キンセンカ(カレンデュラ)の育て方講座!種まきから日々の手入れ、増やし方まで!

キンセンカ(カレンデュラ)の育て方講座!種まきから日々の手入れ、増やし方まで!

キンセンカ(カレンデュラ)はかわいらしい花が咲く植物で主に花壇や鉢植え用の花として好まれます。その育て方はとても簡単!キンセンカ(カレンデュラ)の栽培の時期を種まき・植え付け・植え替え・日常的な手入れの方法から増やし方のコツまで詳しく解説していきます。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.キンセンカ(カレンデュラ)について
  3. 3.キンセンカ(カレンデュラ)の育て方1.土
  4. 4.キンセンカ(カレンデュラ)の育て方2.種まき
  5. 5.キンセンカ(カレンデュラ)の育て方3.植え付け
  6. 6.キンセンカ(カレンデュラ)の育て方4.日常の手入れ
  7. 7.キンセンカ(カレンデュラ)の育て方5.植え替え
  8. 8.キンセンカ(カレンデュラ)の育て方6.増やし方
  9. 9.まとめ

はじめに

植え替えは必要?キンセンカ(カレンデュラ)の育て方

Photo byHans

キンセンカの花は日本では観賞用に飾られることが多いですがエディブルフラワーとして食用花に・またネコブセンチュウを防ぐコンパニオンプランツにも用いられる便利な植物。無農薬の種を購入し自分で育てれば食用にもできますし、家庭菜園の畑に植え付けて病害虫予防にも一役かってくれるでしょう。種まきや植え付け植え替え開花の時期・栽培に適した日当たり、気をつけたい病気・害虫などとともにキンセンカの育て方を詳しくご紹介いたします。

キンセンカ(カレンデュラ)について

キンセンカは別名カレンデュラと呼ばれており、この同系種の仲間にはよくある中心から放射状にたくさんの花びらを付ける盃型にさく花。この植物の分類や原産地といった基本情報から性質や特徴などからまず御覧ください。

基本情報

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科・属:キク科キンセンカ属
原産地:地中海沿岸の地域
英語名/学名:Pot marigold/Calendula officinalis

キンセンカの花

キンセンカは漢字で書くと金盞花となり、意味は金のサカヅキの花。その名前のとおり主に黄色やオレンジなど、元気が出るビタミンカラーの花色が鮮で花びらには光沢があり陽の光を浴びると光輝くような花姿が特徴的な植物です。

キンセンカの特徴や性質

フリー写真素材ぱくたそ

キンセンカの特徴はその開花時期の長さ。キク科の植物は総じて花の盛りが長いですが特にキンセンカは冬近くまできれいに花が咲いてくれるので寄せ植えなどに重宝します。ポットマリーゴールドという英語名が示すようにマリーゴールドともよく似た花を咲かせます。花からはきれいな黄色い色が出るため、サフランがないときのサフランライスの材料として代用されることもあるくらいです。

キンセンカにまつわる昔話

キンセンカには悲嘆や失望というあまりポジティブではない花言葉がありますが、それには以下のような古い神話が由来しています。アポロンに横恋慕をした女性が恋人である女性の父親に二人のことを密告。そのため恋人は父の逆鱗に触れ生き埋めにされるというひどい事件に発展しました。それを反省した女性はずっと佇みアポロンを見つめ続けることしかできなくなり花に姿を変えてしまったというものです。

キンセンカ(カレンデュラ)の育て方1.土

植物を育てるには向いている土がありますが、この花に関してはこうでなくてはいけないという土づくりの難しいテクニックは必要ありません。しかしより簡単に手間をかけずに栽培するのに向いている土というものもあります。これから土づくりをする方法と初心者向けの土の種類・気になる連作障害についてと合わせて解説します。

キンセンカの土を作る

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キンセンカ用の土を自分で配合するのであれば、一般的などの草花にも合いやすい赤玉土6に腐葉土4程度の割合で混ぜ合わせたものに肥料として堆肥や化成肥料などを混ぜて土作りをしてください。

初心者におすすめは培養土!

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とても丈夫な花なので基本的に痩せた土でもそれなりに育ちます。しかし失敗なく上手に花を咲かせたいのであれば鉢植えで土は市販の培養土を使用するのがおすすめ。新しい土は病気や害虫が付きにくく初心者におすすめです。

土づくりの栽培ポイント

キク科の植物の連作障害は1年です。同じ場所に植え続けるとだんだんと成長が悪くなり耐えてしまうことも。理想的なのは1年おきに植え替えをすることですが、忘れてしまって2-3年に1度程度でも思い出したら適期に植え替えをしてあげてください。

キンセンカ(カレンデュラ)の育て方2.種まき

キンセンカの増やし方、新しく苗を手に入れるためには種まきからおこなうのがおすすめ。特にたくさんの株数が必要になる場合はコスパもよく花壇や寄せ植えにと存分に使うことができるでしょう。

種まき時期

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この植物は秋蒔きですが春に種まきをして育てることもできます。気温が低くないと発芽が揃わないので夏は避けて涼しい時期に種まきをしましょう。

種まきのやり方と注意点

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種まきは鉢やプランターに直接蒔き穴を開けてそこに数個たねを入れ、間引いて1本立ちにして育てます。植え替えでも良いのですが根が傷つくと育たない場合が多いので、できるだけ種まきから開花まで同じ鉢やプランターで育てるのがよいでしょう。覆土はごくごく軽く、種を蒔いたらたっぷりと水やりをして発芽までは乾燥に注意をして手入れしてください。

種まきの栽培ポイント

寒い地域であれば春撒きで温暖地から温かい地域は気温が下がった秋撒きが種まきのおすすめ時期。発芽温度目安は15-20度なので気温がその頃を見計らって種を蒔くとよいでしょう。

キンセンカ(カレンデュラ)の育て方3.植え付け

鉢植えのキンセンカをそのまま水やりなどの手入れをして管理するのは簡単ですが、種まきから苗を作って植え付けていくとなると少しだけ注意しなければいけないことがあります。丈夫で初心者でも栽培しやすい植物ですが、植え付け植え替えだけについては慎重におこなって欲しい時期や注意点があるのでご紹介します。

植え付け時期

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ポットで買った苗や鉢植えの花を地植えなどに植え付けて行く場合、出回りはじめるのが涼しくなってからなので寒くなる前に植え付けてあげてください。種まき時期とほぼ同じとおぼえておくと良いでしょう。

植え付けのやり方と注意点

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先程も申し上げたとおり根が直根性で弱いので土はくずさずそのまま根鉢が入る程度の穴をあけて植え付けてください。植え付け後はたっぷりと水やりをしてしっかりと根付いて大きくなるまではできるだけ水切れしないよう注意しましょう。

植え付けの栽培ポイント

植え付けで一番気をつけて欲しいのは根をできるだけいじらないということです。種まきから苗を作って植え付ける場合でも、できるだけまわりの土ごと深めに掘り出し鉢や花壇に移植しましょう。また気温も残暑が厳しい時期は避け、涼しくなってからの方がおすすめ。

キンセンカ(カレンデュラ)の育て方4.日常の手入れ

この花だけでなく植物を育てるのがはじめてという人でも、丈夫で育てやすく開花時期も長く楽しめます。はじめて花のお手入れをするという方に気をつけて欲しい水やりや肥料・病害虫対策の時期やポイントについて解説しましょう。

水やりのお手入れ

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植物栽培でどのような草花でも避けて通れないのが水やりや肥料やりのお手入れです。しかも個別で乾かし気味が良かったり、水切れですぐにしおれてしまいがちと違いがあるので初心者がつまづきやすいところ。基本的に水やりは土が乾いてから土がしっかり全体的に湿り気を帯びるまでたっぷりとあげるという方法をすればほとんどの植物に対応できます。キンセンカも基本に忠実にお世話しましょう。

肥料やり

この花の肥料に対するお手入れは地植えと鉢植えで変わってきます。地植えであれば地中の養分を積極的に吸収するので特別与える必要はありません。しかし鉢植えであると土の中の養分にも限度が出てきてしまうので、固形肥料なら月に1度程度、水溶性肥料であれば10日に1度程度を目安にあげてください。

その他のお手入れ

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その他のお手入れに病気や害虫に対する対策・駆除があります。これは見つけたら対処するというやり方でも良いですが、あらかじめ虫が付かないような薬剤を散布しておくと手入れ要らずで初心者の方向けといえるでしょう。時期は春先。アブラムシ対策のオルトランを株元に散布しておく・梅雨時に向けて蒸れからの病気発生に備えて混み合っている葉を取り除いておくなどを具体的な対処法としておこなってください。

お手入れの栽培ポイント

初心者の方がつまづきやすいのが意外と思われるでしょうが水やりです。これは様子を見ながら与えるのが良い方法で、土の状態を観察する必要があります。ダラダラと毎日水やりを続けていくと土が湿った状態が続くと根腐れ病という病気になったり株がなまってしまったりと良いことは起こりません。肥料と病害虫の対策は先手を打っての対策がおすすめ!

キンセンカ(カレンデュラ)の育て方5.植え替え

植え替えはどうしてもしなければいけないということではありません。種まきするときに初めから鉢やプランター、花壇におこなえば花が終わるまでそのまま植え替えなしで楽しむことができます。初心者の方にはこちらの方法がおすすめ!慣れてきたらたくさん種まきをして苗として育て植え替えるなどの作業も試してみると良いですね。その時のためにご説明しましょう。

キンセンカの植え替え時期

出典: https://unsplash.com/photos/BduDcrySLKM

植え替えの時期は涼しい秋9-11月ころが適期です。すでに大きくなっている株は根も深く張っているため植え替えをするのはおすすめできません。秋になってこぼれ種から発芽したものを鉢やプランターに植え替えるなどは、根のことも考慮してある程度成長しているが大きくなりすぎない時期を選んでおこなってください。

1年で枯れるため植え替えは不要

出典: https://unsplash.com/photos/iTPIqAyPbPI

キンセンカは基本的に1年草扱いなのですでに咲いている花を植え替えするのは、鉢植えで購入して花壇や寄せ植えに使用するというパターンが多いでしょう。前述でもご紹介しましたが根が痛むと枯れてしまうこともありますので、根の扱いには特に注意をして植え替えましょう。

植え替えの栽培ポイント

キンセンカ栽培にはほとんど植え替えは必要となりませんが、向かないというだけで出来ないわけではありません。市販の株を寄せ植えなどに使う場合も注意しておこなえば大丈夫。初心者の方で心配だという方は、はじめから場所移動が容易な鉢植えでの栽培か、寄せ植えにもポットごと植え付けてしまうという方法も根にやさしいやり方としておすすめします。

キンセンカ(カレンデュラ)の育て方6.増やし方

自分で育てたキンセンカを翌年も楽しみたいときは種を採取して翌年用の新しい株を育てていきましょう。増やし方は簡単。すでに昨年秋におこなった種まきを自分で収穫した種でおこなうだけです。ただしいくつか注意して欲しいポイントも存在します。

増やし方は種の採取で!

出典:https://pixabay.com/images/id-4036159/

キンセンカの増やし方は種でおこないます。この種の様子が特徴的で、十分成熟したものは軽く触れただけでパッとはじけて種を飛ばしてしまいます。種採取の場合ははじけることを予測して袋を被せてから行う・鉢植えならば大きめのシートの上でおこなうことでより数多くの種子を採取することができるでしょう。たくさん種が欲しい方はお試しください。

増やし方時期や注意点

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増やし方時期は種まき時期に準じます。秋涼しくなった頃に種まきで増やしましょう。その際、できるだけ連作障害を考慮して同じ土には種まきしない。別に増やし方用に新しい土を用意するか、少し離れた場所に種をまくと良いでしょう。1年草ですので挿し木などの増やし方はできませんのでご注意ください。

増やし方の栽培ポイント

自家採種を続けていくと花が小さくなったり種類によっては花色が変わる・株自体が弱くなってしまうなどということもあります。新しい品種が欲しい場合や気に入らなくなった花が付く株を一度リセットしたいというときは苗や鉢植えのものを購入して数年に一度は新しくしてあげた方が良いでしょう。

まとめ

植え替え不要でキンセンカの花を楽しもう

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/339081?title=%E9%87%91%E7%9B%9E%E8%8A%B1%E3%80%82

キンセンカ(カレンデュラ)は開花時期が長く観賞用として日本ではよく用いられる植物です。鉢植えに仕立ててある株も売られていますが、種まきから自分で育てるとより一層愛着もわき植物栽培の楽しみにふれることができるでしょう。種まきする季節や気温に気をつければ発芽率もそれほど悪くはありませんので、種袋ひとつもまけば自分では育てきれないほどたくさんの花を手に入れることができます。長く美しい花が咲き続けるため自分で育てた鉢植えを親しい人たちにプレゼントするのも良いですね。

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佐藤3
ライター

佐藤3

ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。


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