【日本三大夜景】摩耶山の楽しみ方ガイド！その魅力や行き方もご紹介！

摩耶山とは

神戸にある夜景スポット

摩耶山は、神戸のシンボルである六甲山地の中央にある山です。摩耶山という名の由来は、平安時代に空海が天上寺に摩耶夫人（まやぶにん）像を置いたことに由来するとか。標高702mの山は神戸市街地から訪れやすく、幾多の名所があることでも知られています。

日本三大夜景の1つ

戦後に全国の街の明かりが拡大していく中、国内で特に見応えある都市の夜景は、日本三大夜景として讃えられるようになりました。それが北海道の函館山、長崎の稲佐山、そして神戸摩耶山から見える夜景。日本三大夜景に含まれ、1000万ドルの夜景とまで讃えられる夜の絶景は、家族旅行やデートなどで訪れたい魅力に満ちています。

夜景だけでない摩耶山の魅力

夜景を見に行くなら、摩耶山では眺望だけではない観光の楽しみ方が出てきます。例えば珍しい乗り物が揃っていることは、子供にとっては嬉しい要素。そして摩耶山には美味しいグルメスポットもあるので、夜景を見ながら舌鼓を打つも自在。夜景を含めた登山プランまでも実現できる山です。

摩耶山の行き方

電車とバスで摩耶山にアクセス

これから摩耶山にお出かけするなら、電車とバスを使うアクセスが最適です。神戸市内のJR三宮駅、新神戸駅、六甲駅からは、市バスが摩耶ケーブル駅に繋がっています。阪急の王子公園駅から、阪急バスで摩耶ケーブル駅へアクセスもできます。東方から夜景を目指す場合、六甲ケーブルとバスを経由しての行き方もおすすめです。

車で摩耶山にアクセス

車で摩耶山の南側にアクセスの場合なら、阪神高速3号神戸線の摩耶IC、芦屋ICなどが最寄りです。北側では阪神高速7号北神戸線の、からと西ICが近場です。摩耶山上では夜景がすごい掬星台の近くに、使いやすい駐車場があります。摩耶ケーブルの山麓駅を目的にするなら、市街地のコインパーキングにアクセスするのが一般的です。

電車で摩耶山の西側（再度山）へアクセス

一方で摩耶山の西側の名所までの行き方では、JR新神戸駅へアクセスするのが第一です。新神戸には山陽新幹線を始め、地下鉄の西神山手線や北神線も乗り入れています。新神戸駅からは、間近に伸びる布引ロープウェイに乗り込んで行ける名所が存在しています。

アクセスルート

【電車1】JR三宮駅・新神戸駅・六甲駅→市バス→摩耶ケーブル駅
【電車2】阪急王子公園駅→阪急バス→摩耶ケーブル駅
【電車3】西神山手線→新神戸駅→布引ロープウェイ駅

摩耶山の夜景スポット①公園

五鬼城展望公園

その昔に山城があったという五鬼城展望公園は、摩耶山のふもとの市街地に接する隠れた名所です。ちょうど摩耶ケーブル駅のそばにある6.3ヘクタールの森林の中の公園は、上野道と呼ばれるハイキングルートの休憩所にもなっています。神戸で穴場の夜景スポットを求めるなら、訪れてみたい公園です。

五鬼城展望公園の夜景の見どころ

標高252mと摩耶山の他の場所よりかなり低めですが、森林の中に作られた展望台からの夜景は素晴らしいの一言です。園内には3ヶ所の展望台があり、それぞれから神戸中心街や六甲アイランドなどの都市の夜の絶景が見渡せます。ただ登山ルートの途上にあるため、夜間の帰り道はくれぐれも注意が必要です。

基本情報

摩耶山の夜景スポット②駅

虹の駅展望台

今では観光には欠かせない、まやビューラインの南側を担う摩耶ケーブルは、大正14年に開業した歴史ある乗り物です。0.9kmのケーブルカー区間をのぼると、摩耶山の標高451m地点には虹の駅があります。この周囲は観光ホテル跡地、山城跡など歴史的名所も多い中、虹の駅の展望台も夜景鑑賞の穴場的なところです。

虹の駅展望台の夜景の見どころ

普段の虹の駅と言えば、摩耶山を訪れた人々がケーブルカーとロープウェイの乗り換えに利用するだけの駅。しかし虹の駅展望台は日本三大夜景を見るのに適した立地で、標高451mという高所からの夜景は大阪方面までも含んで壮大です。摩耶山からの帰り道に、最後に夜景を鑑賞するために是非寄ってみてください。

基本情報

摩耶山の夜景スポット③乗り物

摩耶ロープウェー

中腹の虹の駅から摩耶山頂までを結び付けるのが、摩耶ロープウェーです。南側の摩耶ケーブルと合わせ、摩耶山の行きと帰りで利用できる交通手段として、1955年からずっと営業しています。おりひめ、ひこぼしという愛称が付いた絶景ゴンドラに乗り込むと、神戸の眩しい夜景を目撃しながらの5分間の空中散歩がスタートします。

摩耶ロープウェーの夜景の見どころ

ゴンドラに乗り込んですぐに見えてくる神戸の夜景は、少しづつ視点が移り変わって行きます。そのまばゆいばかりの街の明かりは摩耶山の掬星台（きくせいだい）にも劣らず、光りながら通りすがる帰りのゴンドラの姿も絵になる光景。わずか5分だけですが、夜景を目的に何度も乗ってみたい魅力を備えています。

基本情報

摩耶山の夜景スポット④山頂駅

星の駅・摩耶ビューテラス702

ゆっくりと摩耶ロープウェーで山頂へ向かうと、到着するのが星の駅。ここは摩耶山の最高点である標高702mにあり、日中の眺望も夜景も見応えが抜群の場所です。星の駅には摩耶ビューテラスというレストランが付属していて、美味しい名物を味わいつつ景色を鑑賞できる楽しみ方があります。

星の駅・摩耶ビューテラスの夜景の見どころ

人気の高い星の駅の摩耶ビューテラスに行くと、神戸の夜景をじっくりと鑑賞しやすい屋根付きのテーブル席があります。夏は気軽なテーブル・イスといった感じですが、冬期にはこたつが置かれるサービスも登場。摩耶山の掬星台の行き帰り際に、夜景を見ながら腹ごしらえしたくなること必死です。

摩耶ビューテラスの名物といえば？

本格的な夜の絶景とグルメが楽しめる摩耶ビューテラスのおすすめは、mayaと字の入ったオムライスや、つややかな手作りハンバーグ。元気が出そうなカツカレーもあり、豪華にBBQまでも楽しめます。ドリンクバーもあるので、摩耶山の観光や登山の途中に喉を潤す目的にも重宝しそうです。

基本情報

摩耶山の夜景スポット⑤展望広場

掬星台（きくせいだい）

この摩耶山で最高の見せ場になって久しい掬星台は、標高700m地点に広がる展望広場です。日本三大夜景の代名詞になっているほどの名所であり、デートの目的地としても好まれています。気になる掬星台という名前は、星が掬（すく）えそうなほど、星空が凄いことから名付けられました。

掬星台の夜景の見どころ

星の駅を出れば、摩耶★きらきら小径という蓄光石の遊歩道が伸び、闇夜に浮かび上がる光景がとてもロマンチックです。掬星台の展望台は、幾つもある摩耶山の展望台の中でも、一番神戸の夜景が見やすいと評判な場所。展望台はフェンスに囲まれたおしゃれなウッドデッキと東屋があり、足元からしっかりした印象です。

そんな掬星台は、暖かな時期の休日には数多くの観光客も詰めかけています。夜景は大阪や紀伊半島の明かりまでも眺められ、神戸市街地の街の明かりや、きらめく星空が圧倒的。デートで日本三大夜景を眺めるロマンチックな過ごし方も良いですが、撮影に熱中するという楽しみ方もおすすめします。

基本情報

摩耶山の夜景スポット⑥レストラン

オテル・ド・摩耶

絶景で満たされた掬星台のそばにある、オテル・ド・摩耶も見逃せません。標高700mに達する夜景が素晴らしいロケーションに、2001年に誕生したおしゃれホテルです。ここは眺望もよく綺麗な空気の中、非日常の生活を謳歌できる場所。まやビューラインは勿論、車での行き方もおすすめなところです。

オテル・ド・摩耶のディナーの見どころ

このオテル・ド・摩耶のお食事処が、レストランのエルベッタ。摩耶山の夜景を目にしながら、神戸の野菜と肉と魚を利用した、革新的ディナーがいただけます。気軽な感じなら、天然鯛のグリルも楽しめるCENAトラディツォナーレのコース。豪華に食べるなら、黒毛和牛サーロインのグリルも登場する、CENAベッラ・ヴィスタのコースです。

夜景を見ながらジャグジーも

最高の休日にする時は、摩耶山からの100万ドルの夜景が待っている、パノラマジャグジー＆サウナの利用をしてみることです。空中に作られた自慢のパノラマジャグジーは、夜間に利用すれば夜景と星空に囲まれながら過ごせるから開放感がいっぱい。オテル・ド・摩耶に宿泊してみたくなる理由がこれです。

基本情報

摩耶山の夜景スポット⑦西部

布引ロープウェイ

夜景がすごい摩耶山の西山麓に行ってみると、布引ロープウェイという名所も存在します。こちらは観光で人気な、神戸布引ハーブ園に繋がるロープウェイです。新神戸駅の目の前という立地条件なので、アクセスの良さも魅力的。夜景を見るのにぴったりなのは、夜間にゴンドラが動く夏から秋にかけての時期です。
 

布引ロープウェイの夜景の見どころ

夜になって最新式の真っ赤なゴンドラに乗り込んだら、徐々に神戸の夜景が広がり出します。ロープウェイのルートは全長1,460mあり、約10分の空中散歩は摩耶山のロープウェイとは違った角度から、神戸のパノラマ絶景が楽しめるのが魅力。布引ハーブ園までの行きと帰りで、知らない風景が発見できそうです。

基本情報

摩耶山の夜景スポット⑧西部

布引ハーブ園

いつも神戸で癒しの空間を提供する布引ハーブ園は、摩耶山頂と共に神戸の人気スポットです。ロープウェイからたどり着くと、そこにはドイツの古城をモチーフにした建物があり、四季の植物が出迎えてくれます。ハーブミュージアムやカフェもある標高400mの公園は、神戸の夜景が見事なことでも知られるところです。

布引ハーブ園の夜景の見どころ

標高400m地点からは、神戸の三ノ宮駅周辺やポートアイランドを中心とした絶景的な眺望があります。夜景の手前にはケーブルカーの光が往来していたり、お城風な建物が鮮やかにライトアップされているのも見どころ。クリスマスの時期には、光のツリーを含むイルミネーションが綺麗なので、摩耶山頂にも負けていません。

基本情報

摩耶山の登山ルートからの夜景の楽しみ方

登山をして夜景を見に行く

これから摩耶山の夜景を見に行くとしたら、登山で山頂を目指す行き方も推奨します。摩耶山には上野道や旧摩耶道など幾つもの登山ルートがあり、標高は702mなので初心者の楽しみ方にもぴったり。遭難を避けるためには明るい時間に出発し、夕方には山頂に到着するようにします。帰りはまやビューラインを下る、楽ちんプランも可能です。

摩耶山のおすすめ登山ルート「上野道」

もっとも進みやすいのが、上野道と呼ばれる登山ルートです。こちらは王子公園駅を出発し、摩耶ケーブルの山麓駅を経て、ロープウェー沿いを歩いて最短時間で登れます。ルート上には急階段や崖道もあるとは言え、摩耶山に数ある登山ルートの中でも比較的安全な道。ケーブル駅から夜景の綺麗な山頂までの所要時間は、1時間30分前後です。

摩耶山の夜景を見に行こう

夜景とお食事目的のデートにも

見れば感動も間違いなしの夜景が、神戸の摩耶山にはありました。日本三大夜景の現場までは色んな行き方があり、お食事や登山など色んな楽しみ方もあるので、観光も充実しそう。絶景を求めるデートや日帰り旅行先に、摩耶山を選んでみたいですね。

神戸が気になる方はこちらもチェック！

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