ドラッグスター400のスペックと評価!年式の違いや中古車情報も!のイメージ

ドラッグスター400のスペックと評価!年式の違いや中古車情報も!

ドラッグスター400のスペックとユーザーの評価を検証し、年式の違いや中古車価格をまとめました。400ccアメリカンクルーザーは次々とラインアップから姿を消し、国産で最後まで残ったのがドラッグスター400。ツーリングに適したスペックと優良中古車在庫が光ります。

2020年01月10日更新

hosokawa_taka
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キャンプツーリング歴26年。ツーリング先で野宿やキャンプを楽しんでいます。バイクでのソロキャンプも楽しいですが、家族旅行で宿代わりにするファミリーキャンプも別の楽しみがありますね。ツーリングやキャンプの情報を正しく丁寧に伝えます。
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目次

  1. ドラッグスター400のスペック:はじめに
  2. ドラッグスター400のスペック:車体サイズ
  3. ドラッグスター400のスペック:エンジン
  4. ドラッグスター400のスペック:足回り
  5. ドラッグスター400のスペック:街乗り
  6. ドラッグスター400のスペック:高速道路
  7. ドラッグスター400のスペックと年式
  8. ドラッグスター400の中古車価格
  9. ドラッグスター400のマフラーとタイヤ
  10. ドラッグスター400のスペック:まとめ

ドラッグスター400のスペック:はじめに

セクシーなボディボリューム、まがい物ではない空冷エンジンの冷却フィン、メンテナンスサイクル1万キロのシャフトドライブ、ヤマハのドラッグスター400は旅バイクに相応しいアメリカンクルーザーです。残念ながら2017年式で生産終了となりましたが、その輝きと存在感は健在!ここではドラッグスター400のスペック、評価、年式、そしてドラッグスタークラシック400との違いについてまとめます。

ドラッグスター400の系譜

ドラッグスター400の歴史は1983年の3月に発売されたXV400SPから始まります。XV400SPのV型2気筒エンジン(ボア68mm×ストローク55mm)は名車XV400ビラーゴを経て、ドラッグスター400にも搭載されました。ドラッグスター400がシャフトドライブなのもXV400SP譲りです。某輸入車だけがアメリカンクルーザーではない!日本人の感性をくすぐる美しさを極めたシルエットは、XV400SPですでに完成していました。

では本題!ヤマハのドラッグスター400のスペックを徹底検証していきます。なお、この記事は2020年1月10日現在の情報をもとに作成しておりますことをご了承ください。

ドラッグスター400のスペック:車体サイズ

出典: https://www.goobike.com

ドラッグスター400

※ここではクラシックと区別しやすいように、「ドラッグスター400STD」と記します。

ドラッグスター400のスペックを確認すると、車体サイズはかなり大柄だといえます。アメリカンクルーザーは車体サイズも重要な要素。ライダーが乗車した状態でのシルエットが大切なのです。また、ドラッグスター400STD(スタンダード)とドラッグスタークラシック400では車体サイズが大きく違います。ドラッグスタークラシック400の全長はかなり長く、ハンドル幅も広いですね

【ドラッグスター400のスペック:車体サイズ】

  ドラッグスター
400STD
ドラッグスター
クラシック400
全長 2340mm 2450mm
全幅 840mm 930mm
全高 1065mm 1110mm
軸間距離 1610mm 1625mm

※最終型(2017年式)のスペック

車体サイズの評価

出典: https://www.goobike.com

ドラッグスタークラシック400

ドラッグスター400ユーザーの車体サイズに関する評価を確認すると、大柄な割には扱いやすいというコメントが目立ちます。これは重心の低さが安定感につながっているためです。より大柄なドラッグスタークラシック400も同様の評価。大柄なバイクは乗るのが億劫になりやすいのですが、扱いやすいアメリカンクルーザーは稼働率が上がります。

【ドラッグスター400STD】低く構えたアメリカン特有のポジションの為低速域での安定感は特筆モノ。(中略)悠然と風と一緒に走る感覚は楽しいの一言。

【ドラッグスタークラシック400】車体も大きい割には扱いやすく乗りやすいバイクだと思います。

ドラッグスター400のスペック:エンジン

ドラッグスター400のスペックから理論上の最高速度を計算すると、思いのほか速いことがわかります。車両重量や空気抵抗が原因で理論上の最高速度に達するのは難しいかもですが、エンジンスペックは優秀です。STDとクラシックで最高速度に違いがないのは、変速比や減速比、エンジンのスペックやリヤのタイヤサイズが同じためです。

【ドラッグスター400のスペック:エンジン】

  ドラッグスター
400STD
ドラッグスター
クラシック400
最高出力発生時の
最高速度(5速)
153.2km/h
最大トルク発生時の
最高速度(5速)
127.7km/h

※理論上の最高速度
※最終型(2017年式)のスペック

エンジンの評価

ドラッグスター400ユーザーのエンジンスペックに関する評価を確認すると、Vツインエンジンの割には高回転型だというコメントが目立ちます。これは、スムーズに回るショートストロークエンジンを搭載しているのが原因です。ピストンを打ち下ろすような鼓動感は薄いとのこと。ドラッグスタークラシック400ユーザーのコメントにも違いはありませんでした。

【ドラッグスター400STD】一般的なアメリカン志向のバイクは低回転~中速度域に強みがあるのですがDSはどちらかといえば高回転志向。(中略)ワイドなギアレシオなのでどこからでも加速できる懐の深さが魅力でした。

【ドラッグスタークラシック400】シャドウに比べると高回転寄りのエンジンなので、トルクを出そうとすると回転が上がってしまいます。

ドラッグスター400のスペック:足回り

ドラッグスター400の足回りスペックを確認すると、アメリカンクルーザーとしては平均的な仕様です。リヤサスペンションは先代に当たるXV400ビラーゴの2本サスからモノサスに変更されています。これは、ビンテージハーレーのリジッドサスを模したデザイン的な演出。ドラッグスタークラシック400とでは、フロントのタイヤサイズやリヤホイールのトラベル量が違います。

【ドラッグスター400のスペック:足回り】

  ドラッグスター
400STD
ドラッグスター
クラシック400
フロ
ント
サスペンション テレスコピックフォーク
ホイールトラベル 140mm
タイヤ 100/90-19 130/90-16
リヤ サスペンション モノサス(カンチレバー式)
ホイールトラベル 86mm 98mm
プリロード調整 7段
タイヤ 170/80-15

※最終型(2017年式)のスペック

足回りの評価

ドラッグスター400の足回りに関する評価を確認すると、安定した直進性やニュートラルな旋回性が高く評価されているものの、ワインディングロードではステップ※やマフラーが接地してしまうというコメントを見かけます。乗り心地はドラッグスター400STDよりドラッグスタークラシック400のほうがいいと評価されることが多いですね。

※クラシックではステップボード

【ドラッグスター400STD】低く切り落としたシートの為肉厚が無いので、ギャップを拾うと腰骨にストライクで衝撃が来る。リアの接地感がしっかりしているので、振り回しても安定感抜群。

【ドラッグスタークラシック400】DSC4のシートはフカフカです!これなら長距離ツーリングでも安心かな。ハンドルとフットレストの位置も最適で、楽な姿勢で運転できます。

ドラッグスター400のスペック:街乗り

ドラッグスター400の街乗りに関するスペックを確認すると、重い車両重量や大柄な車体サイズが気になるものの、シート高はかなり低いので不安を感じさせられないといえます。乗り心地重視のドラッグスタークラシック400はシート高が少し高いものの、それでも足つき性に不安を感じることはないでしょう。街乗り性は重要なスペック!ツーリング先で市街地走行や路地裏散策をするシーンは必ずあります。

【ドラッグスター400のスペック:街乗り】

  ドラッグスター
400STD
ドラッグスター
クラシック400
シート高 660mm 710mm
車両重量 234kg 247kg
最小回転半径 3.1m 3.5m

※最終型(2017年式)のスペック

街乗りでの評価

ドラッグスター400ユーザーの街乗りに関する評価を確認すると、降りての取りまわしでは車両重量の重さがデメリットとなるものの、低速走行での安定感は高く評価されています。また、マフラーの静粛性が高いので、街乗りで周囲にイヤな思いをさせる心配も少ないとのことです。

【ドラッグスター400】見た目通りの低重心なので、走行中の取り回しは図体に似合わずイージーです。(中略)手押しとなると体の重心から離れてしまうので車重と相まって動かすのは大変です。

【ドラッグスタークラシック400】重いけど足つき抜群なのでコケる不安は皆無。ハーレーみたいなドコドコ感はないけど、静かで優等生。とにかく乗っててラクチンな、まさに国産クルーザー。

ドラッグスター400のスペック:高速道路

ドラッグスター400の高速道路走行に関するスペックを確認すると、思いのほか余裕があるといえます。しかし、それは理論上のエンジン回転数のみを見ての話し。最大トルクの割に車両重量は重く、トルクウエイトレシオは250ccクラスレベルです。高速道路での追い越し加速ではドラッグスター400STDが若干有利なものの、クラシックとの違いは体感できるほどではありません。

【ドラッグスター400のスペック:高速道路】

  ドラッグスター
400STD
ドラッグスター
クラシック400
100km/h 4895rpm(78.3%)
80km/h 3916rpm(62.7%)
トルクウエイトレシオ
kg/kgf・m
73.125 77.188

※5速での理論上のエンジン回転数
※()内は最大トルクを発生させるエンジン回転数比
※最終型(2016年式)のスペック

高速道路での評価

ドラッグスター400ユーザーの高速道路走行に関する評価を確認すると、高速巡行に必要な速度に到達させるのは問題ないものの、それ以上の速度を出すのは厳しいというコメントが目立ちます。しかし、ほとんどのユーザーはそれで十分とのこと。ドラッグスター400のユーザーはツーリングの楽しみ方を理解している紳士的なバイク乗りが多いですね。

【ドラッグスター400】正直なところパワーは余裕ありませんが、高速道路を法廷速度+αで走るくらいなら不便は無いはずです。

【ドラッグスタークラシック400】高速、下道ともに高頻度でタンデムしていましたが、どちらも飛ばすわけでもないし、ほとんど不満はありません。唯一高速道路のタンデムでの登り坂はフルスロットルで100キロ以上の加速はできずしんどかったです。

ドラッグスター400のスペックと年式

ここまではドラッグスター400のスペックや評価についてまとめてきましたが、ここからは年式や中古車価格、マフラーやタイヤについてまとめます。

ドラッグスター400の年式は大まかには初期型(4TR)、キャブ車規制後型(5KP)、インジェクション車(35C)に分けられます。年式によって車体サイズやエンジン出力に微増減はあるものの、ホイールベースやタイヤサイズは変更されていませんので、乗り味の違いは少ないですね。

4TR:ドラッグスター400(クラシックを含む)の年式

型式4TRのドラッグスター400は初期モデル(1996~99年式)です。機種コード※は年式によりは4TR1から4TR9まであります。最高出力は33PS/7500rpm、最大トルクは3.3Kgf・m/6000rpm。規制前のドラッグスター400はもっともハイパワーな年式です。

※機種コードは登録型式とも呼ばれます。

余談:型式と機種コード

ヤマハ車には型式と機種コードがありますが、どちらも知っておくのが理想的。リコールやサービスキャンペーンの情報は型式と車台番号で、サービスマニュアルやパーツリストは機種コードで個体を判断します。

5KP:ドラッグスター400(クラシックを含む)の年式

型式BC-VH01Jのドラッグスター400には前期(2000~02年式)と後期(2003~09年式)があり、前期の機種コードは5KP1から5PK7、後期は5KP8から5KPNです。機種コード末尾の数字は、2桁になる前にアルファベッドへ切り替えられています。

前期モデルは燃料系付き電気式スピードメーターへの変更と二次空気導入装置の追加、後期モデルは騒音規制マフラーへの変更とイモビライザーの追加がされています。5KPの最高出力は32PS/7500rpm、最大トルクは3.3Kgf・m/6000rpmですので、体感できるほどパワーダウンしていません。

35C:ドラッグスター400(クラシックを含む)の年式

型式EBL-VH02Jのドラッグスター400は最終型(2010~17年式)です。機種コードは35C1から35CD。5KPと同様に、機種コード末尾の数字が2桁になる前にアルファベッドへ切り替えられています。35Cはフューエルインジェクションを搭載した年式で、最高出力は30PS/7500rpm、最大トルクは3.2Kgf・m/6250rpmと低くなりましたが、燃費の良さや安定したエンジンは魅力的です。

余談:ヤマハはユーザーフレンドリー!

ヤマハは公式ホームページで部品情報を積極的に公開しています。整備や交換部品の注文に役立つ情報なのですが、ドラッグスター400の年式や機種コードを特定することも可能です。

ドラッグスター400の中古車価格

ドラッグスター400STDの中古車傾向

ドラッグスター400STDの中古車在庫は豊富です。マフラーさえカスタムされていないフルオリジナルコンディションの優良車から、センスのいいビルダーが仕上げたフルカスタム車まで、選びたい放題の中古車在庫数。400ccのバイクはフルカスタムすると陸運局へ構造変更申請をしなければなりませんので、フルカスタム車を選択するのもありですね。

ドラッグスタークラシック400の中古車傾向

ドラッグスタークラシック400も中古車在庫は豊富だといえます。しかし、フルオリジナルコンディションであったりマフラーをカスタムパーツに換装したりした程度のノーマル車が比較的に多く、フルカスタム車は少ないですね。クラシックはデザインの完成度が高く、乗り心地もいいので、ツーリングで愛用された個体が多いと考えられます。

ドラッグスター400の中古車価格と年式

平均的な中古車価格の違いをGOOBIKEで調べると、ドラッグスター400STDで37万円、ドラッグスタークラシック400で42万円でした。これは、STDよりもクラシックのほうが程度のいい中古車が多いからだと考えられます。アメリカンクルーザーにツーリングでの乗り心地を求める購買層が増えているのも原因かもです。

【ドラッグスター400の中古車価格】

  ドラッグスター
400STD
ドラッグスター
400クラシック
4TR 約10~85万円 約12~46万円
5KP前期 約14~80万円 約17~51万円
5KP後期 約13~94万円 約20~60万円
35C 約32~80万円 約30~90万円

※フルカスタム車を含む
2020年1月10日現在の中古車価格

ドラッグスター400のマフラーとタイヤ

ドラッグスター400のタイヤ

ドラッグスター400のタイヤは国産ブランドから安いアジアンタイヤまで揃っていますので、好みに合わせて選べます。ロングセラーのアメリカンクルーザーでしたので、生産が終了しても消耗品の調達に不便を感じないのがメリット。ワインディングロードを積極的にファンライドするバイクではありませんので、耐久性やデザイン性を重視して選ぶのもありです。

ドラッグスター400のマフラー

近年はノーマルマフラーの静粛性を好むアメリカンクルーザーファンが増えつつあります。ツーリングでは静かなマフラーのほうが疲れにくいですし、早朝に出発したり深夜に帰宅したりしても周囲に迷惑をかけにくいからです。また、ドラッグスター400にカスタムマフラーを装着すると、低速トルクが細くなるというユーザーもいます。

【ドラッグスタークラシック400】マフラーを純正に戻したところ、低回転でのトルクがかなりあることが発覚。非常に乗りやすく、また、トルクフルで楽しいバイクであることがわかりました。

ドラッグスター400のスペック:まとめ

ドラッグスター400のスペックやユーザーの評価をまとめ、年式の違い、中古車価格、タイヤ、マフラーについても触れました。ドラッグスター400は堂々とした車体サイズの割に扱いやすく、必要にして十分なスペックと優れた走行安定性を備えたアメリカンクルーザーです。しかも静粛性に優れていて街乗り性も優秀となれば、ツーリングの相棒に相応しいスペックを有しているといえます。価格とコンディションのバランスがいい今が買い時かもです。

アメリカンクルーザーが気になる人はこちらをチェック!

国産のアメリカンクルーザーは排出ガス規制や騒音規制を受け、新車で購入できるモデルが少なくなりました。しかし、アメリカンクルーザーは中古車在庫が多く、価格も比較的に安定傾向です。通勤や通学でも人気のドラッグスター250、重厚な乗り味が魅力的なスズキのイントルーダークラシック400、バリエーションが豊富なホンダのシャドウ400シリーズの記事もチェックしてくださいね。

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