検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【2022最新】TIME(タイム)のロードバイクおすすめ4選!試乗インプレも!

憧れのロードバイクブランド「TIME(タイム)」。プロにも愛用されるTIMEは手を出しづらいと思う人も多いかもしれません。そもそもTIMEってどんなブランドなのでしょうか?そんな方にもおすすめのロードバイクをご紹介します。
更新: 2022年1月23日
トナミヒロコ
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

はじめに

フランス生まれのロードバイクブランド『TIME(タイム)』

出典:https://item.rakuten.co.jp/mapsports-syuppin/3717009167142/

数あるロードバイクブランドでも、常に注目の的とされているフランス生まれのブランド『TIME(タイム)』。その製法は独特で、こだわりの高品質さと信頼性の高さから評判も高く、アマチュアから数あるプロまで愛用しています。

今回は、ライダー憧れのロードバイクブランドであるTIMEについてと、おすすめ2020モデルの特徴、インプレをあわせてご紹介します。初心者にもおすすめの2020モデル完成車も記載していきます。

ロードバイクオーナー憧れ!フランス生まれのブランドTIME

ロードバイクと一口に言っても、現在多様な価格帯のブランドやメーカーがあります。その本拠は日本国内からヨーロッパ各地に至るまで様々。中でも幅広く注目され評判が高いのが、フランス生まれのTIMEです。

1987年にフランスで設立され、その品質は今や世界中に信頼されています。世界の有名なトッププロも数多く愛用しています。

漫画『弱虫ペダル』を読んでいる人は、登場キャラクターの巻島裕介が愛用していることでおなじみかもしれません。

はじまりはビンディングペダルから!?

出典: https://www.amazon.co.jp/TIME-%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF-Carbon-%E4%B8%A6%E8%A1%8C%E8%BC%B8%E5%85%A5%E5%93%81/dp/B07H3TB68R/ref=sr_1_2_sspa?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=TIME+%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF&qid=1616560893&sr=8-2-spons&psc=1&smid=A27E6IJIEAO24D&spLa=ZW5jcnlwdGVkUXVhbGlmaWVyPUEzSFhERVpJMzFLTUtBJmVuY3J5cHRlZElkPUEwOTIwNjYwMkVVR1FPUjJSRTQ3VSZlbmNyeXB0ZWRBZElkPUFSUlZGREVBNUFWWEMmd2lkZ2V0TmFtZT1zcF9hdGYmYWN0aW9uPWNsaWNrUmVkaXJlY3QmZG9Ob3RMb2dDbGljaz10cnVl

今日となってはロードバイク界でも有名で評価の高いTIMEですが、元々はビンディングペダルの製造から歩み始めました。

1980年代、当時の自転車業界のペダルはクリップつき。クリップに紐をくくりつけ、シューズをペダルに縛り付けるという大変危険な方法で走っていました。

そんなさなか、1984年になるとジャン・ベイル氏は独自のクリップレス・ペダルを開発しました。足への負担をかけず、しかも効率的に漕げるペダルです。

さらなる理想のペダル作りへ

クリップレス・ペダルを採用したバイクに乗る選手がツール・ド・フランスで優勝すると、その評判はまたたく間に広がります。しかしベイル氏はそこで満足しませんでした。

自身が開発したペダルの弱点を見抜き、さらに理想のペダルを開発するために当時所属していたルック社を出奔します。1987年、娘婿であるロラン・カタン氏とともにTIME社を設立。

2021年現在となっても、商品ラインナップに多くのビンディングペダルを用意し、その評判の高さは続いています。

TIMEの特徴とは?

RTM工法で作られる安定した品質のフレーム

出典:https://item.rakuten.co.jp/mapsports-syuppin/3717008506799/


常に乗り手のことを考えた視点から様々なペダルを開発してきたTIME。しかしペダルを開発するだけでは乗り手のことをカバーできません。そこで、TIMEは重量と性能を両立したカーボンフレームの開発にも着手しました。

特徴的なのがRTM工法を採用していること。機械によって成形されるため品質が安定しており、個体差が出づらいです。そのため、どのフレームもサイズ、重量共に変わりません。安定した品質を保っています。

走行シーンに寄り添うモデル展開

また、ヒルクライム、レーシングなど様々なシーンに合わせたラインナップを用意しているのも特徴。乗り手ごとに合わせ、2020モデルも4つのシリーズに分けて展開しました。

走行する場所に合わせてバイクを選べるのは非常にありがたいところです。どのシリーズのフレームセットも、基本的には7つのサイズ展開をしています。

選べるサイズが豊富だと、どんなレーサーも利用できるのが魅力的ですね。もちろん、街中で快適なライドを楽しめるシリーズもあります。

カスタマイズ性も充実

TIMEのフレームセットは、サドルを取り付ける柱「シートポスト」や前輪を支える部分の「フォーク」を選べます。快適なライドにはこの2つが大事なので、TIMEがいかに幅広い乗り手のニーズに応えてきたかがわかります。

中でも特徴的なのが前輪を支える「フォーク」。TIMEを象徴するともいえる高性能なフォークで、もちろん2020モデルにも変わらず搭載されました。2種類のフォークは、ロードバイク界でも画期的な仕組みを採用しています。

乗り手を想う気持ちが反映された特徴的な2つの「フォーク」

2種類のフォークのうち、評判の高い「アクティブフォーク」は、振動吸収性がより高いフォークです。

タイヤに伝わる路面の凹凸で手がしびれた経験がある人も多いのではないでしょうか。しかし、TIMEのアクティブフォークは、フォーク自体が動くことにより振動を軽減し、より長くライドできます。

一方のクラシックフォークは、それほど振動吸収性は高くありません。しかしその分車体重量が軽くなりますし、凹凸のないきれいな路面を走る場合には十分すぎる性能です。

おすすめロードバイク①TIMEのド定番

軽量オールラウンダーバイク「ALPE D’HUEZ01」2020モデルが完成車に!

出典: https://www.cskanzaki.com/products/detail.php?product_id=4148

TIMEを代表する、ヒルクライム向け「IZON」を前身とした「ALPE D'HUEZ 01」が、2020モデルとしてついに販売開始されることになりました。

車体のデザインも、大きくTIMEのロゴを配したスタイリッシュなデザインにリニューアルされました。価格は完成車としても少し高いのがネックかもしれません。

驚きなのがその重量。前シリーズIZONと比べ、Sサイズの重量はなんと8.6%も軽減されています。TIMEでも史上最軽量の重量です。

 

評判の高さは2020モデルでも健在

クライミングバイクと称されてはいますが、実際はオールラウンドに利用可能です。アクティブフォーク採用のため、多少悪い路面でも快適に走行できます。

重量はもちろんですが、試乗してみると漕ぎ出しの軽さなどに驚くインプレも多いです。アクティブフォークが振動を抑えてくれるため、悪路でも手への負担が軽減されます。

長時間走行しても余分な疲労が軽減されるため、比較的長時間乗ることが想定されるロングライダーの方にもおすすめです。

おすすめロードバイク②初心者向けTIME


高価格イメージを撤廃する完成車「2020 ALPE D’HUEZ 21 クラシックフォーク ultegra」

出典: https://www.podium.co.jp/lineup/2477

前項の「ALPE D’HUEZ01」のセカンドグレードである「ALPE D’HUEZ 21」シリーズ。こちらの2020モデルも、新たに完成車仕様で販売開始しました。

前項の「ALPE D’HUEZ01」よりも安価な価格です。なぜかというと、秘密はコンポーネント。

フレームセットはもちろんTIME。しかし、コンポーネント自体は前項のものよりグレードダウンする「シマノアルテグラ」仕様なため、TIMEでもかなり破格めの価格を実現しています。

初心者に最も手が出しやすい完成車

インプレとしては一歩踏み込んだ方は物足りない性能がほとんど。が、性能自体はフレームセット自体が既に「他のメーカーのトップクラスに匹敵」と評されるほどの実力。

TIMEでも初心者向けとしてかなりおすすめできるモデルです。普通の道路を走行するのであれば特に問題ないでしょう。

サイズの幅は6種類とフレームセット単体での販売より少なめです。ですがブランドの特徴を備えており、価格帯からもTIMEのラインナップの中でも初心者向けの完成車といえます。

おすすめロードバイク③レーシング向け

走行スタイルに合わせて選べるフレームセット「SCYLON」

出典: https://www.podium.co.jp/lineup/2474

ここからはフレームセットのみの紹介です。まずはレーシングモデルとして評判の高かった「SCYLON」の2020モデル。元々は「SKYLON」のアップデートバージョンです。

しかしTIMEの特徴である重量の軽さと剛性の高さを両立しており、より走りに集中できます。

レーシングといっても様々な仕様が想定されるもの。しかしこのシリーズはオールラウンドタイプです。さまざまなレースタイプに対応できるあまり見ないタイプのモデルとなっています。

レーサー大満足のオールラウンドタイプ

あまりのトップスピードの出しやすさ、走りやすさに、試乗したレーサーも驚きのインプレばかりです。

前項までのシリーズとは違い、本格的なレーシングモデルなので普段使いなどではハイスペックすぎるかもしれません。インプレもあくまでレース向けという所感が多いこのシリーズ。

初心者には少し敷居が高いかもしれません。ただ、レーシングモデルに乗った事が無いという人は、試乗してみるとそのハイスペックさに驚くこと間違いなしです。

カスタマイズ性の高さも魅力

フレームセットのみの販売なので、自分の身体に合わせてサイズを選べるのも魅力のひとつです。

最小サイズになると重さも他のブランドと比べてかなり軽く、それでも高い剛性を実現できています。TIMEの品質の高さが伺えるフレームセットといえますね。

ブレーキ仕様は2種類、フォークの種類も選べるため、計8種類から選ぶことが可能です。特にフォークの仕様は、一度試乗してご自身でインプレを確かめてください。感触が違うはずです。

おすすめロードバイク④長距離ライド向け

乗り心地の良さはトップクラス「FLUIDITY」


出典: https://www.podium.co.jp/lineup/2471

こちらはTIMEの中でも、特に乗り心地の良さを追求した「FLUIDITY」。価格帯はレーシング仕様ではない為、比較的安価になっています。

振動吸収性を重視し、路面から伝わる振動を抑えているので、腕への負担が軽減されています。長距離ライドに最適なフレームセットです。

インプレも「アクティブフォークを最大限に活かしたモデル」という実感が多く、試乗してみると、いつまでも走っていたくなるほどの快適さを感じられます。
 

長距離ライドに最適なフレームセットの秘密

秘密はアクティブフォークと車体のバランス。振動吸収性能が高いアクティブフォークに、さらに車体自体も振動吸収性を重視している為、最高のシナジーを発揮しています。

この「FLUIDITY」シリーズはディスクブレーキ仕様とキャリパーブレーキ仕様に分かれています。

ただし、ディスクブレーキ仕様の場合はフォークの種類がクラシックフォークのみ。どちらもサイズ展開はXXXSからXLまであるので、自分の身体に合わせて選びましょう。

まとめ

初心者から上級者まで幅広く

出典:https://pixabay.com/

TIMEは、完成車の登場で今後もラインナップが広がることが期待されています。試乗会で登場するたび、その乗り心地の良さに評判が高く、高評価のインプレが多いのもうなずける品質です。

「これからロードバイクオーナーになりたい」と考えている初心者の方も、候補の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。フレームセットを選ぶ際は、必ず自分にあったサイズのものを選び、試乗会にも積極的に足を運んでみましょう。きっとぴったりのロードバイクに出会えるはずです。

他のブランドのロードバイクも気になる方はこちらもチェック!

当サイトでは他にも、初心者の方の為に書かれた記事を用意しています。中でもほかのブランドのロードバイクも探してみたい、という方に読んでほしい記事をピックアップしました。価格を比べたい人にもおすすめの記事です。

ロードバイクは非常に様々なブランドが様々なバイクを販売しています。「TIMEでは少し価格が…」という方にもおすすめの、比較的安価にはじめられるロードバイクを紹介する記事もあります。ぜひ参考にしてください。