BESTEK MRI3010BU-E04
セルスター IS-330
THERMAREST(サーマレスト) マットケース Zライト
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
LightBox.IN DC12V-85V
キャプテンスタッグ UL-1070
ボンフォーム 6667-02BK
Tishion 8mm 銀マット アルミフィルム
イワタニ カセットコンロ タフまるJr.
軽トラキャンピングカーを自作してみよう
キャンピングカーで旅をしたいと思っている人は、大勢いると思います。しかし、キャンピングカーは値段的にとても高く、購入しようと思っても簡単に手を出せません。そこで考えついたのが、軽トラの利用です。
日本独自の軽自動車のトラックです。これなら、税金も安く維持費も安くてすみます。これをベースに、自作DIYキャンピングカーを作りましょう。
自作軽トラキャンピングカーのベース車
日本では多数の自動車メーカーが、軽トラを発売しています。そして軽トラでも、様々タイプの車両を販売しています。普通の軽トラに、幌キットを取り付ければ、外装はOKと考える人もいるでしょうが、風や強度的に少し心配です。
軽トラのカタログを眺めていると、うってつけタイプがありました。軽トラのカーゴ(バン)タイプです。これなら、風に強く、強度的にも問題なく、防犯対策にも有利です。これからは、このタイプを想定して、話を進めます。
メーカー別自作軽トラキャンピングカーのベース車
軽トラを製作・販売してメーカーはダイハツ・スズキ・ホンダです。日産はスズキからエンジンのOEM供給を受け、三菱もスズキからOEM供給を受けています。トヨタは、子会社のダイハツの車を使用しています。現行車は、以上の6メーカーから購入できます。中古車であれば、スバルも加えることができます。
ダイハツの軽トラキャンピングカーのベース車
ダイハツの現行ベース車です。基本的に2輪駆動・4輪駆動が選べ、ミッションはAT(オートマチック)と5速マニュアルが選べます。全10タイプありますので、自分の好みで選べます。
値段は100万円~130万円台です。後シート倒し荷室をフラットにすると、荷室全長1,950mm全幅1,315mm全高1,235mm(ハイルーフ)となります。よほどの高身長の方ではない限り、十分に足を伸ばして寝られるサイズです。
スズキの軽トラキャンピングカーのベース車
スズキの現行車ベース車両エブリイです。二輪・四輪駆動が選べ、4速オートマチックと5速ミッションが選択できます。四輪駆動の場合フルタイムとパートタームの切り替えができ、走行幅が広がります。全五タイプのグレードがあります。値段は95万円台~140万円台となっています。
後ろシートを倒してフラットにすると、全長1,910mm全幅1,385mm全高1,240mmとなっており、普通の人が寝るには十分なサイズです。
ホンダの軽トラキャンピングカーのベース車
ホンダの現行車のベース車両、アクティ・バンです。このアクティも2輪・4輪駆動が選べ、さらにオートマチック(AT)とミッション車が選択できます。全2タイプのラインナップとなります。
後シートを倒したときのサイズは、全長:1,940mm、全幅:1,335mm、全高1,200mmとなっています。このアクティも普通サイズの人が寝るには、十分な大きさです。
軽トラ自作キャンピングカーの電源
大容量の家電、電子レンジなどは使用しませんが、テレビやパソコン、照明やスマホ充電など、軽トラ自作キャンピングカーには、いろいろ電源が必要となります。
短時間電源を使用する場合
長時間家電を使用しなければ、ACコンバーターを使用すれば問題ないでしょう。使い方は、キットのシガーコンセントを差し込み、本体のコンセントに家電のプラグを差し込むだけ。家庭での使用とかわりません。
DIY改造は、コンバーター本体をどこに収めるかです。DIY改造で収納方法を考え取り付けましょう。スマホの充電や短時間のパソコン使用は問題ありません。
BESTEK MRI3010BU-E04
長時間電源を使用する場合の必需品1
長時間家電を使用する場合、車のバッテリーが上がる恐れがあります。そこでサブバッテリーを用意し、それを使用する事になります。サブバッテリー専用の充電器が発売されています。シガーソケットから電源は取れるので、本体とサブバッテリーはDIY改造で取り付けることになります。
セルスター IS-330
長時間電源を使用する場合の必需品2
必需品1には当然サブバッテリーが必要です。サブバッテリーは、軽トラに使用している純正バッテリーと同等製品か少し劣るくらいの物を使用してください。
間違っても容量の大きい物を使用してはいけません。トラブルの基となります。横転しないようケースに入れ固定する改造が必要です。また電極とタップをつなぐ小改造も必要です。
軽トラ自作キャンピングカーのベッド
軽トラキャンピングカーなのですから、当然寝られないと話になりません。自作しようとしていましたが、ベッドキットも販売されていました。取り付けもDIYで簡単なようです。値段的には、私の考えているほうが、自作DIYで材料費も大幅に安いです。これは、個人の選択の問題ですので、自由に選ぶと良いでしょう。
市販の軽トラ用ベッドキット
車両専用に制作したベッドキットも販売されています。内装にあわせて、ベッドの色も選べます。1人~4人乗車にあわせて、折りたたんでの使用も可能です。ベッド下は物入れに使用します。表面は20mm厚のウレタンをフェイクレザーで覆っています。
ベース車両が違っても、軽の荷室サイズはほとんど同じなので、内装などの小改造でDIY取り付けが可能と思います。
軽トラキャンピングカーの自作DIYベッド
キャプテンスタッグ UL-1070
自作DIYベッドの作り方は簡単で、材料もホームセンターで手に入ります。材料はベニア板(コンパネ)とコンテナBOXだけ。ベニア板は1,820mmx910mm厚さ9mを1枚。コンテナBOXは軽トラの荷台に敷き詰めるので、その個数分必要。高さは20cmくらいが使いやすい。
コンテナBOXを荷台に敷き詰め、その上にベニア板を置くだけ。サイズ的にベニア板は荷台に収まります。コンテナBOXは収納にも使います。内装にあわせてベニア板に色を塗ってもよいでしょう。
自作DIYベッドのマット
THERMAREST(サーマレスト) マットケース Zライト
自作DIYベッドの上に敷くマットは、登山用のマットを使用します。値段の安い銀マットでも良いとおもいます。種類やタイプはいろいろありますが幅90mm長さ180mmの一般的なサイズの物を使用してください。
自作DIYベッドでは寝袋を使用
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
寝る時は、ふとんや毛布でも良いのですが、収納を考えると寝袋がベストです。ベニア板下のコンテナBOXは、寝袋が収納できるサイズが良いでしょう。寝袋は夏用と冬用2種類用意して、使うシーズンにあわせましょう。
軽トラ自作キャンピングカーのテーブル
キャンピングカーというからには、当然テーブルも必要です。市販品はいくらでも選べるので、ここはDIYでの作り方です。これも簡単です。ベッド用のベニア板(コンパネ)を縦に2等分するだけで1820mmx455mmの2枚が作れます。
これをコンテナBOXを積んだ物の上に置きます。1枚がテーブルで、もう1枚は長椅子となります。値段0円テーブルです。
軽トラ自作キャンピングカーの照明
自作軽トラ自作キャンピングカーの内装照明も、必ず必要になります。現代ですとLED照明が普通となります。車内照明用もかなりの製品が販売されています。これも個人の好みで、自由にえらべます。肝心の電源は、車内のサブバッテリーから取る方法と乾電池式の2通り選択できます。
サブバッテリーから照明電源を使用する場合
サブバッテリーからコンセントタップを引いて使用しますが、最近はLED照明ですので、±に注意する必要があります。配線はDIYで取り付けする必要あります。メリットとしては、サブバッテリーに、きちんと接続されていれば、安定して使用できます。値段は、特殊なタイプでなければ、それほど高くありません。
乾電池を照明電源とする場合
LightBox.IN DC12V-85V
乾電池を使用する照明の場合も、様々なタイプの物が販売されています。付属の取り付け金具や両面テープで張り付ける物が多く、配線で悩む必要がありません。そして、あまり改造する必要がありません。値段も特殊なタイプでなければ、それほど高くありません。デメリットとして、電池の時間管理が必要で、早めの交換が必要となります。
軽トラ自作キャンピングカーの食事
イワタニ カセットコンロ タフまるJr.
シンクキットは最初から考えていませんので、食事はテーブル上で作る事になります。電熱器やカセット式ガスコンロ・キャンプ用コンロを使用する事になります。車内でのコンロ使用は、換気や内装に気をつけてください。キャンプ用だと1バーナータイプと2バーナータイプがあります。
自作キャンピングカーの内装
内装関係は、そのままでも良いと思う人が多いでしょうが、冬場の寒さやプライバシーにも気をくばりましょう。内装キットは販売されていませんので、DIY改造で値段も安くする方法を考えましょう。
寒さ対策
Tishion 8mm 銀マット アルミフィルム
冬の夜になると、現状の内装だけだと寒さに耐えるのが大変です。道の駅やキャンプ場は、夜間のエンジン使用は禁止ですので、エアコンも使えません。そこで、内装の上に段ボールや銀マットをカットして断熱材として使用します。
専用キットは販売されていませんので、自分でDIYすることになります。内装の改造はほとんどなく、マジックテープなどで固定し、昼間の取り外しもできるようにします。
プライバシー対策
ボンフォーム 6667-02BK
夜、室内で照明を使用すると、非常に目立ちます。そのため、フィルムを貼るなどのプライバシー対策が必要が必要となります。内装を大幅に改造するのでなければ、フィルムや専用サンシェード、室内用ルーバーキットなどを改造して使用します。内装を大幅に変更し、窓を潰すして使用する人もいます。
バックセンサー・カメラ
いろいろ改造しますと、室内ミラーからリアが見えなくなる場合があります。そんな時は、バックセンサー・カメラを取り付けましょう。最近は値段も手頃になっています。自分で取り付ける自信がなければ、販売店で簡単に取り付けてもらえます。
まとめ
軽トラ自作キャンピングカーの最低限の改造です。専用キットは、今のところ発売されていませんので、自分で改造DIYできるものとしました。費用もかけていません。後は自分で使用してみて、改良したりアイディアを加えて、自分だけの軽トラ自作キャンピングカーを製作してみてはいかがでしょうか。