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【連載】旦那めし。手間なし焼くだけ焼きそら豆!

世の中が慌ただしい中、私の身にもこの時期によくなるギックリ腰の予兆の痛みがあり、会社を休みました。それでも私は家族のために買い物に行かなければなりません。すると美味しそうなそら豆を見つけました。そら豆の栄養や美味しい食べ方を紹介します。おつまみにも最適ですよ!
更新: 2021年1月4日
さくらドッグ
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目次

新学期延期

新学期が伸びた

全国的に学校の開始時期がバラバラになっていくなか私が住む兵庫県もゴールデンウィーク明けまで子供たちが自宅にいることになってしまいました。卒業式だけでなく入学式も簡易的なものになってしまいかわいそうですが致し方ありません。そんななか私も季節の変わり目からかギックリ腰になりそうな腰の痛みに襲われてしばらく会社を休む事になってしまいました。

1日も早く日常生活に戻りたい

いろいろなことを考えながら日常生活を送ることがこんなにもめんどくさいとは思いもしませんでした。普段から家庭や子供、仕事と考えながら生きているつもりでしたが、どうにもならないことが増えるのはこんなにも重みが違うということを勉強させてもらいましたのでなんとかここら辺りで子供たちにも日常を取り戻してほしいのと、私もギックリ腰が治って欲しいです。

今週は美味しそうなそら豆を発見!

ギックリ腰の痛みや思い通りにならない時間を考えると愚痴っぽくなってしまいました。それでも美味しそうな食材はないかとスーパーを徘徊していましたが、美味しそうなそら豆を発見しました。そら豆の栄養と今週はおつまみにも最適なそら豆を簡単調理で楽しむことができる焼きそら豆の作り方と焼きそら豆をそのまま活かしたそら豆ご飯の作り方を紹介します!

そら豆の豆知識

産地によって旬が違う

鹿児島県産のそら豆は旬が11月から4月に出回りますが、北に上って千葉や宮城県産のそら豆は5月から7月に旬を迎えて初夏の味として親しまれています。ちなみに今回買ったそら豆は鹿児島県産のものでした。

そら豆の保存方法

そら豆は鞘付きで販売されていることが多くなりますが、もちろんそれには理由があります。そら豆を鞘から取り出した状態にすると外気と触れることになりそら豆自体の鮮度がどんどん下がっていきますので調理する直前、食べる直前まで鞘の状態で保存しておきましょう。

そら豆はシルクロードを通って日本に来た

原産地はアフリカの北部と言われていますが、はっきりとしたことはわかっていないようです。日本にそら豆が入ってきたのは平安時代の頃にまで遡ります。仏教のお坊さんで有名な行基がインドから中国を経て兵庫県で試しに栽培されたと言われています。

そら豆の名前の由来

そら豆の名前の由来はそら豆の鞘が空を向いて育っていくことに由来しています。「空を・向いた・豆」でそら豆と言われるようになっています。

そら豆の栽培方法

自分でも簡単に栽培できる

そら豆は自宅のプランターでも手をかけることなく比較的簡単に栽培することができますので栽培方法を解説します。そら豆の種を植える時期は10月・11月の秋まきの野菜となっています。用意する土は野菜用の培養土を使うと土づくりをする必要がありませんので手軽です。そら豆は根が深く張りますので用意するプランターは深い物を準備しましょう。


発芽させるのが大変

そら豆は発芽率が他の野菜と比べると低くなっていますので、種まきポットに2・3粒ずつ植えるようにしましょう。そら豆は種を植え付ける方向が決まっており、黒い筋がある方を斜め下にして、種を上半分が土から顔を出すように植えてあげましょう。植え付けたあとは水をたっぷりとあげて1週間ほどで発芽します。全てが発芽したら一番状態の良い苗を残して本葉が4枚程に揃うまでポットで育ててください。

プランターへの植え替え

ポットがらプランターへ植え替える時は根を崩さないように取り出して、プランターへ大きめに穴を掘って苗を入れます。周りから土を寄せてポンポンと軽く根元を押さえてあげましょう。水やりはトマトなどと同じように乾燥気味に土が乾いたのを確認してあげるようにしましょう。追肥は2ヶ月に1回を目安に化成肥料を収穫まで施すようにしましょう。

大きくなったら支柱を立てる

そら豆は大きくなると倒れやすくなるので周りに支柱を立てて、紐でぐるりと囲み倒れないように対策をしましょう。そら豆が大きくなるのは嬉しいのですが、実の入りを良くするために太い茎だけを残して余計な枝を切りましょう。また上の方の花は実が入りませんので、大きさが60cm程度まで大きくなったら摘芯して成長を止めます。

そら豆の収穫

そら豆は開花・受粉してから30日から40日後が収穫時期です。空に向いていた鞘が自身の重みで下がってきたら収穫に適した状態となります。収穫する時は手で摘み取るのではなく、はさみで根元を切り取りましょう。

そら豆栽培の注意

そら豆は過湿に弱いので水やりの頻度は控えめにしましょう。病気や虫の発生の元になってしまいます。アブラムシがつきやすくなってしまいますので気をつけましょう。アブラムシはあっという間に広がってしまいますのであまりにも多く付いているのであれば農薬散布も検討しましょう。

ポイントを押さえれば簡単!

発芽率が悪いそら豆ですが、他の野菜ほど気をつける点がなく、苗自体も強いのでプランター栽培初心者におすすめです。買って食べるのとは手を掛けた分だけ美味しさも格別です。今年の秋に挑戦してみませんか?

そら豆の栄養

そら豆の栄養①タンパク質

Photo byRyanMcGuire

そら豆には植物性のタンパク質が豊富に含まれています。動物性タンパク質と異なり脂肪・カロリーを低く抑えながらタンパク質を摂取することができますので、筋トレをしている時のタンパク質の摂取量を増やしたい時に食事にそら豆を取り入れると効果的です。

そら豆の栄養②ビタミンB

そら豆にはビタミンB1・B2・B6を豊富に含んでいます。ビタミンB1は消化に必要な栄養成分、ビタミンB2は体内の粘膜を作る働きをしています。ビタミンB6には体の中のタンパク質をアミノ酸に代謝する働きと幸福成分といわれるセロトニンを生成する働きがある栄養素となっています。


そら豆の栄養③カリウム

そら豆にはカリウムを豊富に含んでおり、カリウムには体内の余分な塩分を体外に排出する役割があります。細胞の浸透圧を調整する役割もあり、生活習慣病や高血圧の改善に効果がある栄養素となっています。

焼きそら豆の作り方

焼きそら豆の材料

そら豆:好きなだけ・塩:適量・醤油:適量

焼きそら豆の作り方①

そら豆を鞘ごと綺麗に洗いましょう。

焼きそら豆の作り方②

フライパンや魚焼きグリルで鞘が焦げ目が出るまで焼きます。目安としては10分程度こんがりと焼きましょう。

完成!塩でも醤油でも合う!おつまみに最適!

お皿に盛り付けて完成です。熱いうちに塩や醤油をつけて食べてください。鞘からそら豆を取り出す時に蒸気が籠もっていますのでやけどしないように気をつけましょう。ビールとの相性もばっちりです!

そら豆はいろいろ楽しめる

そら豆ご飯やかき揚げにも

そら豆は淡白な味わいの野菜となっていますのでいろいろな調理法で楽しむことができます。タンパク質やビタミンB・カリウムを豊富に含んでいますので旬の時期は食卓にいろいろな料理として取り入れてみてください。焼きそら豆だけでは飽きてしまいますので、焼きそら豆をそのまま活かしたそら豆ご飯の作り方を紹介します。

そら豆ご飯の材料

お米1合・焼きそら豆3鞘分・塩ひとつまみ・黒ごま

そら豆ご飯の作り方①ご飯を炊く


お米を研いでいつも通りの分量の水加減で炊きます。炊く前に酒と塩を加えてご飯を炊きます。今回は炊けたご飯があったので焼きそら豆と混ぜました。

そら豆ご飯の作り方②焼きそら豆を混ぜる

ご飯が炊き上がったらそら豆を加えて全体を返すように混ぜ合わせます。

そら豆ご飯の完成!

お好みで塩や黒ごまをふって食べましょう。滋味が深くてとても美味しいですよ!

まとめ

旬のそら豆を食べて元気をチャージしよう!

Photo byRyanMcGuire

旬の食べ物には体を元気にしてくれる栄養素がたくさん含まれています。植物性タンパク質をはじめビタミンBやカリウムを豊富に含んでいますので料理に使ってみてください。おつまみにも最適ですのでお酒が好きな人はぜひ旬のそら豆を食べて元気をチャージしましょう!

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