検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

軽キャンピングカーを自作DIYしてみよう!内装などの改造ポイントに合わせてご紹介!

キャンピングカーは高価だと思っていませんか。軽トラのバンタイプをベース車両とすれば、自作軽トラキャンピングカーが作れます。自作軽トラキャンピングカーを目指す人のために、参考になる記事です。自作軽トラキャンピングカーで旅をしましょう。
更新: 2021年12月29日
kawana yukio
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

軽トラキャンピングカーを自作してみよう

キャンピングカーで旅をしたいと思っている人は、大勢いると思います。しかし、キャンピングカーは値段的にとても高く、購入しようと思っても簡単に手を出せません。そこで考えついたのが、軽トラの利用です。

日本独自の軽自動車のトラックです。これなら、税金も安く維持費も安くてすみます。これをベースに、自作DIYキャンピングカーを作りましょう。

自作軽トラキャンピングカーのベース車

日本では多数の自動車メーカーが、軽トラを発売しています。そして軽トラでも、様々タイプの車両を販売しています。普通の軽トラに、幌キットを取り付ければ、外装はOKと考える人もいるでしょうが、風や強度的に少し心配です。

 

軽トラのカタログを眺めていると、うってつけタイプがありました。軽トラのカーゴ(バン)タイプです。これなら、風に強く、強度的にも問題なく、防犯対策にも有利です。これからは、このタイプを想定して、話を進めます。

メーカー別自作軽トラキャンピングカーのベース車

軽トラを製作・販売してメーカーはダイハツ・スズキ・ホンダです。日産はスズキからエンジンのOEM供給を受け、三菱もスズキからOEM供給を受けています。トヨタは、子会社のダイハツの車を使用しています。現行車は、以上の6メーカーから購入できます。中古車であれば、スバルも加えることができます。

ダイハツの軽トラキャンピングカーのベース車

ダイハツの現行ベース車です。基本的に2輪駆動・4輪駆動が選べ、ミッションはAT(オートマチック)と5速マニュアルが選べます。全10タイプありますので、自分の好みで選べます。

値段は100万円~130万円台です。後シート倒し荷室をフラットにすると、荷室全長1,950mm全幅1,315mm全高1,235mm(ハイルーフ)となります。よほどの高身長の方ではない限り、十分に足を伸ばして寝られるサイズです。

スズキの軽トラキャンピングカーのベース車

スズキの現行車ベース車両エブリイです。二輪・四輪駆動が選べ、4速オートマチックと5速ミッションが選択できます。四輪駆動の場合フルタイムとパートタームの切り替えができ、走行幅が広がります。全五タイプのグレードがあります。値段は95万円台~140万円台となっています。

後ろシートを倒してフラットにすると、全長1,910mm全幅1,385mm全高1,240mmとなっており、普通の人が寝るには十分なサイズです。

ホンダの軽トラキャンピングカーのベース車

ホンダの現行車のベース車両、アクティ・バンです。このアクティも2輪・4輪駆動が選べ、さらにオートマチック(AT)とミッション車が選択できます。全2タイプのラインナップとなります。

 

後シートを倒したときのサイズは、全長:1,940mm、全幅:1,335mm、全高1,200mmとなっています。このアクティも普通サイズの人が寝るには、十分な大きさです。

軽トラ自作キャンピングカーの電源


大容量の家電、電子レンジなどは使用しませんが、テレビやパソコン、照明やスマホ充電など、軽トラ自作キャンピングカーには、いろいろ電源が必要となります。

短時間電源を使用する場合

長時間家電を使用しなければ、ACコンバーターを使用すれば問題ないでしょう。使い方は、キットのシガーコンセントを差し込み、本体のコンセントに家電のプラグを差し込むだけ。家庭での使用とかわりません。

DIY改造は、コンバーター本体をどこに収めるかです。DIY改造で収納方法を考え取り付けましょう。スマホの充電や短時間のパソコン使用は問題ありません。

BESTEK MRI3010BU-E04

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

長時間電源を使用する場合の必需品1

長時間家電を使用する場合、車のバッテリーが上がる恐れがあります。そこでサブバッテリーを用意し、それを使用する事になります。サブバッテリー専用の充電器が発売されています。シガーソケットから電源は取れるので、本体とサブバッテリーはDIY改造で取り付けることになります。

長時間電源を使用する場合の必需品2

必需品1には当然サブバッテリーが必要です。サブバッテリーは、軽トラに使用している純正バッテリーと同等製品か少し劣るくらいの物を使用してください。

間違っても容量の大きい物を使用してはいけません。トラブルの基となります。横転しないようケースに入れ固定する改造が必要です。また電極とタップをつなぐ小改造も必要です。

軽トラ自作キャンピングカーのベッド

軽トラキャンピングカーなのですから、当然寝られないと話になりません。自作しようとしていましたが、ベッドキットも販売されていました。取り付けもDIYで簡単なようです。値段的には、私の考えているほうが、自作DIYで材料費も大幅に安いです。これは、個人の選択の問題ですので、自由に選ぶと良いでしょう。

市販の軽トラ用ベッドキット

車両専用に制作したベッドキットも販売されています。内装にあわせて、ベッドの色も選べます。1人~4人乗車にあわせて、折りたたんでの使用も可能です。ベッド下は物入れに使用します。表面は20mm厚のウレタンをフェイクレザーで覆っています。

 

ベース車両が違っても、軽の荷室サイズはほとんど同じなので、内装などの小改造でDIY取り付けが可能と思います。

軽トラキャンピングカーの自作DIYベッド

キャプテンスタッグ UL-1070

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

自作DIYベッドの作り方は簡単で、材料もホームセンターで手に入ります。材料はベニア板(コンパネ)とコンテナBOXだけ。ベニア板は1,820mmx910mm厚さ9mを1枚。コンテナBOXは軽トラの荷台に敷き詰めるので、その個数分必要。高さは20cmくらいが使いやすい。

コンテナBOXを荷台に敷き詰め、その上にベニア板を置くだけ。サイズ的にベニア板は荷台に収まります。コンテナBOXは収納にも使います。内装にあわせてベニア板に色を塗ってもよいでしょう。


自作DIYベッドのマット

THERMAREST(サーマレスト) マットケース Zライト

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

自作DIYベッドの上に敷くマットは、登山用のマットを使用します。値段の安い銀マットでも良いとおもいます。種類やタイプはいろいろありますが幅90mm長さ180mmの一般的なサイズの物を使用してください。

自作DIYベッドでは寝袋を使用

コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

寝る時は、ふとんや毛布でも良いのですが、収納を考えると寝袋がベストです。ベニア板下のコンテナBOXは、寝袋が収納できるサイズが良いでしょう。寝袋は夏用と冬用2種類用意して、使うシーズンにあわせましょう。

軽トラ自作キャンピングカーのテーブル

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

キャンピングカーというからには、当然テーブルも必要です。市販品はいくらでも選べるので、ここはDIYでの作り方です。これも簡単です。ベッド用のベニア板(コンパネ)を縦に2等分するだけで1820mmx455mmの2枚が作れます。

これをコンテナBOXを積んだ物の上に置きます。1枚がテーブルで、もう1枚は長椅子となります。値段0円テーブルです。

軽トラ自作キャンピングカーの照明

自作軽トラ自作キャンピングカーの内装照明も、必ず必要になります。現代ですとLED照明が普通となります。車内照明用もかなりの製品が販売されています。これも個人の好みで、自由にえらべます。肝心の電源は、車内のサブバッテリーから取る方法と乾電池式の2通り選択できます。

サブバッテリーから照明電源を使用する場合

サブバッテリーからコンセントタップを引いて使用しますが、最近はLED照明ですので、±に注意する必要があります。配線はDIYで取り付けする必要あります。メリットとしては、サブバッテリーに、きちんと接続されていれば、安定して使用できます。値段は、特殊なタイプでなければ、それほど高くありません。

乾電池を照明電源とする場合

乾電池を使用する照明の場合も、様々なタイプの物が販売されています。付属の取り付け金具や両面テープで張り付ける物が多く、配線で悩む必要がありません。そして、あまり改造する必要がありません。値段も特殊なタイプでなければ、それほど高くありません。デメリットとして、電池の時間管理が必要で、早めの交換が必要となります。

軽トラ自作キャンピングカーの食事

イワタニ カセットコンロ タフまるJr.

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

シンクキットは最初から考えていませんので、食事はテーブル上で作る事になります。電熱器やカセット式ガスコンロ・キャンプ用コンロを使用する事になります。車内でのコンロ使用は、換気や内装に気をつけてください。キャンプ用だと1バーナータイプと2バーナータイプがあります。

自作キャンピングカーの内装

内装関係は、そのままでも良いと思う人が多いでしょうが、冬場の寒さやプライバシーにも気をくばりましょう。内装キットは販売されていませんので、DIY改造で値段も安くする方法を考えましょう。

寒さ対策

Tishion 8mm 銀マット アルミフィルム

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

冬の夜になると、現状の内装だけだと寒さに耐えるのが大変です。道の駅やキャンプ場は、夜間のエンジン使用は禁止ですので、エアコンも使えません。そこで、内装の上に段ボールや銀マットをカットして断熱材として使用します。

専用キットは販売されていませんので、自分でDIYすることになります。内装の改造はほとんどなく、マジックテープなどで固定し、昼間の取り外しもできるようにします。

プライバシー対策

ボンフォーム 6667-02BK

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

夜、室内で照明を使用すると、非常に目立ちます。そのため、フィルムを貼るなどのプライバシー対策が必要が必要となります。内装を大幅に改造するのでなければ、フィルムや専用サンシェード、室内用ルーバーキットなどを改造して使用します。内装を大幅に変更し、窓を潰すして使用する人もいます。

バックセンサー・カメラ

いろいろ改造しますと、室内ミラーからリアが見えなくなる場合があります。そんな時は、バックセンサー・カメラを取り付けましょう。最近は値段も手頃になっています。自分で取り付ける自信がなければ、販売店で簡単に取り付けてもらえます。

まとめ

軽トラ自作キャンピングカーの最低限の改造です。専用キットは、今のところ発売されていませんので、自分で改造DIYできるものとしました。費用もかけていません。後は自分で使用してみて、改良したりアイディアを加えて、自分だけの軽トラ自作キャンピングカーを製作してみてはいかがでしょうか。