ミシンの下糸がぐちゃぐちゃに絡まる原因は?おすすめの対処法も合わせてご紹介!のイメージ

ミシンの下糸がぐちゃぐちゃに絡まる原因は?おすすめの対処法も合わせてご紹介!

ミシンの下糸・裏糸がぐちゃぐちゃに絡まるのでお困りですか?ミシンが動かない・切れるという原因も下糸の絡まる場合があります。ミシンの不調の原因は糸調子やボビン・上糸のかけかたなど多彩。下糸・裏糸がぐちゃぐちゃ絡まる原因と対処法を解説していきましょう。

2020年06月23日更新

佐藤3
佐藤3
ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。
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目次

  1. はじめに
  2. ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因1.糸の掛け方
  3. ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因2.糸の長さ
  4. ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因3.糸の向き
  5. ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因4.返し縫い
  6. ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因5.糸調子
  7. ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因6.布さばき
  8. ミシンの下糸が絡まるときの対処法1.掛け方
  9. ミシンの下糸が絡まるときの対処法2.糸の長さ
  10. ミシンの下糸が絡まるときの対処法3.糸の向き
  11. ミシンの下糸が絡まるときの対処法4.返し縫い
  12. ミシンの下糸が絡まるときの対処法5.糸調子
  13. ミシンの下糸が絡まるときの対処法6.布さばき
  14. すべてチェックしても直らない時は修理点検に出す
  15. まとめ

はじめに

ミシン修理に出す前に!下糸が絡まるならチェック

なぜかミシンが突然動かない!はじめてそんな場面に遭遇したら壊れてしまったと慌てて修理に出すまえにチェックしてください。ミシンのモーター音がするものの動かない場合は、下糸が絡まって動作が物理的にストップしている場合が多いです。動かないとまではいかなくても、出来上がったものの裏糸をチェックしていると下糸がぐちゃぐちゃに絡まる場所があり縫直しが多いことはありませんか?どこで絡まるのかどう絡まるのか。頻度などからその原因はだいたい特定できますが初めての方はわけもわからず壊れてしまったのではととても不安になるでしょう。多くの場合修理に出さなくても直ることが多いです。きれいな縫い目のための下糸がぐちゃぐちゃに絡まる場合の原因と対処法を解説します。

ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因1.糸の掛け方

上糸の掛け方に問題がある場合

下糸や裏糸がぐちゃぐちゃに絡まるときは下糸やボビンに原因があると考えがちですが、一番多い簡単なうっかりミスが上糸の掛け方が不十分だったということです。

途中で絡まる場合はここを疑って

下糸が絡まる場合の多くは縫い始めですが、なぜか中には途中でいきなりなることも。そんなときはこの掛け方問題を疑ってみましょう。多くは部品の老朽化による摩耗や破損により上糸が切れる場合やどこかが外れてしまったりして絡まります。

垂直釜なら下糸の掛け方もチェック

最近の家庭用ミシンでは水平釜が主流ですが、昔から大切に使っているミシンや職業用ミシンの中には垂直釜のタイプもあるでしょう。この場合ただボビンを落とすだけでなく釜への下糸裏糸を掛けるので、それが原因となる場合があります。上糸だけでなくこちらもチェックしてください。

ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因2.糸の長さ

意外と知らない糸の長さの大切さ

なぜこんなことで?と思うような下糸裏糸の絡まる原因がこの糸の長さです。これは上糸と下糸両方で、できればそのどちらも揃っていないと絡まりやすいぐちゃぐちゃになりやすいということ。あまり学校の授業などでは説明してくれないことなのでご存知ない方も多いのではないでしょうか。

短すぎても長すぎてもぐちゃぐちゃの原因に

この糸の長さは長くてもダメ短くてももちろん絡まる原因となります。ぴったりこの長さというものはありませんが、適度な長さというものが存在します。これはミシンの縫うときの癖にも大きく左右されるので、少し慣れてきた方では短い方はなんとなく想像も付くでしょう。しかし短いだけでなくて長いのもダメというのは初耳の方も多いのではありませんか?理由がわからない下糸のぐちゃぐちゃがあると感じたらこれからは長さにも気をつけてみてください。

ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因3.糸の向き

ミシンにより糸の向きが決まっている

ミシン用の糸を買ってきてセットするとき、なにげなく糸たての棒に差すだけではありませんか?これも実はどの向きに差すと良いという方向が決まっています。糸が奥から手前に出るか手前から奥へと向かっているかという違いですがこんな些細なことでも実はミシンのような精密な機械では大きな違いとなって現れるのです。

慣れている人でも意外とひっかかるポイント

この糸の向きというのはどのミシンでもこうしなければいけないという方法はありません。そのミシンごとに決まっていますのでミシンの説明書には必ず書かれているでしょう。慣れている人ほどミシンを買い替えたときに前の癖で気にせず取り付け調子が悪いと感じるポイントです。

ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因4.返し縫い

返し縫いをするとぐちゃぐちゃにならない?

なぜか糸が切れる・下糸釜に絡まって動かないというとき返し縫いをしていないことが多くはないでしょうか。これは絶対にしなければいけないということではありませんが、することによって糸が絡まる・切れるということが減る裏技的な縫い方です。

上糸や生地の糸がボビン釜に絡まりにくくなる

その理由としては、返し縫いをしてから縫い始めることで上糸や生地から出ているほつれた糸がボビン釜に絡まりにくくなるからではないかといわれています。上糸下糸ともにある程度引っ張られた状態で縫われていきます。そのとき糸端が短く糸調子が合っていないとするりと縫い目からほどけてその余った糸が下糸釜に絡まって切れる・針が進まず動かないということになるのでしょう。返し縫いをすることでこの糸が引っ張られてほどけるということが減ります。

ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因5.糸調子

糸調子が合っていないとぐちゃぐちゃの原因に

ここまでも下糸が絡むのは糸調子に関係あるということをなんとなく気づいた方もいらっしゃったのではないですか?糸調子が合わないということは上糸または下糸どちらかがゆるいということも考えられます。ゆるい縫い目は糸がダブついているとも考えられますね。その余った糸が機械に絡まることで切れる・針が進まない・動かないということになるでしょう。

糸調子の不調はセットもチェック

糸調子が悪いときはダイヤルを操作して締めたり緩めたりするでしょう。しかしそれだけでなく糸のセットの仕方によって上糸や下糸裏糸がゆるくなったりきつくなったりということがあります。少しの調子合わせならダイヤルで済みますがあまりにもゆるゆるすぎる・きつすぎるという場合は他の原因も疑ってみてはいかがでしょうか。

ミシンの下糸はなぜ絡まる?原因6.布さばき

初心者が陥りやすい原因

これはある程度慣れた人にはほとんどないのですが、ミシン縫いを覚えはじめたばかりの人は多くの人が気づかずやってしまうことです。ミシンを使ってお仕事をされているような上級者の方の布さばきは見ていてもかっこいいものですね。布さばきによって自由にきれいな曲線を縫っている場面や映像など見て自分もと感じる気持ちはわかりますが、ぐいぐいと布を押し付けたり引っ張ったりというのはミシンの糸調子を狂わせる大きな要因となってしまうでしょう。

押す引くどちらもNG

針が降りている間に布を押したり引っ張ったりすれば針折れの原因に。針が上がっていれば主に糸に負担がかかります。無理に引き出された糸が反動で少し戻りそれが下糸のボビン釜に絡まるということも少なくないのです。ミシンかけが上手な方はその無理をしない範囲で布の方向を少しだけ手助けしてあげているのみで、決して不要な場所で強引に押したり引っ張ったりしてはいません。

ミシンの下糸が絡まるときの対処法1.掛け方

一度すべて外してセットしなおす

まだミシン初心者の方は一度かけてしまった上糸のどこがセットミスなのかわかりにくいでしょう。そんなときは一度すべて外して掛け直すのがおすすめ。そのときにミシンに記載されている糸掛け順の番号をよく見て、飛ばしたりしていないかひとつひとつ確認しながら掛け直してください。その後試し縫いして糸調子を合わせれば下糸裏糸のぐちゃぐちゃ問題の多くが解決するはずです。

正しく掛けているつもりなのに

最初に正しく掛けているのになぜか途中で裏糸が絡まるのはミシン本体の調整が必要となる場合があります。糸が切れるというのも多くはこの問題です。どうしてもミシンも老朽化により内部部品の摩耗や破損が起こります。そのため普通に縫っているだけで上糸が外れたり切れるという現象が起こるので、そんなときはすぐに修理に出すことがおすすめ。部品交換や内部部品の調整をしなおしてもらってください。

ミシンの下糸が絡まるときの対処法2.糸の長さ

セットの仕方はOKで糸調子もしっかり合わせたはずなのになぜか糸が絡まる・切れる。そのためにぐちゃぐちゃに糸が絡んで最悪ミシンが動かない。そんなことになったら縫っている方もストレスがたまりますね。とても簡単なことを気にかけて実行するだけで解決する場合があります。それが縫い始めに出ている糸の長さです。

正しい糸の長さの目安

一応の最初に出しておく糸の長さの目安として10cm程度というものがよく言われています。正確に10cmでなくても良いです。この長さの簡単な目分量は先に縫っていた布を引いて糸を引き出すときにミシンの天板の針から左端までの長さ弱程度となります。ここに合わせて上糸下糸合わせてカットすると良いでしょう。

短すぎても長すぎてもダメ

糸をカットするときは短かければ主に下糸がボビンの動きによって巻き戻され釜の中に糸端まで戻ってしまい、そのために布を縫うことができず糸が釜に絡まりミシンが動かないということに。長いと下糸だけでなく上糸も巻き込まれてより裏糸がごちゃごちゃに。このようにミシンの縫い始めにはある程度の長さが必要ですが、短くても長くても絡まりやすいでしょう。

ミシンの下糸が絡まるときの対処法3.糸の向き

正しい糸の向きに直す

原因がはっきりしないが糸が切れる・裏糸が絡んでミシンが動かなくなるという場合はセットした糸巻きの向きをチェックしてみてください。この糸巻きのセットにはそのミシンで推奨される糸が出る方向があります。ほんの些細な違いですが糸が引き出されるスピードがわずかに変わります。下糸ではなく上糸が糸たてに絡まり動かないという場合のほとんどはこの糸の掛け方向きによるもの。正しい方向に直して縫ってください。

取り扱い説明書を見直して

ミシンによって変わる糸の向き。これはミシンの取り扱い説明書にどちらの向きにセットするか明記されているはずです。もし古いミシンで説明書をなくしてしまった場合でも最近では型番を入れるとメーカーホームページでオンライン説明書を読むことができることがほとんどですので、チェックして正しい向きを知っておきましょう。

ミシンの下糸が絡まるときの対処法4.返し縫い

返し縫いから縫い始めるのは家庭用ミシンなら操作の基本とも言える動作です。しかし実は正しいやり方をよく知らずになんとなく使っているという人も意外と多いものです。この機会に一度自分の縫い方チェックをしてみてはいかがでしょうか。

おすすめの返し縫いの方法

こちらの動画では3つの裏糸の絡まり対処方法を紹介していますが、見ていただきたいのは2つめ。縫い方の基本ともいえることですが、慣れてきてやらなくても何とかなると実践で体が覚えてしまうと早く仕上げようと意外と基本から外れた縫い方が癖になっていたりします。下糸は必ず出す。上糸と長さを揃えて切る。押さえの下に必ず通して進行方向にそろえてセットしてから縫い始める。この3つがポイントです。

縫い始めが絡まる場合はこれで直る確率が高い

上記の3つを実践してもそれでも縫い始めの糸が絡まる場合があります。ひどい場合には糸が切れる・ミシンが動かないという場合も。そんな時は縫い始めの返し縫いをすることを癖にするか、上糸下糸ともに縫い始めだけ指で押さえてあげてください。糸の絡まりはボビン釜に糸が巻き戻ることが原因なので返し縫いをしたり糸が戻らないように押さえることで大幅に軽減されます。

ミシンの下糸が絡まるときの対処法5.糸調子

糸調子ダイヤルで調整する

糸の絡まりが糸調子ではないかと感じたら、まずはダイヤルで調整してください。これは縫い方途中でもです。縫っていくうちに糸調子が狂っていくこともあるからです。縫製工場のプロの方でも毎日必ず縫う前や問題が起こったら最初にやることともいえる基本的なことです。

糸調子を見る時も返し縫いをする

ほとんどの家庭用ミシンでは下糸調整ができないので縫い目を見て強くなっている方を確認し、上糸にてダイヤル調整をしているでしょう。上糸がつれていれば弱くし下糸が強ければ上糸をすこし強めにするといった感じです。この調子を見て試し縫いするときも返し縫いからはじめてください。試し縫いで糸が絡まり動かないなどということもあります。それでは大きなストレスになってしまいますね。

試し縫いは布端から縫い始めない

もうひとつ糸調子を見る試し縫いでも糸を絡ませないためにできることのひとつに、布端を避けるというのがあります。返し縫いをすることで自然とこの布端から縫うことはなくなるのですが試し縫いだからとそのまま縫い始めるとどうしてもやりがちです。布端には生地のほつれた糸が出ていることも多く、これが上糸がいったん下糸釜に巻き込まれるのと一緒に巻き込まれて絡むことも。内側に1cm程度入ったところからはじめることでこれは避けられます。

ミシンの下糸が絡まるときの対処法6.布さばき

押しても布は進まず絡まるだけ

ミシンには縫い目の間隔や糸調子調整ダイヤルなどついています。これをセットするとミシンはそのとおりに縫おうとするでしょう。布を押すという行為はこのミシンの指示通り縫うという調子を邪魔することになり、結果として糸調子を狂わせるので人の手で布を送ったりするのはやってはいけないことです。

布を引っ張ると糸がたわみやすく裏糸が絡まる原因に

押すだけでなく布を引っ張るという行為も同様です。引っ張ると縫い目が大きくなるので明らかにミシンの糸調子を狂わせているのがわかるでしょう。縫えているうちはまだ良いですが見た目もきれいではありません。糸がたわむのでボビン釜に巻き込まれやすくもなります。手は布に添えるだけで、カーブなど方向調整が必要な場合のみ布を誘導するようにすることにとどめておきましょう。

すべてチェックしても直らない時は修理点検に出す

ボビン釜はミシン縫いの要

裏糸が絡まる原因とその対処方法を紹介してきましたが、どこにも当てはまらないという場合があるでしょう。それはミシン本体の不調を疑ってみてください。ミシンで糸により布が縫われるのは上糸がいったんボビン釜の中に引き込まれ下糸と一度ねじられて然るべき場所で開放され上糸が引っ張られることできれいな縫い目になります。

ボビン釜の部品交換はプロに

下糸釜が傷ついていればそこに引っかかって糸は切れる・絡まるということに。これは糸調子など関係なくボビン釜の破損によるもの。私達の手ではどうにもならず部品交換でしか直りません。

糸くずゴミが内部に溜まっている

ボビン釜の中の糸くずはみなさん定期的にお掃除していることでしょう。しかし使う回数が多くなればなるほど見えない部分、いくらエアーを吹いて吹き飛ばしていてもミシン油などに付着して取れきれない糸くずゴミが溜まってきます。それが原因でミシンが動かない・糸が絡まることも。

分解掃除が必要な場合はメーカーや専門店に任せる

自分で分解して掃除するのはより調子を悪くしてしまうことにも繋がりますので、分解掃除・調整を習ったことがない方はしないでください。特に水平釜は垂直釜に比べてこの掃除をしづらいので縫い方や調整ダイヤル・糸の掛け方等で直せない糸の絡まりは掃除や調整をプロにまかせて直しましょう。

まとめ

糸が絡まる切れる時はまずやり方チェック!

出典: https://www.ac-illust.com

裏糸の絡まりは糸が切れる・動かないなどの致命的でないもの以外のある程度は、仕方ないものと割り切ってしまう方も多いですが他の方に縫ってあげたり気にする人は気になるものです。なぜなるのかという原因はさまざま。ご紹介した原因をひとつずつチェックしていきましょう。それでも直らないときはミシン本体の破損や部品摩耗を疑ってメーカーに修理・掃除をお願いしてくださいね。

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