【2020最新】250ccバイク一覧:はじめに
コスパ重視なら250cc!
250ccのバイクは通勤などの街乗りから休日のツーリングまで楽しめる汎用性の高さがメリットです。車両価格は安いですし、燃費も良好ですのでコスパにも優れています。しかし、250ccは人気の排気量ですのでラインアップが多く、どんな種類のバイクが自分に合っているのかがわかりにくいのも事実。流行りにも流されやすいですね。
250ccバイクの種類について
250ccのバイクには①スーパースポーツ②ネイキッド③ツアラー④オフロード⑤ビッグスクーター⑥ATストリートといった種類があります。250ccのバイクは通勤などの街乗りでも用いられるため、種類は細分化されています。それぞれの特徴は種類別に解説しますが、どの車種もフレンドリーで扱いやすい傾向です。
国産モデルは極めて少ない
バイクは需要が多い地域で生産したほうがコストを抑えられますので、国産のバイクは少なくなり、海外生産のグローバルモデルが増えました。
国産モデルに信頼を寄せているバイク乗りは多いでしょうが、グローバルモデルの品質は国産モデルに迫っています。アセアン諸国でタフに用いられている250ccバイクを見ると、国産モデルよりも耐久性があるのでは?と思わせられるほどです。
初めてのバイクにはかっこいいおしゃれなデザインを重視!
おしゃれな250ccバイクは毎日の通勤を楽しくしてくれますし、かっこいいデザインはライダーをツーリングへ行く気持ちを高めてくれます。250ccのバイクは初めてのバイクに選ばれることも多いので、おしゃれか?かっこいいか?は最重要!
おしゃれでかっこいいバイクは乗る回数が増えますので、結果的に運転技術の向上につながります。
250ccバイクの性能や価格、コスパ度合いをチェック!
では本題!250ccのバイクを種類別に一覧で紹介します。人気やデザインの印象、性能と価格のコスパ度合いもチェックします。2020年に新発売された最新モデルには「※2020年最新」のしるしをつけますね。
グローバルモデルが急激に増えた頃に比べると、最新の2020年現行モデルはおしゃれでかっこいいデザインになりました。なお、この記事は2020年9月12日現在の情報をもとに作成しますことをご了承ください。
種類別250ccバイク一覧:スーパースポーツ
スポーティでフレンドリー
250ccのスーパースポーツはスポーティな走行性能やツーリングでの快適さを最適化したバイクです。「レーシーではなくスポーティ」「レーサーレプリカとツアラーの中間」そう捉えて問題ありません。どの車種もかっこいい仕上がりになっていますが、通勤などの街乗り性やツーリングでの使い勝手もチェックしましょう。
CBR250RR※国産モデル
ホンダのCBR250RRはシャープでクセのないシルエットがかっこいい250ccスーパースポーツです。バイクを操作する楽しさを追求しながらも、ツーリングも快適にこなします。乗車姿勢は前傾が強いものの、ステップとの位置を含めると全体的なバランスは良好です。国産モデルならではの質感の高さにも人気があります。
YZF-R25
ヤマハのYZF-R25は精悍なシルエットが美しい250ccスーパースポーツです。長男のYZF-R1を思わせるかっこいいデザインでありながらもスペックは標準的。通勤などの街乗りから休日のツーリングまで、過不足を感じることはありません。コスパ重視で選ぶなら、2018年以前の旧モデルもおすすめです。
ジクサー250SF※2020年最新モデル
スズキのジクサーSF250は2020年の4月に販売が開始されたばかりの250ccスーパースポーツです。プレーンで潔いシルエットがスポーティでかっこいいですね。
インドで生産され、ところどころにコストカットの痕跡はみられるものの、フルカウルのスーパースポーツが税込み48万1800円はコスパ最強!初心者ライダーのツーリングにもおすすめです。
ニンジャ250
カワサキのニンジャ250は鋭い顔つきとボリューム感のあるシルエットがかっこいい250ccスーパースポーツで、人気も実力もナンバーワンです。2018年のフルモデルチェンジでスポーティな印象が強くなったものの、原点は250ccツアラーの名車ZZR250ですので、ツーリングでの快適さも残されています。
ニンジャZX-25R※2020年最新モデル
カワサキのニンジャZX-25Rは水冷DOHC4バルブの直列4気筒エンジンを搭載した250ccスーパースポーツです。2020年9月の販売開始前から人気沸騰!税込み82万5000円の価格は高価ですが、トルク特性を選択できるパワーモードやスリップを抑制するトラクションコントロールシステムの装備などを踏まえるとコスパに優れています。
種類別250ccバイク一覧:ネイキッド
250ccのネイキッドバイクはスポーティな走行性能とカジュアルな雰囲気がおすすめポイントです。カジュアルなジャケットやパンツを流用してのおしゃれもできます。
バータイプのハンドルは乗車姿勢に無理がなく、振動も吸収しますので、ツーリングでの疲労を軽減してくれます。操作性は通勤などの街乗りでも良好です。
CB250R
ホンダのCB250Rはモダンとクラシックが融合したシルエットがおしゃれな250ccネイキッドバイクです。短いタンデムシートと胸板のボリューム感がかっこいいですね。スペックは標準的ですが、優れた直進安定性と安定した操作性がおすすめポイント。乗り心地はやや硬めなものの、通勤などの街乗りでは問題ないレベルです。
MT-25
ヤマハのMT-25は戦闘的なデザインがかっこいい250ccネイキッドバイクです。気軽に乗り出せるフレンドリーな一面は通勤などの街乗りにもおすすめです。
2020年の3月にデザインを一新するマイナーチェンジを受け、フロントフォークが倒立式に変更されました。コスパ重視で選ぶなら、正立フォークの旧モデルもおすすめです。
ジクサー250※2020年最新モデル
スズキのジクサー250は先述したジクサーSF250のネイキッドモデルです。画像で見るとアクが強い印象を受けますが、実車はまとまり感があってかっこいいですね。シックなカラーリングはカジュアルウエアでおしゃれしたいバイク乗りにもおすすめ!通勤などの街乗りでもウエアの選択肢が広がります。乗車姿勢も自然です。
ジクサー150
スズキのジクサー150は軽量でコンパクトな車体と粘り強いロングストロークエンジンがおすすめポイント!通勤などの街乗りでは最強といっても過言ではありません。ジクサー250と同じく、実車はまとまり感があっておしゃれな雰囲気。
安い価格も魅力ですが、軽二輪最強の燃費性能は圧巻です。コスパ重視で選ぶなら、2019年以前の旧モデルもおすすめです。
Z250
カワサキのZ250は先述したニンジャ250のネイキッドモデルです。250ccのネイキッドバイクでは最速!理論上の最高速度はニンジャ250と同じ175.7km/hに達しますので、高速道路を利用したツーリングにもおすすめ。男性が乗ればかっこいい印象になりますが、女性が乗ればおしゃれな雰囲気になるのが不思議です。
種類別250ccバイク一覧:ツアラー
250ccのツアラーは大きな車体サイズがおすすめポイントです。スーパースポーツやネイキッドバイクのような俊敏さはありませんが、大らかな操作性はツーリングで疲労を軽減してくれます。大きいといっても大型ツアラーのような手強さはなく、あくまでも250ccの範囲内!通勤などの街乗りでも活躍するので人気です。
レブル250
ホンダのレブル250はボリューム感のあるシルエットがおしゃれな250ccのアメリカンクルーザーです。アメリカン=遅いと考えるのは大間違い!理論上の最高速は154.4km/h(6速9500rpm)に達しますので、高速道路を多用するツーリングにもおすすめ!ストリートモデルに近いキャラクターは通勤などの街乗りでも活躍します。
Vストローム250
スズキのVストローム250は一番人気の250ccアドベンチャーツアラーです。大柄な車体や大らかな操作性は長距離ツーリングにおすすめ!積載番長の異名も与えられています。低中回転域が豊かなロングストロークエンジンは街乗りでも扱いやすいものの、車体サイズは大きいので、通勤では勤務先の駐輪スペースを確保してからにしましょう。
GSX250R
スズキのGSX250Rは迫力ある車体サイズやシルエットがかっこいい250ccツアラーです。スーパースポーツとカテゴライズされがちですが、ジクサーSF250の登場で、本来のツアラーとしての位置づけが確定しました。大柄な車体や大らかな操作性は長距離ツーリングにおすすめ!おしゃれに敏感な女性ライダーからも人気があります。
ヴェルシスX250ツアラー
ヴェルシスX250ツアラーは高速道路走行も得意な250ccアドベンチャーツアラーです。旧型ニンジャ250の水冷DOHC4バルブ直列2気筒エンジンを搭載し、理論上の最高速度は153.3km/hに達します。ツーリングでは大柄な車体が疲労を軽減してくれますが、通勤などの街乗りではパニアケースを外すユーザーが多いですね。
種類別250ccバイク一覧:オフロード
オフロードバイクはアドベンチャーツアラーの人気に押されがちですが、路面を選ばない走破性や低中速域の蹴り出し感など、オフロードバイクの魅力が再認識される流れもあります。オフロードバイクに乗っているだけで「こやつ使い手?」と思われることが多く、大型バイクからのマウントも受けにくいですね。
CRF250L
ホンダのCRF250Lは水冷DOHC4バルブの単気筒エンジンを搭載した250ccオフロードバイクです。オフロードバイクとしては高速道路走行も快適で、アスファルトオンリーでツーリングするバイク乗りも多いですね。
モトクロッサー由来の赤カラーはダイナミックでかっこいいですし、シックな黒カラーもおしゃれ。通勤などの街乗りにはシート高が低いタイプLDがおすすめです。
CRF250ラリー
CRF250ラリーはラリーレーサーCRF450ラリーをイメージさせるデザインがかっこいいオフロードバイクです。CRF250Lに外装を加えただけではないのがホンダ流。サスペンションストロークはCRF250Lより長いので、ダートでの走破性に期待できます。
車両重量が重いので、ガレ場を駆け上がるようなシーンではテクニックが必要。通勤には不向きです。
セロー250※国産モデル
セロー250は軽量でコンパクトなオフロードバイクです。難所アタック最強のオフロードバイクですが、扱いやすいキャラクターは通勤などの街乗りからロングツーリングまで人気があります。
おしゃれで美しいグラフィックにヤマハの国産モデルに対するこだわりが感じられますね。残念ながらファイナルエディションで生産は終了しました。
トリッカー※国産モデル
ヤマハのトリッカーは通勤などの街乗りから林道ツーリングまで楽しめるオフロードバイクです。軽量でコンパクトな車体は250ccバイクナンバーワン!車両重量はもっとも軽く(127kg)、加速を推し量れるトルクウエイトレシオも最強(60.476kg/kgf・m)です。残念ながらセロー250と共に生産が終了されました。
KLX230
カワサキのKLX230はエンデューロレーサーKLX230Rを公道仕様化したストリートリーガルです。発売当初は国産モデルでは考えられないライトケースの大きさに議論が集中しました。
ハンドル周りの重さはダートでの操作性に影響しますが、ツーリングバイクとして考えればメリット。通勤やツーリングで夜間に走行する場合でも、明るいライトは視界を確保できます
種類別250ccバイク一覧:ビッグスクーター
ビッグスクーターはブームが去ってからラインアップが少なくなりました。しかし、イージーな操作性と高い積載性はビッグスクーターのおすすめポイント。ツーリングクルーザーとしての人気は根強いですね。タンデムツーリングも得意です。しかし残念ながら現在国産モデルは姿を消しました。
フォルツァ
ホンダのフォルツァは洗練されたデザインと大柄で堂々としたシルエットがかっこいい250ccのビッグスクーターです。マイルドなエンジン特性や安定感の高い走行性能は紳士的。
腰高で足つき性の高さがカスタムの課題となりますが、高いアイポイントは通勤などの街乗りで交通の流れを把握しやすいですね。静粛性の高さもおすすめポイントです。
XMAX
ヤマハのXMAXはスポーティなデザインがかっこいい250ccビッグスクーターです。トップブリッジとステアリングステムで2本のフロントフォークをフレームに取り付ける、MT車と同様のフロントサスペンションがおすすめポイント。
フロント周りの剛性感は唯一無二です。乗り心地はやや硬めですが、カチッとした操作性はワインディングロードも楽しめます。
バーグマン200
スズキのバーグマン200は元気のいいエンジンと適度なサイズ感がおすすめのビッグスクーターです。最大出力を発生させるエンジン回転数を効率よく活用する設定は、ツーリングはもちろん通勤も楽しくしてくれます。
ストローク感のあるサスペンションは国産モデルに近いですね。ウインドプロテクション性も優れ、高速道路走行も快適にクルージングできます。
種類別250ccバイク一覧:ATストリート
150ccクラスのスクーターをATストリートとカテゴライズしました。250ccクラスと150ccクラスでは車格が全く違うため、同じスクーターとして紹介できないからです。ATストリートの多くは125ccクラスの派生車種。
125ccスクーターの利便性のまま、ツーリングでは高速道路も走行できるのがおすすめポイント。残念ながら、国産モデルはありません。
PCX150
ホンダのPCX150は人気ナンバーワンの150ccスクーターです。静粛性の高さがおすすめポイント。通勤などで早朝や深夜にエンジンを始動しても周囲に迷惑をかけにくいですね。燃費がいいのでコスパ重視のバイク乗りにもおすすめ!
2018年のフルモデルチェンジで剛性感を高めるフルモデルチェンジがなされました。乗り心地はやや硬めです。
ADV150※2020年最新
ホンダのADV150は未舗装路の走破性が高められた150ccスクーターです。ベースはPCX150なのですが、リヤはホイールが13インチに変更され、サスペンションストロークも延長されています。エンジン特性も低中速域のトルクが上乗せされました。
スポーティな赤はかっこいいイメージですが、シックな黒やシルバーもおしゃれですね。
マジェスティS
ヤマハのマジェスティSは150ccスクーターでもっとも大柄な車体サイズがおすすめポイントです。元気なエンジンにも人気がありますね。大きな特徴はフラットなステップボード。乗り降りがしやすく、足の置き位置に自由度があります。150ccで唯一125ccスクーターの派生車種ではないのも特徴です。
NMAX155
ヤマハのNMAX155はMAXシリーズの流れを継承した美しいシルエットや楽しい走行性能がおすすめの150ccスクーターです。人気は先述したPCX150と二分しています。可変バルブエンジンは低速から高速までスムーズに加速。
インドネシアのラインアップではモデルチェンジされましたので、最新モデルの国内登場は間近です。
トリシティ155
ヤマハのトリシティ155はフロント2輪リヤ1輪の3輪スタイルが独特の150ccスクーターです。フロントタイヤの高い接地感に人気がありますね。車体サイズが大きく、重心も高めですので、通勤などの街乗りでは取り回しは苦労するかもです。
最新モデルのトリシティ300の価格は税込み95万7千円ですので、トリシティ155の48万4千円はコスパが高いといえます。
【2020最新】250ccバイク一覧:まとめ
250ccのバイクを種類別に一覧で紹介しました。すべての250ccバイクを見ると、スーパースポーツや150ccスクーターに流行りの流れが向いている印象を受けます。アドベンチャーツアラーの人気は定着し、オフロードバイクのラインアップは少なくなりました。
スズキがコスパ重視のかっこいいおしゃれなバイクを次々とリリースしていることにも注目!2021年モデルの動向も気になりますね。
250ccが気になる人はこちらをチェック!
250ccバイクの最新モデルでもっとも話題になっているのがニンジャZX-25R。2気筒のニンジャ250がありながら4気筒のニンジャZX-25Rをリリースしたカワサキのもくろみはどこにあるのでしょうか?
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