あべのハルカスの夜景の楽しみ方ガイド！日本一の景色の魅力をご紹介！

あべのハルカスとは

途轍もない高所からの絶景を自分で確かめてみたい、あべのハルカス。まずはハルカスの基本情報から、迫ってみることにします。（当記事は2020年10月5日時点の情報を元に掲載しています。）

2020年現在で日本一高い超高層ビル

いつも旅行者から高評価のあべのハルカスは、大阪市阿倍野区の天王寺駅前にある超高層ビルです。近畿日本鉄道が2014年に完成させたハルカスは、2020年の時点では日本一の高さ300mを誇る建物。その名の由来は『伊勢物語』に登場する古語の「晴るかす」で、人の心を晴れやかにするという意味が込められました。

写真撮影してみたい天空の夜景

何より優先して確かめてみたいのが、あべのハルカスの高所から見える大阪の夜景です。展望台エリアは高さが280m～300mにも達し、その夜景は360度の角度に渡っているから、展望台は日本一と言っても過言ではない壮大なレベル。デートや家族の行楽は勿論ですが、景色の写真撮影という楽しみ方もあります。

ハルカスには見どころ色々

気まぐれな青いクマ、「あべのべあ」が出迎えてくれる夜景が見える展望台のみならず、あべのハルカスは見どころ満載です。例えば展望台ではカフェでのお食事もできるし、他のフロアでは百貨店、ホテル、美術館など色んな要素が揃っています。休日は夜景を中心にした観光で充実しそうです。

基本情報

あべのハルカスのアクセス

電車でお出かけ

極めて拠点性の高い立地にあるあべのハルカスは、夜景を見るなら鉄道を使う行き方がおすすめ。大阪中心部をぐるぐるっと1周する、JR大阪環状線の天王寺駅からは徒歩1分で到着です。大阪の南東部と繋がる近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅や、南部から通る阪堺電気軌道上町線もハルカスに直結しています。

車でお出かけ

遠方からあべのハルカスの夜景鑑賞にお出かけする時は、車で阪神高速を通って文の里などの最寄りインターへ向かうのも良いです。あべのハルカスには広い地下駐車場があり、駐車場の入口はあびこ筋に面した場所。スムーズに駐車場に入るなら、ハルカスの東側の道路から向かうのが好ましくなります。

アクセスルート

【電車1】JR大阪環状線→天王寺駅→徒歩1分
【電車2】近鉄南大阪線→大阪阿部野橋→徒歩1分
【電車3】阪堺電気軌道上町線→天王寺駅→徒歩1分
【車】阪神高速14号松原線→あびこ筋→あべのハルカス地下駐車場

あべのハルカス300（展望台）までの行き方

2階・B1階でシャトルエレベーターに乗る

天空からの夜景が楽しみなハルカスの展望台エリアへ行くなら、近鉄百貨店の2階か地下1階のシャトルエレベーターに乗り込みます。月間有効券を持っている人や当日希望者なら、どちらのエレベーターを使っても構いません。ただしあべのハルカスに行く団体予約者のみ、2階エレベーターだけを使用する必要があります。

16階チケットカウンター

エレベーターで16階に到着すれば、あべのハルカス専用のチケットカウンターがあります。ここは朝から夜遅くまで当日券を販売したり、手続きを行える場所。週末や休日には、外国人も含めてかなり人々が詰めかける場合があります。景色を目撃するまでは、整理券を受け取って30分以上待ちな状況もあり得ることです。

60階天上回廊へ

16階でチケットの手続きが完了したなら、いよいよ地上300mの夜景が見れる、展望エリア行きエレベーターに乗り込みます。あべのハルカスの三菱製の展望台エレベーターは、地上約288m地点まで分速360m、わずか45秒の旅で到着できる優れもの。高速移動だけでなく、内部の光の演出がとても綺麗なことも話題です。

あべのハルカスの夜景スポット①60階の回廊

天上回廊

エレベーターで最初にたどり着くことになるのが、最上階となる60階の展望エリアです。ここはあべのハルカスの地上288m地点であり、2020年現在の高層ビルの展望台では、日本一番高いスポット。インフォメーションカウンターで案内をお願いすることもできるし、メインとなる天上回廊をぐるりと散策する楽しみ方があります。

地上288mから夜景を一望できる

長方形に伸びている天上回廊は、あべのハルカスでも一番の写真撮影スポットです。回廊は全面をガラスが覆うような形式で、大阪の阿倍野を中心として360度にパノラマの視界が開けています。大阪のキタやミナミの高層ビル群の夜景だけでなく、関西の山々に寄り添った神戸や京都方面の景色までも一望できるのが魅力です。

夜景とプロジェクションマッピング

夜を迎えたあべのハルカスの天上回廊には、プロジェクションマッピングの映像が映し出されます。大阪の都市の夜景と幻想的な映像が重なって、他の展望台にはない魅力。これが夜にあべのハルカスの天上回廊を訪れて、写真を撮影してみたい理由の1つです。

あべのハルカスの夜景スポット②60階のスリル

ガラス床

60階の天上回廊の西側には、あべのハルカスの名物的なスポット、ガラス床があります。これは床に強化ガラスを採用した構造で、下の58階や天王寺駅の地面の景色までも透き通って見える場所です。歩くことが怖いと評判なスポットは、夜景の魅力も含まれています。

スリルと夜景をたいかんできるガラス床

夜になれば透明なガラス床の向こう側には、あべのハルカス直下の市街地の明かりが見えています。ガラス床に乗っかってみれば、まるで夜の空中に浮かんでいるよう。人によっては恐怖を感じてしまうところですが、強度が高いので安心。ちょっと変わった夜景写真の撮影にもぴったりなところです。

あべのハルカスの夜景スポット③58階のカフェ

カフェダイニングバー　SKY GERDEN 300

58階には天空庭園と隣接しているあべのハルカスの展望カフェ、スカイガーデン300があります。国内の高層ビルとしては、日本一高い場所のカフェとして有名です。夜景を見ながらお食事をしたり、お酒をぐいぐい行く楽しみ方もあります。カフェでは夜の景色が見える屋内席に加え、夜空が見える天空庭園の屋外席もおすすめです。

カフェのおすすめメニュー

夜景が見事で大人のデートにも良い雰囲気のカフェは、あべのハルカスだけの名物メニューが充実。がっつり食べるなら奈良吉野卵のふわとろオムライスや、三元豚のロースカツカレーも魅力的。スイーツならばオリジナルのあべのプリンは食べてみたい一品で、あべのべあのスカイブルーラテや、珍しいあわぢビールも人気です。

あべのハルカスの夜景スポット④58階の庭園

天空庭園

スカイガーデンと同じく278m地点にある天空庭園は、天上回廊と並ぶ展望の見どころです。あべのハルカスの巨大な吹き抜け空間を見上げれば屋根がどこにもなく、大阪上空の風が吹き抜けます。樹木もある庭園にはカフェのテーブル・イスが並べられて、大阪周辺の夜景をじっくり一望するのに適した環境です。

椅子に座ってゆっくりできる天空庭園

天空庭園の床一面はウッドデッキ仕様で、特に涼しい時期は庭園のテーブル・イスは居心地の良さを感じます。窓から外を眺めれば、あべのハルカスの最上階と同じく、大阪の壮大な夜景が迫ってきます。カフェのお気に入りドリンクを手にしつつ、心ゆくまでのんびりと景色を堪能してみたいところです。

あべのハルカスからのおすすめの夜景

北側のミナミやキタの夜景

もしハルカス300で夜景にこだわるとすれば、北側の方角は見逃せません。何故ならこの方角は、大阪のミナミ（難波周辺）やキタ（梅田周辺）など中心街の景色を一望できるポイントだからです。あべのハルカスの展望台に立てば、100棟を超える100m以上の高層ビルの密集と、賑やかな街路の夜景で感動できます。

西側の大阪湾周辺の夜景

西の方角へと目を移すと、大阪湾岸の港区や此花区などの夜景が見られます。あべのハルカスから大阪湾へとまっすぐ伸びるあびこ筋や、遠くの神戸方面までの夜景が印象的です。ただし夜遅い時間になると、大阪湾は真っ暗闇。海の方角の夜景写真を綺麗に撮影するなら、海と空に青さや夕焼けが残る、夕方に近い時刻に見るのが一番です。

周辺市街地の夜景

東西南北の方角に限らず、あべのハルカスでは眼下の市街地にも注目です。例えば真下の天王寺駅前は人や車の往来がとても多く、夜景を撮影するのにもってこいなスポットです。北西の方角にある通天閣は、一際独特でまばゆい光を発しているので、写真の撮影でも注目が集まります。

あべのハルカスの夜景ツアー

夜のヘリポートツアー

60階の展望台エリアより高い所から、360度の方角の夜景を鑑賞できる楽しみ方があります。それは夜のヘリポートツアーに参加すること。あべのハルカスでは地上300mのヘリポートを特別に見学できるツアーがあり、夜の部に参加すれば強風を受けつつ大阪の絶景に浸れます。

夜のヘリポートの魅力

暗くなってからあべのハルカスの地上300mのヘリポートに降り立てば、壁もガラスも遮らない場所だから開放感とスリルでいっぱい。夜景も60階よりパワーアップして、肉眼でキタやミナミや大阪湾の方角の絶景が見られるのが楽しみです。冬期ならば夕方から、夏季なら18時過ぎからが、夜景を見るのに適した時間帯になります。

あべのハルカスの展望台の注目

トイレもすごい

夜景がいつも話題に上るハルカス300ですが、実はトイレもすごい場所だと話題になっています。それはあべのハルカスの展望台のトイレは、足元までガラス張りだから。用を足しながら大阪の夜景を見るのも自在です。トイレを展望台の楽しみ方に付け加えてしまっても、全く構わないのです。

ショップハルカス300

この夜景の名所を訪ねた思い出を残すならば、お土産を買って行くのがおすすめ。あべのハルカスの59階にあるのが、ショップハルカス300です。お店ではハルカスのオリジナルのグッズや、食べたこともないお菓子も勢揃い。人気の高いあべのべあのグッズは、お土産では一番の注目どころです。

天空花火-FIREWORKS BY NAKED-

展望台の名物の1つになっているのが、天空花火と銘打たれている天空庭園のアトラクションです。これはプロジェクションマッピング技術を使って、タッチすると花火が打ち上がるという仕組み。あべのハルカスで夜景を見る時の余興に、触りに行ってみてください。

あべのハルカスの展望台の利用

営業の期間と時間

基本的にあべのハルカスの展望エリアは年中無休なため、いつの時期に訪れてもokです。夜遅くの22時まで営業しているので、夜景を見るなら夕方から訪れるのがおすすめ。ただし当日券販売は21時半で終了なので早めに訪れて鑑賞するのが良く、真冬にはとても寒いことは念頭に置く必要があります。

展望台のチケット販売について

チケットカウンターで購入できる当日券は、大人でも1,500円と格安な設定です。さらにあべのハルカスでは前売りのeチケット（公式サイト販売）も買えるし、コンビニで買えていつでも行ける月間有効券の種類もあります。夜景を見に行くなら、チケットがいつでも購入できるのがハルカス300なのです。

あべのハルカスで夜景を見てみよう

大阪の絶景写真を撮影してみたい

毎日のように青いクマが出迎えてくれるあべのハルカスの展望台は、300mに迫る高さからの夜景が楽しみなところでした。日本一の高層ビルの展望台では天上回廊や庭園、そしてカフェなど楽しみ方も色々。大阪で写真を撮影する旅行でも、絶対に見逃せない場所になりそうです。

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