バーベキューとは
いろいろな食べ物を堪能しよう
バーベキューは家ではなかなかできない炭火を使った焼き肉、ホイル焼き、ダッチオーブンでの調理などいろいろな調理方法でさまざまな食べ物を楽しむアウトドアならではの料理です。単に焼くだけではなく蓋付きのグリルだと蒸し焼きもでき焼きそばなどの麺類も固くならず焼けますよ。定番の食材はありますが、肉類、魚介類、野菜、フルーツそしてお菓子とほとんどの食べ物でバーベキューが楽しめて老若男女問わずキャンプでも人気です。
準備しておくと便利
食べ物はあらかじめカットしておいたり、殻などをとっておいたりと作る料理に合わせて家で下準備しておくとキャンプなどのアウトドアではゴミが減らせて、時短になりバーベキューをより長く楽しめますよ。定番の調理方法となる焼くだけでもタレに漬け込む、下味をつけるという場合は家で下準備としてあらかじめ浸けておきましょう。燻製をする場合は水気の多い食べ物だけあらかじめ干しておくとやりやすいです。
バーベキューに必要なもの
炭
バーベキューをするためには、食べ物以外にコンロや炭などが必要になります。コンロは好きなものでいいのですが、炭は初心者には扱いが難しいもの、すぐに燃える分すぐに燃え尽きるものなど製品(炭の種類)によって特徴が異なります。事前に炭について調べるなどの準備をしておくといいでしょう。おいしいバーベキューを楽しみたいなら炭の知識も少しだけ必要ですよ。
炭関係の道具(火おこし器や火ばさみなど)
バーベキューの準備はコンロに炭を広げるだけではできません。炭を立体的に組んだり、炭を確実に着火させたり、炭を動かして保温ゾーンを作ったりと準備の段階で火おこし器や火ばさみなどもあると便利ですよ。バーベキューに必要な道具を確認して忘れ物がないようにしましょう。着火剤を使う場合は途中でつぎたせないので注意してくださいね。特にジェル状の着火剤の継ぎ足しは危険です。
アルミホイル・アルミ皿
バーベキューであると便利なものがアルミホイルやアルミ皿です。アルミホイルがあると焼く際に汁が出やすい食べ物に使うと汁受け皿のように使えますよ。またホイル焼きをするために必要になります。アルミ皿も同じような使い方ができます。特に蓋がないグリルでもアルミ皿で蓋の代用ができ焼きそばを作るとき、蒸し焼きにするときなどに必要ですよ。用意しておいて損はないアイテムとなります。
バーベキュー人気食材ランキング13:ラム肉
北海道といえばジンギスカン
ラム肉は北海道ではジンギスカンとしてよく食べられる、肉系の人気の食べ物ですが、北海道以外の地域ではまだまだ変わり種となります。
おいしい上質なラム肉だと臭いませんが、悪いと牛や豚、鶏にはない特有の臭みがあると言われていて、事前に臭み消しの下準備が必要です。ラム肉のステーキや骨付きのまま焼くラムチョップはバーベキューに向いていておすすめです。変わり種食材と思われがちですが、近年では定番の食べ物として数えられつつありますので、この機会にぜひ挑戦してみてください。
ラムチョップとは
ラムチョップとは子羊の骨付きの肉のことです。豚のスペアリブも豚チョップということです。牛や鶏も骨が付いていたらチョップが付きますよ。骨がブロック状になっていて1ピースごとに別れていない場合はラムラックと呼ばれます。臭いを軽減する方法としてはラム肉の油を取り除く、マトン(1歳以上の羊)肉を避ける、ハーブを揉み込むなどの下準備をするといいでしょう。おいしいですが少しマイナーで準備が必要なため低ランクとなります。
バーベキュー人気食材ランキング12:長芋
変わり種か定番か?
微妙なラインとなるおいしい食べ物が長芋です。食材選びでは食材リストに入れない方が多いかと思いますが、好きな人は必ず用意する定番の食材になるでしょう。キャンプでも好きな人はステーキにして食べるぐらいです。バーベキューでも焼くだけでサクサクした歯ごたえと芋らしいホクホクした食感が好まれています。あらかじめ準備しておきたい野菜ですが、下準備としてあらかじめ家で切ってくると黒く変色してしまうため注意してくださいね。適切な下準備をすることで変色を防げます。
キャンプでも使える下準備
長芋は空気に触れると変色するため、キャンプやバーベキューに行く前に下準備する場合はジップロックなどの密閉できる容器(袋)などが必要になります。皮剥いて適当な大きさに切ったあと容器に水を入れてそこに長芋を入れて保管しましょう。焼くだけでおいしいおすすめの食べ物です。
バーベキュー人気食材ランキング11:厚揚げ
焼くだけでおいしい
子どもにはあまり支持されていませんが、大人になると定番の食べ物となり、年配の方からは特に支持されている人気食材となります。特に下準備しなくても焼くだけでおいしいですよ。キャンプでも人気で焼いたあとは生姜醤油、ポン酢などお好みの調味料をかけるだけです。必要な分量は年齢層によって変わるので、グループでBBQをする場合は参加する人を考えて用意しておくといいでしょう。
切らずにそのまま焼く
厚揚げは表面が旨味を閉じ込めてくれる蓋の役割をしています。切ってしまうと旨味がでたり、形が崩れる可能性があるため切らずに焼きましょう。大きいものを買うよりも適度に食べやすい大きさを選ぶといいでしょう。
バーベキュー人気食材ランキング10:さつま揚げ
練り物も人気
さつま揚げやはんぺんなどの練り物はバーベキューでも人気ですよ。厚揚げ同様に大人のバーベキューパーティーでは定番の食材です。また燻製をする場合も必要な食材の一つといわれるほどおいしくなる定番食材です。切らずにそのままやいても串焼き風に適当に串にさしてもおいしいですよ。チーズ入りはんぺんだと子どもにも人気があります。ビールのつまみにもなり、燻製にもなるためご当地の練り物があると購入しておきましょう。
生姜醤油・わさび醤油がおすすめ
チーズ入りはんぺんだとそのままでも素材の味がしますが、生姜醤油やわさび醤油をかけてたべるとさらにおいしいですよ。すだちなどの柑橘類とも相性がよく柚子や柚子胡椒などでもおいしくたべられます。面倒な準備不要で焼くだけでおいしいことからソロキャンプでもよく食べられていいる人気食材です。海産物が特産の町にキャンプやバーベキューに行く際は絶対に手に入れておきたい食材の一つとなります。
バーベキュー人気食材ランキング9:パン
食パン・フランスパン
キャンプやバーベキューの定番料理の一つにアヒージョがあります。アヒージョに合う食べ物と言えばフランスパンです。アヒージョを食べ終わったあとの食材の旨味が溶け出したオリーブオイルをフランスパンに吸わせて食べてみましょう。油の処理にもなり、おいしい食材にもなり一石二鳥ですよ。また食パンなども炭火でトーストすると焼くだけでも美味しくなりますよ。自家製パンをキャンプやバーベキューで作る方も多いです。
調理パンに加工してもおいしい
バーベキューの定番の食材の一つにニンニクがあります。すりおろしてバターと混ぜてパンを焼くと簡単にガーリックトーストになりますよ。またいろいろな食材を挟んでホットサンドに加工したりとその場で調理パンも作れますよ。食パンよりもフランスパン(バゲット)のほうがバーベキューでは人気ですが、ホットサンドメーカーを使うなら食パンのほうが扱いやすいです。パンがあると主食にもなります。
バーベキュー人気食材ランキング8:さつまいも
定番の焼き芋
ランキング形式で紹介していますが、どの食材もバーベキューにあると嬉しくなる食材ばかりです。さつまいもと言えば焼くだけでおいしくなる定番の食材となり、焼き芋を作る方も多いでしょう。焼き芋以外は付け合せの野菜として焼くこともあります。甘みや粘りが強い安納芋、ホクホクとした鳴門金時など種類によって食感もことなり老若男女問わず好まれやすいおすすめ食材です。焼き芋を作るときは新聞紙が必要になります。
バーベキューでの焼き芋の作り方
材料 (1本分) さつま芋1本 新聞紙1枚 アルミホイル適量
さつまいもを洗ったあと新聞紙で包んで新聞紙をしっかり濡らしてからアルミホイルで包んでいくだけです。焼くときはバーベキューコンロの下、炭の隣で焼いていきますよ。アルミは660度で溶け出すので直接炭に置くのではなく必ず隣おきましょう。前述したようにコンロ全体に炭を広げるのではなく、保温ゾーンを作っておくことでキャンプやバーベキューでもおいしい焼き芋ができます。
バーベキュー人気食材ランキング7:きのこ類
やくだけでおいしい定番食材
スーパーに行くといろいろなきのこがありますが、ほとんどのきのこは焼くだけで美味しくなりますよ。定番のしいたけをはじめエリンギ、ひらたけ、舞茸などすきなきのこを用意しましょう。エリンギは匂いがなく癖もなく付け合せの野菜としてもそのまま焼いてもおいしいですよ。しいたけは少し癖がありますが出汁が取れるぐらい旨味がたっぷり詰まっていてお酒と一緒に食べる方も多いです。子どもよりも大人に人気の食材となります。
しいたけは汁を逃さないように
しいたけは根本の固い部分を切り落としたあと逆さまにして焼きましょう。笠の部分が下になるよにして焼いていきます。焼けてくると柔らかくなり、笠の部分に水分が浮き上がってきます。この水分がしいたけの旨味が詰まっただしとなるのでこぼさないようにして食べてくださいね。両面や焼こうとひっくり返すと出汁がなくなるのでもったいないです。
ひらたけは霜降りひらたけがおすすめ
ホクト株式会社が発売している新しいひらたけの「霜降りひらたけ」は肉厚になっていますよ。また水分がありジューシーで炙ると香りがよくなるためバーベキューに向いている品種です。
バーベキュー人気食材ランキング6:アスパラ
採りたてがおすすめ
彩りに加えてもいいですが、一本まるまる炭火で焼いてもおいしいのでおすすめです。アスパラは魚のように収穫後は鮮度が急速に落ちるため可能な限り採りたてを用意するといいでしょう。新鮮なものは甘みが強く塩コショウだけで十分おいしいですよ。細いものは数本まとめて肉巻きにするなどのアレンジしやすく、癖がないため苦手という子ども少ないです。余談ですが、ホワイトアスパラもグリーンアスパラも同じ種類になります。
アスパラの下準備について
アスパラは新芽の部分を食べる野菜になります。芽が生えてきた頃は柔らかいのですが、他の植物と同じように芽は大きくなるにつれてしっかりした茎に下の方からなっていきます。そのため長いアスパラはピーラーなどで皮を向いておかないと非常に固くて食べられません。簡単なのでキャンプ場やバーベキュー場で必ず処理してくださいね。長く成長していても皮だけ固くなっているだけで芯の部分は柔らかく食べられます。
バーベキュー人気食材ランキング5:イカ
加熱しすぎに注意
イカは加熱しすぎると身が縮かみ固くなるため炭との距離に気をつけながら調理する必要がある食材です。温度だけ注意できると非常においしい食材として人気です。なれている方だと屋台のように串にさしてそのまま焼いてもいいでしょう。初心者だと水分を保ったまま焼けるホイル焼きにすると固くならず調理しやすいですよ。油分が少ないためお口直し、ビールのおつまみに向いている食材になります。弱火でじっくり焼きましょう。
イカはいつでも旬
野菜は旬の季節以外でもハウスで栽培したり、工場で栽培したものが出荷されますが、魚介類は野菜よりも旬がはっきり出る食材です。イカは種類によって旬の季節が異なりますが、一年中おいしいイカが水揚げされますよ。例えばヤリイカは冬から春、スルメイカは初夏から初秋、コウイカ(スミイカ)は冬、そしてイカのなかで最もおいしいとされるアオリイカは夏です。他にも種類があり春~夏まで取れるものなどがいます。
バーベキュー人気食材ランキング4:おにぎり(米)
焼きおにぎりがおすすめ
おいしい食材をおかずにご飯が食べたいという場合はおにぎりがあると便利ですよ。中に具を入れるのではなくそのまま握ったものでもいいでしょう。バーベキューでは、醤油をつけて焼きおにぎりにするという方も多いと思います。炭火でじっくり焼いていき醤油が染み込んだおこげが美味ですよ。米があるとダッチオーブンやスキレットで、パエリアや炊き込みご飯なども作れます。どんなご飯物を作るか考えておくといいでしょう。
子どもにも人気
大人にも人気ですが焼きおにぎりは子どもにも人気のある定番の食材です。ご飯があると主食にもなりますよ。潰してやくとおせんべいのようにもできます。子どもを含めて家族やグループでバーベキューをするという場合は用意しておきたい食材になります。
バーベキュー人気食材ランキング3:夏野菜
どの野菜も美味
夏野菜はすべてバーベキューに合いますよ。ナス、トマト、ピーマン、ししとう、とうもろこしが代表例です。ナスは大人に人気があり、とうもろこしは屋台の焼きとうもろこしのように、子どもにも人気です。ピーマンが苦手というこがいる場合はピーマンより甘みの強いパプリカを用意するといいでしょう。パプリカもピーマンの仲間です。トマトはホイル焼きにすると化けますよ。ミニトマトを串焼きにしてもおいしいです。
玉ねぎも春から夏が旬
玉ねぎは夏野菜ではないのですが、黄色い玉ねぎは一年中流通します。新玉ねぎは春に流通しますが地域によっては春から夏まで流通することがありバーベキューには必須の食材となります。ホイル焼きにしてもおいしいですが、串にさして焼いてもおいしく、スープにもなる万能な野菜です。玉根一個をまるごとアルミホイルで包むホイル焼きはインパクトもあり思い出になるバーベキューならではのレシピとなります。
バーベキュー人気食材ランキング2:エビ
エビ
エビは焼いたり、ボイルしたりといろいろな調理方法ができる魚介類です。殻ごと豪快に炭火で焼くというのはバーベキューならではの食べ方になります。味付けもシンプルに塩だけでもいいでしょう。焼く以外の調理方法ではダッチオーブンやスキレットを使ってピラフにしてみたり、アヒージョなどがおすすめです。背わたの処理などが面倒という方はむきエビを用意するといいでしょう。ホットサンドにしてもおいしいですよ。
エビに串を通す方法
エビを串にさして焼くのは意外と難しいです。どのように通していいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?腹から背中側に通すと初心者でもわかりやすいと評判ですよ。塩焼きのレシピですが、串の通し方が丁寧に紹介されていておすすめです。
バーベキュー人気食材ランキング1:肉類
バーベキューといえば肉
やはりバーベキューといえば焼き肉という方が多いでしょう。エビやイカ、ホタテなどの海鮮バーベキューも人気ですが肉と比べると初心者には下準備が大変なため肉のほうがやりやすいです。牛、豚、鶏の好きな部位を用意して焼くだけですが炭火で焼くとフライパンで焼いたものよりも美味しくなりますよ。ただ約だけではなくキムチやチーズなど合わせてホイル焼きにしてもおいしいです。
加工肉もおすすめ
肉そのものではなく加工されたベーコン、ハム、ソーセージなどもおすすめです。フランクフルトのような大きなソーセージは子どもに大人気ですよ。加工された肉類は燻製とも相性がよくバーベキューをしながら燻製を作るときに絶対にあったほうがいいおすすめ食材となります。燻製の美味しさが口一杯に広がりますよ。
霜降りはバーベキューに合わない
ステーキと言えば上質な油が適度に入った霜降り和牛が人気ですが、バーベキューの場合は網で焼くため油が落ちて燃えるだけになります。そのため肉を網で焼くだけなら霜降りよりも赤身肉のほうがいいと言われていますよ。
バーベキューの人気食材のまとめ
全部食べたいというのが本音
ランキング形式で紹介しましたが、バーベキューの食材の種類は多ければ多いほどいろいろな料理ができて、それぞれ味が異なることから全部食べたいというのが本音になります。子どもだと厚揚げやさつま揚げなどは好まないかもしれませんが、変わり種としておすすめです。また旬の時期にしか取れない魚介類もおすすめとなり秋はサンマもぜひ用意してほしい食材になります。好きなものを準備して楽しいバーベキューをしてくださいね。
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