ツーリングにマイボトル:はじめに
私はツーリングでマイボトルを携行しています。ツーリング先でも自宅で淹れたおいしいコーヒーを飲みたいからというのが理由です。また、私はコーヒーを少しずつ飲む癖があり、ツーリング先で缶コーヒーを買うと無理して飲むか捨てるかで悩みます。しかし、マイボトルを携行していれば保温して持ち運べるのです。どうも!暮らし~のでライターをしておりますhosokawa_takaです。
マイボトルはツーリング以外でも活躍!
マイボトルは家族旅行でも大活躍します。1Lの紙パック入りのお茶をコンビニで買い、500mlの保温マイボトル2本に移し替えることが多いですね。冷たいまま持ち運べますし、購入したお店で空き紙パックを捨てられます。家族キャンプではチェックアウト間際にお湯を沸かし、コーヒーやお茶をマイボトルに入れて持ち歩くことも多いですね。
マイボトルはおしゃれ?
では本題!ここでは私がツーリングで使っているマイボトルについて語ります。保温ボトルや透明で軽い水筒などを紹介しますね。マイボトルは洗いやすいかどうか?おしゃれかどうか?が大切です。えっ?オーバーフィフティのおじさんがおしゃれ?いやいやそれについてはノーコメント。なお、この記事は2020年7月29日現在の私に心境をもとに作成しますことをご了承ください。
ツーリングにマイボトル:キラキラボトル
私が長年使っているマイボトルはモリ工業のキラキラボトル(PSD-500、絶版)です。ゼファー750RSに乗っていた頃から使っていますので、もう17年以上使っていると考えられます。これといった特徴はないのですが、底には「MADE IN JAPAN」の刻印。日本製の保温ボトルは少なくなりましたので貴重です。長年使っているので外観はベコベコ!傷み具合は私がツーリングを楽しんだ証だと思っています。
キラキラボトルはコップ代わりのキャップがGOOD
キラキラボトルの容量は0.47Lで、コーヒーで約4杯分です。保温保冷とも半日ほど持続しますが、それ以降は適温を過ぎ、少しぬるさを感じるようになります。コップ代わりのキャップがついた保温ボトルはコーヒーを少しずつ飲む私にとってピッタリ。夏に冷たい飲み物を入れるとがぶ飲み防止になります。500mⅼのペットボトルに入ったお茶を買って、その場でキラキラボトルに移し替えることも多いですね。
キラキラボトルは洗いやすいといえない
このキラキラボトルの難点はメンテナンス性の悪さ。スライド式タッチ栓はキャップをすると閉まってくれますので、中栓のし忘れを防止できますが、構造が複雑で洗いにくいのです。かつてコーヒーを入れたまま半年ほど放置したときのこと、本体は洗いやすいのですが、中栓の中に蔓延ったデロデロを洗い流すのに苦労しました。少し重めですが、手に馴染むのでお気に入りです。
ツーリングにマイボトル:ステンレスマグ
夏のツーリングで頻繁に使っているのは象印マホービンの「ステンレスマグ(SM-KB48-TM)」です。ワンタッチで飲み口を開閉できる直飲みタイプで、立ったままでも水分補給ができます。使い始めて5年ほどですが、塗装の状態がいいからか、外観に目立った傷はありません。ツーリングでは地面に置くこともありますので、底は塗装が剥げています。スライド式のロックはリュックに入れても解除されにくいですね。
ステンレスマグは高性能
ステンレスマグは能力が高く、朝にコーヒーを入れると夕方近くまで保温できます。また、本体内部にコーティングが施されていますので、スポーツドリンクも入れられます。スポーツドリンクには塩分が含まれていますので、入れられない保温ボトルも多いのです。大手メーカーの製品だけあって、ふたが壊れても交換パーツを入手できます。
ステンレスマグは洗いやすい
ステンレスマグはメンテナンス性も良好です。ふた部分のパーツはすべて分解清掃できますので、清潔に使い続けられます。分解できるだけなら普通!乾かしやすく衛生的です。乾かすときに水滴が溜まりにくい構造になっているのです。その分、ふたのパーツが多く、パッキンをし忘れることもあります。パッキンをし忘れたままリュックに入れると大惨事!ダクダクと飲み物が漏れるのです。
ツーリングにマイボトル:アイスストッパーマグ
ツーリングで防風性の高いジャケットを着る季節はそれほど水分を摂らないので、少し小さめの保温ボトルを使っています。私が使っているのはキャプテンスタッグの親玉であるパール金属のアイスストッパーマグ300(H-6730)です。容量は300mⅼで、コーヒーで約2.5杯分。直飲みタイプで氷を入れても飲みやすいように飲み口キャップがついています。もちろんホットもOK!口に当てた時の感触が優しいので気に入っています。
アイスストッパーマグ300は軽い
アイスストッパーマグ300の能力はそこそこです。しかし、ツーリングではそれくらいがちょうどいいですね。淹れたてのコーヒーを入れて出発すると、1回目の休憩で飲み頃の温度です。2回目の休憩でも大丈夫、3回目になると少し温さを感じます。お気に入りポイントは軽いこと!リュックに入れても重さを感じません。洗いやすいだけでなく、パーツが少ないのでメンテナンス性は良好です。
アイスストッパーマグ300はコンパクト
さらにもう一つ、大手コンビニチェーンのローソンではマイボトルをレジで渡すと直接コーヒーを入れてくれるのですが、アイスストッパーマグ300はローソンのコーヒーメーカーにギリギリ直接入れられる大きさなのです。10円割引してくれますし、少し地球環境に貢献した気分を味わえます。紙コップを捨てる手間を省けるだけでなく、紙コップから保温ボトルへコーヒーを移し替えると冷めてしまうのでうれしいですね。
ツーリングにマイボトル:透明な水筒
私は保温ボトルに加えて、保温性のない透明な樹脂製の水筒もツーリングで携行します。水を入れることが多いのですが、お茶やスポーツドリンクを入れることもあります。透明な本体は残りの量がわかりやすいので使いやすいですね。水筒は保温ボトルより軽いのでたくさん水を持ち運べます。スポーティでちょっとおしゃれですが、ツーリングで使うと傷だらけです。
レキサンカラーボトル0.5L&1.0L
スタンスポーツのレキサンカラーボトル(絶版)は飲み口が小さいので飲みやすく、軽いので酷使しています。0.5Lと1.0Lのサイズを持っていますが、ツーリングでは0.5Lを使うことが多いですね。透明なポリカーボネート製の本体は炭酸飲料を入れてもOKなほど強靭ですが、ふたの強度がイマイチ。1.0Lのふたは落として破損してしまいましたので、付け替えて使っています。パッキンなしのふたは洗いやすいのでお気に入りです。
ナルゲン0.5L広口ボトル
広口の水筒も持っています。私が使っているのはナルゲンの0.5Lです。広口ボトルは洗いやすいのが特徴。スポンジを突っ込んで気が済むまで洗えます。たまたまキャリングケースを同時購入していたため、外観上の傷は少ないですね。キャリングケースに保温性や保冷性はありません。オーバーフローキャップは茶葉を本体に直接入れたときに茶こし代わりになります。重量はレキサンカラーボトルより少し軽いです。
ツーリングにマイボトル:エコってどう?
私は夏の暑さが苦手です。夏のツーリングはXR250の空冷エンジンから立ち上る熱気との闘い!搭載されているMD17Eエンジンはドライサンプ化されて暑さに強くなっていますが、それでも夏のツーリングは快適ではありません。ですので、地球温暖化をはじめとする環境問題は他人事ではないのです。XR乗りの間ではパワーアップのために環境対策装備のAIシステムを取り外すユーザーもいますが、私はそれをしていません。
エコロジーとエコノミー
2020年7月1日からレジ袋の有料化が始まりましたが、それを機にエコについて考えるのもありです。この「エコ」という言葉、エコロジーとエコノミーをはき違える人が多いですね。SNSではレジ袋代をエコバッグ代と考えたほうが賢いのでは?という意見もあります。確かに、レジ袋に数円以上の価値を見出せるのであれば受け取るのが正しい経済活動です。しかし、レジ袋の有料化はエコロジーを意識するためのものであって、経済活動とは別次元のものだといえます。
ゴミが出ないキャンプツーリングはできる?
エコロジーに対する意識が高まれば、ゴミが出にくい商品も増えます。前回の連載記事ではキャンプツーリングで出るゴミについて語りましたが、ゴミが出にくい商品が増えるとキャンプツーリングがしやすくなるのでは?と思ったのです。発泡トレーはキャンプツーリングで必要?においを抑えられるプラスチック包装ならゴミを持ち帰りしやすい?焼酎の量り売りをしているお店は…ありますね。
ツーリングにマイボトル:マイボトル運動
マイボトル運動はエコロジーとエコノミーを絡めて行われました。マイボトルを持っていくと割引を受けられるというサービスを国内で最初に始めたのはスターバックスコーヒーだったと記憶しています(現在は20円割引)。何かのメリットを得られる環境問題運動は受け入れやすいですね。私もスターバックスコーヒーのおしゃれなタンブラーを持ち歩いていた時代がありました。
自分のためにマイボトルを使う!
ツーリングで出会う美しい景色も地球環境の一部です。エコロジーという言葉に偽善的な印象を受ける人もいるでしょうが、自分のためのエコロジーなら受け入れやすいのではないでしょうか?えっ?マイボトル運動よりキャブ車からインジェクション車に乗り換えたほうがいいですって?いやいや、手持ちのバイクを大切に使い続けるのもエコロジーです…とい訳をしておきましょう。
ツーリングにマイボトル:まとめ
私がツーリングで使っているマイボトルを紹介し、身の程知らずにもエコロジーについて語りました。先日家族で和歌山県のすさみ町にある「エビとカニの水族館」へ行ったときのこと、展示されているウミガメにエサをあげたときに鼻から海水をビュゥと出す仕草がかわいかったのです。こんなにかわいいカメさんがヒトの出したごみを食べて苦しむなんて…かわいい姿を見たいがために、私はマイバッグを持ち歩くことにしました。
ツーリングが気になる人はこちらをチェック!
ツーリングについて私の心境を語ったこれまでの連載記事もチェックしてください。さかのぼって3回はキャンプツーリング概論第2弾として「キャンプツーリングで出るゴミ」「あると便利な道具」「シートバッグの容量」について記しました。キャンプツーリングは旅情を高めてくれる楽しい宿泊形態です。宿泊費用も圧縮できます。あなたらしいスタイルでキャンプツーリングを楽しみましょう。
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キラキラボトル/モリ工業