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賃貸でもOK!部屋の防音対策DIY4つのコツ!遮音におすすめのグッズもご紹介!

賃貸に住んでいると自分の部屋の音が外に漏れていないのかが気になることが多いもの。子どもがいる方や音楽を楽しんでいる方、YouTubeを撮っている方など、防音対策を施したいという方がいるのではないでしょうか。今回は部屋の防音DIYについてご紹介します。
更新: 2024年10月10日
大石ゆう
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賃貸でもできる防音対策とは

Photo byguvo59

お部屋の防音、と考えてみても、そもそも賃貸だとリフォームなどは難しいのでできないのでは、と考える人もいるかもしれません。でも、賃貸でもできる防音対策はありますし、手軽にできるものや簡単に対策できる方法もあるんです。今回は防音対策について、DIYのコツや防音対策に便利なグッズも含めてご紹介していきます。

部屋の防音対策をする場所はどこ?

防音する場所にはどんなところがある?

Photo byRyanMcGuire

防音対策を施す場所として、さまざまな場所が挙げられます。お部屋の中でどこから音が漏れてしまうのかと考えてみると、すぐに思い当たるのが壁ではないでしょうか。

隣の音が聞こえてくるのは、やはり壁を通してです。また、他に音が漏れるところと考えてみると、窓やドアもその一つになります。窓は一枚で隔てられていますし、ドアにはよく見ると隙間が見つかります。

賃貸に住んでいる人は

Photo byTheDigitalArtist

壁やドア、窓へ対策することで、外に音が漏れないようにすることができます。しかし、賃貸だからこそ防音を考えなければいけない場所というものがあります。それが床。

一軒家では家族が住んでいるので気にはなりませんが、賃貸に住んでいる方だと子供がいる家庭は特に、足音が気になるかもしれません。階下への迷惑を考えるというのであれば、床への対策が必要になります。

防音には種類がある

防音は吸音と遮音がある

Photo by In Memoriam: -Tripp-

防音、遮音、吸音など、対策について調べていると三つの言葉が使われていることに気づくのではないでしょうか。でも、一体何がどう違うのでしょう。まず防音についてなのですが、漢字にある通り音を防ぐという意味があり、音を防ぐ対策全般のことを言います。防音の対策方法の中に遮音と吸音があり、その二つは防音の仕方が異なっています。

遮音と吸音の違いとは

Photo byAlexas_Fotos

まず、遮音についてですが、鳴っている音を光のように反射することで外に漏れないようにすることです。反射する音が多いほど、外に漏れる音が小さくなります。吸音については音自体を吸収してくれる効果があります。つまり、部屋の中にいる場合で考えてみると、遮音は中に音が反射されるようになり、吸音は部屋の中で反射する音自体が小さくなるということです。

音楽をやっている方に関しては、自分に聞こえてくる音というのも大切になってくるので、その点も考えたうえで素材を選ぶといいかもしれません。

部屋の防音対策DIYの4つのコツ!

Photo by ndb_photos

では次に、部屋の防音対策のコツについてお話していきます。

せっかく防音効果のある防音シートや防音パネルを使ってお部屋にDIYしたとしても、コツを知らなければ全く意味のない対策になってしまったり、失敗して二度手間になってしまったり、アパートを退室するときに金額を多く取られてしまったりすることになりかねません。しっかりとコツを知って、対策をするようにしていきましょう。

部屋の防音対策のコツ①隙間を作らない

隙間を作らないように防音シートを貼ろう

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防音シートや防音パネルは壁に貼るか、はめ込んでDIYしていくことになります。せっかく防音シートや防音パネルを壁や床に貼ったとしても、隙間があったらそこから音が漏れてしまいます。

自分でDIYしてはめる場合は、しっかり隙間のないように敷き詰めていくことが大切です。特に音楽を楽しみたいからと壁に防音シートを貼る場合、サイズが合わず端が余ってしまうこともありますが、シートを切り取って隙間のないようにするといいですね。

壁の大きさに合わせてオーダーできるものもある

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防音パネル商品の中には、オーダーで壁の大きさに合ったものを作ってくれるメーカーなんかもあります。オーダーで作ってくれる防音パネルであれば、隙間が空いてしまうといった心配もありません。

もちろん、その分高くなってしまいますが、音楽などを楽しむためにしっかりとした防音対策をしたいという方は、そちらの方が安心かもしれません。

部屋の防音対策のコツ②評価の高いものを使う

防音効果のあるものを

Photo by duvsbefilmoc

今は通販サイトなどが充実しているので、口コミ評価もしっかり見られるようになっています。実際に商品を使った人たちが書いている口コミは大変参考になるものです。例えば、子供がいるから対策したいという人と、音楽を楽しみたいから対策をする人では、音楽を楽しみたい人の方が効果が高いものを求めるものです。

納得できる対策をするために、しっかり防音をしたいという方は口コミ評価もしっかりチェックしておくといいでしょう。

YouTubeも参考になる


通販サイトの口コミもそうなのですが、最近ではYouTubeなどで防音対策の効果を実際に検証した動画を上げている人もいます。実際に防音シートや防音パネルを使って対策をしたうえで、音量の大きさを測っていたりするので、そういった動画も参考になるのではないでしょうか。

また、壁に貼り付ける方法やドアに隙間シートを貼る方法なども説明している動画があるので、気になったらチェックしてみるといいですよ。

部屋の防音対策のコツ③対策する場所を選ぶ

どこに対策が必要なのか

Photo byPexels

防音をするからと言って、壁も窓も床もドアも、となると大変ですしお金もかかってしまいます。例えばお子さんのいる家庭で、下の階や隣に音が漏れなければいいと考えている場合、外への漏れはあまり気にしなくていいはずです。

防音対策をしたいからといって、やみくもに何でもかんでも対策してしまうと、余計な出費や無駄な作業を行うことになってしまいます。

効率よく対策していこう

Photo bykarishea

例えば、階下に聞こえる音を軽減したい場合であれば、床に対しての対策をすれば済んでしまいますし、隣に漏れる音を軽減したい場合は、壁に防音シートを貼ればいいですね。

また、外に漏れる音を軽減したいというだけでなく、外からの騒音を軽減したい、という場合は窓に対しての対策を考えればいいわけです。どこに音が漏れないようにしたいのか、どこからの音を軽減したいのかをしっかり考えて対策していきましょう。

部屋の防音対策のコツ④賃貸DIYのお約束

賃貸ならマステ必須

Photo byCapri23auto

例えば、壁に防音シートを貼るといった場合、賃貸を出る時に全部剥がさなければならなくなります。防音シートなどをそのまま貼ってしまうと、剥がすときに壁紙が一緒に剥がれてしまう可能性が高いです。原状復帰が常識の賃貸ですから、壁にシートを貼る場合はマスキングテープを貼るなど、賃貸ならではの対策も必要になってきます。

突っ張り棒を利用する人も

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マスキングテープのほかにも、突っ張り棒を利用している人もいます。この方は壁に沿って吸音、遮音材を積み上げ、突っ張り棒で押さえて対策をしています。この場合、壁としっかり密着できるようにすることが大切です。賃貸だから防音は無理だ、と思っている人もいるかもしれませんが、考えようではいくらでも対策することができるんです。

部屋の防音におすすめのグッズをご紹介!

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では次に、部屋の防音におすすめのグッズをご紹介していきます。床に使える防音グッズや壁用、ドア用の防音グッズをそれぞれ評価の高いものを選んでお伝えしていきます。

人によって対策が必要になる場所や費用も異なってくるはずですので、必要な個所に対して参考にしてください。今回ご紹介したもの以外にも優れた商品もありますので、評価を含めて購入を検討するといいでしょう。

部屋の防音におすすめのグッズ①床用カーペット

手軽に簡単に使える床用カーペット

ではまず初めにご紹介するのが床用の防音カーペットです。床に対策が必要なのは特に、お子さんがいる二階以上に住まわれている方ではないでしょうか。子供がよく遊ぶ場所、走り回る場所に使えるカーペットで、防音はもちろん、消臭効果もあり、洗えるというところも魅力です。床に敷き詰めるだけで手軽に簡単に対策できます。

簡単床用カーペットの詳細情報

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こちらの商品のサイズですが、一枚が40×40cmと、50×50cmの二種類がそろっています。カラーバリエーションが豊富で、単色タイプが13種類、縞のあるデザインが四種類そろっています。自分の部屋に必要な分だけ注文できるので、必要サイズを測り、敷き詰めるカラーをイメージしたうえで注文するようにしてください。

防音カーペットの口コミ

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防音カーペットの口コミを見てみると、引用にもあるように下の階にも迷惑かからず安心だと書かれていました。また他にも滑らないのがいいという声、洗えるのがよいという声、部屋が明るくなったなどの声もありました。防音だけではない効果もあるので、使ってみたい方はぜひ購入してみてください。

リビング全面に施工しました。一人で張ったので時間かかりましたがあったかいしマンションなので下の階の人にも迷惑かけずに安心です

部屋の防音におすすめのグッズ②壁用シート

子供がいる方におすすめな手軽に貼れる防音シート

次は壁用に使えるクッションシートです。こちらはお子さんがいる方におすすめな防音対策グッズ。クッションシートになっていて、ハサミで簡単に切り離して貼れるので手軽に挑戦できるのではないでしょうか。

本物の壁のように仕上げられるのもいいところ。防音もそうですが、模様替えを考えている人にも使えるので、ぜひ使ってみてください。


お手軽クッションシートの詳細情報

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簡単に壁に後付けできるクッションシートですが、サイズが75×66cmサイズになっています。シートの裏面に接着面があるので、シートを剥がして手軽に壁に貼り付けることができます。もちろん賃貸の方だとそのまま貼りつけてしまうと壁紙がはがれる可能性があるので、接着面にマスキングテープを貼るなど工夫が必要です。

お手軽クッションシートの口コミ情報

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口コミによると、引用にあるように、隣の声や音が気にならなったという声が。クッションシート自体がおしゃれなので、その点について挙げられる方も多かったですし、部屋がグレードアップしたという声もありました。ただ、接着面が強力なようなので、必ずマスキングテープで対策したうえで貼り付けることをおすすめします。

壁が薄くお隣さんの声、音が気になるので購入しました。貼る前と比べると声、音が気にならなくなりました。

部屋の防音におすすめのグッズ③壁用パネル

本格派にはこちらの吸音パネルを

こちらは本格的に音楽をやっているという方や、YouTubeの撮影で対策を考えているという方におすすめの商品です。吸音材をうたって販売されているもので、室内に響く音を吸収してくれる効果があります。こちらも防音シートのように壁に貼り付けて利用するか、もしくは突っ張り棒などで押さえて敷き詰めていくのがいいでしょう。

防音パネルの詳細情報

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ウレタン素材でできており、カッターなどで切り込めば簡単に加工できるようになっています。また、難燃素材なので万が一の時も安心。裏面に接着剤などは付いていないようなので、マスキングテープと両面テープなどを合わせて、壁を傷つけないようにDIYしていくといいでしょう。

防音パネルの口コミ情報

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口コミには、玄関のドアを隙間なく埋めたら音漏れがなくなったと書かれていました。他にも吸音に対しての効果の高さが挙げられており、本格的に音楽を行っている方が多く使われているようでした。

賃貸に住んでいると隣の人を気にして、音楽の演奏も小さくしたり、ヘッドホンを付けなければいけない、ということもありますが、パネルを貼り付ければその点が多少解消されるのではないでしょうか。

このシートで玄関ドアを隙間なく埋めるように貼り付けたところ、びっくりするほど音漏れが無くなりました。

部屋の防音におすすめのグッズ④吸音パネル

簡単に装着できる吸音パネル

次は壁用の吸音グッズです。こちらはパネル式になっており、壁にパネルを貼っていく形で簡単に対策できるようになっています。

ちなみにサイズや色もさまざまなものが販売されていますので、家に合わせたサイズで貼っていくことができます。価格はやや高額にはなってしまいますが、大きな音も吸音してくれるため、本格的に音楽などをされている方にもおすすめです。

吸音パネルの詳細情報

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こちらはサイズは4パターンあります。購入前には採寸しサイズや枚数を間違えないように注意が必要です。カッターで簡単に切ることもできるので部屋にぴったりに簡単に加工できます。

カラーが写真のホワイト以外にも、ブラックやグレー、ベージュ、ブラウンなど色にも種類があるようなので、お家のインテリアに合ったものを購入するといいですね。虫ピンで取り付けることも、マグネット式のボードもあり簡単に取り付けも簡単です。

吸音パネルの口コミ情報

口コミ情報を見てみると、外への音漏れがだいぶ減りましたという声が。そして、YouTube上にこんな動画がありましたのでご紹介します。実際にこちらの商品を購入して対策した前と後の音の吸音を検証している動画です。

付ける前と後では、大分音の漏れ具合が変わっています。実際の検証動画があると分かりやすくていいですね。効果は抜群なようなので、気になる方はぜひ。

隣の部屋にあんまり声や音が聞こえないようにするために6枚購入しました。効果は確かにあります!今壁の半分ぐらい張りましたがそこそこ効果はあるように思えます。あと半分張って全面にしたらどれくらい効果があるのかすごく楽しみです

部屋の防音におすすめのグッズ⑤ドア用テープ

ドア用に使える簡単防音グッズ

次はドア用の対策グッズを見ていきましょう。こちらはドアのすき間に貼って使えるテープです。防音以外にも風除け、雨よけにも使えるのでドア以外にもサッシに取り付けることもできます。

ドアにぐるっと貼りつけて隙間を埋めていきます。もちろん、賃貸の方はそのまま貼ってしまうと、接着剤の残りが残ってしまったりするので、マスキングテープを貼った上からDIYしていくようにしましょう。

ドア用テープの詳細情報


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こちらは幅が12mm、厚さが12mmの商品なのですが、他にも同じ種類で12×3mmサイズから50×25mmサイズまで7種類そろっているので、まずはドアの隙間の厚さを測ってから購入すると安心です。

nbr+pvcスポンジ素材で作られており、難燃性もあるため万が一の時も安心です。テープを剥がして貼りつけるだけで手軽に対策できるグッズです。これは音ももちろんですが、冷暖房の熱を逃がしにくい効果もあります。

隙間テープの口コミ情報

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口コミには貼りつけたことで夜中の開閉音が気にならなくなったという声や、他にも近所の匂いや風の音が気にならなくなったという声がありました。防音だけでなく風の吹き抜けがなくなるので、お部屋の温度を保つ効果もあります。冷暖房の効果もあがりますので、気になる方はぜひご購入下さい。

古い集合住宅で、夜中の開閉音が響いていましたが 気にならなくなりました。

部屋の防音におすすめのグッズ⑥ドア下用テープ

ドア下用のテープ

こちらはドア下用につかえる隙間テープです。先ほどのテープも使えるのですが、ドアの下が一番隙間が大きく、どうしても厚みが足りないということがあります。

これを使えば、長さを調節してドアに手軽に貼り付けられるのでおすすめです。防音はもちろん、虫の侵入や隙間風も防いでくれる隙間テープ。ドアがスムーズに開閉できるように取り付けてください。

隙間テープの詳細情報

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こちらも、シートを剥がしてドア下に貼り付けられるので、手軽にDIYできるようになっています。1×40×920mmサイズで、アクリル系エラストマー素材でできています。カラーが透明以外にもブラウンがあるので、お部屋のドアの色に合わせて購入するといいでしょう。こちらも接着剤がついているので、マスキングテープを貼った上から貼りつけてください。

隙間テープの口コミ情報

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口コミを見てみると、寒さも音も入って来なくなったという声がありました。他にも隙間風がなくなったという声や貼りやすかったという声もありました。ただ、粘着力が強い商品のようなので、賃貸に関わらず、外す可能性のあるお家ならば、マスキングテープを貼った上から貼るようにしておきましょう。

寒いのが入ってこなくなったのと、音も入ってこなくなったので これは、早く買えばよかった。

まとめ

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今回は防音対策についてのコツやグッズをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。防音シートやパネルを使って対策をするにしても、しっかり対策できないと意味のないものになってしまいます。

また、賃貸で防音をと考えたときは、現状復帰できるようにDIYしていかなければなりません。しかし、しっかり考えて対策することで十分な効果が得られます。ぜひこの機会に防音対策をやってみてください。

防音が気になる方はこちらもチェック!

防音に関する記事は、他にも防音グッズの記事や防音壁の作り方、窓への防音など特定の場所への対策方法をご紹介している記事もあります。気になった記事があればそちらも合わせて読んでみてください。