花言葉も愛くるしいベビーサンローズの特徴
ベビーサンローズはアプテニア属の多肉植物
近年人気の多肉植物は、他の草花からは想像もできない姿を持つ種類がたくさんあります。あるものは幾何学的な形をしていたり、またあるものは植物というよりまるでオブジェのようだったり、その形態は様々で、ほかの草花ではできない、個性的な植え方を楽しめるのが大きな魅力であり特徴でもあります。そんな多肉植物の種類の中でベビーサンローズは、マツバギクに近い仲間のアプテニア属の多肉植物の1種です。多肉植物の中では特徴的な形をしている種類ではありませんが、性質はしっかりと多肉植物です。
別名はアプテニアやハナツルクサという
アプテニア属のベビーサンローズは、別名では属名のアプテニアとかハナツルクサ(花蔓草)と呼ばれています。学名はAptenia cordifoliaと表記。ベビーサンローズという呼び名は英名であり、それが親しまれてベビーサンローズと呼ばれるのが一般的になりました。原産国は南アフリカで、多肉植物らしく乾燥に強く、比較的耐寒性もあり、這って伸びる性質があります。
様々な楽しみ方ができる多肉植物
寒さに強く這う性質があるので、通路の土が見えないように庭や通路のグランドカバーに用いられたり、吊り鉢などの寄せ植えに利用されます。またほかの多肉植物と一緒に寄せ植えや、単独に鉢植えにしてベビーサンローズの愛らしい葉を楽しんでいる方も大勢です。
花言葉も愛くるしいベビーサンローズの種類
葉の種類は2種類
一般的なベビーサンローズの葉は、艶のある緑色の肉厚の葉を持つ常緑性の種類と、同じ常緑性の葉でも白い斑入りの種類のベビーサンローズがあります。緑の葉の種類は地面を這うように伸びていき、寒さにも強い性質なので、庭のグランドカバーや、ハンキングや、段差のある場所に植えて垂れ下がるように飾ると、特徴を生かした楽しみ方ができます。
斑入りの葉の種類は葉が紅葉する!
ベビーサンローズで斑入りの葉を持つ種類は、緑の葉の種類よりも葉の厚さが薄く、這う性質ではありません。直立に伸びていくタイプです。この種類は気温が低くなり晩秋を迎える時期になると、葉の白い部分がピンクに紅葉するのが魅力的です。このタイプは地植えにするよりも鉢に植えて楽しんだり、多肉植物の寄せ植えに使い楽しまれています。ただ緑の肉厚の葉を持つタイプと同様に、寒さには強いので、強い霜が降りるような地域でなければ、外で管理するのでも問題はありません。
花言葉も愛くるしいベビーサンローズの開花時期
ベビーサンローズは、葉の先に葉に隠れるように直径1.5cm程の大きさの鮮やかなピンク色の花を咲かせます。緑の葉の種類も、斑入りの種類も、マツバギクやデージーを思わせるような形の花を咲かせます。開花の時期は5月から10月。真夏の8月は花付きが悪く、あまり花を咲かせません。マツバギクなどのように次から次へと花が咲くわけではなく、ポツンポツンと咲く可愛らしい花を観賞できます。
園芸品種には黄色い花色もある
基本的にはベビーサンローズの花の色は濃い鮮やかなピンク色ですが、園芸品種には黄色い花を咲かせる種類もあります。ただ黄色い花を咲かせる種類はとても珍しく、一般の園芸店で見かけることは、ほとんどありません。葉は緑色の種類と同じような肉厚の緑一色の葉で、這って伸びる性質です。ちなみに市場ではピンク色の花を咲かせる緑色のベビーサンローズは「サニーローズ」、黄色い花を咲かせるものは「サニーレモン」、そして班入りの葉のものは「バリエガータ」という名称で売られています。
ベビーサンローズの花言葉とその由来
花言葉は「愛」と「淡い恋」
葉に隠れるように花を咲かるベビーサンローズの花言葉は「愛」と「淡い恋」という花言葉をシンボルとして付けられています。花言葉は国や地方によってその花の持つイメージが違い、由来については根拠に乏しいものもあります。ベビーサンローズの花言葉の由来も、残念ながらその根拠ははっきりとはわかっていません。
「愛」という花言葉の由来は
由来の根拠はさなかではありませんが、「愛」という花言葉の由来の1説には、ベビーサンローズの花の代表的な色がピンクであることが由来していると言われています。ピンクは愛情や優しさ、そして幸福をイメージする代表的な色。ベビーサンローズの花の色が由来してこんな花言葉が付いているのだと言われています。
「淡い恋」という花言葉の由来は
ベビーサンローズの花言葉の「淡い恋」という言葉の由来は、葉の色とは反対色のピンクの花を葉に隠れてポツンそしてまたポツンと咲かせるそんな花姿が由来したという1説があります。遠い昔のことだけれど、今も心のどこかに引き継がれる淡い恋心のような見た目の印象をシンボルとした言葉です。どこか切ない思いですが、色鮮やかに残る昔の忘れられない小さな思いが、ベビーサンローズの鮮やかなピンク色の小さな花に印象付けられたのでしょう。
ベビーサンローズの誕生花は7月19日
さて花を贈るときには花言葉も重要ですが、誕生日にその日の誕生花を贈るのも素敵なプレゼントになります。誕生花というのは、生まれた日にちなんだ花のこと。古来から植物には神秘的な力が宿るとされており、それを暦に関係づけたものを誕生花と言っています。
誕生花の起源などの根拠は不明
誕生花の起源やだれが決めたのかは、残念ながら根拠に乏しいのですが、草木や花はその日にちなんだ日に花が決められています。また誕生花の由来も国や地域によって諸説があり、「この花はこの日」と割り当てた理由はまちまちです。しかしその日に選ばれた花は何らかの神秘的な力をその日に発揮してくれると伝承されています。今回ご紹介しているベビーサンローズの誕生花は7月19日。この日にお誕生日を迎える方にベビーサンローズの鉢植えや寄せ植えを贈るのも素敵なプレゼントになることでしょう。
ベビーサンローズの上手な育て方
乾燥がちに育てる
多肉植物の1種であるベビーサンローズは、葉や茎にたくさん水を貯える機能を持っているので、乾燥には強い植物です。そのため少しくらい水やりを忘れてしまっても、枯れることはありません。どちらかというと乾燥がちに育てるのが上手な育て方で、水やりは土の表面が1/3くらいまで完全に乾いたらたっぷり施してあげてください。目安は10日に1回くらいです。夏場は夜、水やりするのがおすすめです。
冬場は休眠しているので水やりはしない
ベビーサンローズは夏に生長する夏型の多肉植物です。冬場は休眠しているので、冬は水やりを控えてください。生育を休む休眠期間は、水やりは月に1回程度。そして冬に水を施すときは、お天気の良い日の昼間に施してください。また夏場でも地植えしているものや、外で管理している鉢植えは、梅雨の季節など雨天が続き高温多湿になる時期は、根腐れしてしまうので水は与えません。
陽のあたる場所で管理する
多肉植物であるので乾燥には強いですが、過湿には弱い性質です。ベビーサンローズは日当たりがよく風通しの良い場所で管理しましょう。特に冬の時期は日照不足にならないように気を付けなければなりません。グランドカバーとして地植えする場合も日当たりの良い場所がおすすめです。鉢植えのものは冬の時期は日当たりの良い窓辺に移動して管理してください。ただし真夏は直射日光に当たると葉が痛んでしまいます。その時期は鉢植えは直射日光に当たらない場所に移動させるか、よしずなどで直射日光から保護して管理ください。
切り戻してさし穂して増やす
ベビーサンローズは生育旺盛な性質で、生長期にはどんどん草丈も伸びます。また茎が伸びると株元の葉が落ち、茎だけ目立つようになります。垂れ下がるように飾った場合は好みの長さで構いませんが、斑入りの種類は茎が長くなったなと感じたら、茎の2/3くらいを残し、切り戻します。カットしたものは4~5日、風通しの良い日陰で乾かしてからさし穂すると、増やすことができます。切り戻しの最適な時期は3月から4月です。
ベビーサンローズを育ててみよう
別名では、属名と同じ「アプテニア」と呼ばれる多肉植物の1種であるベビーサンローズの花言葉は、花色のイメージから「愛」、そして葉に隠れて鮮やかな小さな花をポツンポツンと咲かせるベビーサンローズの見た目の印象から「淡い恋」という言葉で象徴されています。大変育てやすく管理しやすいベビーサンローズ。あなたも育ててみませんか。
多肉植物についてもっと知りたい方はこちらもチェック!
当サイト「暮らしーの」ではベビーサンローズをはじめ、多肉植物の情報を他にもまとめています。今回ご紹介したベビーサンローズの育て方や、初心者でも育てやすい多肉植物、また花が咲く多肉植物など、多肉植物の情報をもっと知りたい方はこちらもチェックしてみてください。

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