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アルテルナンテラの育て方とコツをご紹介!カラーリーフにもおすすめ!

葉が美しく色づき、カラープランツとしても人気のあるアルテルナンテラ。種類が豊富で寄せ植えのアレンジにも取り入れやすいので、ガーデニング初心者さんにもおすすめですよ。アルテルナンテラの育て方から品種、管理までをご紹介します!
更新: 2021年12月29日
wwanri
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アルテルナンテラって、どんな植物?

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科名

科名はヒユ科。 ツルノゲイトウ属(アルテルナンテラ属)。

学名

Alternanthera ficoidea。 原産地は熱帯アメリカや、インド、ブラジルなど。

別名

テランセラ、アキランサスと呼ばれています。 園芸店などでは流通名としてレッドフラッシュ、アカバセンニチコウと呼ばれることもあります。

分類

常緑亜低木で「多年草」「一年草」の扱いになります。

草丈、開花期

アルテルナンテラは種類によって大きさや開花時期が違います。 背丈が10~20cmのものから10~100cmのものまであります。 開花時期は10月~11月頃で、種類によって異なりますが、気温が下がると開花します。

アルテルナンテラの育て方1、植え付け

1-1、植え付け、植え替えは暖かい時期に

植え付けは6月頃からできますが、暖かい地方なら5月から植えることが出来ます。 苗で購入したものは根を痛めないように気をつけながら植え付けを行いましょう。 元々は暑い地域で育つ植物なので寒さには弱いです。 室内に入れて冬越しさせることもできますが、外での冬越しは難しいので一年草扱いになります。 室内で成長した苗が大きくなりすぎたら、6月~8月の気温が上がる時期に植え替えましょう。

1-2、水はけに気をつける

植え付けで特別こだわらなくてはいけない土はありませんので、園芸店などで売られている花用の培養土でも大丈夫ですし、しっかりと育てることができます。 ひとつ気をつけたいのは、水はけの良い土を選ぶこと。 水やりにも影響しますので、重めの土を使う場合は軽石で調整してください。

育て方2・お手入れ方法と増やし方


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2-1、肥料

葉の色が悪くなることがあるので、肥料の与えすぎには注意してください。 植えるときに粒状の肥料を土に混ぜるか、月に1度置き肥をするだけで十分です。

2-2、水やり

水やりはプランターで育てている場合は土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えてください。 地植えは雨水だけでも大丈夫ですが、真夏の乾燥している時期は様子を見ながら水やりをしてくださいね。

2-3、切り戻し・剪定

伸びすぎて形が崩れてきたら剪定してください。 切り戻すと枝分かれをするので茎の数が増えます。 アルテルナンテラ・ポリゲンス(千日小坊)のような草丈があるものは、暖かくなると成長が早いので伸びすぎて姿が乱れることがあります。 それほど気にならなければ、何度か切り戻しをして草丈を低く抑えながら育てることもできますが、あまりにも伸びすぎの状態でしたら、8月に好みの高さまで切り戻してください。 9月を過ぎて切り戻すと花が咲いている時期が短くなりますので気をつけてくださいね。

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2-4、挿し木

春から夏の成長する時期なら根が付きやすくなるので挿し木をすることができます。 3節ほどの長さに茎を切り取ります。 下に付いている葉を取り水揚げをしたら、挿し木用の土に挿しておきましょう。 水を切らさないように気をつけながら、明るい日陰で管理します。 アルテルナンテラは、肥料も水もそれほど気にすることなく育てられるので、初心者さんには扱いやすい植物なのが嬉しいですね。 次は美しく育てるための管理ポイントをご紹介します!

アルテルナンテラ3つの管理ポイント

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ポイント1、日当たりの差で葉の色の美しさが変わる

暑さに強く、お日様が大好きなアルテルナンテラは、日当たりが良く風通しの良い場所で育てると特徴的な葉の色が美しくなります。 寄せ植えにカラーリーフとして使えば見栄えもとてもよくなります。 ただ、どうしても半日陰になる場所にしか植えられない(置けない)ということもありますよね。 アルテルナンテラは半日陰でも育てることが出来ますが、やはり葉の色が気になります。 お庭やプランターで紅葉していく様子を見るのも楽しみですが、すでに色づいている苗を購入するのもひとつの方法です。 秋になると色づいた苗が出回り始めるので探してみてはいかかでしょう。

ポイント2、病害虫について気をつけたいこと

水はけ、風通しの良い場所に置けば、特に深刻な病気になることもなく、病害虫はほとんど発生しませんが、アルテルナンテラは種類が多いので、まれに虫が付きやすいタイプもあります。 アルテルナンテラ・フィコイデア ”セッシリスアルバ”は、ハダニの一種であるアカダニが発生しやすく、葉の裏に付いて植物を弱らせます。 乾燥させすぎるとハダニが発生しやすくなるので注意が必要です。 成長期には葉にもたっぷり水を与えて虫が付きにくい環境にしましょう。

ポイント3、冬越しの注意点

暑さには強いアルテルナンテラですが、寒さにはとても弱い植物です。 初冬には枯れ始めるので、室内で冬越しさせる場合はなるべく早く堀上げるようにしましょう。 霜が降りない地域では越冬できることもあるようですが、室内に入れる方が安全です。 日の当たる場所に置いてお部屋の中で紅葉を楽しむのも素敵ですね。


アルテルナンテラの特徴

紅葉の美しさ

アルテルナンテラの一番の特徴はなんといっても美しく変化する葉の色が特徴的でしょう。 お庭のアクセントとして、寄せ植えのカラーリーフとして華やかに演出してくれます。 ほとんどのアルテルナンテラはとても小さな花しか咲かないので(それはそれでとても可愛らしい)、観賞するのは色づく葉色になります。 気温が下がると緑から赤へと変化し、黄色や紫などに変わるタイプもあります。

葉の形と茂り方

種類にもよりますが、葉の形は楕円形から細長いタイプがあり、葉の縁がやや縮れているものもあります。 茂り方は横に広がるものから、こんもりと成長するものがありますので、植える場所や寄せ植えのデザインに合わせて選ぶといいですね。

アルテルナンテラ7品種をご紹介します!

アルテルナンテラの品種

アルテルナンテラは品種が多く、ややこしい名前のものも多いですが、お庭の彩りに、寄せ植えのカラーリーフとして、オールマイティに使うことができる便利な植物です。 個性豊かで季節によって紅葉が楽しめる品種がたくさんありますので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。 手に入れやすいアルテルナンテラをいくつかご紹介させていただきます。

1,アルテルナンテラ・マーブルクイーン

名前のとおりマーブルのように緑や黄色が混ざり合い、シックな色合いが魅力です。 気温が低くなると美しい赤色に変化します。 ほふく性で草丈は10㎝~20㎝程です。

2,アルテルナンテラ・セッシリスアルバ

純白の葉がウェーブしているので、花びらのように見えます。 白い葉は成長すると緑色に変化していきます。 繊細な見た目からなのか、エンゼルレースという名前で販売されることもあります。

3、アルテルナンテラ・デンタタ(赤葉千日紅)

やや幅広の葉は秋になると鮮やかな赤から紫色に変化します。 ポンポンと丸い小さな花を付けている姿はとても愛らしいです。 別名はレッドフラッシュとも呼ばれています。 草丈は45㎝~50㎝程になります。

4、アルテルナンテラ・パーティータイム


緑の葉に鮮やかなピンク色の斑が入っています。 明るい印象なのでお庭でもプランターでも賑やかに演出してくれそうです。 観葉植物としても楽しめます。 草丈は20㎝~40㎝程です。

5、アルテルナンテラ・ポリゴノイデス

葉の形は細長く、ほふく性です。 赤紫(または銅色)が渋く、寄せ植えのニュアンスカラーとして使うと素敵に映えそうです。 葉の色は渋くて格好いいですが、葉の根元に1㎝ほどの白い小さな花を付けている姿は可愛らしいです。 草丈は20㎝程度です。

6、アルテルナンテラ・フィコイデア(テンセラ)

生育旺盛なタイプなので花壇の彩りとして植えられることが多いです。 秋には赤や黄色に色づきます。 草丈は10㎝~20㎝です。

7、アルテルナンテラ・ポリゲンス(千日小坊)

葉を観賞するアルテルナンテラは多いですが、ポリゲンスは花を楽しむことができます。 赤紫色の小さな花をポンポン咲かせる姿は愛らしく、切り花としても使えます。 草丈は60㎝~80㎝程。 10月頃から咲き始めます。

まとめ

育てやすく変化を楽しめるアルテルナンテラ

最近、カラーリーフの人気が高まっています。 土を選ばず、水や肥料もそれほど気にすることがないアルテルナンテラは、ガーデニング初心者さんにおすすめの植物です。 まだ寄せ植えをする自信がないという方は、お庭に植えるだけでも十分に楽しむことができます。 生育旺盛なほふく性のアルテルナンテラでしたら、すぐに増えてお庭を彩ってくれますよ。 美しく色づく時期を楽しみたいですね。