はじめに
手作りフォトアルバムのデコレーションとアレンジ方法
スマホや携帯電話などでも気軽に写真撮影をできるようになり、思い出の写真がたくさんたまっていませんか?画面で見るだけでなく台紙に貼り付けデコレーションしたフォトアルバムなら撮影した時の楽しい気持ちや懐かしい思い出も鮮明に蘇ってくるでしょう。自分用だけでなく誕プレとしても自分で飾り付けしたかわいいフォトアルバムを贈ることが話題となっています。そんなアルバム作りをしたい方へ。使用する材料や基本的な作り方手順・仕上げ方のコツから一歩進んだアレンジの方法まで詳しく解説・ご紹介します。
手作りアルバムに使えるおすすめ材料・素材
材料1.台紙
アナログでフォトアルバムを作るならまずこれがないとはじまらないのが台紙。写真プリントをただ入れるだけのポケット付きのものはもちろん、厚紙台紙やサイズや色などまで細かくこだわる方なら画用紙などで自分で作ってもOK。100均のスクラップブックを使ったり、かわいいメッセージカードを束ねたもので自作の台紙を手作りするのもおすすめです!
材料2.写真
写真は一般的なサービス版からチェキや携帯からのプリント・プリクラの写真シールなど、台紙のサイズや作りたいデザインを元にサイズやカラー・白黒など写真プリントにもこだわると素敵なものができますよ。もちろん、今すでにプリントされた写真も貼りたい部分をカットしたりすることでよりかわいい作品づくりができるでしょう。
材料3.色画用紙や折り紙
写真だけではなんとなく寂しい。そんなときに手軽に使えるのが色画用紙や折り紙。お好みの方に切ったり、市販のかわいいパンチを使って安くデコレーションすることができるので是非利用していきたいですね。台紙そのものや表紙の色替え・飾り付けにもこれらの素材は活躍してくれます。
材料4.デコレーションシール類
シール類は手軽にデコれ安く買えるので学生から社会人まで幅広い年齢そうに人気があります。フォトアルバムに使用するならいろいろな種類の小さなシールがパックになったフレークシールがちょうどよい大きさで使い勝手もよいでしょう。この他100均や文具店で売られている通常のシールやちょっとしたコメントが入れられる吹き出しや枠の形になっているものなどお好みのものをたくさん用意しておくとレイアウトイメージも湧いてきます。
材料5.筆記用具や糊・テープ類
ビニールのポケット台紙でない場合はペンや糊もご用意ください。また写真の貼り付け用として注目されているのが、さまざまな柄・色が揃ったマスキングテープ。写真のデコレーションだけでなく台紙のページや表紙のデザインにも活用できる便利アイテム。ペンの太さも書き文字用の細いものからレタリングが手軽にできる太くてペン先が四角いものまで、いくつか持っていると手書きデザインのバリエーションも広がります。
おしゃれでかわいい手作りアルバムの作り方手順1.レイアウト決め
材料が準備できたところでさっそく作り方手順をご紹介しましょう。最初の手順はアルバムの全体像を考えて、それに合わせたレイアウトを決めることです。いきなり作り始めてしまうと用意した写真が使いきれなかったりすることも。最初にしっかりとアルバムの構成を考えておくことは大切です。
フォトアルバムの構成・レイアウトを考えるときのヒント
自分用でもプレゼント用でもまずアルバム作りに使いたい写真を時系列順に並べてみるのはよい方法です。思い出をたどるとき古いものから・または新しいものから順に並んでいくと頭の中に撮影したときのその場の状況やいろいろな気持ちなどが整理しやすいため見ていてより楽しめるでしょう。ページあたり何枚貼るのかは写真サイズにもよりますが、できるだけ同じ場所・日付のものは見開きにまとめて構成したほうが飾り付けアイデアも作りやすくておすすめ。
ここで注目したいフォトアルバムアレンジとコツ
電車ででかけたならば、電車の飾りを。映画を見に行ったときの思い出ならば映画館のスクリーン風なデコレーションなどページごとに工夫した楽しい構成やレイアウトを考えましょう。また場所を特定しないものは春なら桜やチューリップなど季節の花を夏はスイカや海・花火といった季節感を出すことでデザインを考えやすくなります。
おしゃれでかわいい手作りアルバムの作り方手順2.材料集め
アルバムのだいたいの構成が決まったら次の手順はそれにあった材料・素材を集めていきます。まずは手持ちのものの中から使えそうな材料をピックアップ。そこに足りないものを加えていくと良いでしょう。
市販のシールやタグ+自作でオリジナリティを出して
デザインはアルバムのテーマに合わせたもので、市販品のシールなどを使うのが簡単な方法。足りないところを色画用紙をかわいい形にカットしたり折り紙でフレームを作ったりなどで補っていくと良いでしょう。テーマに沿った材料集めは重要です。
ここで注目したいフォトアルバムアレンジとコツ
よいシールがない。星や花をたくさん散りばめたいという方は小さなパンチを使って同じ形を切り取ったものを量産するのがおすすめ。100均パンチは星やクローバーなどワンポイントに使えるものが手軽にローコストに手に入るのでいろいろと集めて置くと便利です。気に入っているシールが足りないというときに紙がある限りどれだけでも同じものが作れるというのはポイントが高いでしょう。
おしゃれでかわいい手作りアルバムの作り方手順3.台紙デコレーション
次の手順は早速台紙をデコレーションしていく作業です。デザインによっては手順4の写真を貼る方を先にやっても。3と4は前後することがあることをご了承ください。
写真にフレームを付ける場合は先に台紙にデコレートする
台紙に直接写真を貼ってそこに飾りをプラスしていく方法ももちろん良いのですが、フレームがあると同じ写真でも楽しく演出できます。その場合は先にこの位置と決めたレイアウトのところに先に飾り付けをしてしまいましょう。上の画像ですと黒い縁がまるまった紙をフレームとして使用。そこに写真を貼っていくという技法。
ここで注目したいフォトアルバムアレンジとコツ
メインとなる大きな写真だけでなく、小さなものをたくさん1ページに飾り付ける場合にもこの先に飾りを付けるテクニックはおすすめ。大人用には木枠やリボンなどのベーシックなもの、子供用なら花や乗り物・動物の形にカットしたものを並べるとどこに写真を貼ったらよいのかイメージがつかみやすいですし、何よりもアルバムを開いたときの見栄えが違い楽しいものになります。
おしゃれでかわいい手作りアルバムの作り方手順4.写真を貼る
台紙の飾り付けができたら次の手順はいよいよ写真の貼り付け作業です。チョイスしておいた写真をフレーム用に貼り付けた飾りの上に貼り付けたり、折り紙で作ったたためる袋などに入れていっても楽しい。
キラキラなどの効果を付ける時は先に写真を貼る
フレームは不要で写真にたくさん飾り付けのシールや吹き出しを乗せたいという場合はこの写真を貼る作業を先にしてください。写真をできるだけ切りたくないという方も先に大きな写真を貼ってその上から見せたい部分にだけ窓を開けたフレームを貼るという手もありです。
ここで注目したいフォトアルバムアレンジとコツ
どうしても1ページに貼りたい写真がたくさんある場合整列して貼ってしまいがちですが、ななめにしたり少し写真同士を重ねていくと動きのある楽しいアルバムのページができます。どんなレイアウトが合うのかはご自分のセンスと好みでアレンジしてくださいね。
おしゃれでかわいい手作りアルバムの作り方手順5.表紙デコレーション
アルバムの作り方最後の手順は表紙の飾り付け。市販のスクラップブックやアルバムをそのまま使ったのではあまりオリジナリティがありませんね。上から全面に紙を貼ってイメージを変えたり、思い切って窓を開けて1ページ目の写真がそこから覗いて見えるなど表紙のアレンジは第一印象を決める大切な部分です。
切ったり貼ったり飾ったりと表紙デザインにも凝る
最初に構成やレイアウトをしっかりと考えてから作り始めた方は最初にしても良いのですが、作りながら良いアイデアが浮かんで変わるというのもよくあることです。表紙づくりは最後にして中身とテイストが合ったものにするのがおすすめのやり方。特にプレゼントにする場合は最初に目に入る部分ですので一番心を込めて作ってください。
ここで注目したいフォトアルバムアレンジとコツ
自分用に作るという方は他のフォトアルバムと統一性をもたせた表紙にするのも良い作り方。アルバムはしまい込んでしまうとなかなか何度も見返すことも減ってしまいますが、並べて立て掛けておいてインテリアともなる表紙・背表紙のデザインにしておけば思わず飾りたくなって手に取る機会も増えるでしょう。せっかく作ったのですからしまい込んでしまわないようページ数を揃える、続き物とわかるようなナンバリングなども入れた表紙にしてみてください。またコミックスなどにもよくある続けて並べるとひとつの模様になるなどのアイデアも取り入れてみてはいかがですか。
手作りアルバムのかわいいデコレーション集1.電車
アルバムの作り方手順をひととおりご覧いただいたところで、中身のアレンジに役立ついろいろな飾り付けの切り紙・折り紙やフレームといった作り方デザインアイデア集を御覧ください。きっとかわいいフォトアルバム作りに役立つことでしょう。
電車でのお出かけやのりもの好きな子供用アルバムに
最初は電車が連結された切り紙の作り方。チェキサイズや大きめプリクラシールなどを貼るのにピッタリ。大きな写真を顔を中心として切り抜いて貼っても良いですね。カラーによって雰囲気も変わりますのでいろいろなアルバム作りに応用できそうなデザインです。
かわいい写真デコレーションの手順とコツ
作り方は簡単で6x10センチにカットした色画用紙や折り紙を半分に折り、そこに窓やタイヤなどを付けるだけで電車フレームは作れます。半分だけ糊付けして開いて中が見られるようにすると、アクションを楽しむアルバムになるでしょう。また窓の部分は切り抜いて写真がチラ見えするようにアレンジしても。レールの上だけでなく宇宙に飛ばしたりと夢のある作品づくりに活躍しそう。
手作りアルバムのかわいいデコレーション集2.ビュワー風
思い出のシーンを再生するように!シンプルなフレーム
You Tubeなどを閲覧するときに目にする機会も多い動画の画面。再生ボタンが付いていたり。ビュー(見る)するためのアイテムということでビュワーといいます。見たい場面を探すときに重宝するシークバー(横に伸びている棒状の部分)に三角の再生ボタンが付いていてそこを動かすアクションも楽しめます。
かわいい写真デコレーションの手順とコツ
使用するフレームは写真よりも縦サイズが少し長いものを用意しましょう。下にいろいろなボタンやバー類を付けるためです。シークバーは細い棒状の紙の両端にパンチで小さな丸を作って張り付けることでより一層ビジュアル的に凝った印象に。三角のボタンは左右に動かせるように全部貼らないのがポイント。
手作りアルバムのかわいいデコレーション集3.小物デコレーション
簡単に作れる小さなデコレーション9選
三角形の旗やハートは開いて中の写真を見るタイプ。プレゼントボックスにラブレターなどといったジャバラに折った紙には少ないスペースにたくさんの写真を貼ったりミニレターでメッセージを添えたりするのに便利に使えるでしょう。
かわいい写真デコレーションの手順とコツ
どれも簡単な図形に切ったり折ることで作れるものばかり。特に最後のハートが飛び出る立体カード風のギミックは大きさを変えれば誕生日プレゼントに添えるカードにも流用できるアイデア。ハートを写真に変えれば飛び出す写真飾りも作れますよ。
手作りアルバムのかわいいデコレーション集4.伸びるハート台紙
たくさんのハートに写真を添えて
飛び出すハートの他にも動きのあるアルバム作りに役立つ台紙アレンジ方法をご紹介しましょう。こちらは海外でも人気の小さなハートが連なっていて紙を引くことでパラパラと一枚ずつ立ち上がってきて中が見えるという仕組みのからくりカード。動画の大きさならばプリクラの小さなシールくらい。ハートの大きさを変えればもっと大きな写真も貼ることができるでしょう。
かわいい写真デコレーションの手順とコツ
作り方は同じサイズのハートを5-8枚。台紙となる紙には1センチ刻みで折り筋をつけてそこの部分のみハートを貼るだけ。一番下のハートの際あたりにくるように帯を付けてそこをアルバムに貼ります。下の白い紙を引っ張ることで少しずつハートが立ち上がって巻き込まれるという楽しい作りです。
手作りアルバムのかわいいデコレーション集5.手紙を添えるポスト
ポストを開く瞬間のドキドキをアルバムでも
ポストを開くときにドキドキを感じることはありませんか?自分あての誰かからの手紙が入っているかもと思うと楽しみですね。アルバムにはミニ封筒を貼り付けて手紙を忍ばせるという作り方がありますが、そのアレンジ版です。
かわいい写真デコレーションの手順とコツ
赤い色画用紙で袋状の入れ物を作り右側だけ下にふたが開くようにします。裏側は縁の部分だけ両面テープで接着。蓋がひらひらとして気になる場合はハート型にカットしたマスキングテープで留めると蓋が勝手に開くことはないでしょう。中に小さなメッセージメモを忍ばせてプレゼントすると良いですね。
まとめ
誕プレや自分用に!センスが光る手作りアルバム作りを
いかがでしたか?手作りフォトアルバムの作り方手順やアレンジするデコレーションの作り方アイデア紹介をしてきました。たくさんある写真をひとつにまとめるとき、大切な人に記念日のアルバムをプレゼントするときに役立つデザインばかり。はじめて作るという方や、もうひとつ何かアイデアが欲しいという方のお役に立つでしょう。
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