テント不要!トレーラーキャンピングカー
野外テントに抵抗感を持つ人にこそおすすめしたいのがキャンピングカーです。当記事では、人気と評価が高まりつつあるトレーラーキャンピングカーを紹介します。
小型トレーラーを中心に紹介
当記事は日本の道路事情に合わせて、小型トレーラーに重点をおいての紹介をしています。小型のトレーラーは日本の道路でも扱いやすいコンパクトサイズが多いうえ、多数の国産製が市場にて販売中です。安心安全な国産製にこだわりたい購入希望者は、ぜひ一読して検討してみてください。
反対にホテル並みの設備にこだわりたい場合は、外国製の大型サイズがおすすめです。
トレーラーキャンピングカーの説明
商品のトレーラーを紹介する前に、簡単にトレーラーについての説明を行います。必要な免許などを説明していますので、参考にしてください。
750kg以下は牽引のための免許不要
かわいいカナダ製トレーラーが入庫してきました。https://t.co/w8VCLEbUaD#キャンピングカー #アメリカントレーラー #トラベルトレーラー #キャンピングトレーラー #かわいいトレーラー#アウトドア #アウトドア用品 #外遊び #車中泊 pic.twitter.com/ZXaE01Ve9o
— Bonanza RV (@bonanzajapan) February 4, 2021
牽引されるものが総重量750kg以下ならば、牽引免許不要で普通免許のみで牽引しても問題ありません。反して搭載荷物含めて750kg超過であれば、普通免許だけでは無理で牽引免許必須です。しかしもし故障して動けなければ総重量に関係なく、牽引免許不要となります。
なお、小型トレーラーキャンピングカーはほとんどが750kg以下のため牽引免許不要です。なので、小型のみを検討しているならば普通免許のみで問題ないでしょう。
トレーラーキャンピングカーは普通自動車で牽引できる
自宅の車に連結装置を取り付けられるのであれば、その車は牽引に使えます。連結装置は自分で取りつけ可能ですが、不安な場合は業者への以来がおすすめです。プロにお願いすれば、予想外の事故を防止できるでしょう。
小型トレーラーキャンピングカー10選
人気と評価の高い小型キャンピングカーを20種類紹介します。どれも牽引免許不要の普通免許のみなので、小型の購入時に参考にしてください。
1:幌馬車くん
米国の西部劇を連想させるデザインの幌馬車くんは、内装を自由にリフォームできる便利なトレーラーキャンピングカーです。カラーバリエーションが豊富なのも魅力です。
活用方法はいろいろ
幌馬車くんは、「相模原市トライアル発注認定製品」に選定されたほどの高い評価と人気を持つ国産の小型トレーラーキャンピングカーです。株式会社Stage21が開発し、災害時にもすぐに役立つよう軽自動車で牽引できるほど軽量となっています。
オプションで内装設備を依頼できる
内装希望時は、オプションを依頼すればソファやベッドなどのアイテムを備えつけられます。その場合は別途オプション価格が必要です。
2:トレイルワークス520
株式会社ケイワークスが開発した国産の「トレイルワークス520」は、キャンピングトレーラーカーとしてだけでなく、カスタマイズによりキッチンカーにも移動事務所にもできる万能小型トレーラーキャンピングカーです。
ファミリー用として便利
トレイルワークス520は小型ですが、大人4人と子供2人の計6人を収容できるキャンピングトレーラーカーです。小さいサイズながら家族でキャンプするのに十分な収容人数なので、長期の休暇などで重宝するでしょう。
カスタマイズして役立てる
ケイワークス社では顧客が依頼すれば、トレイルワークス520をカスタマイズしてくれる点にも評価があります。移動販売車あるいは私的な趣味部屋でも、依頼可能です。またオプションでソーラーパネルをつけられ、エアコン以外の装備はソーラーエネルギーで稼働できます。
3:CORO
可愛い名前と外観の国産小型トレーラーキャンピングカーで、バンショップミカミの開発です。内装はシンプルなものとなっています。
天井が低い駐車場でも楽
COROは高さが車輪も含めて2m未満なので、天井が低い駐車場であっても楽に車を停められます。また窓は風通しの良い網戸つきなので、暑い時期も安心です。さらに雨が降っても、下開きの網戸なので換気にも問題はありません。
ベッドが広くて収納スペースも広い
CORO内部は普段、取り外し可能なテーブルを挟んだコの字型をしたソファが標準の内装です。そしてテーブルを外した後にリアマットを設置すれば、広いベッドルームへと変貌します。またソファの下の収納スペースは広いので、荷物も問題なく詰めこめるでしょう。
4:レジストロ・クコ
おしゃれな外観デザインが人目をひく「レジストロ・クコ」は、MYSミスティック開発の国産小型キャンピングトレーラーカーです。内装の木目調デザインが、落ち着きを与えてくれるでしょう。
収容人数5人でも余裕な雰囲気
おしゃれなレジストロ・クコの収容人数は3人ですが、ソファは広いので5人ほどであれば余裕で座れそうです。また、キャンプ時のランチやディナーを楽しむのにおすすめのトレーラーキャンピングカーでもあります。そして備え付けのテーブルを下げれば、ベッドに様変わりです。
調理もできる
レジストロ・クコはL字型の調理台が設置されてるので、狭いスペースでも広く楽に調理が可能です。車外に調理台を設けなくても、内部で安全に調理ができます。また網戸つきエントランスドアなので、調理時の換気も問題ないでしょう。
5:Bic Ball
「Bic Ball」は、変わったデザインが評価されるカトーモーター開発の国産トレーラーキャンピングカーです。斬新でユニークな仕掛けに魅力があります。
スライドするキッチン
Bic Ballはスライド式キッチンなので車外へ出せるので、広く余裕を持って調理できます。また雨よけや日よけとして使えるタープつきなので、雨の日や日差しが強い日も問題なくスライド式キッチンで調理可能です。
オーダーメイドできる
カトーモーターは、元々顧客からの依頼を基とするオーダーメイド法にてキャンピングカーを提供している会社です。そのため、トレーラーキャンピングカーの内装や装備にこだわりたい人にはおすすめの開発会社でもあります。
6:MIMIe310
愛嬌ある外観の「MIMIe310」は、株式会社タコス開発の小型キャンピングトレーラーカーです。内装はコンパクトなビジネスホテルを連想させます。
便利な装備がいろいろ
MIMIe310便利な2段ベッドにできるので、大人3人と子供1人が就寝できます。またベッド以外にも便利な装備があり、広めのシンクでは就寝や起床後の洗顔も楽でしょう。オプションでサイドオーニングをつければ、外で食事も楽しめます。
さらに冷蔵庫がついているので食材を保管しやすく、LEDライトが備え付けられているので夜の読書も楽でしょう。
トイレの設置も可能
MIMIe310はマルチルームがあり、そこにトイレの設置ができます。キャンプ地でトイレの場所が分からない、または衛生的でないという場合、トレーラー設置のトイレは便利です。
7:たまごちゃん
白い色と卵型の外観から名前通り卵を連想させる「たまごちゃん」は、機能的な装備が充実したミニサイズのトレーラーです。
網戸付きのドアと二段ベッド
網戸付きのエントランスドアのおかげで、キャンプ地で害虫を寄せつけることなく空気の入れ替えが行えます。くわえて二段ベッドが備えられているうえに、ハンドル昇降式テーブルがあるおかげで就寝する人数も大人であれば4人まで余裕で休めるでしょう。
クローゼットにもマルチルームにもできる
たまごちゃんにはクローゼットとしてもマルチルームとしても活用できる扉つきスペースがあるので、工夫次第でより過ごしやすいトレーラーを作成できます。
8:水陸両用トレーラー MiniBig
キャンプだけでなく釣りも楽しみたいというキャンパー必見、かーいてんりあ高橋開発の国産トレーラーキャンピングカー「水陸両用トレーラー MiniBig」です。
船外機をつければボートに
MiniBigは3人まで収容でき、陸上でも水上でもキャンプイベントを楽しめるトレーラーです。水に浮かせて釣りや景観を楽しむだけでなく、船外機をつけてボートとして水中を移動することもできます。ただしボートとして使用するなら、小型船舶免許を要することに注意しましょう。
そして海や河川で利用する場合、船舶検査が必要です。しかし使用状況によっては船舶検査不要とされることもあるので、事前確認を行ってください。
明るい窓と役立つシンク
光を取り込みやすい窓で、気持ち良く水上イベントを楽しめます。他にシンクが標準装備されているので、海水上でも真水に困りません。冷蔵庫をオプション装備すれば、釣った魚の保管も問題なくできるでしょう。
9:テントトレーラー
テントトレーラーはトレーラー内臓のテントを広げれば、キャンピングカーよりもキャンプに近い一時を楽しめる便利なトレーラーキャンピングカーです。
キャンピングカーよりもキャンプ感あり
「ハウス式のキャンピングカーではキャンプとは言えない気がする」と感じている人におすすめしたいのが、トレーラーテントです。テントのみの作りなので機能的なトレーラーと比べると不便ですが、そこにキャンプの醍醐味を感じる人には魅力的でしょう。
テント初心者でも楽々
テントトレーラーは、トレーラーの蓋を開ければテントが現れます。テントが現れたら、ポールを設置してテントを張った後で固定すれば良いだけなので、テント張りの未経験者でも楽に設営可能です。
10:カレッタ1500
「カレッタ1500」は、イルカの形をした可愛いデザインの小型キャンピングトレーラーカーです。狭いため機能面はさほど望めませんが、寝る場所だけを確保したいキャンパーにおすすめでしょう。
まさに動くカプセルホテル
個性的なおしゃれさを持つカレッタ1500は、トルコのBASOGLU社が開発したキャンピングトレーラーカーで日本仕様にデザインされたものです。内部は立つことはまず不可能なほど低く、イメージとしては動くカプセルホテルといったところでしょう。
収容人数は2人
カレッタ1500は収容人数が大人2人ですが、体型などの状況が絡むと楽に使用するなら大人1人となりそうです。しかし子供であれば、大人1人子供1人の状況で余裕があるでしょう。
大型トレーラーキャンピングカー5選
次に大型トレーラーキャンピングカーを5種類紹介します。大型トレーラーキャンピングカーは750kgを上回るので、普通免許だけでなく牽引免許も必要です。
1:エアストリーム
アメリカで誕生した「エアストリーム」は大型のキャンピングトレーラーカーで、さまざまな種類があります。小型タイプもありますが、ここでは大型のものを紹介します。
ホテル並みの設備
エアストリームにはタイプが8種類ありますが、その中でも1番大きなものは「CLASSIC」です。CLASSICは超大型だけあり、設備はちょっとしたホテル並みと言っても過言ではないでしょう。トレーラーハウスとしても使えそうです。
どのタイプも機能面が良い
トレーラーのサイズが下がれば機能面も縮小されますが、それでもエアストリームはどのタイプもトレーラーキャンピングカーとして使うに十分な機能を備えています。
2:Bianco Activ 550 KMG
「Bianco ACTIV550 KMG」は、ドイツのFENDT社開発の大型トレーラーキャンピングカーです。使い勝手の良い3WAY冷蔵庫つきで、長旅に重宝できます。
便利な2段ベッド装備
Bianco ACTIV550 KMGには2つのベッドの他に、下段跳ね上げタイプの2段ベッドもあります。4人家族であれば余裕で就寝できるうえ、2段ベッド未使用時は下段部分に荷物を収容可能です。
気楽にトイレとシャワー使用
トレイとシャワーもトレーラー内に用意されているので、キャンプ地でトイレを探す必要はなく、汗をかけば周囲を気にせずシャワーを浴びられます。鏡つきである点も、女性にとっては嬉しい機能です。
3:Hobby 495UL Excellent
「Hobby 495UL Excellent」はドイツ開発の大型トレーラーキャンピングカーです。値段は410万円ほどで、設備の整った大型トレーラーとしては比較的安くなっています。
おしゃれな内装と充実した設備
Hobby 495UL Excellentは内装がおしゃれなうえに、設備が充実しています。ソファはゆったり座れるように設計され、水は温水使用が可能です。
換気がしやすい網戸つき
全窓に網戸付きシェードがあるので、換気にも困りません。窓の外の景色と気持ちの良い風を楽しみながら、トレーラー内で食事を窘めます。
4:Saphir 445 TFB
「Saphir 445 TFB」も、ドイツのFENDT社開発の大型トレーラーキャンピングカーです。おしゃれだけでなく、豪華な印象も与える内装となっています。
広々したトレーラー内
天井が高く、すっきりとした内装のおかげで広々とした雰囲気です。トレーラーの窓がやや大きいことも、広々イメージに一役買っています。
便利な機能装備
Saphir 445 TFBはシャワーとトイレが完備されているので、トレーラー内で便利に過ごせます。また3口がついたガスコンロのおかげで、数種類の料理が作りやすいのも料理好きにはたまらないでしょう。
5:Touring Triton 420GT
「Touring Triton 420GT」は、ドイツのHAIMER社が開発した大型トレーラーキャンピングカーです。木製の内装がキャンプ気分の盛り上げに一役買うでしょう。
やや小型寄りの大型トレーラー
Touring Triton 420GTは、サイズがやや小型トレーラー寄りです。天井が低いため、長身の人は頭がつかえやすくなっています。トイレやシャワーがあるので、快適に過ごせること間違いなしです。
日本人には嬉しい靴箱
屋内に入ると際は大体靴を脱ぐことが習慣の日本人にとって、トレーラー内に靴収納箱があるのは嬉しい装備です。値段は500万円ほどと高いですが、その分靴箱以外にも便利な機能を堪能できます。
トレーラーキャンピングカーを使えばアウトドアが快適
キャンピングカーも大好きなんだけどトレーラーもいいよな。
— セカンド (@k_drift785) May 20, 2020
要は動く別荘がすごい好き笑 pic.twitter.com/Qwd8b44Zr1
トレーラーキャンピングカーはアウトドアに快適さを添えてくれます。ここでは購入前提でトレーラーを紹介しましたが、レンタルも可能です。レンタルは維持費不要で、おしゃれで評価や人気の高いトレーラーを利用できます。
ただしレンタルにおいてもトレーラーが750kgより大きければ、普通免許のみで牽引免許不要とはなりません。購入やレンタルを検討しながら、評価や人気の高いトレーラーを利用して快適なキャンピングを楽しみましょう。
まだまだたくさんキャンピングカー
当記事はトレーラーキャンピングカーの紹介ですが、トレーラー以外のキャンピングカーの情報もある便利です。自作キャンピングカーや、冬に便利なヒーターの情報などが満載となっています。
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