19バスX
20タトゥーラ・SV・TW
スティーズ・A・TW
21スコーピオンDC
18バスライズ
17バスワンXT
20メタニウム
レボ・アイク
スパルタカス・プラス
トレント
初心者にも使いやすいベイトリールが満載!
ベイトリールとは
ベイトリールはキャスティングの方向に糸巻き(スプール)を取り付け、スプールが回転することにより糸が放出されるしくみです。同方向にパワーが伝わるためスピニングタイプと比べて、大物釣りにも向いているとされます。
一方、スプールの回転と糸のリリースの速度が合わないと、バックラッシュなるラインが絡むトラブルが発生し、大きなロスタイムが発生します。トラブルを抑えるために、ラインが出る速度を抑えるブレーキが搭載されることも多く、初心者でも扱えるタックルになってきています。
魅力的な商品が目白押し!
ブレーキの種類も磁石を使ったものや遠心力を用いるものなど多彩で、それぞれのメリットやデメリットがあります。ここではダイワとシマノの2大ブランドを中心に、その他のメーカー品も含めて項目別にご紹介してきます。
デジタルコントロール方式のブレーキが搭載された使いやすいものや、微調整により自分好みの飛ばし方ができる最新のモデルまで多彩です。ラインナップの中からお気に入りを見つけていただけると嬉しいです(本記事は2021年3月26日の情報をもとにしてます)。
ダイワの使いやすいベイトリール3選!
1:19バスX
19バスX
自重 | 195g |
---|---|
最大ドラグ力 | 5kg |
ギア比 | 7.5 |
巻取り長 | 75cm |
人気メーカーのダイワから2019年に発売された、バス釣りをメインにした製品になります。右ハンドルの80SHと左ハンドルの80SHLの2タイプのみというシンプルなシリーズです。自重は195gと軽く、ドラグは最大5kgになります。
ギア比は7.5と汎用性のある値、巻取りの長さは75cmです。9000円ほどの価格帯はダイワブランド品にしては破格と口コミでも話題になっています。
最強ロッドのおすすめ点や選び方
本体の質感も高級感があり、巻きごごちも上位機種に劣りません。穴開けで軽量化したアルミ製のスプールが採用され、回転性能もよく飛距離もでます。また、この価格帯でマグネット式のブレーキが搭載されているのも贅沢なところ、広範囲にマイルドに効くと口コミでも話題になっています。
軽くてコンパクトなので長時間遊んでも疲れないのも人気のポイント、ガタはほとんどなく安定性も抜群です。やや小型のハンドルは手になじむと口コミでも評判、利き手によりハンドルのタイプ(左・右)を選ぶこともできます。
2:20タトゥーラ・SV・TW
20タトゥーラ・SV・TW
自重 | 190g |
---|---|
最大ドラグ力 | 5kg |
ギア比 | 6.3~8.1 |
巻取り長 | 63cm~81cm |
ダイワから昨年(2020年)に発売された新しい機種です。ギア比違いが6.3(103H)と7.1(103SH)、8.1(103XH)の3つ、それぞれに左右のハンドルタイプがあり合計6種類あります。
重さはすべて190gと軽量で、ドラグは最大5kgとなっています。下でご紹介するような多くの最新技術が埋め込まれているのも特徴、これで25900円という価格帯はコスパが良いと評判です。
最強ロッドのおすすめ点や選び方
この製品では「エアブレーキシステム」の採用により、バックラッシュなどのトラブルが少ないと口コミでも評判です。また、T型のレベルワインドがついているのも特徴で、これにより抵抗が減り飛距離を稼げるようになっています。
使えるルアーの幅が広いのも魅力の一つで、アジからブラックバスまでさまざまな魚種に対応できます。初心者ならノーマルギアタイプ(103H)から始めるのがおすすめ、スピーディーな釣りを楽しむならハイギア(103SH)やエキストラハイギア(103XH)タイプが適しています。
3:スティーズ・A・TW
スティーズ・A・TW
自重 | 190g |
---|---|
最大ドラグ力 | 6kg |
ギア比 | 5.3~8.1 |
巻取り長 | 56cm~86cm |
ダイワから2017に発売されたロングセラーになります。ラインナップはギア比5.3(1016‐CC)から8.1(1016XH)までの4種類あり、各々左右のハンドルタイプを含め合計8種類あります。
巻取り長さは56cmから86cm、自重は190gでドラグは6kgです。人気メーカーの上位機種ですが価格は46400円ほどとリーズナブルです。
最強ロッドのおすすめ点や選び方
この製品はハウジングからサイドプレートまで、全てをアルミ素材で作りこむことにより、強度が高くガタのない精密構造になっています。また、実績のある「マグフォースZ」なるブレーキを採用しているのも特徴、トラブルの起きやすい投げた直後のブレーキを強めにすることで、飛距離が伸びやすくなっています。
耐久性があるため、ブラックバスなどをメインにパワーゲームにも対応できます。ジギングなどの抵抗が大きい釣りにはローギアタイプ(1016‐CC)がおすすめ、感度を求めるならハイギアの1016SHや1016XHが準備されています。
シマノの使いやすいベイトリール4選!
1:18バスライズ
18バスライズ
自重 | 200g |
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最大ドラグ力 | 5kg |
ギア比 | 7.2 |
巻取り長 | 77cm |
人気メーカーのシマノから2018年に発売されたモデルです。今も商品サイトで売れ筋になっている製品で、ブラックバスだけでなく根魚などもターゲットにした汎用性も人気のポイントになります。
ギア比7.2の1タイプのみというシンプルな構成で、 巻取り長は77cmです。 重さ200gでドラグは5kg、価格は6700円ほどとブランド品にしては格安になります。
最強ロッドのおすすめ点や選び方
こちらには「イージーマグ」なる磁石式のブレーキが採用されています。ダイヤルでの調整により磁石がスプールに近づき動きを制御する仕組みです。非接触なので耐久性が高いのも特徴になります。
前機種からはスプールの重さも軽減され飛距離が伸びたのもセールスポイント、120mを超える遠投ができたとのインプレもあります。本体は1種類のみですが、3.5号の糸が巻かれて販売される7400円の商品もあり、すぐに使えて便利と口コミでも評判です。
2:17バスワンXT
17バスワンXT
自重 | 210g |
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最大ドラグ力 | 5kg |
ギア比 | 7.2 |
巻取り長 | 77cm |
シマノが提供する2017年発売のロングセラーになります。遠心力ブレーキなどを搭載したこのメーカーの伝統的な商品です。ギア比は7.2で巻取り長は77cm、右ハンドル(型名150)と左ハンドル(型名151)の2種類があります。
重さは210gでドラグは5kg、9500円というコスパの良さも長く人気を保っているポイントになります。
最強ロッドのおすすめ点や選び方
製品に搭載される「遠心力ブレーキ(SVS)」とは、ルアーなどを投げる際にスプールが回りだすと遠心力でブレーキパッドが開く仕組み、バッドとの摩擦によりスプールの動きを制御します。スプールが軽いため飛距離も伸び、初のベイト釣りでも40mほどの飛距離が出たとの口コミもあります。
10g以上のルアーを使えるので汎用性があるのも人気のポイント、ルアーでただ巻きしたりカバーにワームを撃ったりと、多彩なバス釣りを楽しめます。ハンドルタイプがあるので、利き手に応じて選べるのも魅力になります。
3:20メタニウム
20メタニウム
自重 | 175g |
---|---|
最大ドラグ力 | 5kg |
ギア比 | 6.2~8.1 |
巻取り長 | 66cm~86cm |
シマノから2020年に発売になったばかりの新作になります。ギア比が6.2から8.1までの3種のスペックで、ハンドルの方向違いを加えた合計6種類のラインナップがあります。
巻取り長はそれぞれ66cm・76cm(ハイギアタイプ)・86cm(エクストラハイギア)、ドラグは5kgで自重は175gほどと軽量です。最新の上位機種ですが44100円とお値段も控えめになっています。
最強ロッドのおすすめ点や選び方
この製品はマグネシウムを材料に一体型で成形をしているのが特徴、軽量でガタがない精度の良さも売りになります。また、「SVSインフィニティ」という微調整が可能な最新の遠心力ブレーキの採用で、自分専用のオリジナル仕様にチューンできるのも特徴です。
他にも「マグナムライトスプール3」なる滑らかな静音スプールにより、飛距離もアップしています。エクストラハイギアまでのタイプがあるので、ブラックバス釣りからシーバス、ロックフィッシュ釣りまで幅広く利用できます。
4:スコーピオンDC
21スコーピオンDC
自重 | 215g |
---|---|
最大ドラグ力 | 5.5kg |
ギア比 | 6.2~8.5 |
巻取り長 | 66cm~91cm |
シマノから今年の4月に発売される新作です。2017年からの前機種はバス釣りをメインにしていましたが、新製品は根魚やシーバス釣りなどまでターゲットを広げたスペックになっています。
ギア比は6.2(150タイプ)から8.5(150XGタイプ)、巻取り長は66cmから91cmまで、左右ハンドルがあり全6種類です。ドラグは5.5kgで自重は215g、価格は37500円ほどになります。
最強ロッドのおすすめ点や選び方
側面に穴を開け軽量化した「マグナムライトスプール」は回転力があり、飛距離が出るのが売りになっています。また、I-DC5なるデジタルコントロールブレーキの採用により、ラインのトラブルを避けることができます。
他にも「HAGANEボディ」なるアルミニウム・マグネシウムの合金を使うことにより精度や耐久性も抜群です。ブラックバスならノーマルギア(150タイプ)、素早い巻き上げが必要な根魚も狙うならハイギア(150HG)やエクストラハイギア(150XG)をご利用ください。
その他メーカーの使いやすいベイトリール3選!
1:レボ・アイク
レボ・アイク
自重 | 214g |
---|---|
最大ドラグ力 | 11.1 |
ギア比 | 6.6~8.0 |
巻取り長 | 68cm~83cm |
海外の人気メーカー・アブガルシアから2020年に発売された製品です。「レボ」シリーズの中でもおしゃれなデザインが評判になっています。「マイク」とはバス釣りのプロとして知られるマイク・アイコネリのニックネーム、メーカーと協力して作り上げたものです。
ギア比は6.6と8.0の2種類、持ち手の方向違いがあり合計4種類をラインナップしています。巻取り長はそれぞれ68cm(ローギア)・83cm(ハイギア)、重さは214gでドラグが11.1kgと強力なのもこの製品の特徴、価格は28000円ほどです。
最強ロッドのおすすめ点や選び方
この製品の最大の特徴は10kgを超えるドラグ力です。カーボン製のドラグ用ワッシャーの外径に、凹凸をつけることによりパワーアップしています。また、フレームは強度のあるアルミ素材で作られ、強い引きにも耐えられます。
採用されているブレーキはIVCB-6Lという遠心タイプの機構で、内・外に調整部を持ち、組み合わせにより微調整が可能になります。2タイプありますが、ルアーを巻いてバス釣りを楽しむならローギア、カバー(障害物)のある場所に撃ちこむなら素早いリーリングができるハイギアタイプがおすすめです。
2:スパルタカス・プラス
スパルタカス・プラス
自重 | 215g~230g |
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最大ドラグ力 | 8kg |
ギア比 | 6.3 |
巻取り長 | 68cm |
アメリカのカストキングという釣具メーカーから販売中の商品サイトでも売れ筋の製品になります。ギア比は標準の6.3で巻取長さが68cm、ドラグは8kgと大きくなっています。
ハンドルの向きで2種類、カラーがレッド・シルバー・グリーンから選べるのも特徴、重さは取っ手がEVA(230g)かコルク(215g)で変わってきます。価格が5000円ほどとご紹介する中でも格安なのも人気のポイントです。
最強ロッドのおすすめ点や選び方
この製品ではドラグ部に4層のカーボンワッシャーを採用しているのがポイント、8kgという大パワーを生み出しています。また、「デュアルブレーキシステム」なる磁気と遠心を併用して制動をかけているのも特徴です。
独立して多段階設定できるので、自分のスタイルに合わせられます。初心者の場合でもMAXに設定すれば、トラブルなく楽しめるとの口コミ投稿もあります。徐々に設定を緩め、飛距離を伸ばしていくのも上達のコツです。カラーも豊富なので自分好みのものを選定してみてください。
3:トレント
トレント
自重 | 228g |
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最大ドラグ力 | 8.1kg |
ギア比 | 5.3 |
巻取り長 | 76.2cm |
中国の釣り具などのメーカー・ピシファンから2017年に発売され、5万台以上売れているロングセラーです。ギア比はロータイプの5.3で巻取り長は76.2cm、左・右のハンドルタイプがあります。重さは228gでドラグは8.1kgとハイパワーなのも特徴になります。
4500円ほどの価格帯で性能の評価も高いので、入門用としてもおすすめです。バス釣りはもちろん、海水にも対応するスペックになっています。
最強ロッドのおすすめ点や選び方
黒地に赤のアクセントが入ったシックな外観も好評です。マグネットとメカニカルの2種類のブレーキを併用できるのも贅沢なところ、ライン関連のトラブルも少ないと口コミ評価も高くなっています。
ギアはマシンカットにより高精度に加工された滑らかな回転が売り、飛距離もでて広いレンジでのゲームを楽しめます。ブラックバスのほかヒラメや根魚などのターゲットにも使えるとのインプレもある汎用性も高いリールです。ハンドル位置のバリエーションがあるので、利き手に応じた選び方ができます。
製品の比較表
商品 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | 19バスX | 20タトゥーラ・SV・TW | スティーズ・A・TW | 18バスライズ | 17バスワンXT | 20メタニウム | 21スコーピオンDC | レボ・アイク | スパルタカス・プラス | トレント |
自重 | 195g | 190g | 190g | 200g | 210g | 175g | 215g | 214g | 215g~230g | 228g |
最大ドラグ力 | 5kg | 5kg | 6kg | 5kg | 5kg | 5kg | 5.5kg | 11.1 | 8kg | 8.1kg |
ギア比 | 7.5 | 6.3~8.1 | 5.3~8.1 | 7.2 | 7.2 | 6.2~8.1 | 6.2~8.5 | 6.6~8.0 | 6.3 | 5.3 |
巻取り長 | 75cm | 63cm~81cm | 56cm~86cm | 77cm | 77cm | 66cm~86cm | 66cm~91cm | 68cm~83cm | 68cm | 76.2cm |
商品リンク |
上にはここまでピックアップしてきた製品の一覧を掲載しました。自重やドラグ、ギア比、巻取り長といった選定に重要なスペックも追記してあります。価格は5000円以下から40000円前後までと幅広くなっています。
繰り返し投げて釣るカバー撃ちなどにはハイギアがおすすめ、ゆっくりとした動きでただ巻きするならノーマルやローギアが適しています。ブレーキの種類やチューンのしやすさなども選定のポイントになります。気になる製品がありましたら、商品サイトで詳細仕様をチェックしてみてください。
使いやすいベイトリールで釣りを満喫!
使いやすいベイトリールをメーカー別にご紹介してきました。今年の新作・スコーピオンDCはデジタルブレーキにより自動でラインの速度を調整してくれる優れもの、初めてでも安心して使えそうです。
また、20メタニウムは無限に細かいチューンナップができて、釣り場や当日の調子に応じたスペックにできるのもおすすめのポイントです。スパルタカス・プラスやトレントなど、数千円ほどでも高スペックで使いやすいものもありました。このような人気のアイテムをゲットして、ベイトフィッシングを始めてみてはいかがでしょうか。
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