【2020】一度は訪れたい伊豆の紅葉名所13選！見どころ満載のスポットはココ！

秋の伊豆も魅力満載！

静岡県の観光地の中でもとりわけ人気が高いのが伊豆エリアですね。相模湾と駿河湾を隔てる太平洋に突き出した半島で、きれいな海に囲まれ全域にわたって山地が多いのが特徴となっています。季節によって観光のお楽しみはいろいろですが、秋の季節の紅葉も見逃すことができません。山地が多い伊豆エリアではきれいな紅葉が楽しめるスポットがたくさんあり、ドライブで手軽にそうしたスポットにアクセスすることができます。本記事ではそんな伊豆エリアの紅葉スポットに注目します。

伊豆の紅葉名所おすすめ13選をご紹介！

それでは早速、伊豆エリアできれいな紅葉が堪能できるおすすめのスポットをご紹介していきましょう。お届けするのは全部で13ヶ所の紅葉スポットです。それぞれのスポットの特徴や見どころ、見頃の時期などについてわかりやすく解説します。どうぞご覧ください(伊豆の紅葉スポットの情報は2020年9月18日現在のものです)。

伊豆の紅葉名所おすすめ13選①：モミジ林

修善寺自然公園

約80haという広い公園内にモミジの林がある自然公園です。伊豆の名湯「修善寺温泉」からも車で5、6分と近いため、温泉宿に宿泊する観光客も多くこの公園に立ち寄ります。山間部にあるため公園内は自然がとても豊かで、散策を楽しみながら四季折々の自然を満喫することができます。モミジの林があるのは主に公園中央付近と公園内にある「虹の郷」と呼ばれる施設で、それぞれの場所に約1,000本のモミジの木々が群生しています。

スポットの見どころは？

秋のシーズンに温泉を訪れる観光客が楽しみにしているのが、11月中旬から12月上旬の見頃の時期に行われる紅葉のライトアップです。公園内の虹の郷で行われるイベントで、「イギリス村」や「日本庭園」など数ヶ所で幻想的な夜の紅葉が堪能できます。今では修善寺温泉の秋のシーズンの風物詩の一つになっていますね。日帰りでももちろん楽しめますが、自然公園の魅力を思う存分満喫するなら修善寺温泉に一泊するのがベストでしょう。

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選②：温泉街

竹林の小径

温泉街をぶらぶらと散歩しながらきれいな紅葉が堪能できる修善寺温泉街にある散策路です。温泉街を流れる桂川沿いに約400mにわたって整備された散策路で、歩きながら温泉で火照った体を冷ます観光客の姿を大勢見かけます。この散策路の両側には竹林とモミジの木々があり、秋のシーズンにはこのモミジが紅葉して竹林の緑とともに絶景をつくり出します。見頃の時期は11月中旬から12月上旬で、小径に漂う和の風情は外国人観光客にも高い人気を誇っています。

スポットの見どころは？

桂川にはいくつかの橋がかけられており、色が朱色のため紅葉とのマッチングが最高です。真っ赤に色付いたモミジと朱色の橋のコラボレーションはぜひ写真に収めておきたい絶景ですね。また、散策路に明かりが灯される日暮れの時間帯の風景も見逃せません。週末や連休の温泉街は人の往来が多いので、ゆっくりと撮影を楽しむなら平日や早朝に訪れるのがベストでしょう。近くには修善寺温泉発祥の湯「独鈷の湯」もあるので併せて観光してみましょう。

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選③：天城越え

天城山隧道

国の重要文化財にも指定されている有名なトンネルです。伊豆半島を分断するようにそびえる天城山は昔から「天城越え」といわれる交通の難所でしたが、明治38年にこのトンネルが開通して伊豆市と河津町との間で容易に行き来ができるようになりました。トンネルの周辺にはケヤキやカエデなどの広葉樹林が広がっていて、秋のシーズンはそれらの木々が黄色やオレンジ色に美しく色付きます。11月中旬には徐々に色付きが始まり11月下旬から12月上旬に見頃の時期を迎えます。

スポットの見どころは？

現在このトンネルは「踊子歩道」と呼ばれるハイキングコースの一部に組み込まれているため、脚に自信があればハイキングしながらトンネルと紅葉の景色を楽しむのがおすすめです。もしそれが無理な場合でも、近くを通る国道沿いにある市営の駐車場に車を置いて40分ほど歩くとトンネルまでアクセスすることができます。国道から旧道を車で進んでアクセスするコースもありますが、未舗装の悪路のため悪天候の日などは徒歩でのアクセスがベストでしょう。

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選④：大イチョウ

妙泉寺

永正山の山号を有する日蓮宗の寺院です。延文元年に開かれた歴史ある寺で、昔から地元市民の信仰を集めてきました。この寺の境内の山門右手には樹齢400年以上という老木の大イチョウが鎮座しています。木の高さは約30mとノッポで木の直径は軽く3mを超えています。紅葉シーズンには緑の葉が黄金色に変化して荘厳な姿を披露してくれます。毎年ギンナンの実をたくさんつけるので、シーズン中はギンナン拾いをする人の姿も見かけます。

スポットの見どころは？

黄金色の紅葉した大イチョウが撮影できる時期は11月中旬から下旬で、木枯らしが吹く頃には落葉の時期となります。巨木なだけに枝に携える葉の量も多いため、落葉の時期には木の周りが黄金色の絨毯のようになります。サクサクと音を立てて葉っぱの絨毯の上を歩くのも紅葉狩りの醍醐味ですね。寺から歩いてすぐの場所には地元市民が掘り当てた温泉を販売する温泉スタンドがあります。安い料金で温泉が購入できるので容器を持参して出かけてみてはいかがでしょうか。

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選⑤：イチョウ並木

狩野川記念公園

昭和33年の狩野川台風の被害からの復興を記念して整備された公園です。グラウンドやテニスコート、公園遊具などが整備されており、週末は多くの市民がこの公園を利用しています。公園の裏手には狩野川が流れていますが、その狩野川と公園との間にイチョウの並木があり、秋の季節には並木のイチョウがきれいな黄金色に紅葉します。11月上旬になると緑の葉が色付き始め、11月中旬から下旬には並木全体が黄金色に染まる素晴らしい絶景が撮影できます。

スポットの見どころは？

きれいな紅葉が楽しめるスポットでありながら、観光客にはあまり知られていない穴場となっています。そのためシーズン中は週末であっても比較的ゆっくりと紅葉の絶景を撮影できます。歩きながらの紅葉狩りもおすすめですが、レンタサイクルを活用してサイクリングしながら景色を楽しむのも一興です。公園から車で2、3分移動すると日帰り温泉が楽しめる「伊豆温泉村 百笑の湯」があります。温泉を多彩な湯船で満喫できるのでひと風呂浴びてみてはいかがでしょうか。

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選⑥：シダレイロハカエデ

青埴神社

秋の季節には紅葉したイロハカエデの絶景が堪能できる有名な神社です。イロハカエデの紅葉は他のスポットでも見ることができますが、青埴神社のイロハカエデは枝が垂れているのが特徴です。見頃の時期にはまるで赤色の生き物のようにもっこりとした姿を見せてくれるので、初めて見る人はその独特の雰囲気と迫力に驚かされます。木の高さは4.5mほどですが、枝垂れの高さはなんと7.7mにも達します。この希少なイロハカエデは静岡県の天然記念物になっています。

スポットの見どころは？

このイロハモミジは鳥居と拝殿の間の石垣の中段付近から生え出ているため、その枝の垂れ方は半端ではありません。垂れた枝が折れないように木で支えがしてあるほどで、見頃の時期の赤く紅葉したイロハカエデは下から見上げるとそのボリュームに圧倒されます。ぜひその紅葉したイロハモミジを下からだけでなく、階段を上って横から、また石垣の上から撮影してみましょう。見頃の時期は12月上旬から中旬と他の種類のカエデよりもやや遅めとなっています。

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選⑦：七滝

河津七滝

全部で7つの滝を巡ることができる河津町の名所です。河津町には数多くの滝が存在しますが、その中でも特に有名な7つの滝を総称して「河津七滝」と呼んでいます。落差30mの「大滝」から落差2mの小さな「カニ滝」まであり、それぞれの滝がオリジナリティに溢れています。共通しているのは秋のシーズンの紅葉の美しさで、すべての滝できれいな紅葉と滝のコラボレーションが堪能できます。天城連山から流れ出る河津川の清らかな流れを見ているだけでも心が癒されますね。

スポットの見どころは？

滝を巡って歩ける遊歩道が整備されているので、それを利用して紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。遊歩道の全長は約850mほどで、2時間もあればすべての滝を回り切ることができます。手頃な距離なので子連れの家族やカップルのデートにはピッタリではないでしょうか。シーズンインは11月下旬で12月上旬までは紅葉を楽しめるでしょう。日帰りでも楽しめますが、近くにある大滝温泉「天城荘」に宿泊してゆっくりと伊豆の秋を満喫するのもおすすめです。

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選⑧：渓谷美

滑沢渓谷

有名な井上靖の小説「猟銃」の舞台として知られる美しい渓谷です。昔の時代に火山の溶岩がこの渓谷を流れ下り、その溶岩を川の流れが長い時間をかけて磨き上げた一枚岩が約500mにわたって続いています。その上を清らかな水が急流になって流れ落ちており、深い淵になっている部分は「滑沢ブルー」などとも呼ばれる美しい青色をしています。秋のシーズンを迎えると渓谷の周りに生える緑が赤や黄色に色付いて素晴らしい絶景をつくり出します。

スポットの見どころは？

滑沢川が狩野川と合流する場所にある「竜姿の滝」が見どころです。緩やかな傾斜を流れ落ちる落差3mほどの滝で、滝の左側の岩の形がまるで竜が鼻先を上に向けながら川の中でうねっているように見えることから竜姿の滝と名付けられました。11月中旬から下旬の見頃の時期には滝を囲む緑が色付いて絶好の撮影スポットになります。ぜひお気に入りの一枚を撮影してみましょう。滑沢渓谷には観光用の駐車場がないため「道の駅 天城越え」の駐車場を利用するといいでしょう。
 

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選⑨：湖

一碧湖

「伊豆の瞳」などとも呼ばれる自然豊かな湖です。周囲4kmほどの湖で大昔の火山の噴火によって生まれました。湖は山と緑に囲まれており、湖面で水鳥たちが戯れる様子を見ることができます。春夏秋冬それぞれのシーズンにきれいな景色が楽しめますが、秋の紅葉シーズンの一碧湖はとりわけ人気があります。湖の周りにはモミジやケヤキ、ウルシなど紅葉する木々がたくさんあり、11月中旬から徐々に紅葉が進んでいきます。見頃の時期は11月下旬から12月中旬です。

スポットの見どころは？

一碧湖は隣にある沼地とともにひょうたん型を形成しており、その周囲には約4kmほどの遊歩道が整備されています。湖は40分ほどで回ることができ、途中には休憩所も設けられていて休みながらのんびりと紅葉狩りを堪能できます。また、沼地にも30分ほどで回れる遊歩道が整備されているので、葦の生える湖本体とは雰囲気の異なる遊歩道を歩いてみるのもおすすめです。車で15分の場所には伊東温泉があるので、ぜひ一泊して見頃シーズンの一碧湖を観光しましょう。

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選⑩：カエデ&イチョウ

益山寺

標高300mの場所に位置する真言宗の寺院です。弘法大師が創建した寺で、本尊に安置されている観世音菩薩は弘法大師本人が制作したものといわれています。寺の境内までは道のりがきつく、山の下にある駐車場からは坂道を30分ほど歩かねばなりませんが、秋にはこの寺の境内で美しい紅葉が撮影できます。まず驚かされるのが樹齢900年といわれるカエデの老木で、樹高27m、根回り5.46ｍという非常にビッグなサイズのカエデが境内に鎮座しています。

スポットの見どころは？

どんな種類の老木も朽ちた部分が多く見られるものですが、益山寺の大カエデは保存状態が良好で、木の肌も整っていて見栄えが良く見ごたえも十分です。見頃の時期は11月下旬から12月上旬で、シーズン中は多くのカメラマンが訪れてシャッターを切っています。この寺のもう一つの見どころが大イチョウで、こちらも樹齢350年から400年といわれる老木となっています。樹高25.3mの大きなイチョウが黄金色に輝く様はまさに絶景というにふさわしいものです。

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選⑪：穴場

雄飛滝

柱状節理の断崖をきれいな水が流れ落ちる滝です。滝は上段と下段に分かれており、上段は落差20m、下段は落差10mの大きさがあります。火山のマグマや溶岩が冷えて固まることで形成された、柱が並んだのような形の岩場がこの滝の大きな特徴となっています。滝の周囲にはたくさんの緑が生い茂っていて、秋にはその緑が赤や黄色のきれいな色に変化します。11月上旬から徐々に木々が色付き始め、11月中旬から下旬に見頃の時期を迎えます。

スポットの見どころは？

雄飛の滝は紅葉スポットとしては穴場的な存在で、シーズン中もそれほど混み合うことなくゆっくりと紅葉狩りが楽しめます。滝と紅葉のコラボレーションも素敵ですが、車道から滝まで下りていく散策路沿いの紅葉も見逃せません。大きなモミジの木がたくさんあり、見頃の時期にはそれらの木々が真っ赤に紅葉します。鳥たちのさえずる音を聞きながら紅葉狩りを堪能してみましょう。前述の益山寺にも近いのでそちらとセットで旅行プランを立ててみてはいかがでしょうか。

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選⑫：道の駅

昭和の森会館

道の駅の敷地内にある観光用施設です。昭和の森は約1,600haの広大な森に整備された自然公園で、天城山周辺で見られる動植物を紹介する情報館や、伊豆にゆかりのある著名人の品々などが展示されている博物館などがあります。秋になると昭和の森全体がきれいな紅葉に彩られ、道の駅を訪れる人の目を楽しませてくれます。紅葉する木々の種類が多いため、11月上旬から下旬の比較的長い期間にわたって紅葉狩りを楽しむことができます。

スポットの見どころは？

有料にはなりますが博物館に入館してその敷地内で紅葉狩りを楽しむことをおすすめします。中庭にはモミジやドウダンツツジ、ケヤキなどの紅葉する木々があり、季節が進むごとに美しい紅葉を堪能することができます。特に中庭に移築されている井上靖旧邸の周りの紅葉は見どころの一つになっていますね。見頃の時期に行われる「天城越え紅葉まつり」の会場にもなっているため、楽しいイベントなど秋の青空の下で充実した一日を過ごせるに違いありません。

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伊豆の紅葉名所おすすめ13選⑬：梅園

熱海梅園

日本一早くきれいな梅の花が楽しめる有名な梅園です。園内には59品種、472本の梅の木が植えられていますが、毎年11月下旬から12月上旬に最初の梅の花が開花します。温暖な熱海ならではの季節感ですが、秋の紅葉シーズンもその気候の影響で遅めになっています。園内に植えられた広葉樹は約380本で、11月下旬から12月上旬にかけて赤や黄色の美しい紅葉を見せてくれます。観光客は園内に整備された散策路を歩きながら紅葉狩りを楽しみます。

スポットの見どころは？

早咲きの梅の開花が紅葉の時期と重なるため、タイミングが合えば紅葉の中に梅が咲く熱海梅園ならではの風景を写真に収めることができます。年によって開花の時期が異なるため、出かける際には前もって問い合わせするのがおすすめですね。梅園では毎年11月中旬から12月上旬まで「熱海梅園もみじまつり」を開催していて、昼は音楽ライブなどが行われ、夜は紅葉のライトアップが行われます。闇夜に浮かび上がる真っ赤なモミジの絶景は一度見たなら忘れることはないでしょう。
 

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伊豆で紅葉狩りを楽しもう！

Photo by matsuyuki

ここまで伊豆エリアできれいな紅葉が楽しめるおすすめのスポットをご紹介してきましたがいかがでしたか？滝や渓谷、湖や公園などさまざまなスポットで紅葉狩りを楽しむことができます。もし秋の旅行を計画しているなら、本記事を参考にして伊豆の紅葉スポットを候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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