立ち上がり防止に便利なチェアベルトとは?
便利なベビーチェアベルト
子供をもつ親であれば、誰しもが食事中に赤ちゃんが椅子から立ち上がってしまって困る経験をしたことがあるはずです。赤ちゃん用の椅子は大人に合わせて高くなっているものが多く、ハイタイプの椅子から転倒してしまったらケガにも繋がります。
そんな赤ちゃんの立ち上がり防止に苦戦しているお母さんお父さんにオススメしたいアイテムが「ベビーチェアベルト」です。椅子に座る赤ちゃんに装着するだけで、外出先の大人用の椅子しかないレストランでも安心して食事を楽しめるようになります。
市販のものだと窮屈に感じる可能性がある
現在では、国内外含めた多くのメーカーが赤ちゃんの椅子用のベルトを販売しています。しかし実は、市販のものの場合、実際に座る赤ちゃんが窮屈に感じてしまう例が数多く報告されています。
市販のチェアベルトの場合、子供の下半身を硬めの布でぴったり覆うように作られていることが多いです。子供によっては跡がつくほど圧迫されてしまったり、擦れて炎症になることもあります。
上半身が固定できるものがベスト
また、赤ちゃんの立ち上がり防止を目的にするのであれば、決して欠かすことのできないぽいんとが肩紐です。赤ちゃんの下半身だけを固定してしまうと、余計にバランスが悪くなってしまう、体が前のめりになったときに椅子ごと転倒してしまう可能性があります。
そのため手作りの椅子用ベルトにとって肩紐の部分は工夫が欠かせないところです。赤ちゃんが食事をとるときに椅子から落ちて怪我をしないように、手の自由が多少利く程度の肩紐でしっかりと椅子に赤ちゃんの体を固定しておく必要があることを覚えておきましょう。
100均の材料で簡単に手作りが可能
この記事で紹介する椅子用のベルトは、基本的には100均や格安ハンドメイドショップで揃う材料のみを使ったものです。最近の100均で購入可能な材料は非常に質が高いものが多いので、予算を安く抑えることができるだけでなく、デザインにこだわったアレンジも可能になります。
肩紐と本体部分のつなぎに使える便利なベルト用のバックルも100均で購入できる材料です。家にあるバンダナやエプロンも利用できます。DIY初心者や裁縫に不慣れな方でも簡単に手作りできますので、ぜひ可愛い赤ちゃんのためにチャレンジしてみましょう。
ベビーチェアベルトを手作りするメリット
手作りチェアベルトのメリット①素材を選ぶことができる
市販ではなく、あえて手作りのものを選ぶメリットは数多くあります。まずメリットの1つが使用する素材を選択できることです。市販の商品の場合、本体部分の布地が厚手で固いものであることが多く、赤ちゃんは椅子に縛り付けられているように窮屈に感じ泣いてしまうことがあります。
窮屈感を取り除くことは、赤ちゃんの立ち上がり防止に直結するポイントです。手作りしたものであれば、布地の材質や大きさだけでなく肩紐の素材まで選ぶことができるので、赤ちゃんの体に合わせたこの世に1つしかない最高のオーダーメイドベルトを作ることができます。
手作りチェアベルトのメリット②赤ちゃんが好きな柄を選べる
自作で作ることによって、赤ちゃんが好きなキャラクターがプリントされたバンダナを取り付けることも可能です。赤ちゃんの興味を引く好きなキャラクターであれば、立ち上がり防止に便利なだけでなく、赤ちゃんの機嫌も損ねることなく食事を楽しむことができます。
せっかく自作するのであれば、子供の好きなキャラクターがプリントされたバンダナやアップリケなどを取り入れてみてください。きっと食事の時間が楽しみになるはずです。
手作りチェアベルトのメリット③思い出づくり
世のお母さんお父さんにとって、子供が赤ちゃんである時期はそう長いものではありません。赤ちゃんであった時期を懐かしく思うことができる大切な思い出として、作品づくりに取り組むのも良いキッカケです。子供が大きくなった時に、自分のために時間をかけて作ってくれたベルトを見れば、きっと強い愛情を感じることでしょう。
手作りベビーチェアベルトの作り方
手作りチェアベルトの作り方①必要な材料を集める
手作りチェアベルトに必要な素材は、基本的には家にあるバンダナなどの布地や、100均ですべて揃えることが可能です。余裕のある方であれば、さらにひと手間かけた工夫をするために、赤ちゃんが気に入っているキャラクターのアップリケなどを購入しておくと素敵なアレンジに繋がります。
手作りチェアベルトの材料
- 本体用の布(横100cm×縦100cm)
- ベルトテープ(80センチ・30cm×2・8㎝×1・6㎝×2)
- ベルト用バックル×3
- 型紙用の大きな紙(布地と同じ大きさ)
手作りチェアベルトの作り方②本体の型紙づくり
DIY作品を作る上で欠かせない工程と言っても過言ではないのが、型紙づくりです。型紙づくりに時間をしっかりとかけることで、作品の最終的な出来栄えが大きく変わってきます。まず、チェアベルトの本体となる部分の型紙づくりの解説です。
赤ちゃんの下半身の前側に位置する部分の型紙は、余裕を持って大きくとることが重要です。後でベルト部分を取り付けるときに微調整が可能になりますし、前側を型紙段階でぴったりに作ると赤ちゃんが窮屈に感じてしまう一因になります。
手作りチェアベルトの簡単作り方③肩紐の型紙づくり
次に、赤ちゃんの上半身を固定するための肩紐となる部分の型紙を作りましょう。最終的に肩紐部分の長さを調節可能なベルト用のバックルを取り付けるため、型紙自体はかなりゆとりのある長さにとってしまって構いません。お店で購入可能なベルトテープにしようと考えている場合は、この型紙づくりの工程は不要になります。
手作りチェアベルトの簡単作り方④本体づくり
まずは、ショップで購入した布生地もしくは家庭にあるバンダナ等でベルトの本体部分を作るのが最初の一歩です。実際に椅子に座る赤ちゃんの採寸を慎重に行い、それぞれ表地と裏地が体のサイズに合うようにカットしていきます。一旦布の上に座ってもらうのが採寸のコツです。
バンダナの場合は数枚を集めてミシンでしっかりと縫い合わせておきましょう。カットの際は、次にベルトの肩紐を取り付ける位置をしっかり確認しておくことが重要です。100均で購入できるベルト用のバックルには、肩紐の取り付け方も記載されています。
手作りチェアベルトの作り方⑤肩紐部分を作る
次に、本体部分に取り付ける肩紐の作り方です。肩紐に使える素材としては、100均や格安のショップで購入できるベルトテープ等が非常に便利ですが、ご家庭にあるバンダナを折り畳んでミシンで細長く縫い合わせることで、圧迫感のない肩紐を手作りすることもできます。
また、要らなくなったエプロンの紐部分をそのまま使うことも可能です。肩紐の部分は特に赤ちゃんの立ち上がり防止に重要な役割を果たすため、頑丈な素材かどうかをしっかり確認することが大事です。あまり伸縮性のある素材を使うと立ち上がり防止にならないので、素材の選定には力を入れてください。
手作りチェアベルトの作り方⑥本体に肩紐を取り付ける
本体と肩紐部分ができたら、それぞれに100均で購入できるバックル部分を取り付けます。バックル部分は肩紐の長さを微調整できる便利なタイプのものを購入しておくことが大事です。
本体と肩紐、そしてバックルの取り付けが終わったら実際にご家庭の椅子に装着をしてみて、赤ちゃんに座ってもらい確かめてみましょう。問題なく赤ちゃんが座れて、食事を取ることができれば世界に1つだけの素敵なオーダーメイドベルトの完成です。
簡単なアレンジを加えてみよう
簡単アレンジ例①好きなキャラクターを取り入れる
作り方としては、ここまで紹介してきた本体・肩紐・ベルト用のバックルを取り付けることでほぼ完成です。しかし最後に赤ちゃんが喜ぶアレンジをひと手間加えることで、食事の時間自体を赤ちゃんが楽しみになるようなものになります。
もっとも簡単に赤ちゃんを喜ばせることができるアレンジとしてオススメなのが、好きなキャラクターのアップリケなどを使用することです。子供がぬいぐるみ好きであれば、ふわふわの小さなぬいぐるみを前側にぶら下げてあげるだけで退屈することなく食事ができます。
簡単アレンジ例②ポケットを取り付ける
手作りした作品に、ポケットをつけてみることも簡単にできるアレンジの1つになります。ポケットに何か物を入れて取り出すという行為は赤ちゃんにとっての知育の機会にもなりますし、赤ちゃんから目の離せないお母さんお父さんにとっては非常に使い勝手の良いものです。
取り付けるポケットの素材は、本体を作った際に出た布の余りや、ご家庭にある不要なバンダナでもまったく構いません。ご自分にとって大切なものを入れる際は、背面にポケットを取り付けると子供の目に入らず、手も届かないのでよいでしょう。
簡単アレンジ例③バックルをマジックテープに変える
最寄りの100均にベルト用のバックルが売っていなかった場合は、マジックテープで代用するのも有効なアレンジとなります。赤ちゃんの力では強力なマジックテープを取り外すことはできませんし、お母さんお父さんにとってもつけ外しが簡単でとても便利です。
ただマジックテープは商品によって強度が異なりますので、ベビーチェアベルトの着脱用として購入する際は必ず強度がどの程度まで耐えうるものなのかチェックをしましょう。また、バックルと違って着脱が曖昧になってしまう可能性があるため、しっかり留めたかどうかの確認が必要です。
まとめ
この記事では、赤ちゃんの立ち上がり防止に便利なベビーチェアベルトの簡単な作り方をご紹介しました。手作りのベルトであれば、ポケットを取り付ける、子供の好きなキャラクターを取り入れるなどのアレンジも自由自在です。
100均で購入できる格安素材で簡単に手作りができますので、大切な家族と一緒に楽しい食事の時間を過ごすために、ぜひ世界に1つしかない持ち運びのできる手作りベビーチェアベルトを作ってみてはいかがでしょうか。
手作りDIYが気になる方はこちら!
この記事ではさまざまな場面に合わせて使用できる椅子用のベルトの作り方を紹介しました。当サイトでは他にも赤ちゃんが喜ぶDIYの作り方を紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3844724?title=%E5%AD%90%E4%BE%9B%E6%A4%85%E5%AD%90&searchId=1411766106#