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ヤマハ400ccクラスのバイクをご紹介!旧車から現行車種まで一挙ご紹介!

400ccクラスのヤマハ車を現行車種の新型から注目したい中古の旧車までを紹介し、おすすめポイントを解説します。ヤマハ車は美しいデザインや接地感の高い操作性が人気!400ccクラスの現行新型はラインアップが減りましたが、中古の旧車を含めると名車ぞろいです。
2020年9月26日
hosokawa_taka
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ヤマハの中型400cc:はじめに

現行車種や新型から旧車まで

400ccのバイクは大型ミドルクラスや250ccのバイクに人気が押されがちですが、ちょうどいいパワー感がツーリング用バイクとして人気があります。高速道路走行では250ccのバイクのようにパワー不足を感じませんし、一般道では大型バイクのようにパワーを持て余しません。普通二輪免許で乗れる最大排気量は初心者にもおすすめ!手ごわさを感じさせないサイズ感や余裕あるパワー感は扱いやすく、ベテランライダーからも支持されています。

ヤマハ車の特徴

ヤマハ車の特徴は普遍的な美しさを感じさせるデザインがおすすめポイントです。風の流れを可視化した曲線、どの角度から眺めてもうっとりさせられるボリュームバランス、おしゃれなカラーリングなど、バイクのキャラクターが反映されたデザインになっています。デザイン勝負で選んでもギャップを感じさせられることが少ないですね。接地感の高いハンドリングも人気!他メーカーに乗り慣れていると違和感を覚えるほど特徴的です。

ヤマハの中型400ccバイクはどう?

現行車種の新型は?

ヤマハの400ccバイクの現行車種は、単気筒エンジンを搭載したSR400、スーパースポーツのYZF-R3、スポーツネイキッドのMT-03、前2輪・後1輪のトリシティ300の4車種です。ホンダは4車種、スズキは1車種、カワサキは2車種。大型ミドルクラスや250ccのバイクに人気を奪われラインアップは少ないものの、ヤマハの400ccバイクはバリエーションが保たれています。他メーカーよりもエンジンやスタイルの幅が広いですね。

中型400ccバイクの傾向

他メーカーよりもバリエーションが豊富なものの、ヤマハファンとしてはラインアップにもう一声欲しいところです。4気筒エンジンを搭載した車種はありませんし、空冷単気筒エンジンは排出ガス規制の限界を迎える可能性があります。新型車種に期待したいところですが、400ccのバイクはアセアン諸国や欧米各国での需要が低いため、新型がリリースされる可能性が低いですね。

ヤマハでおすすめの400ccバイクをご紹介!

では本題!ヤマハでおすすめの400ccバイクを紹介します。現行車種や新型はもちろん、旧型車種で中古車在庫数に余裕があるものもピックアップしました。おすすめポイントや選び方の基準、キャラクターについても解説します。なお、この記事は2020年9月25日現在の情報をもとに作成しておりますことをご了承ください。

ヤマハの現行中型400cc:SR400

SR400のおすすめポイント


出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/SR400/index.html

ヤマハ SR400

ヤマハのSR400は1978年の3月に販売が開始されて以降一度もフルモデルチェンジされることなく生産され続けられている空冷SOHC2バルブの単気筒エンジンを搭載したオールドルックバイクです。ビンテージ感溢れるシルエットや仕上がりの美しさがおすすめポイント。ピストンの圧縮上死点を探り、デコンプレバーで圧縮を抜いて、一気にキックペダルを踏み下ろす…そんなメカニカルな作法が必要な始動性にも人気があります。

SR400はユーザーが育てるバイク

SR400の排気量は400ccなのですが、エンジンパワーは250ccのバイクに近いといえます。理論上の最高速度は136.5km/h(5速6500回転)ですので、低い回転数で単気筒エンジンを味わうタイプの400ccバイク。リヤサスペンションは柔らかく、スプリングが勝ち気味ですので、カスタムパーツに換装するユーザーが多いですね。カスタムパーツは多く流通していますので、自分好みに育てると愛着が一層高まります。

ヤマハの現行中型400cc:YZF-R3

YZF-R3のおすすめポイント

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/YZF_R3/index.html

ヤマハ YZF-R3

ヤマハのYZF-R3は流麗なフルカウルがかっこいいスーパースポーツバイクです。2019年の6月に現行の新型へとモデルチェンジされ、デザインがよりスポーティになり、フロントサスペンションが倒立フォークに変更されました。街乗りからツーリングまで楽しめるのがYZF-R3のおすすめポイント。軽快なハンドリングも高く評価されています。乗車姿勢は旧型の正立フォークのほうが楽なのですが、実用上では問題ないレベルです。

初心者にもおすすめのスーパースポーツ

ヤマハのYZF-R3は初心者にもおすすめしたいスーパースポーツバイクです。プラス71ccの余裕はトルク特性に表れ、エンジン特性は扱いやすく、YZF-R25のように神経質な雰囲気がありません。2019年以降の新型はラジアルタイヤを標準装備していますので路面の感触をつかみやすいですね。しかし、旧型のYZF-R3にもご注目!エンジンスペックは同じですので中古車価格にお買い得感があります。

ヤマハの現行中型400cc:MT-03

MT-03のおすすめポイント

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/MT_03_320CC/index.html

ヤマハ MT-03

ヤマハのMT-03はスポーティな雰囲気がかっこいいネイキッドバイクです。精悍なフロントマスクとカラーリングがおすすめポイント!カジュアルウエアでおしゃれをしたいツーリングでも人気です。先述したYZF-R3との大きな違いはハンドルの形状。YZF-R3は剛性感のあるセパレートハンドルなのですが、MT-03は低速でも操作しやすいバーハンドル。バーハンドルは通勤などの街乗りでも操作がしやすいですね。

ベストバランスネイキッド

ヤマハのMT-03はバランスのよさが光るネイキッドバイクです。250ccネイキッドの軽量な車体にプラス71ccの排気量はベストバランス!ストレスフリーな設定だといっても過言ではありません。ハンドリングは軽快ながらも安定感があります。現行モデルの新型となったのは2020年の3月ですので、旧型MT-03もまだまだ新鮮!旧型MT-03の中古車在庫数は豊富ですし、価格もお買い得感が高いですね。

ヤマハの現行中型400cc:トリシティ300


トリシティ300のおすすめポイント

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/TRICITY_300/index.html

ヤマハ トリシティ300

ヤマハのトリシティ300はフロント2輪・リヤ1輪の独創的な構成が特徴のATクルーザーで、2020年の9月に販売が開始されたばかりの新型です。フロントが2輪であればタイヤの接地面積が増えますので、安定感が増し、制動距離を短くできます。車両重量は重くなってしまい、加速の指標となるトルクウエイトレシオは250ccスクーターに近いのですが(79kg/kgf・m)、極低速での安定感は街乗りでも有利です。

400ccバイクの新規格

ヤマハのトリシティ300はヤマハでしか開発しえないATクルーザーだといえます。バイクの課題を真摯に受け止め具現化していく、それがヤマハ車の特徴。フロントタイヤがグリップを失わなければ転倒事故は大幅に減少できるのです。トリシティ155で課題となった高速道路走行での余裕も改善。100km/hでのエンジン回転数はトップギアで5448回転ですので、エンジンの最大トルクを活用し、効率よく速度を上乗せする設定です。

ヤマハの旧車中型400cc:ドラッグスター400

ドラッグスター400のおすすめポイント

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/DRAGSTAR400/index.html

ヤマハ ドラッグスター400

ヤマハのドラッグスター400は1996年の2月に販売が開始され、2016年モデルまで生産された旧車のアメリカンクルーザーです。ロー&ロングな迫力あるシルエットや空冷エンジンのまがい物ではない冷却フィンに人気があります。ライバル車と比較すると軽量ですし、ハンドリングもニュートラル。V型2気筒のショートストロークエンジンは鼓動感が少なめなものの、400ccのアメリカンクルーザーとしては高回転までスムーズに回ります。

ツーリングユースではベストチョイス!

ヤマハのドラッグスター400は生産が終了した旧車ながら、中古車在庫が豊富ですし、価格も安定傾向にあります。400ccのアメリカンクルーザーの新型は新発売される可能性が低いので今が買い時。旧車アメリカンのライバル車では、車体サイズが大きなホンダのシャドウクラシック400やスズキのイントルーダークラシック400、ロングストロークエンジンを搭載したカワサキのバルカン400と比較しましょう。

ヤマハの旧車中型400cc:XJR400R

XJR400Rのおすすめポイント

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/XJR400R/index.html

ヤマハ XJR400R

ヤマハのXJR400Rは空冷DOHC4バルブの直列4気筒エンジンを搭載したネイキッドバイクの旧車です。1995年の2月に販売が開始され、2007年モデルまで生産されました。空冷4気筒エンジンならではの豪快な回転フィーリングと、ヤマハ車ならではの軽快なハンドリングがおすすめポイントです。流麗なデザインにも人気がありますね。理論上の最高速度は182.7km/h(6速11000回転)。さすがは4気筒!現行の新型ネイキッドよりハイスペックです。

回して楽しい空冷4気筒エンジン

ヤマハのXJR400Rは旧車ながらも中古車在庫数に余裕があり、中古車価格も安定しています。また、XJR400Rに4気筒エンジンを引き継いだXJR400(1993~1996)は旧車会風のカスタムが施された個体が多いですね。同じ空冷4気筒ネイキッドのカワサキのゼファーは中古車価格が高騰していますので、XJR400Rは400cc4気筒ネイキッドでイチオシのおすすめ!水冷4気筒エンジンを搭載したホンダのCB400スーパーフォアと比較しましょう。


ヤマハの旧車中型400cc:SRX400

SRX400のおすすめポイント

ヤマハのSRX400は空冷SOHC4バルブの単気筒エンジンを搭載したシングルスポーツで、1985年の4月に販売が開始され、1992年モデルまで生産されました。セクシーなシルエット歯切れのいい単気筒エンジンがおすすめポイント。芸術の域に達しているといっても過言ではないほど美しいボディラインにヤマハのこだわりが感じられます。重心はやや高めで、操作性は少し玄人好みですが、レーシーな乗車姿勢はワインディングロードで楽しいですね。

単気筒スポーツの名車

ヤマハのSRX400は生産が終了されて長い旧車ですし、やや玄人好みの単気筒スポーツなのですが、ヤマハの姿勢を具現化したバイクとして紹介しました。中古車価格は安いものの、中古車在庫数は少なめですし、ツーリングコンディションまで整備するには費用が必要かもです。また、前後タイヤ径、始動方式、リヤサスペンションの仕様などが年式によって違いますので、中古車選びは慎重にしたいですね。

ヤマハの中型400cc:まとめ

ヤマハのこだわりを感じながら乗ると楽しい!

ヤマハの400ccのバイクは他メーカーにない個性があり、それを理解したうえで乗ると楽しいですね。特にハンドリングは個性的で少しオーバーステア。グイグイと旋回していく感覚をワインディングロードで楽しめます。現行の新型はモデルチェンジの頻度が少なめですが、旧車には頻繁に細部変更されている車種もありますので、ユーザーレビューを確認するときは年式もチェックしましょう。

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ヤマハの名車SR400のスペックを確認し、ツーリングのスタイルについて検証した記事もチェックしてください。セロー250やトリッカーが生産終了となり、SR400を新車で購入できるのは今が最後のチャンスになるかもです。また、美しさを極めたドラッグスター400や人気の250ccクラスも要チェック!ヤマハのモノづくりに対する情熱を感じ、ツーリングを楽しいものにしましょう。