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刺繍で素敵なブローチの作り方!初心者でも手作りできるレシピをご紹介!

刺繍を使って素敵なブローチが作りたいと思う方もいるのでは?もちろんブローチだけでなく、バッグに施したり、気に入った服に刺繍を縫い付けたりといろんな場所に刺繍を作れます。今回は刺繍ブローチの作り方をご紹介。いろんな方法をまとめましたのでぜひ参考にしてください。
更新: 2021年3月3日
大石ゆう
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刺繍で素敵なブローチを作ろう

Photo by coL_portfolio

刺繍の縫い方を学んだら、まず作ってみたいのがブローチ。お花のブローチや動物、キャラクターのブローチなど、刺繍の縫い方が分かってしまえばいろんなデザインのブローチが作れるようになります。今回は手作りの刺繍ブローチの作り方をご紹介していきます。デザインもさまざまあるので、可愛いと思ったものを作ってみてください。

刺繍ブローチを作る基本

ステッチの種類

刺繍にはいろんな縫い方の種類があり、ステッチを組み合わせることで絵柄を作っていきます。

今回ご紹介する中で多く出てくるのが、面を平行に縫っていくサテンステッチや、玉結びを作るようなフレンチノットステッチ、葉っぱを縫うリーフステッチのほかに、チェーンステッチやビーズを縫い付けるバックステッチがあります。

動画を見ながらなのでステッチの方法を詳しく知らなくても作れますのでぜひ挑戦してみてください。

プチポワンとは

刺繍の始めに出てくるプチポワンという言葉があるのですが、それをご紹介しておきます。プチポワンとは刺繍を始める最初の工程です。玉結びをしてから布に通し、すぐ隣に針を入れることをプチポワンといいます。

こちらでは玉結びをしていますが、玉結びせずにプチポワンをする方法もあり、その場合は一度通した糸の間を割るように針を通すことで糸を抜けにくくします。

初心者でも作れる刺繍ブローチレシピをご紹介!

ではさっそく、刺繍ブローチの作り方をご紹介していきます。主に、初心者の方でも作っていただきやすいものを選んでいますので、安心して作っていただけます。

ブローチを作る場合、刺繍だけでなく裏側の処理の仕方や、刺繍の縁取りの方法、仕上げ方など細かいところも気になるもの。全行程動画で説明してくれているので見ながら作ってみてください。

初心者でも作れる刺繍ブローチレシピ①

簡単に手作りできるお花のバッチ

始めにご紹介するのは簡単に縫えるお花のバッチです。サテンステッチを二重に縫っていくことでふんわりしたブローチが作れます。かわいらしい仕上がりになりますし、自分の好きな色のお花が作れます。

裏面の処理の仕方もしっかり紹介してくれているので、初心者の方でも安心して作れます。オーガンジー生地、合皮、ブローチピン、ボンドを用意しましょう。

ウール糸のふっくらお花の作り方

ブローチにはオーガンジー生地を使って作っています。下絵を生地に写したらさっそく縫っていきます。刺繍は玉結びせずにプチポワンして縫っていきます。最後に縫い進めた裏面の糸に巻き付けて糸を切るようにしましょう。

縦方向と横方向にサテンステッチで縫うことでふんわりした仕上がりになります。裏面の処理ですが、余分な生地を切り取り、ボンドで留め、合皮とブローチピンと合わせて仕上げます。

初心者でも作れる刺繍ブローチレシピ②

ビーズで縁取りしたカモミールバッチ

次はビーズを使って縁取りするカモミールバッチの縫い方です。これも動画を見ながら丁寧に作っていけば初心者の方でも問題なく手作りできます。また、ワイヤーを使って茎を作る方法も載せているので、それも参考になるのではないでしょうか。

仕上げの工程まで紹介してくれていますので、同じようにカモミールのお花を作ってみてください。

カモミールの作り方

カモミールを作る方法では、縁取りをビーズを縫い付けることで行っています。ビーズで縁取りするには、ビーズを二つ取って糸を通し、ビーズの真ん中から糸を通してビーズに通す、というのを繰り返していきます。

お花の真ん中にはフレンチノットステッチという玉結びと同じようなステッチで縫い進めていきます。花の葉っぱは別々にして裏側を処理し、ワイヤーと刺繍糸を使って花の茎を作り、お花と葉っぱに縫い付けましょう。

初心者でも作れる刺繍ブローチレシピ③


パンジーバッチを手作り

次はフェルトを使って刺繍バッチを手作りする方法をご紹介しています。オーガンジー生地とは異なり、切りっぱなしでもほつれてくることがないので、裏側の処理は簡単です。

パンジーは自然界にもカラフルなお花があるので、好きなカラーで作ってもいいですし、オリジナルのパンジーの色で作ってもいいですね。出来上がったバッチは洋服やバッグなどに付けて出かけるのも楽しくなりそうです。

フェルトを使ったパンジーの作り方

使っているのはフェルト。フェルトに下絵を描いたうえで刺繍枠にはめていきます。刺繍糸は、作る絵柄に合わせて二本取りや三本取りで縫っています。

また、動画にきれいに刺繍をするコツが紹介されていますが、きれいに縫えるように縫いやすい方向に向けて縫うのではなく、本来の絵柄の向きを見ながら縫うことできれいな模様が作れます。

仕上げはオーガンジー生地とは違い、余分な部分をカットしていきます。裏地のフェルトとブローチピンをボンドで付けたら完成です。

初心者でも作れる刺繍ブローチレシピ④

猫ブローチを手作りするには

次はイラストを使って猫の刺繍を作る方法をご紹介しています。この動画を見れば、好きなキャラクターや動物のイラストを使って刺繍を作る方法が分かるので、印刷したものを使って作りたいという方はぜひ参考にしてください。最近人気のアニメや自分の家で飼っているペットなど、刺繍の幅も広がります。

猫ブローチの作り方

印刷したイラストを使い、フェルトとチャコペーパーでなぞって下絵を描いていきます。バックステッチで縁取りをし、面はサテンステッチで縫い進めていきます。

動画にもあるように、下のフェルトが見えないようにしっかりフェルトを埋めていくようにしましょう。ショート&ステッチをすることで、動物の毛並みが豊かに表現されています。また、ガイドラインを始めに縫っておくことできれいに縁取りができるようです。

初心者でも作れる刺繍ブローチレシピ⑤

まん丸お花刺繍バッチを手作りしよう

次はダイソーのフェルトで作るお花ブローチです。ダイソーのフェルトを使っても、刺繍は作れるの?と思う方がいるかもしれませんが、全く問題なく素敵なブローチが作れます。

100均にはフェルトだけでなく、刺繍針や刺繍、ビーズも売っているので全部材料を揃えられます。始めて刺繍に挑戦するという方は、100均材料で作ると安心かもしれません。

まん丸お花ブローチの作り方

フェルトに下絵を描いたらフェルトを切り取り、刺繍を始めていきます。サテンステッチで花びらの面を埋めていきましょう。花の内側はフレンチノットステッチと、ビーズで仕上げていきます。

裏側の処理はフェルトではなく合皮を使い、お花よりも少し小さめサイズで貼り付けて終了です。お花の形は全く同じでも、刺繍の色やビーズ、フェルトの色を変えることで雰囲気の違ったお花が作れます。

初心者でも作れる刺繍ブローチレシピ⑥

ビーズのお花ブローチを手作り

次はビーズを使って花びらを作る刺繍ブローチの作り方です。今まで出てきた作り方にあったように刺繍糸だけで花びらを作るのもいいのですが、ビーズを使うことでより立体的、個性的に仕上げることができます。

ビーズも、くすみカラーやキラキラしたビーズなど種類が豊富なので作りたいイメージに合わせたビーズを選ぶといいですね。

ビーズお花ブローチの作り方

下絵を描いたらプチポワンし、二つ分ずつビーズを通して一粒戻ってビーズに通すという方法で縁取りをしていきます。クリスタルや大きいビーズなどの場合は、二度糸を通すようにしましょう。

サテンステッチをした上からビーズ刺繍をすることでふんわりした花びらが表現できます。また、縁取りのビーズの刺し方とは違い、必要分のビーズを通して仕上げていきます。

初心者でも作れる刺繍ブローチレシピ⑦


茎のあるビーズのお花を手作りしよう

次はビーズで輪っかを作った茎のあるビーズのお花の縫い方です。これも写真を見ると難しそうに見えるかもしれませんが、一つ一つの縫い方を丁寧に説明してくれているので問題なく作れます。

仕上げの処理の仕方はもちろん、細かい作業を見ながら作っていきましょう。ビーズや刺繍の色を変えて、自分の好きなブローチを作ってみてください。

茎のあるビーズのお花の作り方

フェルトに下絵を描き、刺繍を始めていきます。縫い方ですがビーズを六つ通して輪っかにすることで、お花の模様を作っていきます。ビーズを通して丸めて止めるだけでは形が崩れてしまうので、ビーズとビーズの間を糸で止めておくようにしましょう。

葉っぱはフィッシュボーンステッチで。縫い方は真ん中の葉っぱの線を中心にしてサテンステッチをするような感じです。

初心者でも作れる刺繍ブローチレシピ⑧

ハートのブローチを手作りしよう

次はハートの形の素敵なバッチの縫い方です。刺繍糸にゴールドやメタル糸を使い、キラキラの刺繍に仕上がります。

いろんな刺繍のレシピをご紹介していますが、全く同じに作ってもいいですし、作り方で出てきたアイデアを組み合わせて自分なりのバッチを作ってもいいですね。裏側の処理の仕方はどれも同じなので、刺繍の部分をアレンジして仕上げてみてはいかがでしょうか。

ハートのブローチの作り方

縫い方ですが、プチポワンした上でチェーンステッチで縁取りをしていきます。チェーンステッチの縫い方ですが、下から通した糸のすぐ隣に針を刺し、少し先から針を出して糸を絡めることで作っていきます。

ボールシルバーはコーチングステッチで縫っていきます。コーチングステッチの縫い方ですが、メタル糸の上を刺繍糸で細かく縫っていくことでメタル糸を生地に固定していきます。ビーズ部分は大小二つのビーズを使って模様を描いています。

初心者でも作れる刺繍ブローチレシピ⑨

ビーズでモチーフバッチを作ろう

次はビーズで作るビーズモチーフの作り方です。ここではハテナと星形、唇のモチーフを作っているのですが、どれも縫い方が異なっているので縫い方の勉強に見るにもおすすめです。今までの刺繍の作り方とは違い、9ピンやマルカンを利用してビジューを付ける方法もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ビーズモチーフバッチの作り方


フェルトに下書きしたら、ビーズをバックステッチで縫い進めて縁取りして仕上げていきます。縁取りに合わせてシルバーのビーズを縁取ったら、後はランダムに縫い付けています。

フェルトはオーガンジー生地とは異なり、切りっぱなしで処理していいので簡単ですね。ハテナのマークの下の〇は、9ピンと丸カンでつなげています。このアイデアも、他の刺繍を作るのにも使えそうです。

初心者でも作れる刺繍ブローチレシピ⑩

次はとても簡単に作れる猫ブローチの作り方です。プラスチックボタンを使って形を作り、刺繍を施しています。今回ご紹介した中でも一番簡単に作れる刺繍。

縁取りと顔の部分、裏の処理に裁縫を使って作っていくので初心者の方で裁縫が苦手な方でも作れるのではないでしょうか。猫以外にもモチーフを変えて、いろんなバッチを作っていきましょう。

超簡単猫ブローチの作り方

猫バッチですが、今までの作り方とは違い、3.5cmのプラスチックボタンを猫の形に切るところから始めます。縫い代を付けた布を切り、ぐし縫いで猫の形のボタンを覆います。縁取りは細かいチェーンステッチで。

顔の部分はペンで描き、ピンクのスタンプでほっぺを作ったら厚手フェルトで裏側の処理をして完成です。顔はペンで描いてもいいですが、刺繍糸で仕上げてもいいでしょう。簡単な猫ブローチが完成です。

刺繍ブローチの実例をご紹介!

手作りしたキャラクターの刺繍がカラフルで可愛い


こちらは手作りしたキャラクターの刺繍です。パステルカラーを使って、カラフルでかわいい刺繍バッチに仕上げています。縁取りはビーズで行っているのですが、ビーズの色もパステル系なのでほんわかした雰囲気に仕上がっています。

自分の好きなキャラクターや動物を作るのにも、色のチョイスで違った雰囲気になるので、色合いも参考にするといいかもしれません。

キラキラがかわいらしい刺繍ブローチ

こちら、ゴールドやパールを組み合わせたキラキラの刺繍ブローチです。おしゃれな感じなので、バッグや洋服に付けて出かけたくなりますね。

星のモチーフも、単色で作ることもできるのですが写真のようにビーズや色を変えて仕上げることでおしゃれなモチーフが作れます。この方のようにビーズやゴールド、シルバーなどを使ってキラキラブローチを作ってみてはいかがでしょうか。

星座の刺繍が可愛い!

星座の刺繍ブローチです。こちらもゴールドやシルバーのビーズや刺繍糸を使ってキラキラの刺繍ブローチを作っています。星座の星があるところに星型、ビーズを使って星座を表現しているのですが、刺繍糸の色のチョイスも素敵で真似したくなりますね。

星座のように、幅の狭い刺繍を作る場合は写真にあるようにバッチを付けられる部分を作っておけば裏側の処理も問題なくできます。

フレンチノットステッチで作ったおしゃれなブローチ

こちらは刺繍だけでなく木材を使って鳩のブローチを作っています。刺繍は首元だけに施し、フレンチノットステッチ(玉結び)で仕上げています。刺繍だけで作るのもいいですが、質感の違う二つを組み合わせてブローチを作るのもいいですね。

木材で作るのは難しいかもしれませんが、例えばブラバンや紙粘土を使って刺繍ブローチも作れるのではないでしょうか。

てるてる坊主がかわいらしい刺繍ブローチ

こちらはチェーンと9ピンを使っててるてる坊主がぶら下がっているようなデザインに仕上げています。小さいてるてる坊主がとってもかわいらしいですね。

刺繍糸だけで作る部分やビーズを使って刺繍している部分など、変化を付けることでバラエティのあるデザインになっています。イラストが描ける人は自分で描いたイラストの刺繍を作ってみると楽しそうですね。

まとめ

今回は刺繍ブローチの作り方をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。刺繍をしたことがないという人でも動画を見ながら作っていけそうなものがたくさんありました。

完成品を見てしまうと、どうしても作れない、と思ってしまいがちですが、やってみると思ったよりも作れてしまうものでもあります。ぜひ素敵なブローチを作ってみてください。

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クロスステッチのやり方や、紙刺繍の縫い方、スモッキング刺繍など気になる記事がある方は今回の記事と合わせて読んでみてください。