セイロンライティアの育て方講座!上手な鉢植えから安心の病気対策までご紹介!

セイロンライティアの育て方講座!上手な鉢植えから安心の病気対策までご紹介!

セイロンライティアは夏に美しい白い花を咲かせるキョウチクトウ科の植物で、近年人気が高まっています。この記事では、セイロンライティアの育て方を苗の植え付け方法から剪定、病気対策、冬の寒さ対策についてなど育て方の大事なポイントをおさえて解説いたします。

記事の目次

  1. 1.セイロンライティアについての基本情報
  2. 2.セイロンライティアの育て方①植え付け時期
  3. 3.セイロンライティアの育て方②苗の準備
  4. 4.セイロンライティアの育て方③鉢の準備
  5. 5.セイロンライティアの育て方⑤用土の準備
  6. 6.セイロンライティアの育て方④植え付け
  7. 7.セイロンライティアの育て方⑥置き場所
  8. 8.セイロンライティアの育て方⑦肥料について
  9. 9.セイロンライティアの育て方⑧水やり管理
  10. 10.セイロンライティアの育て方⑨増やし方
  11. 11.セイロンライティアの育て方⑩植え替え
  12. 12.セイロンライティアの育て方⑪剪定
  13. 13.セイロンライティアの育て方⑫冬の管理
  14. 14.セイロンライティアの育て方⑬病気対策
  15. 15.セイロンライティアの育て方⑭寄せ植え
  16. 16.セイロンライティアの育て方講座まとめ

セイロンライティアについての基本情報

夏に咲く白い清らかな花

セイロンライティアの花

セイロンライティアは、直径3センチほどの可憐な5枚の花びらと鋭利な副花冠を持つ白い花です。美しいスリランカ原産の植物で、日本では6月から11月にかけて花を咲かせます。清らかなジャスミンによく似た花ですが、セイロンライティアには意外にも香りがありません。背丈は30センチほどから2メートルまで伸び、低木に分類されます。緑の葉と白い花のコントラストが美しく、愛らしい姿でガーデニングで人気の植物です。

毒性のあるキョウチクトウ科の植物

セイロンライティアの花

セイロンライティアが属するのは、キョウチクトウ科ライティア属です。キョウチクトウ科の植物は、日本でも学校など身近な場所に植えられていますが毒性があります。小さなお子様やペットが口にいれないように厳重に管理してください。手で触れるだけなら問題ありませんが、口に入れたり粘液に触れた手で食事をすると命の危険があります。土壌や燃やす煙にも毒は及ぶので、処分方法は自治体にご確認ください。
 

セイロンライティアの育て方①植え付け時期

種まき・苗の植え付け時期

種まきの時期は4月~5月と9月、苗の植え付けの時期は4月~6月と9月~10月です。セイロンライティアは、種または苗を鉢に植えて育てるのが主流ですが、最近では庭先の夏花壇や寄せ植えに使うのも増えてきています。冬は10度以下になると休眠状態でも生育できなくなってしまうので、戸外で地植えする場合は一年草扱いになります。冬を越させたいなら、室内に持ち込める鉢植えがおすすめです。

セイロンライティアの育て方②苗の準備

苗の準備1:苗を買える時期 

セイロンライティアの苗は、初夏の時期5月以降9月頃まで園芸店などで蕾がついた株や花がついた状態の開花株でよく出回ります。4号(直径12センチ)ほどのビニールポットに植え付けられたポット苗を購入し育てるのが一般的です。ポット苗のままだと根詰まりを起こしてしまったり、根がしっかりと張れないので水や栄養が十分に吸収できず、うまく育ちません。植物を成長させるために大きな鉢に植え替える必要があります。

苗の準備2:苗の選び方

上手な苗の選び方としては、葉の色味を見て黄色などに変色せず色が濃くハリがあるもの、茎はは長く細く間延びしていないもの、蕾が多くついているもの、ポットの中の根が固く窮屈になってしまっていないものを選ぶなどポイントがあります。十分に栄養を得て育った植え付けに適した苗を選ぶことが大切です。不安があればお店の方に聞くなどして、生育状況がよい元気なものを選びましょう。

セイロンライティアの育て方③鉢の準備

鉢の大きさは苗とのバランスが大事

鉢選びで重要なのは、苗と大きさのバランスが良い鉢を選ぶことです。目安として、例えば購入したポット苗が4号であれば鉢は5号とワンサイズ大きいものを選びましょう。苗と比べて鉢が小さすぎても根を伸ばすことができなくなりますが、大きすぎても植物が吸収する以上の水を土が保水してしまい根腐れの原因となったり、鉢壁に根が届かないので根の枝分かれも起きにくくなって、うまく育てることができなくなります。
 

セイロンライティアの育て方⑤用土の準備

保水性の高い土を使用する

セイロンライティアの原産地のスリランカが高温多湿の気候であることからも推測できる通り、セイロンライティアは湿気を好み乾燥に弱い性質があります。土を選ぶ際は、乾燥を避けるために水もちがよいものを選びましょう。用土は、保水性の高い黒土をメインに、栄養や通気性を補ってくれる腐葉土を混ぜるのがおすすめです。腐葉土は全体の30パーセントほどにすると植物に良い環境が作れます。

セイロンライティアの育て方④植え付け

鉢植えに必要なもの

植え付けで必要なものは、苗、土、鉢のほか、鉢の底に敷く鉢底ネットと鉢底石、スコップ、軍手、水やりのためのじょうろなどです。鉢底ネットと鉢底石を鉢の底に敷くことで、水はけを良くし土の流出も防ぐことができます。このような基本的な道具のほかにも、撥水加工などされたガーデンエプロンや、屋外作業向けに顔回りをガードできる帽子なども快適に汚れや紫外線を気にせず作業できるアイテムで便利です。

苗の植え付け方法

鉢底ネットと鉢底石を敷いた鉢の全体の3分の1くらいまで土を入れてください。苗の根鉢(ポリポットの中にある土)を崩さないように取り出し、鉢の上から2センチほどの場所に根鉢の上面を合わせて鉢の中央に置きます。その後、土を根鉢の上面の高さまで流し入れ、隙間を埋めて土を整えましょう。植え付け後は底から水が出るくらい水をたっぷりあげてください。植え付け後しばらくは特に水切れに注意して管理しましょう。

セイロンライティアの育て方⑥置き場所

日当たりのよい暖かい場所で

セイロンライティアは、日当たりと風通しが良い場所で管理しましょう。春と秋は屋外の日当たりの良い場所に鉢を置くのが好ましいです。しかし、直射日光には弱いので夏は屋外の日中の半分ほど日が当たる程度の半日陰で管理してください。冬は10度以下だと枯れてしまうので温かい室内に鉢を置く場所を作って休眠状態で管理することになります。条件を整えれば、セイロンライティアの花を夏に毎年咲かせることができます。

セイロンライティアの育て方⑦肥料について

追肥は生育期間に

土に混ぜた腐葉土などの元肥に加え、セイロンライティアの生育期間である5月~11月は2週間に1度液体肥料を追肥しましょう。植物の成長につれて土の中の元肥が少なくなり、土が乾きやすくなります。冬は追肥しても根から吸収しきれず土の中の栄養が多すぎて根腐れなどの原因となるので追肥を与えないようにしましょう。追肥を始めるの目安は植え付けから3週間ほどたった鉢の内面まで根が伸びた頃です。

追肥には液体肥料がおすすめ

花が咲かない原因の一つに肥料不足が考えられるので、生育期間の追肥の管理はきちんとしましょう。追肥に適している肥料は、液体肥料です。液体肥料のメリットは、効き目がすぐあること、水で流すことができるので肥料の与えすぎを防げることなど使い方が簡単な点が挙げられます。肥料は与えすぎても植物に悪い影響が出るので、肥料の与え忘れに加え、規定量と濃度を守って与えすぎにも注意しましょう。

セイロンライティアの育て方⑧水やり管理

乾燥に注意して水の管理を

セイロンライティアは乾燥に弱いので、水やりの管理が重要になります。生育期間、日当たりの良い場所に鉢を置いていると土が乾燥しやすくなるので、土が乾いたら水やりするようにしっかりと管理を行いましょう。水を与えすぎても根腐れの原因になります。鉢の受け皿の水を取り除くといった日常管理にも気を付けてください。冬の休眠中の水やりは生育期間とは異なり、土が乾いても水をやりすぎないように管理します。

セイロンライティアの育て方⑨増やし方

さし木と種まきでの増やし方がある

セイロンライティアの増やし方には、さし木と種をまくという2種類の増やし方があります。種から発芽させる増やし方よりも、さし木はその年に伸びた新しい枝を使う増やし方で比較的簡単です。セイロンライティアのさし木に適した時期は、6月または7月で、この時期の温度と湿度の条件だと根を張って育ちます。園芸初心者の方も、条件が整ったらさし木での増やし方に挑戦してみてください。

さし木での増やし方

セイロンライティアのさし木での増やし方は、その年に伸びた枝を鋭利に斜めに切って土に挿して行います。適した土は水はけがよく肥料が入っていない土で、さし木用の用土も市販もされています。枝はあらかじめ1時間ほど水を吸わせてから土に挿しましょう。土を乾かさないように根が張るまで管理した後、植え替えます。さし木に使ったのと同じ種類の土に腐葉土や培養土を混ぜ、土環境を変えないようにしましょう。

セイロンライティアの育て方⑩植え替え

セイロンライティアの植え替え周期と時期

セイロンライティアの植え替えは、2年に一度、時期は春または秋に行うのが適しています。植え替えは鉢での植物の栽培に必要な作業です。それというのも、植え替えをすることで、土を入れ替えて栄養を補填したり、鉢を大きくして根を張ることができる場所を確保することができるからです。また、植え替え時に根の手入れをすることも植え替え作業には含まれ、環境を整えて植物の状態を良くし病気を防ぐためにも植え替えを行います。

植え替えの仕方と管理方法

植え替えの手順は、まず古い鉢から根鉢を丁寧に引き抜いて全体の3分の1程の土を取り除きます。植え付け時と同じように鉢底ネットと鉢底石を敷いた後、用土をいれて、株を置いて用土と株の間を埋めて整えます。植え替え後に水やりをした後は、風当りのない日光が直接あたらない場所で2週間ほど管理してください。植え替え後は植物は弱っているので肥料は与えないようにして、水やりも土が乾いたらする程度にしましょう。

セイロンライティアの育て方⑪剪定

剪定の仕方と注意点

セイロンライティアの下方の葉がない幹の部分からは新芽が出てこないので枝葉を残すよう注意して剪定しましょう。剪定は形を整えるほか、花の数の増やし方の一つでもあり、枝の途中にある少し膨らんだ場所は新芽なので、残すと新しい枝や花を増やすことができます。剪定時は清潔な刃物を使い雑菌の侵入しないようにして病気を防ぎましょう。軍手も粘液から手を守り、手の雑菌の植物への侵入を防ぐためにも使用してください。

摘心で花を増やす

セイロンライティアは株全体を剪定する方法のほかに、摘心と呼ばれる茎先を切る作業も花の増やし方として有効です。摘心を行う理由には、頂芽優勢を止めて先端以外に栄養を行き渡らせる、脇芽を成長させることにあります。それらによって、質の良い枝と花が育ち数が増えるのです。葉が弱って枯れていくなどの病気を防ぐには、剪定や摘心は晴れの日に行ったほうが病気になりにくくなります。

セイロンライティアの育て方⑫冬の管理

冬の管理1:置き場所

セイロンライティアは耐寒性が低いので、冬は室内で管理するようにします。冬が近づき15度以下に最低気温が下回ったら室内に鉢を入れてるようにしましょう。冬の室内での置き場所は、日中は日の当たる暖かい窓辺が望ましいです。夜間は窓辺だと冷えるので窓から離れた場所に移動させます。暖房の風が直接当たらないように注意して、冷えが不安であれば発砲スチロールの蓋を被せたりエアーパッキンを巻き付けても有効です。

冬の管理2:水やり

冬の水やりは、株が休眠状態のために控え、1か月にコップ1杯ほどまで減らします。休眠期は生育が止まっているので根から吸水ができず、水をあげても鉢の中で水がたまってしまい、根腐れなど病気の原因になり植物が枯れてしまうからです。これによって落葉しますが病気ではなく休眠によってなります。4月になり、外に出して日光を浴びさせていく時期になったら水やりもしっかり行うように戻して大丈夫です。

冬の管理3:剪定

冬の休眠期は成長が止まり、葉が落ちて枝だけになります。休眠中の剪定は生育に影響が及びにくく、落葉しているため枝を見ての剪定もしやすいです。この冬の休眠から目覚める前の時期に弱っている枝などは剪定を行っておくと、休眠から目覚めて成長が始まったときに新しい枝を伸ばすことができます。株を小さく剪定しておくことで冷気にあたる部分も減らせ寒さ対策にもなるので、冬は剪定を行って管理しましょう。

セイロンライティアの育て方⑬病気対策

日常管理で病気予防を

セイロンライティアは、病気にかかったり害虫の被害にあいにくく、育てやすい植物だといわれています。稀にアブラムシなどがついてしまった際は、すみやかに駆除を行いましょう。病気を起こしてしまう環境としては、水分を過剰にあげすぎてしまい根腐れを起こしてしまったり、養分の量が多すぎたり少なすぎてしまっても成長に悪い影響が出てしまいます。病気を引き起こさないためには、日々の水やりや養分の調整など管理を大切にしましょう。

セイロンライティアの育て方⑭寄せ植え

夏の寄せ植えにおすすめ!

夏の間に真っ白な花を咲かすセイロンライティアは、夏の寄せ植えに用いるのにも人気です。寄せ植えとは、複数の植物を一か所に植えて鉢やお庭に植えることで、似た環境で育つ植物を選んで組み合わせます。セイロンライティアとだったら、華やかなハイビスカス、可憐な花々を咲かすニチニチソウなどの夏に咲く花をもう1種類と、アイビーなどカラーリーフを1種類の計3種類を組み合わせるとバランスを取りやすくなります。

セイロンライティアの育て方講座まとめ

ここまでセイロンライティアの育て方についてご紹介いたしました。増やし方もさし木で出来て、病害虫の心配も少ないので園芸初心者の方にもおすすめの植物です。セイロンライティアは乾燥に気を付ければ夏に美しい白い花を咲かせますが、耐寒性がないので冬越しは室内で寒さ対策をしながら管理しないといけません。ご紹介した育て方のポイントをおさえながら、ぜひ栽培を楽しまれてください。

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gingerlemonade
ライター

gingerlemonade

現在は結婚のためイタリアにて暮らしています。記事を書いたり、休日はハイキングをして自然に親しみながら日々過ごしている主婦です。生地やデザイン、ハンドメイドにまつわることも大好きです。お出かけや観光、DIYなどに役立つ記事を自身の体験を盛り込みながら執筆しています。プロフィール画像は、大好きなスウェーデンのガムラウプサラの緑の古墳を博物館内から撮ったものです。


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