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ミシンでズボンの裾上げをする方法!簡単なのに綺麗に仕上げる縫い方のコツとは?

ズボンの裾上げはミシンでするやり方・縫い方があります。ミシンにまつり縫いの機能がついていれば目立たない裾上げも可能です。ズボンの裾上げをする場合のミシンの使い方と簡単な裾直し方法の縫い方バリエーションとコツをご紹介します。

2020年06月20日更新

佐藤3
佐藤3
ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。
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目次

  1. はじめに
  2. 裾上げ・裾直しができるミシン
  3. ミシンで裾上げ・裾直しの前準備1.切る
  4. ミシンで裾上げ・裾直しの前準備2.ほつれ止め
  5. ミシンで裾上げ・裾直しの前準備3.縫い代
  6. ミシンで裾上げ・裾直しの前準備4.布端処理
  7. ミシンでまつり縫いをする方法とコツ1.
  8. ミシンでまつり縫いをする方法とコツ2.
  9. ミシンでまつり縫いをする方法とコツ3.
  10. ミシンでズボンの裾直し!簡単な裾上げの方法1.
  11. ミシンでズボンの裾直し!簡単な裾上げの方法2.
  12. ミシンでズボンの裾直し!簡単な裾上げの方法3.
  13. ミシンでズボンの裾直し!簡単な裾上げの方法4.
  14. ミシン以外のズボンの裾上げのやり方
  15. まとめ

はじめに

ズボンの裾上げのやり方は?ミシンの使い方紹介

ズボンの裾上げは買った店により無料・有料でやってくれたり、衣類のお直しの店で有料でやってもらうこともできますが、あとから直したい・お金をかけずにお直ししたいという場合は自分でミシンで簡単に上げ直すことも可能。裾上げする場合のミシンの使い方にはちょっとしたコツとポイントがあります。裾上げの方法ごとに向いているミシンの種類と使い方をご紹介しましょう。自宅でミシンで裾上げをしたいという方必見です。

裾上げ・裾直しができるミシン

ミシンでのズボンの裾上げはいくつかやり方があります。目立たないやり方や逆にステッチを目立たせておしゃれに仕上げる方法などさまざま。しかしどれもひとつのミシンですべてできるというわけではないことも。裾上げの種類ごとに向いているミシンから見ていきましょう。

まつり縫いのような縫い目なら

Photo byBuntysmum

一般的な家庭用ミシンにはほとんどこのミシンでのまつり縫いステッチが登録されています。直線縫いしかできないような簡単な作りのミシンではない限り、ズボンの裾まつり縫いは可能でしょう。

カジュアルパンツのステッチ裾上げなら

薄手のチノパンや子ども用のコットンパンツなどカジュアルなズボンならまつり縫いでなくステッチで仕上げるのが一般的なやり方です。できればフリーアーム(筒縫い)ができるミシンの方が断然縫いやすいですが、気をつけてゆっくり縫えばフリーアームなしの安価な直線縫いミシンでも裾直しができます。

ジーンズなど厚手生地なら

針と糸に気をつければ一般的な家庭用ミシンでもジーンズなどの厚手の生地の裾上げも可能ですが、できれば職業用ミシン・工業ミシンなどのハイパワーなものがおすすめ。ジーンズ用のステッチ糸を使うとき必ずそれにあった針に交換しないと最悪の場合ミシンが壊れたり針が折れて危険です。

ミシンで裾上げ・裾直しの前準備1.切る

好みの長さに縫い代を付けてカット

まずはじめにすることはズボンの長さを決めてカットするということです。スラックスやチノパン・制服のズボンやジーパンなどズボンといっても様々。好みの長さは実際に履いてみて鏡を見ながら他の方にも手伝ってもらうとやりやすいでしょう。カットするときは必ず縫い代分も足した長さで切ってください。

ズボンの裾直しの縫い代幅は

それぞれの縫い代の長さはミシンの使い方やズボンの種類によって変わってきますが、ひとつの目安として4-5センチとする場合が多いです。成長期の子ども制服のズボンならあとから伸ばすために長めに上げたりジーンズだと幅が狭めなステッチの方がかっこよくおしゃれに仕上がるので縫い代も少なくなるなどありますが、それ以外の場合はこの数値を目安とすれば良いでしょう。

ミシンで裾上げ・裾直しの前準備2.ほつれ止め

ほつれ止めのミシンがけ

裾の丈が曲がらないようまっすぐカットすると切り口のところのミシン縫いがほつれてきてしまうので、そのほつれ止めとして直線縫いミシンをかけましょう。縫い端は必ず返し縫いで力がかかっても開いてこないようにするのがコツです。

裾が細くなっているズボンの場合

この時気をつけたいのが場合によっては一度ズボン丈の部分まで縫い目をほどいて裾上げする必要があるということです。主に裾が先細りになっている場合に注意が必要で、そのまま折ってまつり縫いなどしようとすると表側と裏側の布の尺が違うため表にたわみができてしまうでしょう。

ミシンで裾上げ・裾直しの前準備3.縫い代

縫い代を開いてアイロンがけ

ジーパンなどの厚みのある生地をミシンでの裾上げをやりやすくするための縫い代の処理の方法をご説明しましょう。一般的にジーパンは片側の縫い代が一緒に処理され片側に倒されており、反対側は縫い目を割って仕上げているのでその部分を一度ほどいて縫い代を開きます。

具体的なやり方

やり方はまずできあがり丈までのステッチ・縫い目・ロックミシンすべて解きます。縫い目はそのままだとほつれてくるのでほつれ止めに返し縫いをしておいてください。ズボン丈のラインの縫い代をハサミで片側だけカットして開きアイロンかけをして準備完了。

縫い代を開かないとどうなるのか

縫い代が片倒しになっているとそのまま三つ折りにするとジーンズの厚い生地が6枚重ねになるでしょう。オンスによっては職業ミシンならがんばれば縫えないこともありませんが、それでも不安になるほどの生地の重なり具合です。それを一般的な家庭用のミシンで縫うための処理がこの方法となります。

縫い目を開いてもゴロゴロする場合

縫い目を開いてもまだ厚みが気になる場合は縫い代を半分くらいにさらにカットするやり方もあります。この縫い代カットもできあがり丈まで行ってください。こうすることでいきなり厚みが出ずに段階を踏んで厚くなるので家庭用ミシンのパワーでも布送りがしやすくステッチもきれいに仕上がるでしょう。

ミシンで裾上げ・裾直しの前準備4.布端処理

ロックミシンで布端の始末

主に厚手の生地で三つ折りにすると裾が重い・ボリュームがありすぎるなどという場合におこなうふたつ折りでの使い方に向いている布端処理です。折ってアイロンをかける手間もはぶけるのでより簡単に仕上がるでしょう。仕上がり後にアイロンをかけたときにも厚みが減らせるので目立たないという効果もあります。

薄い布は3つ折りでも可能

ロックミシンやジグザグ縫い機能のついていないミシンの場合は手縫いでこの処理をするか薄手のものならばはじめから三つ折りにすると決めてパスしてしまうという方法もあります。三つ折りでもまつり縫いミシンをかけることができます。

厚い生地には得におすすめ

作業着やチノパンなど厚手のしっかりとした生地の場合は、特に裾がゴロゴロせずに軽く仕上がるので履いていても楽に仕上がりおすすめ。

ミシンでまつり縫いをする方法とコツ1.

さて、それでは実践的なミシンでの裾上げのやり方をいくつかご紹介しましょう。まずは目立たない裾上げ方法といえばこちらのまつり縫いです。ミシンにこの縫い方がついている方は一度やり方を覚えてしまえば後々お直しにかかる費用も減りミシンを活用できるでしょう。

ミシンのまつり縫いの独特な折り方

まずはまつり縫いミシンの使い方の特徴でもある独特な折り方のご説明から。最終的にはZのような形に折ってからミシンをかけることになります。布端をロックミシンで縁かがりしたものでも三つ折りでもおこなえます。

ミシンの裾上げはこの折り方がコツ

できあがり寸法に折りアイロンをかけたら三つ折りなら内側に1-1.5センチ折返しさらにアイロンで押さえてください。三つ折りや縫い代端から0.4-0.7cmあたりからズボン本体を折り返します。これで布がZのように折り畳めたでしょう。

ミシンでまつり縫いをする方法とコツ2.

ミシンの合わせ方とまつり縫い押さえ

次におこなうのはミシンの縫い目をまつり縫いに合わせて押さえをまつり縫い押さえに変更します。慣れてくると押さえがなくても縫うことは可能ですが、より目立たなく表側に同じ幅の縫い目がでるようにできるので見た目もきれいに仕上げやすいです。

裾上げできるミシンには押さえも用意しておこう

【メーカー純正品】JUKIミシン 家庭用ミシンHZL-G100用【40112904】ブラインドステッチ押え (まつり縫い押さえ)HZLg100GRACE100ジューキグレース100

参考価格: 879円

出典: 楽天
出典: 楽天
楽天

まつり縫い押さえは本体に付属している場合もありますが、オプションで買い求めることも可能です。まつり縫いの縫い方がついているミシンであればメーカーも作っている確率がかなり高いです。お手持ちのメーカーホームページやマニュアルでチェックしてみてください。製造していれば1個数百円で取り寄せることができますので、ひとつ持っているとちょっと裾上げしたいというときに便利ですよ。

ミシンでまつり縫いをする方法とコツ3.

ミシンのまつり縫い裾上げの仕上げ

あとはまつり縫い押さえのガイドと布端をあわせて1周ぐるりと縫いだけで簡単にズボンでの目立たない裾上げが完成します。折り返した本体を元に戻して表側から確認するとぽちぽちとホシのように小さな縫い目が規則的に並んだきれいなまつり縫いができているのを確認してください。

目立たないミシン裾上げのコツはアイロンがけ

最後にこれは裏技的なズボン裾にきれいに縫い目や縫い代を目立たせずアイロンかけする方法をご紹介しましょう。特に三つ折りなどした厚みのある生地の場合はアイロンで段が目立ったり縫い目が際立つということがあります。裏側からスチームアイロンを軽くかけて仕上げることで、このどちらも目立たない仕上げができますのでお試してください。

ミシンでズボンの裾直し!簡単な裾上げの方法1.

裾すぼまりのズボンのミシン裾上げ方法

ズボン・ジーパンやスラックスの中には裾に向かってだんだんとすぼまっていく形になっているデザインも多いですね。自分で洋裁をする方は縫い代もこの筒の長さの差分型紙の段階で調整するのが一般的ですが、すでにある既製服のズボンの場合縫い代でこの差を調整しないと上手な縫い方ができません。

そのまま縫うと表にたわみができる

縫い目をほどかず縫うと縫い代側と本体部分の長さの差で表にたわみができきれいに仕上がりません。この縫い方のコツはできあがり線よりも下の縫い代分の縫い目をほどいてしまうことです。ロックミシンなどの縁かがりも2枚一緒に処理してあればほどいてまたかがり直してください。裾の太さに余裕がある場合は幅詰めをして縫い代とズボン幅を合わせて縫っても良いでしょう。

ミシンでズボンの裾直し!簡単な裾上げの方法2.

高級スラックスなどの丁寧な裾上げ

高級スーツなどのスラックスの裾には補強布というものが付いていることも珍しくありません。裾上げを直す時はこの補強布も取り外して位置を変更する必要がでてきます。裾が靴で擦り切れたりするのも防ぎますので特に夏用の薄い生地などには付けておくことでよりズボンを長持ちさせることができるでしょう。

ミシンでの裾上げ時の補強布の縫い方

補強布の使い方は縫い代のみ出来上がり線ギリギリにミシンで縫い付け痛みやすい裾の折り目を丈夫にすることにあります。これを知らずに長さだけ調節してしまうと場所がずれて意味がなくなってしまいます。付いていたものなら丁寧に取り外し新しいできあがり線の縫い代側だけにミシンでぐるりとステッチで付けるだけ。その際に中心を合わせることがコツとなるでしょう。

ミシンでズボンの裾直し!簡単な裾上げの方法3.

あらたまった場所に履いていくズボンは裾上げも目立たないように丁寧にまつり縫いをする必要がありますが、コットン素材などでできているカジュアルな普段づかいのパンツの場合はもっと簡単な裾上げをミシンでおこなうことができます。そのやり方も解説しましょう。

カジュアルパンツの裾上げ

まずは好みの長さプラス縫い代分にズボンをカットします。子ども用などで今後また伸ばす必要が考えられる場合は縫い代を長めにとって三つ折りにしておくと良いでしょう。一般的には4-5cmの縫い代が目安です。布端をロックミシンやジグザグミシンでほつれ止めのかがり縫いをするか、三つ折りかはどちらでもお好みで結構です。あまり厚くなるようでしたら前者がおすすめ。

ステッチで押さえるだけなので簡単!

縫い付けは直線のミシンステッチのみですのでどのようなミシンでも可能です。フリーアームになるものであれば、それを使うと筒ものが縫いやすく別のところを一緒に縫うことがなくなります。縫い始めはステッチが目立たない内側から。縫い始めと縫い終わりは1-1.5cm重ねて返し縫いで仕上げて完成。

ミシンでズボンの裾直し!簡単な裾上げの方法4.

ジーパンの裾上げ

ジーパンは裾上げステッチも糸の色を変える・チェーンステッチになっている・太い糸で縫うなど独特な縫い方がおしゃれ度をアップさせます。脇の縫い代のステッチは色が黄色や赤にして裾だけは紺になっている場合もありますので、色変えはお好みですが糸の太さは太めで縫うのが一般的です。チェーンステッチできるミシンはお店で使うような専門の機械となるので、家での裾上げの場合は通常のステッチで仕上げてください。

特に厚い生地のズボン裾上げのやり方

ミシンの使い方としては通常の直線縫いと同じです。ただし縫い代が重なっている部分はかなり分厚くなりますので一度ミシンを止めてひと針ずつすすめるか手動で縫うのがおすすめ。硬いので無理して引っ張ると針が折れやすいです。布送りも効きにくくなりますので布目の間隔にも注意してください。ミシンを止め針が上にある状態で進行方向の布をひっぱり少しすすめてひと針落とすという感じになるでしょう。

ミシンの使い方は針と糸選びがコツ

太い糸のミシンでの使い方は糸と一緒に針も交換するということが大切です。糸と針が合っていないと糸に負担がかかって非常に切れやすくなってしまいます。家庭用ミシンでの糸と針の限界は糸#30と針#16です。もっと市販のジーパンの糸と合わせたいという場合は職業用ミシン以上のハイパワーなもので#20の糸と針は#16程度となります。

ミシン以外のズボンの裾上げのやり方

ミシンでのまつり縫いにはコツと慣れが必要です。失敗できない高級スーツのズボン裾上げやどうしてもミシンでは出来なかったという方は手縫いがおすすめ。まつり縫いの方法はいくつかありますのでやりやすい方法で良いでしょう。仕上がりがきれいで目立たず、使っていても糸がひっかかりにくく丈夫でおすすめな縫い方は奥まつりです。

手縫いのまつり縫いは目立たない裾上げに

まつり縫いには通常のやり方や千鳥掛け・奥まつりといくつか方法があります。一番表からも裏からも縫い目が目立たないのが奥まつり。上手に縫うコツは縫う間隔をできるだけ均等に、布は糸2本程度を針ですくうのを目安にすることでしょう。

簡単で目立たないズボンの裾上げ

時間がないときの裾上げにテープを使う方法があります。裾上げテープは100均でも売られています。よく張り付かない・取れてしまったというお悩みを目にしますがアイロンの温度が低いかかける時間が短いかのどちらかです。また水に濡らしてから使うタイプもありますので、パッケージや説明をよく読んでそのとおりに使ってください。

まとめ

ミシンでも目立たない裾上げが出来る

出典: https://www.photo-ac.com

いかがでしたでしょうか。ミシンでも目立たないまつり縫いができると自宅での裾上げがグンと楽になります。またズボンの種類によってはステッチで縫うことの方が向いているものもありますので、ミシンでの裾上げは怖がらずにぜひ慣れていって自分でできるようチャレンジしてくださいね。

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