サツキってどんな植物?特徴からツツジとの見分け方、育て方のポイントまでご紹介!のイメージ

サツキってどんな植物?特徴からツツジとの見分け方、育て方のポイントまでご紹介!

園芸低木樹として人気が高いサツキ。家に植えようかと考えている方も多いでしょう。サツキといえばよく似た花にツツジがありますが見分けるのが難しいと感じる方も多いのでは?今回はサツキの特徴や種類、ツツジとの見分け方を樹高含め育て方から開花時期までご紹介します。

2020年04月06日更新

佐藤3
佐藤3
ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。
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目次

  1. はじめに
  2. サツキの原産地や特徴
  3. サツキの開花時期は?ツツジとの違い
  4. サツキの仲間・種類
  5. サツキの育て方1.日当たり
  6. サツキの育て方2.土壌
  7. サツキの育て方3.植え方
  8. サツキの育て方4.水やりと肥料
  9. サツキの育て方5.増やし方
  10. まとめ

はじめに

サツキとツツジの違いや水やり等育て方解説

サツキは盆栽として仕立てられたり庭の花として植樹されることも多い日本ではポピュラーな植物です。春先に明るい色合いの花をたくさん咲かせるので公園などに植えられていることも多く1度や2度は目にしたことがあるという方も多いでしょう。今回はこのサツキの原産地や樹高・特徴・よく似た木であるツツジとの違いなどをご紹介しつつ育て方のポイントを解説します。

サツキの原産地や特徴

庭に花の咲く木を植え付けようとしたとき、その植物の手間のかかり具合や樹高など気になりますね。まずはサツキの基本情報をご紹介しましょう。

サツキの基本情報

科・属:ツツジ科ツツジ属
原産地:日本
学名:Rhododendron indicum
樹高と種類:低木の常緑樹

サツキの特徴

サツキの分類を見ていただいてわかることですが、サツキとはツツジの仲間のひとつ。ツツジの品種の中で有名なものという認識で良いでしょう。サツキという名前からピンとくる方もいらっしゃるでしょうが、開花時期からこの名前が付けられているのも大きなわかりやすい特徴です。

サツキの樹高

サツキの歴史は江戸時代までさかのぼり、この時代にはツツジの盆栽ブームメントがあったそうです。その時に野生の品種であるサツキにも目が付けられ園芸品種に改良され現在に至ります。野生種では樹高1.5mもの大きさにまで成長するものもあるものの、ミニ盆栽なら数十センチ。庭木などにも用いられやすいため樹高50cmほどの大きさに剪定され仕立てられるものがほとんどといえるでしょう。

自生するサツキは減少している

サツキは庭に植えたり盆栽に好まれる植物。山に入って自生するものを乱獲され数が減っているともいわれています。サツキを手に入れる場合は自分でそのような自生株を手に入れようとはせず、必ず園芸店で増やして販売しているものを購入し自然の保護にご協力ください。

サツキの開花時期は?ツツジとの違い

サツキとツツジはよく似ていますが、正確にはサツキツツジというツツジの仲間がこの花です。とはいえ開花時期や見た目など初心者でもわかりやすい違いがあるので見分けるのは意外と簡単。ここではツツジとの違いをご紹介します。

サツキの開花時期は5月

サツキといえば鮮やかで元気が出るようなピンクや赤・それによくあう白やそれぞれが混じったものなどをよく見かけますね。その開花時期はこの樹木の名前と深く関係しています。サツキといえば5月のこと(皐月)。開花時期がそのまま名前になった植物です。

ツツジとの開花時期の違い

サツキはツツジ科ツツジ属の植物。花の色や形もよく似ていますがそれもそのはずツツジの仲間の中で開花時期が5月と遅い時期に一斉に咲くものについてサツキと呼ばれたのが起源です。そのためツツジとの違いといえばこの開花時期が大きな特徴。早く咲くのがツツジ、遅れて一斉に咲くのがサツキと考えれば良いでしょう。

サツキの仲間・種類

サツキと一言で片付けてしまえないくらいこの植物にはいろいろな品種があります。その一部で特徴的なものを3種類人気種の中からご紹介しましょう。

人気のサツキの種類1.オオサカズキ

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オオサカズキはサツキの品種の中でも一般的なもの。一重のサツキツツジで花色は赤やピンク。小さな葉に大きな花がたくさん咲くので昔ながらの一重のサツキが好みのファンも多い種類です。

人気のサツキの種類2.ロージー

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最近は庭の花や木も西洋風のものが増え、和風な花木は合わせにくいと考える方も多いでしょう。このロージーは洋風な花を持つ種類です。花色は鮮やかなピンクが代表的。八重で見応えのある花を付けます。

人気のサツキの種類3.真如の月

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白に赤い縁取りが入る姿が特徴的な種類です。また花だけでなく葉も秋から冬にかけて紅葉してその美しさも楽しめるのが人気の理由。

サツキの育て方1.日当たり

サツキツツジの特徴や人気種をご覧いただいたところで、早速その育て方のポイント・コツをご紹介していきましょう。

サツキが好む日当たりは

この植物の置き場所はできるだけ日当たりのよいところが向いています。半日陰のようなところでも栽培することができますが、午前中だけでも日光が当たるところに植え付けてください。鉢で栽培するとしても屋内ではなく戸外に置くのが一般的。庭のないマンションなどでもベランダに鉢植えを置くなどすると良いでしょう。

おすすめの置き場所

1年を通して場所を移動させない庭植えなどの場合であれば、夏の直射日光や冬の風にも注意してあげると良いでしょう。立地的にそのような場所が確保できない場合はよしずや簡易的な囲いなどを設置して対処してあげてください。

サツキの育て方2.土壌

サツキは日本に自生している植物を園芸用に品種改良したものですので、土壌改良をしてあげることで四季の変化や気候・気温などにも適応しやすく簡単に大きく栽培することが可能です。サツキの植え付けに大切な土壌づくりのコツを解説します。

サツキが好む土壌は

サツキの好きな土壌は他の植物とは少し違い酸性を好みます。赤玉土に鹿沼土を7:3で混ぜたものにピートモスなどを加えてあげると良いでしょう。庭土に地植えする場合も苦土石灰で中和する作業は不要です。

サツキのための土壌改良方法

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他の植物に使った培養土などを流用する場合は、酸性の土壌にしてあげるためにおすすめなのはピートモスです。これもpH調整済みのものと無調整のものがあるので、土壌を酸性に傾けたいサツキ用の土に使うなら無調整のものを選んでください。使いすぎると強すぎる場合もあるので割合は鹿沼土よりも少なめの2割程度までにとどめると良いでしょう。

初心者におすすめの培養土

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サツキツツジの他に酸性の土壌を好む植物にブルーベリーがあります。サツキ用の土がなくてもブルーベリー用の土と書いてあるものは流用が可能ですので、こちらで探してみてはいかがでしょうか。軽い酸性に調整されているので、鉢植えならば土はこれだけですぐ植え付けることができます。

サツキの育て方3.植え方

この植物を上手に栽培するためには土壌改良だけでなく水はけのよさや日当たりも重要です。またより根張りをよくするためには時期も選んでおこないましょう。植え付けや植え替え方のコツやポイントをお話します。

土壌改良したら植え付けよう

植物の植え付け時期は大切です。これから成長しようという前にすることでより根が張りやすくなるからです。サツキの場合は春3月の下旬から花が終わった6月頃か秋9-10月が植え付けに向く時期となるでしょう。土壌を酸性にしてから植え付けをはじめましょう。

植え方のコツ・ポイント

植えようとする苗をポットや鉢から取り出し土を1/3ほどくずしてから植え付けます。地植えにする場合は他よりも低くならないよう深植えには注意してください。水はけが悪くなるがです。植えおわったらたっぷりと水やりをして完成です。

サツキの育て方4.水やりと肥料

一度植え付けたらそのあとのお手入れは手間がかからないのがサツキの良さ。ただし根が浅いので乾燥だけは注意してあげてください。特に鉢植えで盆栽などにする場合は土の表面が乾いてしまうだけでも水切れを起こしてしまうでしょう。

サツキの水やりは

サツキの根は比較的浅い場所に広い範囲に伸びようとします。そのため土の表面が乾燥してくると水不足になりやすい植物です。鉢植えの場合は水切れに注意してカラカラに乾かしてしまうことは避けるだけでなく、地植えの場合は土が乾燥しているようなら水やりが必要になるでしょう。

肥料の種類と与え方

Photo byJing

サツキには寒肥というものを与えます。時期は2月。緩効性肥料を株元に施すとともに、開花時期が過ぎたころから夏を除き月1度油かすか緩効性肥料を与えるようにしましょう。

サツキの育て方5.増やし方

サツキにもピンクや赤・白やそれぞれの色が混じったもの・一重や八重と意外とたくさん種類があります。気に入ったものがあったらそれをたくさん増やして何本も欲しいという方もいらっしゃることでしょう。また植え替え時期には増えた株をいくつかに分けてそれぞれ別の鉢や場所に分けて植え付けることもできますよ。

サツキの増やし方は2種類

Photo byvjgalaxy

サツキの株は2種類の方法で増やすことができますが、それぞれできる時期がありいつでも可能というわけではありません。確実に増やしたいという方はひとつのやり方にこだわらず、両方試してみてよりよい方を選んでみてはいかがでしょうか。

増やし方1.挿し木

まず増やし方のひとつめは挿し木です。向いている時期は6月ころ。発根がよい植物であるため、成功率は高く初心者の方にもおすすめの方法。昨年出てきた若い枝を選んで10cmくらい数本用意してください。鹿沼土など挿し木に向く清潔で肥料分のない土に差し、たっぷりと水やりをして日陰で管理します。1ヶ月くらいで根が出てきますので、少しずつ日なたに慣らしていきましょう。

親と同じ色の花を咲かせる

挿し木用の枝によっては親と違う色の花になってしまう場合があります。花が咲いている時に目的の花色の枝に印を付けておきそれを挿し木に使うことで、その花色の株にすることができるでしょう。

増やし方2.株分け

サツキの樹高も高くなり根元でいくつかの株に分かれているのが確認できたなら植え替え時期を狙って株分けをして増やすことができます。掘り起こして土を取り除いてみるとひとつひとつの株がわかりやすいでしょう。根のみでつながっているところはのこぎりなどを用いてバラバラにしてそれぞれ植え替えて育ててください。

自分で増やした株の花色が違う

白と赤・ピンクの混じった花色の株を増やしたのに白だけ赤だけなど単色になってしまうことはよくあることです。サツキは複雑な花色ほどこのようなことが起こりやすいので、斑入りのものを確実にもっと数欲しいと思ったならば信頼できるお店から新しい株を購入するのが一番です。

まとめ

明るい色が初夏を感じさせるサツキ

出典: https://www.photo-ac.com

日本が原産地の鮮やかな色合の花をたくさん作る樹高50cmほどの低木常緑樹がサツキ。その育て方は土壌改良に気をつければ比較的誰でも簡単に栽培することができ水やりなどの手間もかからず初心者向けの庭木といえるでしょう。一斉に咲きそろうその姿は美しく見応えもたっぷり。この記事がサツキを庭に植えたいと考えている方やツツジとの違いを探している方のお役に立てば幸いです。

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