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はじめに
自家製生姜を育てよう!
生姜と言えばチューブに加工されているものが販売されているので手軽に使える薬味として常備しているのではないでしょうか?コツを押さえれば簡単に自家製の生姜を育てることができます。自家製の生姜は市販のものよりも美味しく感じ、発汗作用や美容効果も高いと言われています。
植え付け時期や育て方のコツを紹介!
生姜栽培のコツを植え付け時期から肥料、農薬の使い方と土質や日当たり、植え付けに適した気温など栽培環境の整え方に分けて解説します。育て方のコツを押さえて家庭菜園やプランターで自家製生姜を栽培してみましょう!生姜栽培の1番のポイントは気温の管理となります。
生姜とは?
熱帯アジア原産
生姜は熱帯アジアのいずれかの地域が原産地であると言われている植物です。スパイスとして使われたり、薬効を目的にしたりと紀元前から人に利用されてきた植物となります。日本にも古くから伝わり、奈良時代には栽培が普及していました。欧州では中世の頃にスパイスが伝わり、胡椒と並んで高価な商品として取引された歴史があります。
収穫時期でさまざまな利用
芽が出て幼い段階で出荷される筆生姜や初夏の頃に根茎がまだ大きくなっていない葉生姜、収穫時期まで根茎を充実させる根生姜と同じ生姜でも収穫時期でさまざまな利用方法ができます。家庭菜園やプランターで生姜を自家栽培すると全ての利用方法を楽しむことができます。間引きと収穫を兼ねていろいろな生姜の利用方法を試してみましょう。
健康作用がある
生姜には冷えを取ったり、食欲増進、発汗作用などさまざまな健康に有効な作用があると言われています。夏の暑さを乗り切るのにも、冬の寒さを和らげるのにも効果的な野菜です。生姜を自家栽培して健康的な食生活の一部にしてみてはいかがでしょうか?乾燥させて自家製のスパイスにしてみても楽しいかもしれません。
生姜栽培に必要なもの
生姜の自家栽培に必要なもの
生姜の自家栽培に必要なものは種生姜、野菜用培養土、苦土石灰、スコップ、肥料、じょうろ、敷きワラかビニールマルチが必要です。プランターで栽培する場合60cmのサイズで3株程度栽培できます。あとは環境にもよりますが、遮光シートと支柱、必要に応じて農薬を準備しておくとよいでしょう。
プランターがおすすめ
初心者や庭を家庭菜園にするのは大変だと言う方はプランターでの栽培がおすすめです。生姜は強い日当たりを苦手としますので、プランターであれば手軽に日当たり加減を調整できます。たくさん育てたい方は大きなプランターを準備するか、複数プランターを用意してください。
家庭菜園での生姜栽培方法①栽培環境
気温
生姜の栽培に適した温度は地温で15度以上となります。気温が十分に上がり安定してきた頃を見計って栽培を始めましょう。植え付け時期の目安としては暖地・中間地では3月下旬から4月を、寒冷地では4月中旬から5月上旬としてください。気温が低い日が続くと生姜は腐ってしまう可能性があります。
日当たり
生姜は日当たりを必要としますが、強すぎる直射日光は苦手です。家庭菜園に植え付ける場合は半日程度日当たりが取れる場所を選び、プランター栽培する場合は時期に合わせてプランターの置き場所を変えるようにしてください。
土質
生姜の栽培に適した土質は水捌けがよく、微生物がたくさんいる状態です。生姜は自身の栄養で最初は生長しますので、初期肥料はあまり必要ありません。土壌pHの目安は6から6.5の弱酸性に調整した土でよく育ちます。
家庭菜園での生姜栽培方法②植え付け時期
植え付けは気温を目安に
前述しましたが、気温が低い日に生姜を植え付けると寒さで育ちません。時期やカレンダーだけを見るのではなく、日々の気温や天気予報を元に植え付ける時期を決めてください。一般的には3月下旬から5月上旬の間が生姜の植え付け時期となります。
気温が低いと枯れる
植え付けた日が暖かかったとしても、数日後に寒い日が続くと植え付けた生姜は土の中で枯れてしまうことがあります。地植えであればマルチングしたり、プランターであれば保温するなど植え付けてからも寒さに当てない対策をするとよいでしょう。
種類によって耐寒気温が異なる
生姜には品種を大きく3つに分類できます。小生姜は低温に耐性があり、辛みが強く、中生姜は小生姜ほどではありませんが、低温耐性を持ちます。大生姜は低温には弱いため中間地か暖地での栽培に適しています。代表的な品種としては小生姜の「在来種」中生姜の「房州」大生姜の「近江」などが有名です。栽培する地域に合わせて種生姜を選びましょう。
家庭菜園での生姜栽培方法③植え付け方法
発芽までの時間が長い
生姜は他の植物が新芽をすぐに出すのと比べて発芽を確認できるまで時間が掛かる植物です。植え付けてから1ヶ月程度は辛抱強く観察を続けましょう。また種生姜を植え付け1週間前に日当たりする場所に置き、芽出ししてから植え付けると早く発芽させられますのでおすすめします。
植え付け方法
植え付ける前に種生姜が大きい場合、手で50gほどの大きさに分割します。地植え、プランターどちらの場合も株間を15cmほど取りましょう。土の準備をしたら10cmの深さの植え付け穴を掘って芽出しをした場合は芽が多く出ている方を上に向けて植え付けます。覆土して水やりをすれば生姜の植え付けは完了です。
家庭菜園での生姜栽培方法④日常管理
水やり
生姜は乾燥も嫌いますが、多湿も苦手です。ちょうど良い水分量に管理してあげる必要があります。プランター栽培の場合は土の表面が乾き切る前に底から水が溢れ出てくるまで水やりをしましょう。地植えの場合は天気任せでもいいのですが、根茎を大きくする夏には土の状態を見て乾燥させすぎないように水やりをしてください。
マルチング
寒さ避けや乾燥防止のためにマルチングをおすすめします。敷きワラを株元から敷いたり、植え付けている数が多い場合はビニールマルチを掛けたりするとよいでしょう。マルチングが難しい場合はバーク堆肥やピートモスを増し土として使うと同じ効果を得られます。
間引き
植え付けてから夏を迎えるまでに複数の芽が萌芽します。間引きを兼ねて混み合っている部分を引き抜くと筆生姜として食べられます。甘酢漬けにしたり、加熱調理にしても美味しく頂けます。夏を迎えた頃には葉生姜としても食べられます。複数収穫できると覚えておきましょう。
家庭菜園での生姜栽培方法⑤肥料
土寄せと中耕
生姜は発芽するまでは自身に含まれる栄養を元に生長します。それ以降は根茎を大きく育てるまでに肥料を与えることと、その度に株元に土寄せと中耕をして肥料を土中に混ぜ込むことが育て方のポイントになります。どんどん地下茎が盛り上がってきますので、地下茎を地上に露出させないようにしましょう。日当たりさせてしまうと変色の原因となります。
肥料1回目
肥料1回目のタイミングは草の高さが15cmまで育った頃に与えましょう。家庭菜園で地植えにしている場合は30g程度、プランターの場合は5gを目安に株元に肥料をばら撒き土と混ぜてから土寄せをします。生姜に与える肥料は根を大きくするのにひいつようなカリが多く含まれている化成肥料がおすすめです。
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肥料2回目
肥料2回目は草の高さが30cmを超えたときに与えましょう。与え方は1回目のときと同じです。それ以降の肥料は生姜の生育を見ながら適宜行いますが、8月以降に肥料を与えると保存性に悪影響が出ますので、8月までに肥料は済ませましょう。
家庭菜園での生姜栽培方法⑥農薬
農薬を正しく使う
家庭菜園で日当たりや肥料を適性に管理していれば無農薬で生姜を自家栽培できますが、害虫や病気などトラブルはつきものです。農薬と言うと「怖い」と決めつけてしまいがちですが、正しく使うことで安全にトラブルを予防・回避するのに役立ちます。
規定通りの農薬散布で予防
生姜に限らず農薬散布は規定に定められた通り散布することで安全性と効果を発揮します。虫除けのために使ったり、すでに虫がついてしまったというときでも慌てずに正しい農薬の使い方をしてください。
防虫ネットや他の対策と組み合わせて
無農薬の育て方に拘りたい人は防虫ネットや木酢液スプレーなどがおすすめです。特に木酢液は害虫忌避効果だけでなく生姜の繊維や細胞壁を強くする効果がありますので試してみてください。
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家庭菜園での生姜栽培方法⑦収穫
収穫時期
間引きのところでも前述しましたが、間引き菜として筆生姜は6月から7月に、葉生姜としては7月から8月に収穫できます。根生姜の収穫時期は10月から11月上旬の寒さが本格的になる前となります。根生姜の収穫の目安は茎が気温の低下とともに黄色く変色しますので、茎の変色を合図に収穫しましょう。
収穫方法
生姜の収穫方法は周りの土を崩してから茎をしっかりと持ち引き抜きましょう。プランターの場合は土を崩してから横倒しにすると傷つけることなく収穫できます。また種生姜として使ったひね生姜としてすり下ろして薬味として利用できます。
家庭菜園での生姜栽培方法⑧保存方法
保存するときは
収穫してすぐに食べたり加工する場合は気にする必要はありませんが、長期間保存するには温度管理をしなければ腐らせてしまいます。収穫して傷がないものを選び、濡らした新聞紙に生姜を1つずつ包み発泡スチロールの箱に入れて密封し、温度変化の少ない場所に置いておくと長期保存できます。
自家製ジンジャーシロップを作ろう
収穫してすぐに食べるか、長期間利用するには甘酢漬けにしたり、ジンジャーシロップに加工すると美味しさを長持ちさせることができます。また生姜を薄切りにして天日干しすれば乾燥生姜として保存性が高まります。砕いて自家製のジンジャースパイスとしてもおすすめです。
ジンジャーシロップのレシピ
材料 (つくりやすい分量) ・しょうが100g ・三温糖200g ・水カップ2
自家製のジンジャーシロップをアレンジしながら作ってみてはいかがでしょうか?シナモンやグローブを加えるとよりスパイシーなシロップができます。
正式なレシピはリンク先で
紹介したレシピは栗原はるみさんが考えたレシピです。砂糖と一緒に生姜を沸かして、冷まして漉すだけで美味しいジンジャーシロップが作れます。保存性も高まりますので、自家製生姜を収穫して作ってみましょう!
家庭菜園での生姜栽培方法まとめ
気温と日当たり
生姜は寒さに弱く、日当たり加減も調整が必要です。育て方の基本となります。植え付け温度は地温が15度以上になるのをまってからとし、日当たりも強すぎるときには遮光したり、プランターの置き場所を調整してあげるよおうにしましょう。
間引きと収穫
生姜は筆生姜、葉生姜、根生姜と3回収穫できます。食べて味を楽しむだけではなく、混み合うことで発生しやすい病気や害虫を予防できます。根茎を丈夫に育てるためにも上手に間引きをしながらそれぞれの生姜を収穫して楽しみましょう。
農薬を必要に応じて使おう
農薬は正しく使えば過剰に怖がる必要はありません。人手では対処しきれない害虫の予防や駆除を劇的に楽にしてくれますので、栽培状況に応じて適切に使用してください。無農薬の育て方に拘りたい人は防虫ネットや木酢液など対策を組み合わせると有効です。
収穫時期を逃さないように
生姜の収穫時期を逃して寒さに長く当ててしまうと地中で腐ったり、枯れたりしてしまいます。育て方を丁寧にしてきたのに収穫でダメにしては元も子もありませんので生姜の状態を観察して収穫時期を逃さないようにしてください。
家庭菜園での生姜栽培方法注意点①病気
病気①根茎腐敗病
根茎腐敗病はその名の通り根茎にカビが感染して発生する病気です。主に種生姜に原因となるカビが付着していることで発生しますので、種生姜選びの際に健康なものを選ぶことで予防できます。
病気②立ち枯れ病
立ち枯れ病は根元にカビが発生し、茎の下葉部分から腐敗してしまう病気です。生姜を植えた土に再度生姜を栽培することで発生する連作障害のひとつとなります。土の入れ替えや輪作、消毒で予防できる病気です。
家庭菜園での生姜栽培方法注意点②害虫
害虫①ネキリムシ
ネキリムシは蛾の幼虫です。新芽が生えて葉が出揃う頃によく発生し、地面に近い部分を食害します。幼苗期に被害に遭うと収穫量が減ってしまいますので注意が必要となります。
害虫②メイガ
メイガも蛾の幼虫です。メイガは葉を食害し、発見が遅れると茎から萎れはじめ、最終的に枯れてしまいます。擦り傷のような痕があればメイガが発生しているおそれがありますので葉の裏表を確認してください。
まとめ
生姜の育て方を覚えよう!
生姜は体を温めたり、発汗作用を促す効果があります。1年を通して食事に取り入れられる便利な野菜です。気温が上がる3月後半を目処に栽培準備を始めて、霜の心配がなくった時期に種まきをしてください。芽が出にくいので紹介した芽出しをしてから植えるとよいでしょう。強すぎる日当たりと乾燥が苦手なので初心者はプランター栽培が管理をしやすく、おすすめです。収穫した生姜も保存する気温管理が難しいので早めに加工して自家製ジンジャーシロップや薬味として生活に取り入れてみましょう!
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