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幻想的な世界を一望できる四日市の工場夜景11選!気軽に行ける絶景スポットを厳選!

見る者を圧倒するとんでもない夜景の聖地が、四日市(よっかいち)の工業地帯にあります。幻想的とさえ言える工場群の夜景は、異なるポイントごとに違った魅力を備えているので大人気。休日の夜に気軽に楽しみたい、工場夜景都市四日市のおすすめ絶景スポットをご紹介です。
2020年10月24日
はぐれ猫
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四日市の工場夜景を知ってる?

場所は三重県の四日市

見事な工場の夜景が見られる四日市市は、名古屋からも離れていない三重県北部にある都市。2020年現在は人口31万人と、東海地方でも屈指の都市規模です。四日市の海辺は中京工業地帯の一翼を担う場所であるため、海辺を中心として大規模な石油コンビナートを始めとする工場群が連なっています。

工場萌え間違いなしの絶景

そんな四日市のコンビナート群は、東海地方で随一の夜景がすごい場所。その歴史は意外と長く、1960年に海軍燃料廠(しょう)の跡地に日本初の石油コンビナートを建設、稼働させたことに始まります。四日市ぜんそくの問題はとっくの昔に解消した今、工場萌え女子も群がる、夜景の聖地と言われる観光スポットに成長しています。

四日市コンビナートの場所

工業地帯の範囲

伊勢湾岸に広範囲にかけて広がるのが、夜景が評判な四日市のコンビナート地帯です。北は川越町に接する霞港から、南は鈴鹿市に接する鈴鹿川にかけての範囲。南北に7km、東西に4kmにも渡っています。範囲内には縦横に道路網が敷かれていますが立ち入り禁止地帯も多く、訪れるなら事前の下調べが大切です。

3D夜景の鑑賞ポイント

優れた夜景の鑑賞ポイントは、何も工場の近くだけではありません。四日市には高所からコンビナートの全体を見渡せる、絶景の展望台も存在しています。さらに離れた公園の穴場スポットもあるし、海を隔てた撮影スポット、道路、港など種類は様々。色んな角度から鑑賞できる意味で、いつしか3D夜景とも呼ばれるようになっています。

四日市の工業地帯のアクセス

おすすめは車やバイクでアクセス

役所でもおすすめしているのが、車やバイクで四日市のコンビナートにアクセスする方法。伊勢湾岸自動車道から国道23号で移動すると、時間をかけず各ポイントに訪れやすいです。夜景ポイントは電車と徒歩のアクセスでは訪れにくい場所も存在しますが、車やバイクならば撮影に理想的なポイントも探しやすくなります。

電車と徒歩でアクセス

もちろん電車と歩きによって、四日市の夜景ポイントにアクセスするのも支障はありません。四日市の夜景の撮影に使えるアクセス候補地としては、JR関西本線の富田浜駅、四日市駅、近鉄の海山道(みやまど)駅、塩浜駅があります。電車、バスは深夜0時以降の移動は困難となりますが、それ以前の時間帯で安上がりに夜景を楽しむ方法です。

観光タクシーでアクセス

夜の四日市に電車でアクセスしたら、タクシーに乗って夜景観光をする方法もあります。タクシーは現地のコンビナートの夜景スポットにも詳しい上に、工場夜景のモデルコースを用意している観光タクシーもあります。お金はかかっても迷わず行けてハズレが無いという意味で、アクセスに利用してみるのもおすすめです

アクセスルート

【車】伊勢湾岸自動車道→みえ川越IC→国道23号→夜景スポット
【電車1】JR関西本線→富田浜駅・四日市駅→バス・徒歩→夜景スポット
【電車2】近鉄海山道駅・塩浜駅→バス・徒歩→夜景スポット

四日市おすすめ夜景スポット①北部の橋

四日市・いなばポートライン橋脚下

市内でもっとも北側にある夜景の名所が、四日市いなばポートラインの橋脚下です。この道の正体は伊勢湾岸自動車道のみえ川越ICから、南の霞港までを繋ぐ、2018年に開通した産業道路。国道23号から工業地帯の脇道に入ると、海辺の道路の橋脚下が絶景の撮影ポイントになっています。

橋の夜景の見どころ

運河に横たわっている四日市・いなばポートラインの橋は、ドラゴンのようにS字にうねっているのが特徴。長さが300m以上もあり、各所の明かりに照らされて夜空に浮かび上がる様子は、存在感も抜群。遠くには霞港のコンテナクレーンや工場の様子もあって、海面には光が映し出される夜景は幻想感を漂わせています。

基本情報

四日市・いなばポートライン橋

  • 住所
    〒510-8002
    三重県四日市市天カ須賀新町
  • 電話番号
    059-357-0381(四日市観光協会)
  • 営業時間
    24時間

四日市おすすめ夜景スポット②北部の緑地

富双(ふそう)緑地

富田浜駅に近い富双公園は、四日市では有名な海辺の公園です。9.6haもある園内は芝生広場もあって過ごしやすく、毎年夏の8月になると、四日市花火大会の会場となります。国道23号沿いの公園は運河対岸の霞港と周辺の工場群も眺めやすい立地であり、夜景鑑賞でも訪れてみたい名所の1つです。 

富双緑地の夜景の見どころ


運河の向こう側を見れば、展望台が有名な四日市港ポートビルうみてらす14や、コンビナートの巨大煙突の姿も見えます。その隣接地には天にそびえる巨大クレーンが列を成す様子や、北方のポートライン橋を確認できるのも富双緑地の大きな魅力。海辺には数々の船が停泊していたりと、夜景の魅力はたっぷりです。

基本情報

富双緑地

  • 住所
    〒510-8005
    三重県四日市市富双1丁目
  • 電話番号
    059-357-0381(四日市観光協会)
  • 営業時間
    24時間

四日市おすすめ夜景スポット③北部の展望台

四日市港ポートビルうみてらす14

近年に四日市のシンボルタワーとなった、ポートビルうみてらす14。高さ100mの高層ビルは市内でも最高層で、四日市港の歴史から役割までを展示する施設もあり、鈴鹿山脈まで見通せる展望台が人気です。展望台は工場が連なるコンビナートの絶景を鑑賞できる場所でもあり、3D夜景観光の中心を担っています。

展望台の夜景の見どころ

高さ90mの展望台は、360度なにも遮らないパノラマビューが魅力。特に眼下に広がる四日市港周辺のコンビナートは夜景が圧巻です。無数の工場がぎゅうぎゅう詰め状態で、煙突からは煙が出て、照明が工場群を怪しく照らし出しています。2015年には日本夜景遺産にも選ばれたほどなので、夜景を見に行く旅ではこの展望台は見逃せません。

基本情報

四日市港ポートビルうみてらす14

  • 住所
    〒510-0011
    三重県四日市市霞2丁目1‐1
  • 電話番号
    059-366-7022
  • 公式サイトURL
    http://www.yokkaichi-port.or.jp/ut14/
  • 営業時間
    平日:10:00~17:00、土日祝:10:00~21:00(水曜定休、水曜が祝日なら営業、年末年始休業)

四日市おすすめ夜景スポット④内陸の公園

垂坂公園

海辺からやや離れた四日市の内陸部に、垂坂公園・羽津山緑地という名所があります。ここは緑に囲まれた環境の中、芝すべりや遊具での遊びが子供たちに人気の名所です。夜景観光のスポットでも知られ、標高75mの小高い展望台からは、伊勢湾沿いの工場の夜景をいつでも無料で一望できます。

垂坂公園の夜景の見どころ

丘陵の斜面の階段で展望台へと至れば、緑地の向こうには四日市の密集した市街地が広がります。その先には伊勢湾沿岸の、第2~第3の巨大なコンビナート群の夜景。工場から天に伸びて煙を吐き出す巨大煙突の数々は、展望台からもよく目立っています。コンビナートが一体となって光を放っている様子は、まさに圧倒的です。

基本情報

垂坂公園

  • 住所
    〒510-0012
    三重県四日市市大字羽津甲3
  • 電話番号
    059-357-0381(四日市観光協会)
  • 公式サイトURL
    https://www.city.yokkaichi.mie.jp/ryokuchi/tarusaka/index.html
  • 営業時間
    24時間

四日市おすすめ夜景スポット⑤ドーム

四日市ドーム前

運河と工業地帯に隣り合っている四日市ドームは、1997年に完成した市内を代表する多目的ドーム施設です。海辺の霞ヶ浦緑地公園の中にあるため、電車よりは車のほうがアクセスは容易。四日市ドーム前は他と比べてもコンビナートの独特な夜景が見られる場所で、撮影する上でもかなり評判です。

ドーム前の夜景の見どころ

船もぷかりと浮かぶ運河の向こう側で目を引くのは、普段あまり目にできない巨大なガスタンクの群れ。その周囲には煙突がにょきにょきと生えて煙を吐き出し、工場の複雑な施設の様子も確認できます。非日常な四日市のンビナートの夜景は運河沿いに長く続くので、夜の散策をしながらじっくり鑑賞したいスポットです。

基本情報

四日市ドーム

  • 住所
    〒510-0012
    三重県四日市市大字羽津甲5169
  • 電話番号
    059-357-0381(四日市観光協会)
  • 公式サイトURL
    http://www.yokkaichidome.com/
  • 営業時間
    24時間(ドーム前)

四日市おすすめ夜景スポット⑥公園の橋

霞ヶ浦パークブリッジ

ドームがある霞ヶ浦緑地公園の南へ歩いてみれば、今後の夜景で注目なパークブリッジがあります。海蔵川に架かる橋は長さ120mほどもあるアーチ橋の種類で、国道23号に並んでいます。この橋の上はまだあまり知られていない、四日市の工場の穴場スポットです。

パークブリッジの夜景の見どころ

パークブリッジのそばに立つと、運河の向こうに四日市港の巨大コンビナートが綺麗に見渡せます。橋のアーチを含めながらの写真撮影は魅力的で、無数の工場の煙突が立っている姿や、四日市火力発電所から海上へと伸びるパイプの橋など迫力の要素は色々。夜景観光では、公園から穴場のパークブリッジまで歩いてみてください。

基本情報

霞ヶ浦パークブリッジ

  • 住所
    〒510-0012
    三重県四日市市大字羽津乙 霞ヶ浦緑地公園
  • 電話番号
    059-357-0381(四日市観光協会)
  • 営業時間
    24時間

四日市おすすめ夜景スポット⑦市街地の橋


大正橋

三滝川に架かる大正橋も、地元の観光協会がおすすめする四日市の夜景ポイントです。大正橋は国道23号に架かる、全長120mを超える橋。JR関西本線の四日市駅のそばということで、徒歩でも行ける範囲にあります。水辺の工場の絶景を撮影する目的にもおすすめです。

大正橋の夜景の見どころ

大正橋から見えているコンビナート群は、四日市港に隣接している巨大なコスモ石油の製油所のものです。工場の機械的な無数の煙突が空に突き出て、それぞれがライトアップされた夜景は刺激的。そんな絶景の中でも、三滝川の水面に反射しているイリュージョンのような光景が、素晴らしいと讃えられています。

基本情報

大正橋

  • 住所
    〒510-0023
    三重県四日市市午起1丁目・浜町
  • 電話番号
    059-357-0381(四日市観光協会)
  • 営業時間
    24時間

四日市おすすめ夜景スポット⑧漁港の橋

相生橋(あいおいばし)

とても駅からアクセスが良くて夜景が魅力の場所と言えば、四日市駅前の相生橋です。この相生橋はやや内陸の納屋町に残された港に接する橋で、かつては四日市港と諏訪神社を結びつける主要道路だったとか。今でも日中は交通量の多い幹線道路ですが、夜は静かな環境で四日市の工場夜景が楽しめます。

相生橋の夜景の見どころ

夜間に相生橋の上に立ってみれば、幾つもの漁船が並ぶ漁港の向こう川に、巨大な火力発電所やコスモ石油のコンビナートの夜景が浮かび上がっています。この四日市のポイントは工業地帯が見える範囲は狭いですが、煙突が密集しているので迫力は十分。水面に映り込む工場の夜景も見どころです。

基本情報

相生橋

  • 住所
    〒510-0042
    三重県四日市市高砂町1
  • 電話番号
    059-357-0381(四日市観光協会)
  • 営業時間
    24時間

四日市おすすめ夜景スポット⑨南部の陸橋

海山道(みやまど)陸橋

ちょっとマイナーな工場の夜景スポットを探すなら、四日市の海山道陸橋がおすすめです。この陸橋は近鉄の海山道駅から徒歩5分という立地にあり、以前から撮影ガイドで貨物列車の撮影ポイントとして紹介もされてきた名所。最近はコンビナートの夜景もすごいと言われつつあり、電車と工場両方の撮影が楽しめます。

海山道陸橋の夜景の見どころ

夜になって海山道陸橋の上に歩けば、真正面には第1コンビナートの三菱ケミカルの工場群の夜景がぎっしりと横たわっています。四日市の工場や煙突は光に照らされて、手前に伸びる橋の欄干やカーブする陸橋道路と組み合わさって、かっこいい情景が出来上がっています。

基本情報

海山道陸橋

  • 住所
    〒510-0845
    三重県四日市市海山道町1丁目1455
  • 電話番号
    059-357-0381(四日市観光協会)
  • 営業時間
    24時間

四日市おすすめ夜景スポット⑩南部の川辺

昭和四日市石油南

鈴鹿川の河口の近くで定番なのは、昭和四日市石油南という夜景ポイント。ここは近鉄の塩浜駅から、徒歩ならば30分ほど離れているところです。巨大な威容を誇る昭和四日市石油の巨大コンビナートが目の前にどーんと迫る場所であり、夜景を見渡せば絶景そのものです。

昭和四日市石油南の夜景の見どころ

道路の際や鈴鹿川沿いから、昭和四日市石油のコンビナートを間近で鑑賞できるのが最大の魅力です。距離が近いので工場の複雑な様子も観察できるし、オバQと呼ばれる巨大な謎の設備の夜景も魅力的。ここは写真コンテストでも優秀作品を数多く排出した場所なだけに、撮影にもかなり熱が入りそうです。

基本情報

昭和四日市石油南

  • 住所
    〒510-0851
    三重県四日市市塩浜町1
  • 電話番号
    059-357-0381(四日市観光協会)
  • 営業時間
    24時間

四日市おすすめ夜景スポット⑪南部の堤防

磯津突堤

先ほど取り上げた昭和四日市石油南のスポットから鈴鹿川の対岸に渡れば、磯津という地区があります。磯津突堤は鈴鹿川河口から四日市湾へ突き出た地形で、昭和四日市石油の夜景を水辺から鑑賞できる魅力を秘めた場所。水辺の工場を撮影するならば、足を伸ばして損はしません。

磯津突堤の夜景の見どころ


もし天候が無風状態に近ければ、昭和四日市石油の夜景の撮影を見る上で最高の条件です。何故ならば磯津突堤では、鈴鹿川の川面に映り込むコンビナートの逆さ夜景が、一番注目の見どころとなるため。反射する夜景は極めて幻想的で、広範囲に渡る工場の夜景が見られるという魅力もあります。

基本情報

磯津突堤

  • 住所
    〒510-0863
    三重県四日市市磯津 鈴鹿川沿い
  • 電話番号
    059-357-0381(四日市観光協会)
  • 営業時間
    24時間

四日市の工場を見る時期や時間帯

真冬の時期はとても寒い四日市

冬になると夜間は気温0度以下にも達するのが、四日市の気候です。そのため真冬の夜の時間帯に工場夜景を鑑賞する時には、防寒の服を身につけるは必須。寒くない環境を希望する場合には、春から秋の温かいシーズンの鑑賞をしたり、真冬には短時間の鑑賞や港の展望台の利用を考えてみたいところです。

日没から日の出までの時間

冬至を迎える12月の頃、四日市では早めの16時台から夜景が見られます。寒い時期ほど日没が早いため、冬期の工場夜景鑑賞は17時前後から始められます。一方で夏至を含む夏季は、日没時間が遅めです。夏場には19時過ぎから夜景を見に訪れると良いです。

空が青さや赤さを残す時間帯もおすすめ

工場群の夜景が綺麗な時間帯として、空が青さや赤さを残す頃も見逃せません。時間で言えば四日市の帰宅ラッシュとなる夕方、そして工場が本格稼働し始める前の、朝日が登り始めた頃です。青みがかった空や夕焼けや朝焼けを背景とすると、とてもファンタジックな印象がアップするので、良い写真が期待できます。

四日市のおすすめ工場ツアー

四日市コンビナート夜景クルーズ

地上から工場の夜景を見るだけに留まらず、四日市では夜景クルーズを利用して、海上から楽しむ観光もできます。夜景クルーズは短時間の60分、90分、スペシャル60分があり、ホテルに泊まれる宿泊セットプランや貸切クルーズも用意。中型の第二志ほかぜ、大型のはやぶさなどの船に乗り込み、夜景ツアーが始まります。

定番の60分プラン

観光で利用しやすく感じるのは、四日市で定番となっている短時間の60分プランです。第二志ほかぜに乗り込むと、コンビナートの夜景スポットの各地を巡ります。ボランティアガイドが色んなお話をしてくれるのも楽しみで、地上からでは決して見られない、海上の夜景や工場の凄さに酔いしれられます。

基本情報

四日市コンビナート夜景クルーズ

  • 住所
    〒510-0032
    三重県四日市市京町2-13萬古工業会館3階 
  • 電話番号
    059-327-5377
  • 営業時間
  • 公式サイトURL
    http://ykyc.jp/

四日市の工場夜景を見に行こう

各地の夜景をハシゴしよう

夜の四日市を訪れたら、こんなにも圧倒的に凄い夜景が待っています。その夜景は場所によってまったく違う情景を見せるので、展望台などあちこちのスポットを見てみたくなるのは必至。今度の三重県の観光では、四日市の夜景を目的にしてみませんか。

三重県が気になる方はこちらもチェック!

当サイトでは四日市のすごい工場夜景の他にも、三重県の観光情報をまとめています。三重県でアウトドアな休日を過ごしたい方も、チェックしてみてください。