ソロキャンプで北海道の魅力を満喫!
車やバイクにキャンプ道具を積み込んで一人気ままに旅をする。誰もが一度はあこがれる旅のスタイルですね。でもキャンプ場を上手に利用するとそんな素敵な一人旅が夢ではなく現実のものになります。最近ではどの都道府県にもあらゆる場所にキャンプ場が整備されており、一人でも手軽にキャンプが楽しめるようになっています。北海道にもそんなソロキャンプが楽しめるキャンプ場がたくさんあります。大自然と一体になれる魅力いっぱいのキャンプ場を今回はたっぷりとご紹介していきます。
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場を大公開!
それでは早速、北海道内から選んだソロキャンプにおすすめのキャンプ場をご覧いただきましょう。ご紹介するのは全部で12ヶ所のキャンプ場です。各キャンプ場の特徴や魅力をわかりやすく解説します。本記事をキャンプ場選びの参考にしていただければ幸いです(記事記載の情報は2020年7月2日現在のものです)。
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場①
まあぶオートキャンプ場
敷地内でホタルが観賞できるのが特徴の人気キャンプ場です。ホタルの時期は7月下旬から8月中旬で、キャンプ場内の池にヘイケボタルが飛び交います。キャンパー以外の人でも無料で観賞できるので、この時期はキャンプ場内がとても賑やかになります。テントサイトは13種類のオートサイトとフリーサイトがラインナップされており、ほとんどのソロキャンパーは16区画のテントサイトが割り当てられているフリーサイトを選択しています。
キャンプ場のおすすめポイントは?
このキャンプ場の魅力は充実の設備でしょう。管理棟にはランドリーやシャワールーム、トイレなどがあり、4つのテントサイトにもブロックごとにきれいな炊事場とトイレが設置されています。これなら女性キャンパーも安心してソロキャンプが楽しめます。入場料金が1,000円かかりますがフリーサイトの料金は一泊500円と格安です。連泊してここをベースに観光を楽しむのもいいですね。通年営業のため冬の時期のソロキャンプも可能となっています。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道深川市音江町音江1459-1
【連絡先】0164-26-3000
【アクセス】道央自動車道「深川IC」より2分
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場②
来止臥(キトウシ)野営場
料金無料でワイルドなソロキャンプが堪能できるのが魅力のキャンプ場です。眼下に太平洋の絶景が広がる素晴らしいロケーションが特徴で、キャンパーでなくとも一度は訪れたくなるキャンプ場です。キャンプ場ではなく野営場という名前を聞いただけでもワクワクしてきますが、敷地内にはきれいなトイレや炊事場が設置されていて想像以上に快適なソロキャンプが楽しめます。キャンプ場の開設時期は6月から10月までとなっています。
キャンプ場のおすすめポイントは?
海と原生林に挟まれた特別の環境が何よりの魅力ですね。テントサイトから景色を眺めるのもおすすめですが、野営場の奥に整備されている遊歩道を歩いてみてはいかがでしょうか。海岸線の景色を眺めながらダケカンバの樹林を楽しめる遊歩道で、宿泊した翌朝の散歩にはピッタリなコースとなっています。炊事場とトイレ以外には何もないため、初心者や女性キャンパーには少々厳しいものがありますが、料金無料でソロキャンプが楽しめるのはやはり魅力的です。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道釧路郡釧路町昆布森村幌内8
【連絡先】0154-62-2111
【アクセス】釧路外環状道路「釧路別保IC」より20分
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場③
BEYOND VILLAGE
2020年1月にオープンしたばかりの新しいキャンプ場です。函館方面の人気観光スポットである大沼国定公園のエリアに整備されているため、アクティビティを楽しんだり函館を観光したりするのにこのキャンプ場は大変便利です。テントサイトは一般的な区画サイトとオートサイト、車中泊サイトとグランピングサイトがあり、ソロキャンパーはキャンプ場最奥の6区画ある車乗り入れ不可の区画サイトにテントを張っています。
キャンプ場のおすすめポイントは?
年間を通して営業するため冬の時期のソロキャンプも可能となっています。炊事場は管理棟の中に設置されており、トイレは管理棟の隣につくられています。特にトイレは夜間人を感知するとライトが点灯するセンサー付きとなっているので女性キャンパーも利用しやすいですね。施設利用料金700円とサイト利用料金1,700円でソロキャンプが楽しめます。まだオープンして間もないため発展途上ですがこれからの進化が楽しみなキャンプ場です。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道亀田郡七飯町大沼町158
【連絡先】050-6867-5442
【アクセス】道央自動車道『大沼公園IC』より15分
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場④
ピンネシリオートキャンプ場
北海道の大自然に囲まれた道の駅にある人気キャンプ場です。正確には元々あったオートキャンプ場が道の駅となった施設で、キャンプ場としての機能に道の駅の機能がプラスされてより魅力的になっています。ログハウス調のおしゃれな道の駅の建物がキャンプ場の管理棟となっていて、24時間利用できるコインシャワーや自動販売機などが備わっています。テントサイトは芝生のフリーサイトとオートサイト、キャンピングカーサイトという内容です。
キャンプ場のおすすめポイントは?
サイト利用料金が安いのが魅力で、ソロキャンプに最適な芝生のフリーサイトなら一泊300円と激安です。入場料金が別途300円かかりますがそれでも十分に安い料金設定ですね。各設備も清潔に管理されているので女性キャンパーにも安心です。道の駅の向かい側には温泉ホテルがあるので、暑い夏の時期は日帰り温泉でさっぱりと汗を流してみてはいかがでしょうか。受付終了時間が午後5時と早いため遅れないようにチェックインしましょう。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道枝幸郡中頓別町敏音知72-7
【連絡先】01634-7-8510
【アクセス】道央自動車道「士別剣淵IC」より100分
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場⑤
遊び小屋コニファー
深い森の中につくられた隠れ家的雰囲気が魅力の人気キャンプ場です。テントサイトはきれいな水が流れる小川に沿って整備されており、四季折々に変化する自然を満喫しながら一人静かにキャンプが楽しめます。平成19年にオープンしてから徐々にこのキャンプ場の魅力が知られるようになり、今ではトップシーズンになると大勢のキャンパーがやってくるようになりました。定年退職したオーナーが運営していて、そこかしこに手づくり感が感じられます。
キャンプ場のおすすめポイントは?
一年を通して営業しているため冬の時期もソロキャンプが楽しめるのが特徴です。テントサイトは全面フリーオートサイトとなっており、区画がないため好きな場所にテントが張れるのでワイルドな感じがたまりません。キャンパー憧れの直火が許可されているのも魅力的ですね。炊事場やトイレも全てオーナーの手づくりで、トイレは水洗トイレとバイオトイレが設置されていて女性のキャンパーでも抵抗は感じないでしょう。料金一泊1,000円とは驚きです。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道上川郡清水町旭山2-56
【連絡先】090-1642-6418
【アクセス】道東自動車道「十勝清水IC」より30分
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場⑥
ファミリーパーク追分オートキャンプ場
予約なしで利用できるのが魅力の人気キャンプ場です。春夏秋冬どの時期にもソロキャンプが楽しめ、空きがあれば当日の受付でも利用することができます。ペットも一緒に宿泊できるのが特徴で、ペット好きのキャンパーが大勢愛犬を連れてキャンプを楽しんでいます。テントサイトはドッグランサイトとオートサイトのみとなっており、特にオートサイトは区画なしで広いサイトに自由に陣取ってキャンプができます。ソロキャンパーも車やバイクを横付けできるのがいいですね。
キャンプ場のおすすめポイントは?
設備は一泊1,000円の料金に見合ったものとなっており、トイレや炊事場、コインシャワーなど必要にして十分な設備が整っています。きれいに管理されているのでキャンプ初心者や女性キャンパーでも安心して利用することができますね。ただ、コインシャワーは冬場は利用できないため、初心者や女性は暖かい時期にキャンプを楽しむのがおすすめです。焚火も許可されているので燃える焚火の炎を見つめながら一人静かに夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道勇払郡安平町追分旭648
【連絡先】0145-25-3480
【アクセス】道東自動車道「追分町IC」より9分
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場⑦
然別湖北岸野営場
「天空の湖」とも呼ばれる然別湖に隣接するキャンプ場です。然別湖は水質の良さと原生林に囲まれた自然豊かな環境が魅力の湖で、標高が810mと高く静寂に包まれると神秘的な雰囲気を醸し出します。テントサイトはフリーサイトのみとシンプルで、芝生広場や木立の中などに自由にテントを設営できます。料金が一泊250円と格安ですが、その分設備が限られているためキャンプ初心者や女性キャンパーには少々ハードルが高くなっています。
キャンプ場のおすすめポイントは?
ソロキャンプの一番のお楽しみは夜の星空観察です。自家発電に頼っているこのキャンプ場は夜8時が消灯時間となっています。その時間になると空にはたくさんの美しい星が輝きますが、邪魔をする光源がないためひときわ夜空がきれいに見えます。特に風がない日に湖面に映り込む星空が素晴らしいですね。道内屈指の星空スポットですのでぜひ体験してみましょう。宿泊の際には発電機が止まる前に用事を済ませておくことをおすすめします。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道河東郡鹿追町町北爪幕然別湖畔
【連絡先】0156-66-4034
【アクセス】道東自動車道「芽室IC」より70分
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場⑧
アルトリ岬キャンプ場
有珠の南東に位置する噴火湾に突き出た岬につくられたキャンプ場です。4月下旬から10月いっぱいまでの暖かい時期のみ利用でき、テントサイトの料金が無料なのが魅力です。テントサイトに区画などはなく、キャンパーは自由にテントを設営することができます。トップシーズンは比較的キャンパーが多くいますが、時期を過ぎると週末でも閑散としていて誰にも邪魔されずにソロキャンプが楽しめます。料金が無料なのは魅力的です。
キャンプ場のおすすめポイントは?
岬の丘というロケーションなだけにテントサイトの端から見える景色はすこぶる素晴らしく、特に夕刻には海に沈む夕日の絶景を堪能することができます。また、時期によってはたくさんの渡り鳥の群れと遭遇するチャンスもあります。無料のキャンプ場のため簡素な炊事場と汲み取り式のトイレしか設備がありません。ビギナーのキャンパーや女性キャンパーにはおすすめできませんが、北海道の海の自然を独り占めできる魅力的なキャンプ場です。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道伊達市南有珠町107
【連絡先】0142-23-3331
【アクセス】道央自動車道「虻田洞爺湖IC」より20分
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場⑨
羊蹄山自然公園真狩キャンプ場
羊蹄山に登る登山者にも利用されている人気キャンプ場です。シマリスやクマゲラ、サクラやユリなどテントサイトに名前を付けているのが特徴で、フリーサイトとオートサイト、バリアフリーサイトの3つのサイトで構成されています。ソロキャンプで利用されることの多いフリーサイトは全部で16区画が用意され、空きがあれば予約なしでも利用することが可能です。空いていればフリーサイトでもオートサイトに近い使い方ができるのも特徴ですね。
キャンプ場のおすすめポイントは?
キャンプ場は5月から10月いっぱいまで営業していますが、特に秋の時期はテントサイト周辺の木々が紅葉して、美しい景色に包まれながらソロキャンプが堪能できます。近くには羊蹄山の湧き水が汲める場所もあるので、キャンプの際の料理や目覚めのコーヒーなどに利用してみてはいかがでしょうか。水洗トイレやコインシャワーなど基本的な設備は整っており、清潔ですので女性キャンパーでも抵抗なく利用できるでしょう。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道虻田郡真狩村社
【連絡先】0136-45-2955
【アクセス】道央自動車道「虻田洞爺湖IC」より45分
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場⑩
アサヒの丘キャンプ場
大阪府から北海道に移住してネイチャーガイドをしているオーナーが開設した人気のキャンプ場です。キャンプ場内の建物や設備に手づくり感が感じられるのが特徴で、北海道の大自然をこよなく愛するオーナーの思いがキャンプ場全体に込められています。テントサイトはソロキャンプに最適なフリーサイトと家族向きのオートサイトという構成で、各サイト数が少ないためこじんまりとしていてプライベート感が漂います。
キャンプ場のおすすめポイントは?
テントサイトに直火スペースが設置されているのが特徴です。石で囲われた簡素なスペースですが、夜は焚火をしながらのんびりとした時間を過ごすことができます。冬場のキャンプもこれなら楽しくなりますね。炊事場やトイレも清潔に管理されているのでビギナーのキャンパーや女性キャンパーでも安心です。車で10分ほどの場所には温泉ホテルがあり、夜10時まで日帰り温泉が楽しめます。一日の疲れはこちらの温泉で癒してみてはいかがでしょうか。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道上川郡東川町東9北3
【連絡先】080-8297-9393
【アクセス】道央自動車道「旭川北IC」より40分
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場⑪
ポロトの森キャンプ場
自然いっぱいの国有林の中に整備されたキャンプ場です。テントサイトがフリーサイトしかないのが特徴で、ソロキャンパーには非常に人気の高いキャンプ場となっています。サイト数は全部で100ほどあり、一泊400円という格安料金で利用できます。トイレやシャワー、炊事場など基本的な設備も整っていて、キャンプをするのに困ることは全くありません。混み合うことなく一人静かにソロキャンプを楽しめるのはこのキャンプ場の大きな魅力です。
キャンプ場のおすすめポイントは?
荷物の搬入時のみ乗り物をテントサイト内に乗り入れられるのが特徴です。駐車場からテントサイトまで少々距離があるため、重たい荷物を背負う必要がないのは大きなメリットです。女性キャンパーのみならず男性キャンパーにとっても大助かりですね。キャンプ場に隣接する森には散策路があり、駒ヶ岳が見える展望台までアクセスすることができます。気分よく目覚めたなら朝の森の散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道白老郡白老町白老ポロト自然休養林
【連絡先】0144-85-2005
【アクセス】道央自動車道「白老IC」より15分
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場⑫
星に手のとどく丘キャンプ場
夜に美しい星空が楽しめるのが特徴の人気キャンプ場です。キャンプ場があるのは富良野の高原地帯で、邪魔な光源がないため夜空の星が非常によく見えます。名前の通り星空を眺めることに特化しているため、キャンプ場では設備を必要最小限にとどめ、照明の量を抑えて星空観察がしやすい環境を整えています。ただ、キャンプ場が自衛隊の演習場に隣接しているため、演習が始まると発砲音などが聞こえることがあります。
キャンプ場のおすすめポイントは?
バイクでソロキャンプを楽しむためのライダー専用サイトがあるのが特徴です。バイクをサイトに横付けすることができ、キャンパーはミニサイズのテントを設営して楽しみます。施設利用料金700円にサイト料金300円を支払えば星空観察の特等席が確保できます。キャンプ場の名前の通り手が届きそうなほどたくさんの星が輝きますのでぜひ体験してみたいですね。朝はサイトに羊が放牧されるので草を食む羊たちに癒されましょう。
キャンプ場の詳細情報
【住所】北海道空知郡中富良野町中富良野ベベルイ
【連絡先】0167-44-3977
【アクセス】道東自動車道「占冠IC」より65分
ソロキャンプは北海道のキャンプ場で!
ここまでソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場をご紹介してきましたがいかがでしたか?一人旅を楽しむのにもキャンプは大変便利です。本記事を参考にしてソロキャンプで北海道の魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。
ソロキャンプにおすすめな北海道のキャンプ場が気になる方はこちらもチェック!
ソロキャンプを楽しむならそろえておきたいアイテムもたくさんあります。こちらの3つの記事にソロキャンプに便利なアイテムの情報が掲載されています。ぜひお役立てください。
2022!ソロキャンプ用おすすめ焚き火台11選!軽量&コンパクトで持ち運びに便利!
夏といえばキャンプがしたくなるアウトドアシーズンですね。近年はソロキャンプ用の焚き火台もさまざまなブランドからたくさん発売されていて種類が豊...
ソロキャンプでおすすめのコンパクトグリル10選! どこでもBBQを楽しめるのはコレ
ソロキャンプで使いやすいコンパクトグリルはいろいろな種類がありどのコンパクトグリルも非常に軽く持ち運びやすいです。定番のグリルから格安の使い...
ソロキャンプにおすすめのコスパ抜群テント11選!安いけど快適&便利な一台はコレだ!
ソロキャンプで使う小型のコンパクトなテントは、コスパのいい製品がたくさんあります。ただ安いだけではなく、評判がよかったり、機能がよかったり、...