統的なデザインイメージがあるのがキャスケードブーケです。流れるように枝垂れる花束は豪華でエレガントな印象の花嫁を演出します。相性のいいドレスはすっきりしたAラインドレスや、ベールやトレーンの長いクラシカルなドレスです。

生花の花束を手作り

生花を使ったキャスケードブーケの作り方をご紹介します。ブライディネットと呼ばれる専用道具を使えば、初心者の方でも簡単です。この方はブライディネットの上部をカットしたり、挿しにくい葉を最初に挿したりと、スタイリッシュに見えるよう工夫されています。柔らかい茎や葉を挿す時は、ワイヤーで補強しておくのがコツです。

造花の花束を手作り

動画の序盤に登場する材料、フローラルテープとアルミワイヤーは、100均でも購入可能です。花束の型くずれ防止にワイヤーを使います。テープは全体をつなぎ留める役割です。お花は造花やシルクフラワーを使いますので100均で探してもよいでしょう。白で統一すると清楚な花嫁さんにぴったりです。

ウェディングブーケの作り方:③ラウンド

結婚式でのラウンドブーケ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0-%E8%8A%B1-%E8%8A%B1%E6%9D%9F-%E8%8A%B1%E5%AB%81-1850126/#content

こじんまりして可愛い印象があるのがラウンドブーケです。レストランやガーデンチャペルでおこなう少人数のカジュアルな結婚式にも似合います。どのようなドレスのデザインとも相性がよく、多くの花嫁に選ばれているブーケです。花の配色によって豪華にも、ナチュラルにもデザインできます。

生花の花束を手作り

生花のラウンドブーケは、ブライディネットという専用道具を使えば簡単に作れます。花や葉の茎の先1、2cmを、吸水スポンジにしっかり挿すようにすると抜けません。上下左右、挿す順に従ってバランスよく葉もの、大きめのバラ、バラのつぼみを挿していきます。角度を変えて全体を見ながら仕上げるのがコツです。

造花の花束を手作り


造花を使ったウェディングブーケは、生花よりも簡単です。まず、好きな造花やシルクフラワーを選びながら、花束を作っていきます。中心に花、周りに葉が来るよう配置し、少しずつ大きな丸になるように作るのがコツです。満足のいく花束ができたら、茎の先を切りそろえてフローラルテープで留め、リボンなどを結びます。

ウェディングブーケの作り方:④オーバル

結婚式でのオーバルブーケ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E8%8A%B1-%E8%87%AA%E7%84%B6-brautstrau%C3%9F-3185225/#content

ティアドロップブーケもオーバルブーケの一種で、下先がとがった涙の形に似ています。キャスケードブーケよりも垂れ下がる部分が短いのが特徴で、小柄な花嫁さんにもおすすめです。ラウンドブーケよりもふんわりとナチュラルで、Aラインやプリンセスラインのドレスに似合います。

基本の花束を手作り

オーバルブーケは、ラウンドブーケから少し下へ垂れ下がるお花がプラスされるイメージです。一番最初に、垂れ下げる部分に使用するお花を、細めのワイヤーを巻いた状態でブライディネットに挿します。その後、生花のラウンドブーケの要領でボール周囲に花を挿しながら、ワイヤーを隠していけば完成です。

生花の花束を手作り

生花のオーバルブーケ(ティアドロップブーケ)の作り方です。まずブライディネットに白バラを挿してアウトラインを決め、次にピンクバラを挿し、利休草を枝垂れるように前に垂らします。さらにバラの間にも利休草を足し、全体のバランスを整えれば完成です。

ウェディングブーケの作り方:⑤クラッチ

結婚式でのクラッチブーケ

出典:https://unsplash.com/photos/8H_Qa6vPso0

自然の草花を集めてそのまま束にしたようなクラッチブーケは、ボリュームのあるドレスよりもシンプルなドレスが似合います。ウェディングブーケとしては、もっとも簡単で手作りしやすいブーケです。かすみ草を組み合わせた素朴な雰囲気のクラッチブーケは、多くの花嫁に好まれています。

生花の花束を手作り

自然な雰囲気のクラッチブーケの作り方です。材料は、ユーカリ、ミニバラ、ホワイトローズ、オキシペタウムなどを使い、白と緑でまとめます。密な場所を作り、そこからユーカリで下に向かった流れを作るのがポイントです。茎をそろえたら、幅広のレースリボンで結びます。クラッチブーケは比較的簡単なので、ぜひトライしましょう。

造花の花束を手作り

枯れない造花のクラッチブーケは、作り方も簡単で、結婚式の後もずっと想い出を飾ることができます。手でクラッチ(つかむこと)しながら作るので、仕上がりをイメージしやすいですね。まず葉ものを束ね、メインの花、サブの花の順で花束にしていきます。2色のリボン使いがおしゃれです。

ウェディングブーケの作り方:⑥ハンギング

結婚式でのハンギングブーケ

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ハンギングブーケは小ぶりなため、ラウンドブーケ同様ドレスのデザインを選びません。花の量が少なくて済むので、手作りする場合は比較的低予算で簡単に作れます。菊の花や紅白の花を使ったボールブーケは鞠のような印象で、和装の花嫁にもおすすめです。ボール型やバッグ型、リース型などが人気があります。

造花のボールブーケを手作り


100均の材料で作るボールブーケです。造花やシルクフラワーは100均のものを使うことで、コストダウンできます。花を挿すのに使うスタイロフォーム(白い球体)は、100均の発泡スチロールを使ってもいいでしょう。材料のシルクフラワーは、バラを使えば簡単にボリュームが出るのでおすすめです。

造花のリースブーケを手作り

結婚式にふさわしいホワイト系のシルクフラワーと、ふわふわした羽根のようなフェザーグラス、パールピックを使った清楚な印象のリースブーケの作り方です。シルクフラワーは茎を短くカットし、リース台へボンドで接着します。大きい花を咲きに配置し、すき間を埋めるように小さい花を並べましょう。

ウェディングブーケの作り方:⑦レアブーケ

結婚式でのレアブーケ

人と違った個性的なブーケを持ちたいという花嫁さんには、珍しい形のブーケの手作りをおすすめします。既製品ではなかなか見つからない、アイデアが光るブーケデザインは、ゲストにとっても印象深い結婚式になること間違いなしです。人気のレアブーケアイデアをご紹介いたします。

造花のバッグブーケを手作り

まるでお花でできたクラッチバッグのような、珍しいブーケデザインをご紹介します。ベースに使うのは長方形のスタイロフォームです。100均の発泡スチロールでも代用できます。中央部にサテンリボンを巻いて、両サイドに白とピンクのバラをひたすら挿していけば、完成です。

造花のショルダーブーケを手作り

ショルダーブーケは、花束を手に持つスタイルとは違い、ショルダーバッグのように肩からかけるブーケのことです。ケーキ入刀など、ブーケを持たないシーンでも花を身に着けていられます。造花やシルクフラワーのロングタイプのグリーンリーフを用意し、そこに造花をクリップで好きなだけ留めていくという作り方なので、意外と簡単です。

ウェディングブーケの作り方:まとめ

出典:https://unsplash.com/photos/1gGIF7nuu8Q

手作りウェディングブーケの簡単な作り方をご紹介しました。ウェディングドレスが決まったら、ドレスに合わせたブーケの形をまず決めましょう。一生に一度の結婚式だからこそ、丁寧に材料を選んで、心を込めて作りたいですね。ブーケ作りの時間も大切な想い出になりますよ。

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