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【連載】プチツーリングとは?近場で気軽にバイク旅を楽しむ方法!

恥ずかしながら私はプチツーリングが下手くそです。時間や距離といった「量」に制約があるからです。しかし、手軽に楽しめるプチツーリングには最寄りのスーパーで買えるお菓子に似たおいしさがあります。県内で手軽にプチツーリングを楽しみたいバイク乗りさん、必見です。
2020年8月28日
hosokawa_taka
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プチツーリングのすすめ:はじめに

私は甘いものが大好きで、記事を書くときはチョコ系のお菓子を食べています。舌触りが滑らかなロッテのガーナ、コーヒーに合う名糖のアルファベットチョコ、お子様向けの甘さが元気をくれるカバヤも好き。今日はハーシーズのチョコチップクッキーを食べながら記事を書いています。どうも!暮らし~のでライターをしておりますhosokawa_takaです。

作業の合間に楽しめる個包装のお菓子

最近は個包装されたお菓子が増えました。少しずつ食べられますし、常に開封したての風味を楽しめます。プチツーリングのお供に少しだけお菓子を持って行きたいときにも便利。食べ応えがあるロールケーキを一本丸ごとツーリングへ持って行きたいのが本心ですが、バイクに積載するとフワフワ感が潰れます。

プチツーリングとは?を考える

では本題!ここではプチツーリングについて考えます。プチツーリングを楽しめてこそエキスパートライダーです。プチツーリングとは?距離は?そんな基本的なことも記していきますね。なおこの記事は2020年5月20日現在の私の心境をもとに作成しますことをご了承ください。

プチツーリングとは?時間

プチツーリングとは生活のリズムを崩すことなく楽しむツーリングです。不意に時間を持て余すことってありますよね?たまたま早く目が覚めてしまった…お昼からの用事がキャンセルになった…そんな合間時間を利用したツーリングがプチツーリングです。

プチツーリングは時間重視!

プチツーリングの所要時間はおおむね半日だといわれています。朝食から昼食まで、朝食から夕食まで、9時に出発して昼食をはさんで15時帰宅などのパターンがあります。いずれにしても、次の予定に影響しないように心掛けなければなりません。

道草ツーリングもプチツーリング

バイク通勤の途中でする道草もプチツーリングに含めるべきです。仕事で絡まった神経をほぐしてくれますし、職場でイヤなことがあっても家庭に持ち込まずに済みます。楽しい週末を迎えるために気分をリセット!そんなプチツーリングも大いにありです。

プチツーリングとは?距離


プチツーリングの距離は定義しにくいのが実情です。ツーリングでの走行距離は「法定速度×1/2×所要時間」で計算できますが、一般道のプチツーリングで4時間120km…6時間180km…うーん、なかなかの距離。これはバイクに乗っている時間だけを計算しているのが原因です。

プチツーリングは距離より精神世界

日帰りツーリングや宿泊ツーリングと比べ、プチツーリングでは目的地で滞在する時間の割合が多くなります。バイクに乗ることだけが目的なら先述の計算で距離を求められますが、プチツーリングの満足度を上げるためには目的地で感じる「何か」が重要だからです。

帰宅時間に合わせて距離を調節する

プチツーリングは距離よりも帰宅時間を重視するのが賢明です。生活の合間時間を利用したプチツーリングはケツカッチン。帰宅時間に合わせて、途中で距離を調整しながらツーリングを楽しむべきだといえます。距離は短めにし、目的地での滞在時間で帰宅時間を調整するのがベストです。

プチツーリングの持ち物

プチツーリングの持ち物はバイクに乗るために必要なものがあれば十分です。バイクの書類、免許証、財布、スマホなど、ツーリングで最低限必要とされる持ち物だけで散歩気分を楽しむのがプチツーリングだといえます。しかし…アウトドアマガジンの暮らし~のでそんな答えを出すと鬼ディレクターからお叱りを受けそう…。

デジカメに自分の心境を映そう!

私がプチツーリングで必ず持って行くのはコンパクトなデジカメです。銀塩カメラ時代は光遊びをするために一眼レフも持ち物に入れていましたが、ツーリング先で撮影するのはスナップショットが多いため、取り出しやすいコンパクトなカメラのほうが便利です。

スマホのカメラアプリもいいけれど…

スマホのカメラアプリも捨てたものではありません。撮影シーンに合わせてモードを切り替えれば描写はなかなかのもの。しかし、スマホのカメラアプリは起動に時間がかかり、撮りたいという気持ちを興ざめさせてしまうのが難点。スマホのレンズは逆光撮影や望遠撮影(光学ズームではないため実際は拡大ズーム)も苦手です。

プチツーリングの目的地

週末の予定が半日だけ空いていたら、日帰りツーリング並みにプチツーリングの準備をするのもありです。プチツーリングのキーワードは合間時間!合間時間で訪れられる目的地を探してみましょう。新しい発見は新鮮さと達成感につながり、プチツーリングを楽しいものにしてくれます。

グルメスポットはプチツーリングの目的地に最適!

週末のプチツーリングで目的地にしやすいのはカフェやラーメン店などです。持ち物を準備する必要がありませんので手軽に出かけられます。目的地が明確ですと「ツーリング先で何かをした」という満足感を得やすいですね。県内のシュークリームを制覇!というような目標を立てると、週末の合間に行くプチツーリングで目的地を探しやすくなります。

○○探しのプチツーリングもあり!


週末のプチツーリングで目的地を設定するのが苦手なら、散策をテーマにするのも楽しいですね。未踏の狭路を散策する…穴場の展望スポットを探す…など、事前に目的地を決めずに現地で探すのもあり!週末に混み合うツーリングスポットが苦手なら、グーグルマップの航空写真で緑が濃いエリアを目指してみましょう。

プチツーリングで定点観測

定点観測的なプチツーリングもありです。お気に入りの場所へ通うプチツーリングは絡まった神経をほぐしてくれますし、長く通い続けると季節の移ろいを楽しめます。先述した開拓系プチツーリングは定点観測系プチツーリングの目的地を探すためにあると考えてもOKです。

私が通っているプチツーリングの目的地

私が定点観測的なプチツーリングで通っているのは、海なし県の奈良にいながら海が見える展望台です。空気が澄み切った冬限定ですが、生駒山地と金剛山地の合間からキラキラ光る海が見えます。場所は…ネット上で情報が広がって人が増えると困るので教えません。

プチツーリングの目的地って必要?

もう一つ、結婚して奈良市内に引っ越してからはすっかり足が遠のいていますが、週末のプチツーリングにとある喫茶店を目的地にしていた時代もあります。ルート上に走って楽しいワインディングロードがあるわけでもなく、絶景があるわけでもなく、喫茶店へ行くだけのプチツーリング。ではツーリングっていったい何?

プチツーリングをバイク旅へ昇華する!

20代の頃、私は週末の度にキャンプツーリングをしていました。金曜日の夜中に出発して日曜日の遅くに帰宅することが多かったですね。そんなキャンプツーリングは思いのほか満足感が高く、特別に何かをしなくても楽しめました。より遠く!より長く!私はそれがツーリングだと思っていたのです。

ツーリングがバイク旅になる瞬間

鹿児島県佐多岬から北海道宗谷岬を目指したロングツーリングの途中でのことです。距離や時間がツーリングの楽しさを決定づけるものではないことに気付きました。ツーリングがバイク旅になった瞬間です。ツーリングで大切なのは過程で感じる「何か」。その「何か」はバイク乗りによって違います。

自分の中を旅する

私の場合、「自分の中を旅する」という要素がツーリングをバイク旅へと昇華させる傾向にあります。「自分の中を旅する」とは、ツーリング先で出会う外部的な刺激ではなく、私の内面で発生する「自分探し」。時間や距離といった「量」は無関係です。

プチツーリングを楽しめてこそエキスパート

ツーリングの時間や距離といった「量」を増やせば、ツーリングは簡単に楽しくなります。しかし、プチツーリングは時間や距離が限定されているので満足感を得にくいですね。そんなこともあってか、私はキャンプツーリング歴が26年もあるのにプチツーリングは初心者レベル。エキスパートライダーへの道はまだまだ続きます。


通常のツーリングはロールケーキ

私の大好物はケンテル(大阪市生野区)のロールケーキです。妻の甥っ子が遊びに来るときに手土産として持ってきてくれます。フワフワの生地とクリームは短歌を一首歌いたくなるほどのおいしさ。満足感は日帰りツーリングやキャンプツーリング並みです。

プチツーリングは個包装されたお菓子

一方、プチツーリングは最寄りのスーパーでも買える個包装されたお菓子。手軽でありながらおいしく、いつでも新鮮な風味を楽しめます。記事を書く合間でもつまみやすいですね。暮らし~のの鬼ディレクターから修正パンチを食らっても、その甘さが心を癒してくれます。

プチツーリングのすすめ:まとめ

プチツーリングとは生活の合間時間を利用して気軽に楽しめるツーリングです。予定を立てたり、持ち物を準備したりする必要もありません。その反面、時間や距離といった「量」が少なく、満足感を得にくいのが実情。地味でささやかなプチツーリングを楽しむ術を会得してこそ、エキスパートライダーと呼ぶべきではないでしょうか。

ツーリングが気になる人はこちらをチェック!

ここ最近に記したキャンプツーリングに関する連載記事をチェックしてください。手軽に出かけられるプチツーリングに反して、キャンプツーリングは簡単に満足感を得られます。持ち物の準備が大変なものの、外部からの刺激が多く、人や絶景との出会いも多いですね。一人テントの中で過ごす夜に自分について考えると、キャンプツーリングはバイク旅へと昇華します。