トリプルクロス・ショアジギング
ブルースナイパー
ショアジグラウンダー
パワーマスター
ソルティーステージKR-X
ソルティーアドバンス
オーシャンゲートショアジグ
コヨーテS
ジグキャスター
コルトスナイパーXR
ショアジギングロッドは種類が豊富!
ショア(岸)からジグを投げ、回遊魚などをターゲットにするショアジギングは、最近はやりの釣りスタイルです。遠投性能やターゲットとの激しいファイトも必要なため、各メーカーから専用の釣り竿が次々と販売され、選ぶのに困るほどです。
10000円以下で購入できる高性能のロッドや、高級感のあるスタイリッシュな外観が人気のもの、有名メーカーの新作も続々と発売されています。そんな魅力的なジギング向けの製品を、選び方などにも触れながら、ランキング形式でご紹介していきます(本記事は2021年3月18日の情報をもとにしています)。
おすすめのショアジギングロッド10位~7位
10位:トリプルクロス
トリプルクロス・ショアジギング
サイズ | 2.9m~3.2m |
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継数 | 2 |
ジグ重さ | 60g~100g |
ランキング10位になったトリプルクロスは、メジャークラフトから販売されているジギングにも人気のアイテムです。TCX-962MH(長さ2.9m)からTCX-1062HH(長さ3.2m)までの長さ違いがラインナップされています。継数は2本で組み立てやすいのもおすすめ点になります。
使用できるウエイトはミディアムヘビータイプの962MHが最大80g、最もハードな1062HHが最大120gになります。価格帯は21000円から23000円ほどです。
人気アイテムの特徴や評価は?
このアイテムは「トリプル」の名前のとおり、縦と横、斜め方向にカーボンを埋め込み強化しているのが特徴、比較的軽量で耐久性があるのが売りになっています。使用できるルアーの重さにも幅があり、さまざまな魚をターゲットにできます。
TCX-962MHはウエイトが60g以下の初心者でも扱いやすいモデルで、ジャークなどでの繊細なアクションも楽しめます。TCX-962Hは80g、1062HHは100gまでのジグが標準なのでヒラマサやカンパチなどの大物も狙えます。口コミでは60gのジグで80mほどの飛距離がでたとの投稿もあり、広範囲で楽しむことができます。
9位:ブルースナイパー
ブルースナイパー
サイズ | 2.9m~3.2m |
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継数 | 2 |
ジグ重さ | 60g~130g |
こちらは釣竿メーカーのヤマガブランクスが扱うロングセラー商品になります。96ML(長さ2.9m・自重223g)や100MH(長さ3.07m・自重307g)、106H(長さ3.2m・自重325g)などの7種類がラインナップしています。
継数はすべて2つで、使用できるルアーは60g(96ML)から130g(106H)と幅広く対応、ターゲットに応じて使い分けるのも選び方のポイントになります。価格帯は44000円から53000円ほどです。
人気アイテムの特徴や評価は?
このアイテムは東レの「ナノアロイ」なる特殊技術の採用により、曲がりがスムーズで粘りがあるのが売りになっています。感度も良く獲物の反応がわかりやすいと評判、飛距離も出やすいので初心者にもおすすめです。
96MLタイプは40gほどのジグを使ってサワラなどをターゲットにする、ライトショアジギングにおすすめのアイテムになります。100MHでは5kgほどの青物、最強の106Hは10Kgほどの大物にも対応できて上級者でも楽しめます。
8位:ショアジグラウンダー
ショアジグラウンダー
サイズ | 2.7m~3m |
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継数 | 2 |
ジグ重さ | 80g~100g |
ショアジグラウンダーは、釣り具やレジャー用品を扱うプロマリンから販売されている人気の釣り竿です。90M(長さ2.7m・自重247g)や100M(長さ3m・自重287g)、100MH(長さ3m・自重292g)など5種類のラインナップがあります。
ルアーの耐荷重は80g(90M)から100g(100MH)ほどで大きめの魚もターゲットにできます。継数は2で仕舞寸法は150cmほどとややかさばりますが、組み立てが簡単なのが売りになります。価格は8300円から9200円ほどと安いのも人気のポイントです。
人気アイテムの特徴や評価は?
このロッドの口コミ評価が高いポイントは、軽くて扱いやすいことです。振り切りやすく飛距離も伸びると口コミでも評判、当たりも感じやすいので初心者から楽しめる一本になります。
カーボン率が高いので強度もあり、ダブルフットタイプのガイドを採用することにより、強い引きがあっても大丈夫です。獲物との繊細なやりとりを楽しむならジグが軽めの96Mがおすすめ、沖にいる獲物を狙うなら飛距離を稼げる100Mタイプ、大物相手なら最強の100MHがぴったりです。
7位:パワーマスター
パワーマスター
サイズ | 2.89m~3.35m |
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継数 | 2 |
ジグ重さ | 60g~80g |
この製品は釣り竿メーカーの天龍から販売されている人気のラインナップです。更にライトコアとヘビーコアなどに分類され、ライトコアに適したオモリは60gから80gほど、ハードコアは100gから120gまでが目安です。
初心者の場合はライトショアジギングにも使えるライトコアがおすすめ、PML96M(長さ2.89m・自重220g)からPML110MH(長さ3.35m・自重273g)までの5種類がそろっています。継数は2本で価格は39500円から41000円ほどになります。
人気アイテムの特徴や評価は?
ライトコアは、SiCリングを使っているので、ライン関連の問題も起きにくいのも人気のポイントです。小さめのターゲットの場合は96Mや100Mタイプにするのも選び方、操作性が良いので基本的なアクションを学びながら楽しめます。
96MHや100MHはミディアムヘビー(MH)タイプの製品で、沖を泳ぐ中型の青物をターゲットにするのに適しています。110MHはこのラインナップの最強モデルで、更に遠い場所から幅広いターゲットを狙うことができます。
おすすめのショアジギングロッド6位~4位
6位:ソルティーステージKR-X
ソルティーステージKR-X
サイズ | 2.85m~3.35m |
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継数 | 2~3 |
ジグ重さ | 50g~130g |
この製品は有名な釣り具メーカーのアブガルシアが扱う人気アイテムです。ショアジギングを目的にしたラインナップは10種類ほどあり、SXJS-9102M40-KR(長さ3m・自重213g)やSXJS-1102XH80-KR(長さ3.35m・自重297g)などがラインナップされています。
継数は2から3本で、耐荷重も50g(9102M40)や130g(1102XH80)と幅広くラインナップ、ターゲットに応じた選び方ができます。価格帯は30000円から35000円ほど、今年(2021年)の夏には新作も予定されています。
人気アイテムの特徴や評価は?
黒地に金色がアクセントに入った高級感のあるデザインもこのシリーズの魅力です。ガイドを小口径にすることにより軽量になり、ライン関連の問題が少ないのも売りになります。また、X状にカーボンテープを巻き上げることにより、ねじれにくい構造になっています。
9102M40タイプは30gほどの軽めのオモリに適した製品、962MH60は長さ290cmと扱いやすく、45g程度のオモリに対応したスタンダードタイプです。沖にいる10kg級の大物狙いなら、シリーズ最強の1102XH80がおすすめになります。
5位:ソルティーアドバンス
ソルティーアドバンス
サイズ | 2.9m~3.05m |
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継数 | 2 |
ジグ重さ | 60g~100g |
ソルティーアドバンスはシマノから販売されている、2019年の新作ロッドです。シーバスやメバル、アジ用など全部で28種類ほどあり、ショアジギング向けも5種類準備されています。
S96M(長さ2.9m・自重225g・ジグ最大重さ60g)からS100H(長さ3.05m・自重270g・ジグ最大重さ100g)までラインナップがあり、獲物の大きさを目安にした選び方ができます。継数は2本で、13200円から14400円ほどと安い価格帯なのも人気のポイントになります。
人気アイテムの特徴や評価は?
このロッドは低価格ですが、シマノの上位機種に近い耐久性があり安心して使えると口コミでも評判です。SiCのトップガイドを備えているのでラインの問題も起こりにくく、快適に遊べます。
ラインナップの中でも汎用性が高く、インプレなどの評価が高いのはS100MHです。自重も比較的軽く(247g)扱いやすいのが人気のポイントになります。30gから40gほどのオモリを用いるのがおすすめ、手軽に本格的なジギングを楽しめると口コミでも話題になっています。
4位:オーシャンゲートショアジグ
オーシャンゲートショアジグ
サイズ | 2.92m~3.2m |
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継数 | 2 |
ジグ重さ | 45g~100g |
オーシャンゲートショアジグは、老舗釣り具メーカーのジャクソンが2018年の新作として発売したジギング専用ロッドになります。JOG-906L(長さ9.6ft=約2.92m・自重224g)からJOG-1006H-K(長さ10.6ft=約3.2m・自重300g)までの7種類をラインナップしています。
型名の最後にKが付くのはガイドに糸が絡みにくい「Kガイド」搭載のモデルになります。硬さもL(ライト)からH(ハード)まで種類があり、さまざまな選び方ができます。価格も10500円から13000円ほどと安いのも人気のポイントです。
人気アイテムの特徴や評価は?
この製品は獲物の強い引きにも耐えられるようにさまざまな工夫がされています。しなやかに曲がり粘り強い、特殊なカーボン素材を採用、バランスが良く扱いやすいのも魅力です。また、ダブルフットタイプのガイドにより、長いゲームでも耐久性を気にせず楽しめます。
ミーディアムタイプの908M-Kは、特にインプレが多い人気商品になります。20gから60gのオモリを用いて、中型魚までを狙える手軽なアイテムです。また、先のほうが良く曲がる構造のため、ルアーのアクションが早く簡単にできる、と口コミでも話題になっています。
おすすめのショアジギングロッド3位~1位
3位:コヨーテS
コヨーテS
サイズ | 2.9m~3.05m |
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継数 | 2 |
ジグ重さ | 40g~80g |
コヨーテSはがまかつのブランド・ラグゼから昨年(2020年)発売になった新作ロッドです。ジギングに特化したシリーズもあり、対応するオモリや硬さなどにより5種類のラインナップを展開しています。
最も短いS96Mは長さ2.9mで自重215g、3.05mと最も長尺のS100タイプは、硬さによりMH(ミディアムヘビー)やH(ヘビー)、XH(エキストラヘビー)の3タイプが準備されています。価格帯は28000円から32000円ほどになります。
人気アイテムの特徴や評価は?
この新作は高級素材のナノアロイなどを使うことにより、軽さと耐久性・パワーを両立させています。また、ダブルフットのガイドを採用し、キャスト中のトラブルが少ないのも人気のポイントになります。
20gから40gのオモリに適した96Mタイプから、80gのオモリでも投げられる最強の100XHタイプもあり、ライトからハードなジギングまで幅広く楽しめます。スタンダードの100MHは繊細なアクションも楽しめ、中型の魚まで幅広いターゲットが狙える万能竿になります。
2位:ジグキャスター
ジグキャスター
サイズ | 2.74m~3.05m |
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継数 | 2 |
ジグ重さ | 60g~100g |
ジグキャスターはダイワから販売されているロングセラーになります。今年(2021年)2月には軽量化などがされた新作が発売され、口コミなどでも話題です。90M(長さ2.74m・自重190g)から100H(長さ3.05m・自重271g)までの6種類がそろっています。
ジグの重さは60g(90M)から100g(100H)までを網羅し、大型魚まで狙えるラインナップです。価格は20000円から21000円ほどと、ブランド品にしていは比較的安い価格帯になります。
人気アイテムの特徴や評価は?
この新作の改良点は他にもあります。以前よりもグリップを長めになり、脇に抱えてのアクションもやりやすくなっています。また、SiCリングの採用でラインの摩擦が減り、トラブルの危険性が減っているのもおすすめポイントです。
初心者にもおすすめなのは100M、比較的柔らかいM(ミディアム)タイプなので操作もしやすく、40gほどの軽めのジグで遊べるモデルになります。大物をゲットしたい場合には、最大100gのオモリまで対応できる最強の100Hタイプにチャレンジしてみてください。
1位:コルトスナイパーXR
コルトスナイパーXR
サイズ | 2.9m~3.05m |
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継数 | 2~3 |
ジグ重さ | 56g~150g |
ランキング1位のコルトスナイパーXRは、シマノから昨年(2020年)発売されたばかりの新作ロッドになります。コルトスナイパーはジギングをメインターゲットにした釣り具のシリーズ品でロッドのほか、ルアーやジグなども網羅されています。
S96ML(長さ2.9m・自重222g)からS100XH-3 (長さ3.05m・自重335g)まで15種類ほどをラインナップ、ジグウエイトも56gから150gまでと幅広く、さまざまなスペックでの選び方ができます。価格は38500円から44000円ほどの範囲です。
人気アイテムの特徴や評価は?
この新作は従来のコルトスナイパーにカーボンテープなどでさらに補強を加え、つぶれやネジレに対する強度を増しています。また、軽量素材を用いることで、感度や操作性が上がっているのもおすすめ点になります。
インプレが多いS100MHは長さなどが標準的なスタンダードモデルです。5㎏程度の獲物にまで対応できる強度があり、遠投能力も優れているのもセールスポイント、初心者から広範囲でのロッドアクションを楽しめる、と口コミでも話題になっています。
ショアジギングロッドの比較!
商品 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
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商品名 | トリプルクロス・ショアジギング | ブルースナイパー | ショアジグラウンダー | パワーマスター | ソルティーステージKR-X | ソルティーアドバンス | オーシャンゲートショアジグ | コヨーテS | ジグキャスター | コルトスナイパーXR |
サイズ | 2.9m~3.2m | 2.9m~3.2m | 2.7m~3m | 2.89m~3.35m | 2.85m~3.35m | 2.9m~3.05m | 2.92m~3.2m | 2.9m~3.05m | 2.74m~3.05m | 2.9m~3.05m |
継数 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2~3 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2~3 |
ジグ重さ | 60g~100g | 60g~130g | 80g~100g | 60g~80g | 50g~130g | 60g~100g | 45g~100g | 40g~80g | 60g~100g | 56g~150g |
商品リンク |
上にはここまでランキングしてきたロッドの比較表を掲載しました。また、サイズや継数、ジグの最大重さといった主要スペックも併せて付記しておきます。価格は1万円以下から7万円台と幅広いので、スペックだけでなく予算と相談しながら選んでみてください。
長さがあるほど遠投はしやすいですが、操作がしにくくなる傾向があります。また、獲物の大きさに応じて、おおよそのジグの重さが決まってきます。気になるロッドがありましたら、商品サイトで詳細スペックをご確認ください。
おすすめロッドでジギングを楽しもう!
ジギングにおすすめの釣り竿をランキング方式でピックアップしてきました。ランキングで1位になった「コルトスナイパーXR」は高級な部類ですが、性能抜群で初心者にも扱える商品でした。
また、「ショアジグラウンダー」は1万円以下の低コストで、手軽に楽しめるおすすめロッド、黒字に金色が目立つ「ソルティーステージKR-X」は高級感が漂うおしゃれなロッドでした。このような個性的なロッドを入手して、ショアジギングをご堪能ください。
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