ミヨシ石鹸| 暮らしのクエン酸 330g
ニチガ 国産重曹1kg
手作り入浴剤について
お風呂ですごす時間は大切です。体の汚れを落としてきれいにするだけでなく、ゆっくりと湯船につかれば一日の疲れが癒されます。普通のお湯でも気持ちのよいものですが、入浴剤を使うと体の芯からリラックスできるでしょう。
入浴剤にはさまざまな種類があって、選ぶだけでも楽しいものです。それに入浴剤の材料で、体への効果が変わってきます。体の改善したい部分にあわせて、最適な入浴剤を選びましょう。
入浴剤を手作りする
入浴剤は手作りできます。ベースとなる基本的な材料は、少ないうえにすぐ入手できるものなので手軽です。それに自分で作れば、加える材料を自由に決めて組み合わせられるから、得たい効果を無駄なく狙えます。
市販の入浴剤を購入するよりも、費用がかからないことも手作りのポイントです。材料を刃物でカットしたり、火を使ったりするような作業はないため、小さなお子さんと一緒に作るのも安全に楽しめます。
自分好みの入浴剤にする
入浴剤のメリットは美容的な体への効果だけでなく、アロマの香りによるリラックス効果も期待できます。希望する美容的な効果を持つ市販の入浴剤があっても、香りがいまいちあわないという場合は多々あるものです。
でも自分で作るなら、そのどちらも自分好みの入浴剤にできます。美容的な効果はそのままに、気分で香りだけ違う入浴剤を作ることも可能です。もちろんその逆の入浴剤も手作りできます。
バスボムとバスソルトを作る
入浴剤といってもいろいろな種類があります。お風呂へ入れるとシュワシュワと発泡するバスボムは、見た目にもさわやかで炭酸が気持ちよいものです。ミネラルを多く含むバスソルトは、体の余分な水分を抜いてくれるから、むくみ対策やシェイプアップに効果があります。
さらに発汗させる働きがあるため、毛穴汚れや冷え性に最適です。今回はこのバスボムとバスソルトの作り方を解説していきます。
プレゼントに最適な入浴剤
バスボムの作り方として仕上げに型へ入れて固めますが、形は自由にできます。好きな形の型を選べばいいだけです。着色も可能なため、かわいい形と色をしたバスボムができあがります。
あとはおしゃれなラッピングを簡単にほどこすと、プチプレゼントの完成です。バスボムだけでなくバスソルトも同様になります。入浴剤はプレゼントされると喜ばれやすいアイテムです。ちょっと多めに手作りして、おすそ分けしましょう。
手作り入浴剤の効果①
お風呂に入浴剤を入れて期待したい主な効果を解説します。まずは保湿です。お風呂で体を洗うと、汚れが落ちてきれいさっぱりしますが、心配なのはお肌の乾燥。特に冬はお肌がカサカサになってしまいます。
乾燥肌の人は辛いことでしょう。そこで保湿効果のある入浴剤の出番です。お風呂へこの入浴剤を入れて、湯船にしっかりとつかれば、お風呂から上がってもしっとりとしたお肌のキープを期待できます。
保湿効果のある材料
保湿効果のある材料として有名なのは、お酒、牛乳、ハチミツ、りんご、桃の葉、米ぬかなどになります。主に食べ物の自然の材料なので、多くの人にとって体への害は心配いりません。これらの材料をどれくらい配合するかでも効果は異なってきます。
ですがあまりに量が多いと体がさっぱりしませんし、お肌に悪影響をおよぼす可能性もありますので、適度な量の使用を心がけてください。敏感肌の人は特に注意が必要です。
手作り入浴剤の効果②
多くの女性にとって悩みの種となる冷え性は、なるべく改善したいものです。改善策の一つはお風呂へゆっくりとつかることになりますが、効果的な入浴剤を加えることで冷え性対策がより効率的になります。
基本的に冷えた体は体調を崩しがちです。なのでなるべく体温を上げるようにしないといけません。冷え性に効果的な入浴剤の材料は、緑茶、岩塩、しょうが、柑橘類などです。体を温めて代謝をあげる効果が期待できます。
手作り入浴剤の効果③
発汗すると血行がよくなって新陳代謝があがり、むくみやダイエット、肩こりと腰痛が解消されます。なのでお風呂へ入って汗をかきましょう。発汗作用のある入浴剤の材料は、重曹、岩塩、ドクダミ、コーヒー、柑橘類などです。
水分補給をする
上記を効果的に取り入れて発汗をうながし、体の中の余分な水分や悪いものを流してしまいます。汗をかくことで気をつけないといけないのは、脱水症状です。水分を多めにとるよう心がけましょう。
手作り入浴剤の効果④
お風呂の湯船につかっていると体の芯から温まり、体がほぐれてきます。これだけでも十分リラックスできますが、アロマによる香りを加えることで体がより休まるのです。お風呂はお湯を使うため、浴室には湯気がたちこめています。
このことからお風呂は、アロマを使うのに最適な場所です。アロマによって香りの含まれた湯気になりますので、効率よくその効果を得られます。入浴剤へアロマをぜひ加えてみてください。
アロマの効果
アロマの効果は、香りによってリラックスさせてくれるだけではありません。種類によってさまざまな効果を体へ与えてくれます。アンチエイジングやデトックスなど美容に関わることから、体の不調の改善など多くの効果が期待できるのです。
その香りと効果はたくさんあるため、自分にあった種類を探してみましょう。好きな香りから見つけるのもよい方法です。リラックスできると精神的によい影響を与えてくれます。
手作り入浴剤の主な材料①
ニチガ 国産重曹1kg
手作り入浴剤の基本的な材料としてよく使われるのが重曹です。市販の入浴剤にも使われています。入浴剤での重曹の主な役割は、体の汚れを落とすことです。石けんと同様に重曹はアルカリ性になります。
そのため重曹が成分の入浴剤を入れたお湯は、弱アルカリ性です。皮脂など体の汚れは弱酸性なので、重曹の弱アルカリ性が皮脂汚れの弱酸性を中和させてくれます。そのおかげで汚れが落ちやすくなるのです。
重曹の使いすぎに注意する
重曹は皮脂をよく落とすので、分量が多すぎるとお肌に悪影響を与えてしまいます。お肌から皮脂を完全に落としてしまってはいけません。肌荒れや、いやな体臭の原因になります。重曹はいくつかの制限を守って使うようにしましょう。
適量を守る、使用は週2回ぐらいまでにする、直接お肌へ触れない、体を洗いすぎないようにする、しっかりと保湿をおこなうなどです。水には溶けづらいため、温度の低いお湯だと残る場合もあります。
手作り入浴剤の主な材料②
ミヨシ石鹸| 暮らしのクエン酸 330g
シュワシュワと発泡する入浴剤のバスボムを手作りするなら、クエン酸が必要です。クエン酸は発泡させるだけでなく、ピーリングや体臭予防、疲労の回復といった効果があります。
クエン酸の発泡は時間がたつとなくなってしまうので、クエン酸の炭酸水によるお風呂を楽しみたい場合、クエン酸を配合させた手作り入浴剤を入れたら、すぐに湯船へつかるようにしてください。泡が体ではじけて気持ちがいいです。
クエン酸は掃除にも使える
クエン酸は掃除に使うアイテムとして注目されています。なので入浴剤を作る際にあまらせた分は無駄になりません。クエン酸は弱酸性で、水垢などアルカリ性の汚れを落とすのに最適です。水垢は放置しておくとカビの原因になります。
カビや悪臭が発生する前に、クエン酸を使ってきれいにしましょう。また、重曹も掃除によく使われます。ですがクエン酸は刺激があるので、適量を守って使うようにしてください。
手作り入浴剤/バスボムの作り方レシピ①
手作り入浴剤のバスボムの作り方は簡単です。分量を守ることはもちろんですが、ポイントは水加減にあります。コツをつかめば子供でも簡単に手作りできるのです。
まずは必要な材料をそろえてください。重曹、クエン酸、片栗粉かコーンスターチ、精油、そして水です。簡単にそろえられる材料ですみます。精油はアロマのためなので、好きな香りか効果で選びましょう。
道具を用意する
材料の他に道具も準備してください。すでにある道具を使ってもいいですが、入浴剤専用の道具を買い足すのがおすすめです。材料を混ぜ合わせるためのボウルやヘラ、固める際に形を作る型を用意しましょう。
型は氷を作る型や製菓用の型が使えます。水を微妙な加減で加えるには、スプレーがちょうどいいです。材料と道具はすべて100均に売られていて110円(2021/10/7時点の価格)で購入できます。
手作り入浴剤/バスボムの作り方レシピ②
道具と材料がそろったら、手作り入浴剤のレシピ通りに作るだけと簡単です。ボウルへ重曹とクエン酸、片栗粉を入れて混ぜ合わせます。そして精油をたらし、続けて混ぜてください。水をスプレーで吹きかけてさらに混ぜていきます。
水を入れすぎるとクエン酸が発泡し始めますが、これは失敗です。一回で多くの水は入れず、スプレーで微調整しながら材料が少し湿り気のあるぐらいをキープし、ダマを作らないようにします。
手作り入浴剤/バスボムの作り方レシピ③
水分量の目安は、触った感じがほんのり湿っている程度です。指で押せば固まります。水が足りないぐらいがベストだと覚えておきましょう。ここで不安になり水を足してしまうと、クエン酸が発泡して失敗に終わってしまいます。
材料を型に入れる
材料をよく混ぜたら型に入れていきます。型に材料を入れる方法は、押し込むようにすると簡単です。ヘラを上手に使って材料を型へ埋め込んでいってください。型へ入れずサランラップに包んでも大丈夫です。
手作り入浴剤/バスボムの作り方レシピ④
入浴剤の材料を型に入れたら、しばらく乾燥させます。おおよそ一時間ぐらいで完成です。一日しっかり乾かすとちゃんと固まりますので、なるべく長く待ちましょう。これが手作り入浴剤のバスボムの簡単なレシピです。
一回分の量
完成した入浴剤一個あたり20gほどが、一般の浴槽で一回分になります。何個かまとめて作っておけば、その個数分の日にちで手作り入浴剤が楽しめるのです。湿気に気をつけ密閉させて保管してください。
手作り入浴剤/バスボムの作り方レシピ⑤
手作り入浴剤のバスボムは簡単に作れますが、上手に作るための注意点をまとめます。一番気をつけないといけないのは水です。
計量スプーンなどで正確に加えていく方法もよいですが、霧吹きやスプレーで吹きかけた方が、まんべんなく水を足せますし、うっかり多く入れすぎることもありません。水の分量さえ間違えなければ、失敗することはないでしょう。いくつか作るとすぐに慣れます。
きちんと保管してアロマを保つ
せっかく入浴剤を作るのであれば、一度にある程度の量を作っておいた方が便利です。でも問題なのが保管で、精油を加えてアロマの効果を期待しているなら、香りを逃さずに保っておかないといけません。
そのためには保管方法が重要になります。上項でも少し触れましたが、密閉させてください。一切の空気を入れずに密封します。完全に密閉できる容器か、ジップロックのような袋も用意しておきましょう。
手作り入浴剤/バスソルトの作り方レシピ①
手作り入浴剤はバスボム以外にもバスソルトがよく作られています。バスソルトはバスボムよりも作るのが簡単です。その都度作っても負担になりません。
プレゼントに最適
おしゃれ意識の高い入浴剤のため、プレゼントにも最適です。主な材料となる天然塩だけでも、美容に効果があります。そこに精油を足してアロマの効果を加えるだけです。さらにドライハーブもあると、より効果的になります。
バスソルトの作り方
天然塩の大さじ一杯に対し、精油を一滴たらして混ぜれば完成です。とても簡単に手作りできます。このバスソルトをお湯をはった浴槽へ入れて混ぜ、体が十分に温まるまでつかりましょう。そこへドライハーブを浮かせると完璧です。
ドライハーブは、100均に売られている110円(2021/10/17時点の価格)のお茶パックに入れて、湯船へ投入すると掃除の手間がはぶけます。
手作り入浴剤/バスソルトの作り方レシピ②
バスソルトは浴槽へ入れるタイミングが大切。天然塩の効果というよりも、お湯に溶けた塩のミネラル成分が重要なので、ちゃんと溶け出させる必要があるからです。
浴槽へお湯を入れる前か入れると同時に、バスソルトを加えていってください。こうすることでバスソルトがお湯に溶けやすくなるうえ、温められた精油がお湯の蒸気とともに浴室内に広がります。
手作り入浴剤/まとめ
簡単に手作りできる入浴剤について、バスボムとバスソルトの作り方レシピを解説してきました。お風呂は体を洗うだけでなく、疲れも癒したい場所です。浴槽へ入浴剤を入れるだけで、一日を締めくくるのにふさわしい最高のひとときをすごせます。
入浴剤は毎日使いたくなることでしょう。手作りすれば経済的なうえ、体にあわせた効果の入浴剤にできます。自分に最適なオリジナルブレンドの入浴剤を作ってみてください。
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今回は入浴剤についてと、バスボムやバスソルトの作り方レシピについて解説しましたが、お風呂や温泉に関することをもっと詳しく知りたいという方は、下記のリンク記事を読んでみてください。
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