はじめに
おいしいニラを使って
生命力が強くて滋養効果のある栄養が豊富に含まれているニラですが、そんなおいしいニラは5月から旬を迎えます。ニラと言えばニラレバ・ニラ玉がお馴染みですが、我が家ではニラと言えばチヂミがニラ料理の筆頭に挙がります。
秘伝のレシピを紹介!
妻と結婚して15年くらいになりますが、その間に妻と一緒に研究を重ねて作った我が家秘伝のおいしいチヂミの作り方を紹介します。最高においしいタレの作り方やニラの旬とニラに含まれる健康に効果のある栄養素を解説します。間も無く梅雨入りしますが、梅雨入りに備えて力を蓄えるため、ニラのチヂミを作って食べてみてください!
今週も安上がり
節約を意識していないが
先週は食費を節約するために鯛アラを使ったレシピを紹介しました。今週もいつもと同じように買い出しに出掛けましたが、特に節約を意識することなく食材探しをしていました。パンチが効いた食事を作りたいと考えてニラが目に止まり久しぶりにチヂミを作ろうと思った次第です。
エビも入れよう!
ニラだけのチヂミも大変おいしいのですが、お好み焼きと同じく好きな食材を入れるともっとおいしくなります。今回は次男が好きなエビを刻んで入れてみましたが、アレンジして好きな肉や魚介類を入れてもおいしくできます!いろいろと試してみてください!
ホットプレートでも◎
今回はキッチンでフライパンを使って調理しましたが、食卓にホットプレートを出してお好み焼き・たこ焼きパーティーならぬチヂミパーティーをしてみても楽しく料理することができます。作り方のコツはフライパン、ホットプレートともに変わりませんのでワイワイと言いながら作ってみてもいいかもしれません。
ニラの旬と栄養
ニラの旬
ニラは価格も安く、1年中スーパーの店頭に並んでいるので旬がない野菜と感じてしまったり、スタミナ料理の印象があるので夏に旬を迎えると感じてしまいがちですが、ニラの旬は春から夏にかけてとなります。ニラは生命力が強いので1つの株から複数回、収穫できますが、もっともおいしいのは収穫しはじめの春のニラが葉も柔らかく独特の香りも強いものとなっています。
ニラの栄養
ニラは独特の香りがあり、食欲を増進させてくれる野菜です。香りの元である成分は「アリシン」となります。アリシン以外にもビタミンや葉酸をバランスよく含んでいる野菜となりますので積極的に食事メニューに取り入れてみてください。
ニラの栄養①アリシン
アリシンは殺菌作用と抗酸化作用を持ち、疲労回復・スタミナアップに効果がある栄養素です。健康効果が幅広くアンチエイジングや生活習慣病予防、血流改善効果などが見込まれます。アリシンは細胞を切ることで発生し、油で調理することで維持することができますので、刻んでから油で調理するチヂミはアリシンの摂取にふさわしい料理と言えます。
ニラの栄養②ビタミン・葉酸
ニラにはアリシン以外にもビタミン・葉酸がバランスよく含まれています。特にビタミンCと葉酸が豊富でビタミンCにはコラーゲンを生成する働きがあり、美肌効果があります。葉酸は赤血球の生成と妊娠している人には胎児の成長に重要な役割を果たす栄養素となっています。
秘伝のチヂミレシピ
チヂミの材料
秘伝のチヂミの材料はニラ・1本:小麦粉・100g:片栗粉・100g:水・200ml:しょうゆ・小さじ1:みそ・小さじ・1:エビ・3尾です。
チヂミの作り方
チヂミはニラを切って粉と混ぜて焼くだけですが、おいしく作るためにはそれぞれに調理のコツがあります。調理のコツと手順を併せて解説していきます。
チヂミの作り方①
ニラをサッと水洗いし、2cmから3cmの大きさにカットします。
エビは殻を剥いて細かく切ります。背ワタを取ると食感が良くなりますが、取っても取らなくても大丈夫です。ちなみに今回は背ワタは取っていません。
チヂミの作り方②
ボウルに小麦粉と片栗粉を先に合わせてからダマにならないように少しずつ水を足して混ぜ合わせます。粉と水が混ぜ合わさったところへしょうゆとみそを溶かしてからさらに刻んだニラを混ぜます。
チヂミの作り方③
フライパンを中火に掛けて温めてからくっつかないように油を回します。この分量の作り方は比較的粘度が強い生地なのでゆっくりと流し入れることで上手く丸い形に焼くことができます。
片面に焼き色がつくまでじっくりと中火で焼きます。早く焼きたいからと強火にすると焦げ付いてしまいますので中火以下の火加減で焼くようにしましょう。エビを入れる時は裏返す前に生地に乗せてから裏返しましょう。
焼き色がついたら裏返して反対側もじっくりと焼きます。ここから2度ほど裏・表返しを繰り返して満遍なく焼き色がつくように焼いていきます。
秘伝のチヂミ完成!
チヂミ全体に満遍なくこんがりとした焼き色がつけば秘伝のチヂミの完成です!一口サイズに切り分けておいしくいただきましょう。
作り方のコツまとめ
難しいことはなにもしていませんが、生地作りをするときは先にペースト状になるように混ぜ合わせることと火加減を強くしすぎないこと、表・裏返しを複数回繰り返すことがカリカリのチヂミを作るコツです。
チヂミのタレの作り方
チヂミができたらタレも作ろう!
そのまま食べても、ポン酢で食べてもおいしく食べることができますが、おいしいチヂミのタレの配合を紹介します。
チヂミのタレの材料
チヂミのタレの材料はしょうゆ・大さじ1:寿司酢・大さじ1:ごま油・小さじ1:刻みネギ・適量です。
チヂミのタレの作り方
チヂミのタレの作り方は至ってシンプルです。上記の材料を泡立て器で攪拌しながら合わせて行くだけです。味見をしながら砂糖を加えてみたり、しょうゆを増やしたりとお好みの味に調整してみてください!
お好みでコチュジャンを
材料には乗せませんでしたが、コチュジャンがチヂミには良く合います。お好みで足してみてください。
家時間を楽しむ
出掛けなくても
本当は山にキャンプにといろいろ出掛けたいところですが、なかなか世の状況を鑑みるともう少し家の中での時間を工夫して楽しむ必要があります。家の中で楽しむにはまずおいしいものをいっぱい作って食べることだと思います。
高級食材じゃなくても
おいしいものをいっぱい食べると言っても何も高級食材である必要はありません。必要なのは工夫と楽しもうという心意気が大切です。ホットプレート料理や調理実習と言いながらみんなで楽しく作るとまず気持ちが楽しくなります。気持ちが楽しいと必然と料理もおいしくなりますので、まずは工夫と気持ちを大事にいろいろ挑戦してみてください。
他にも
食以外にも楽しむ工夫はたくさんあります。ベランダにタープやテントを出したり、ガーデニングをし始めるのにも植物を植え付けするのに最適な時期でもあります。普段できなかったことをやり始めるのにいいチャンスだと考えると今の時間も無駄なく快適に過ごすことができます。
我が家では
ここ数年忙しくてできていなかった梅酒・梅シロップ作りをしようかと検討中です。皆さんもこれまでやれていなかった・挑戦できなかったことをする時間がある機会と思ってチャレンジしてみましょう!作り始めたら作り方をまた記事にしてみようと思います。
まとめ
誰でも簡単!おいしいチヂミを作ろう!
チヂミは上手に焼けないと諦めてしまいますが、ポイントを押さえて調理すると誰でも簡単にパリッとした食感のチヂミを作ることができます。おいしくて、健康効果のある栄養を豊富に含んだチヂミをぜひ家庭で作って食卓のメニューに取り入れてみてください!
料理が気になる方はこちらもチェック!
当サイトでは秘伝のチヂミレシピ以外にも料理に関することを取り扱った記事を多数掲載しています。気になる方はチェックしてみてください!
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