汎用 360mm リアサスペンション 左右セット
トクトヨ リアサスペンション
Onvian バイク usb電源 2ポート
KIJIMA ハンドルマウントステー(204-071)
Y’S GEAR ワイズギア ハイスクリーン NMAX
YAMAHA(ヤマハ) メーターバイザー
YiYUELED LED ウインカー 14LED 12V汎用
スフィアライト SRAMH4060-02
リアキャリア NMAX
ヤマハ Q5K-YSK-069-P02
KN企画 NMAX155 NMAX125 リアキャリア
タナックス (TANAX)MFK-135
NMAXをツーリング仕様へ:はじめに
ヤマハのNMAXはスタイリッシュなデザインと高い動力性能が人気の125ccスクーターです。通勤や通学などの街乗りでも活躍しますが、出来栄えの良さにツーリングバイクとしても人気があります。ここでは前半でNMAXのスペックを確認し、後半ではロングツーリング仕様に向けた改造やカスタムパーツについて紹介します。
NMAXのモデルチェンジ
ヤマハのNMAXは2016年の3月に販売が開始され、2017年にマイナーチェンジを受けました。2017年のマイナーチェンジは平成28年度排出ガス規制に合わせるためで、大きな変更点はありません。
では本題!NMAXのスペックを確認したのち、ロングツーリング仕様に改造するカスタムパーツを紹介していきます。
NMAXのツーリングスペック:車体サイズ
ヤマハのNMAXを2020年125ccスクーター現行車の平均値と比較すると、車体サイズは大柄だといえます。全長は2番目に長く※、全幅も広めです。全長の長さは直進安定性につながり、全幅の広さはバランスのとりやすさに貢献します。125ccスクーターの中ではロングツーリングにも耐えうる車格だといっていいですね。なお、もっとも全長が長い125ccスクーターはヤマハのトリシティです。
NMAXのスペック比較:車体サイズ
【NMAXのスペック比較:車体サイズ】
ヤマハ NMAX |
125ccスクーター 現行車平均値 |
|
全長 | 1955mm | 1873.8mm |
全幅 | 740mm | 710.0mm |
全高 | 1115mm | 1116.7mm |
※ガソリン車のみで比較
NMAXのツーリングスペック:エンジン
NMAXを2020年125ccスクーター現行車の平均値と比較すると、余裕あるエンジンを搭載していることがわかります。NMAXの水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒エンジンはパワーと燃費性能を両立するブルーコア思想に基づいた設計。6000rpmを境に切り替わる可変バルブ機構が採用されています。時速60キロでのエンジン回転数が低めなので、ロングツーリングでは疲労の軽減と燃費の向上に期待できます。
NMAXのスペック比較:エンジン
【NMAXのスペック比較:エンジン】
ヤマハ NMAX |
125ccスクーター 現行車平均値 |
|
最高速度1 | 97.0km/h | 88.7km/h |
最高速度2 | 93.8km/h | 69.9km/h |
60km/h | 4640rpm (64.0%) |
5085rpm (88.7%) |
※最高速度1:最高出力を発生させるエンジン回転数での理論上の速度
※最高速度2:最大トルクを発生させるエンジン回転数での理論上の速度
※60km/h:60km/hでのエンジン回転数と、最大トルクを発生させるエンジン回転数との割合
※ガソリン車のみで比較
NMAXのツーリングスペック:足回り
NMAXの足回りは排気量以上の剛性を備えているのが魅力です。高速道路走行を想定したNMAX155と同じですので、125ccスクーターとしてはオーバースペックだといえます。スペックシートのフレーム形式はバッグボーンとなっていますが、実質的にはダブルクレードルフレーム。サスペンションの仕様は標準的ですが、プリロード調整ができないリアサスペンションはロングツーリングでデメリットになるので、カスタムの余地があります。
NMAXのスペック:足回り
【NMAXのスペック比較:足回り】
ヤマハ NMAX |
||
フレーム | バックボーン | |
フロ ント |
サス | テレスコピック |
タイヤ | 110/70-13 | |
リア | サス | ユニットスイング プリロード調整不可 |
タイヤ | 130/70-13 |
NMAXのツーリングスペック:街乗り
ヤマハのNMAXと2020年125ccスクーター現行車の平均値を比較すると、街乗り性はまずまずだといっていいですね。車体サイズの割にはシート高が低く、小回りが利くと考えて間違いありません。スペックシートの数値を比較すると車両重量に重い印象を受けますが、これも車体サイズや車体剛性の割には軽量です。ロングツーリングでの路地裏散策や市街地のツーリングスポット巡りに適しています。
NMAXスペック比較:街乗り
【NMAXのスペック比較:街乗り】
ヤマハ NMAX |
125ccスクーター 現行車平均値 |
|
シート高 | 765mm | 758.3mm |
車両重量 | 127kg | 117.3kg |
軸間距離 | 1350mm | 1292.1mm |
最小回転半径 | 2.0m | 2.01m |
※ガソリン車のみで比較
NMAXをロングツーリング仕様へ改造①
足回りのカスタムパーツ
ヤマハのNMAXはグローバルモデルですので、アセアン諸国での過酷な使用状況に合わせた足回りになっています。剛性感の高さはファンライドでメリットを感じられますが、プリロード調整できないサスペンションはロングツーリングで不利。ライダーの体重や荷物の積載量に合わせられるリアサスペンションに換装しましょう。
乗り手がライト級なので微妙ですが、悪い、悪すぎる(笑)街乗りペースでは体がピョンピョンです。(中略)でもコーナーではかなりの安心感があり、トレードオフかと思います。山道向き?
硬めのサス等で路面の荒れた道路では跳ねるので決して乗り心地は良くはないが、サスやタイヤ等の交換で改善されそう。
リアサスペンション
汎用 360mm リアサスペンション 左右セット
リアサスペンションをプリロード調整できるようにするだけなら、お値段勝負するのもありです。こちらの汎用リアサスペンション360mm減衰力調整式タイプとなっています。
トクトヨ リアサスペンション
トクトヨ リアサスペンション
伸び側減衰力調整ができるリアサスペンションも検討してみましょう。リアサスペンションのスプリングが伸びようとする力を調整できますので、乗り味がまろやかになります。減衰力調整ができるリアサスペションはプリロード調整が無段なのが残念。積載量に合わせたプリロード調整を簡易的にできません。
NMAXをロングツーリング仕様へ改造②
スマホを活用するためのカスタムパーツ
NMAXでロングツーリングをするならスマホやタブレットを活用できるように改造する必要があります。スマホやタブレットはロングツーリングでの情報収集で活躍しますし、市街地を通過するのにナビ代わりとしても使えるからです。しかし、NMAXにはスマホやタブレットに充電できるシガーソケットを標準装備していません。
バイク用USB電源
Onvian バイク usb電源 2ポート
NMAXにバイク用USB電源を取り付けて、スマホやタブレットに充電できるように改造しましょう。NMAXのハンドルはカバーで覆われていますので、ハンドルにクランプで取り付けするタイプは不向きです。ステーをミラーに共締めするタイプや、シート下トランクに両面テープで張り付けたりするタイプなどがおすすめ。バッテリーに負担をかけないよう、リレーを経由させると安心です。
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キジマ/ハンドルマウントステー
KIJIMA ハンドルマウントステー(204-071)
スマホをナビ代わりにするなら、キジマのハンドルマウントステーがおすすめです。NMAX専用設計ですのでぴったりフィットします。バーハンドル用のUSB電源を取り付けることも可能です。メーターの視認性を重視するなら、サイドミラーに取り付けるタイプのマウントステーを検討しましょう。
NMAXをロングツーリング仕様へ改造③
走行風を軽減するカスタムパーツ
NMAXをロングツーリング仕様にするならウインドスクリーンのカスタムを検討しましょう。125ccのNMAXは高速道路を走行できないので、ウインドスクリーンの必要性はさほどありませんが、ロングツーリングとなると話は別。走行風を受けないようにするだけで、疲労をかなり軽減できます。
ヤマハ純正ハイスクリーン/NMAX用
Y’S GEAR ワイズギア ハイスクリーン NMAX
ヤマハ純正のハイスクリーンは、NMAX155での高速道路を多用するロングツーリングに向けたカスタムパーツですが、125ccのNMAXにも装着できます。走行風を和らげられるだけでなく、雨やホコリなども防げるのでおすすめです。
ミドルスクリーン
YAMAHA(ヤマハ) メーターバイザー
ハイスクリーンほどの大きさは必要ない、全体のシルエットを崩したくない、そんな場合はヤマハ純正のミドルスクリーンもおすすめのカスタムパーツです。スマホホルダーを走行風から守るのにちょうどいいサイズだといえます。
NMAXをロングツーリング仕様へ改造④
ヘッドライトを補助するカスタムパーツ
NMAXをロングツーリング仕様にするなら補助ライトの追加を検討しましょう。NMAXはヘッドライトの配光が狭く、夜間走行の安全性を指摘するレビューが多めだからです。しかし、NMAXのヘッドライトはLEDが標準で装備されていますので、光量アップできるカスタムパーツがありません。ですので、補助ライトを追加するしか方法がないのです。
街灯がなくカーブの多い山道を通勤で走りますが、夜間のカーブは昼間の半分以下の速度でないといけません。照らす範囲が狭く正面しか光が届いていないので、カーブの先は真っ暗です。
光量は有るがLO/HI共、配光が最低のライト。夜間のコーナリングは恐怖。
増設用ウインカー内蔵LED
YiYUELED LED ウインカー 14LED 12V汎用
NMAX増設用ウインカー内蔵LEDフォグランプは、NMAXのウインカーと交換して補助ライトを増設するカスタムパーツです。NMAXの美しいシルエットを崩すことなく明るさを確保できるのがおすすめポイント。10W+10Wですので補助的だといっていいですね。ハイフラ防止用のウインカーリレーが別途必要になります。
バイク用LEDヘッドライト
スフィアライト SRAMH4060-02
プロテックのバイク用プロジェクターLEDヘッドライトは、ハイ/ローの切り替えもできる汎用の増設ヘッドライトで、単体でも使用できるレベルの明るさがおすすめポイントです。ハイ/ローの切り替えができるということは、上下左右の方向があるということ。取り付けボルトの位置に注意して購入しましょう。ヘッドライトより下に取り付ける必要があります。
NMAXをロングツーリング仕様へ改造⑤
積載性を高めるカスタムパーツ:リアボックス
NMAXをロングツーリング仕様にするためにはリアボックスの追加を検討しましょう。シート下トランクの容量は日帰りツーリングなら十分なものの、荷物が多くなってしまうロングツーリングには小さいですね。また、NMAXのシート下トランクに入らないフルフェイスヘルメットを収納するのにもリアボックスは便利。ロングツーリングで雨が降っても荷物が濡れにくく、荷物の取り出しもしやすいのがリアボックスのおすすめポイントです。
シート下が狭くフルフェイスのヘルメットが入りずらいので、リアボックスつけてます。
リヤボックスを付けても車体のブレが出ません。これも結構重要。
リアキャリア NMAX
リアキャリア NMAX
こちらののNMAX用リアキャリアはリアボックスの追加を想定した仕様になっています。直接荷物を積載する場合は積載重量が3kgなのですが、ヤマハ純正のリアボックスを装着すれば、リアボックスに定められた重さまで荷物を積載できます。
ヤマハ純正リアボックス/トップケース 50L
ヤマハ Q5K-YSK-069-P02
ヤマハ純正のリアキャリアには、同じくヤマハ純正のリアボックスを追加するのがおすすめです。ヤマハ純正のユーロヤマハトップケース39Lを追加すれば4kgまで積載可能。ロングツーリングにはシートバッグやサイドバッグを追加するといいですね。ちなみに、キャンプツーリング1泊分の荷物は40Lのシートバッグが目安になります。
NMAXをロングツーリング仕様へ改造⑥
積載性を高めるカスタムパーツ:リアキャリア
NMAXにリアボックスの追加を考えないなら、通常のリアキャリアでカスタムするのがおすすめです。リアボックスは便利なものの、容量ほど荷物を収納できません。シートバッグなら荷物を効率的にパッキングできますし、バイク乗り入れ不可のキャンプ場でも荷物を運びやすいですね。
KN企画 NMAX155 NMAX125 リアキャリア
KN企画 NMAX155 NMAX125 リアキャリア
こちらののリアキャリアは面積の広いリアキャリアです。耐荷重は5kgですので、荷物をたくさん積載できますね。構造がシンプルで取り外しも容易なため、ロングツーリング仕様にするときだけ取り付けたい人にもおすすめです。リアボックスの取り付けもできます。
スライドキャリア
スライドキャリアはたくさん荷物を積載したいロングツーリングにおすすめです。荷物を積載したままスライドできますので、シート下トランクを有効活用できます。また、荷物をライダー側に寄せられますので、走行安定性も上々です。なお、後方にスライドさせたままの走行はできません。
NMAXをロングツーリング仕様へ改造⑦
積載性を高めるカスタムパーツ:サイドバッグ
NMAXをロングツーリング仕様にするためにはサイドバッグの装着もおすすめです。スクーターにサイドバッグを装着するスタイルは徐々に人気が高まってきています。荷物の重心を低くできますので、軽量なスクーターには理にかなった積載方法です。なお、サイドバッグをシートに固定すると、シートの開け閉めが重くなってしまいますので、取り付け方法を工夫しましょう。
サイドバッグの取り付けについて
タナックス (TANAX)MFK-135
残念ながら、スクーター用のサイドバッグは少ないですね。MT車用から取り付けられるサイドバッグを探しましょう。サイドバッグを取り付けるとNMAXのサイドカバーに擦り傷が付きやすくなりますので、サイドカバーに保護シートを貼るのがおすすめです。
NMAXはこんなツーリングにおすすめ①
NMAXは剛性感の高い足回りや力強いエンジン特性が魅力ですので、ワインディングロードを巡るツーリングにおすすめです。125ccスクーターは実用性を重視した車種が多いので、走りを楽しめるNMAXは貴重な存在だといえます。
走りを楽しむツーリングには
走りを楽しむツーリングには荷物を軽量でコンパクトなものに厳選するのがおすすめです。荷物が重かったりかさ張ったりすると、走行安定性が崩れやすくなるからです。また、路面が荒れた山岳路や狭路を巡るツーリングでは、NMAXのサスペンションの硬さが気になるところ。減衰力調整できるサスペンションに交換したいですね。
NMAXはこんなツーリングにおすすめ②
NMAXの剛性感の高い足回りや力強いエンジンはタンデムツーリングでも活躍します。ねじれが発生しにくいフレームは高速コーナーで踏ん張りが効きますし、硬めのサスペンションはタンデムでちょうどよく動作するかもです。大柄な車体サイズはパッセンジャーを乗せても窮屈に感じません。
タンデムツーリングには
タンデムツーリングにはリアボックスが重宝します。リアボックスを追加しておけば、日帰りツーリングはもちろん、ホテル泊ツーリングも可能です。しかし、タンデムでのキャンプツーリングでは荷物をかなり厳選する必要があります。山岳用のキャンプ道具をメインに物色するといいですね。
NMAXをツーリング仕様へ:まとめ
ヤマハのNMAXの剛性感の高い足回りや可変バルブ機構を備えたエンジンはスポーティなツーリングにピッタリです。乗り心地の悪いサスペンションや照射角度の狭いライトはツーリングでデメリットになるものの、カスタムパーツで補えばいいですね。NMAXは基本的な性能を高めた125ccスクーターで、足りないところだけをカスタムするのがおすすめ!常用しない機能を付加して価格が高くなるより合理的です。
125ccスクーターが気になる人はこちらをチェック!
NMAXはスポーティなツーリングが楽しい125ccスクーターですが、違ったキャラクターを持つ125ccスクーターとも比較してみましょう。ヤマハには軽量コンパクトを極めたアクシスZやオフロードテイストをまとったBW'Sなどがありますし、125ccスクーター人気ナンバーワンのPCXや実用性に特化したリード125も見逃せません。125ccスクーターに関する記事をチェックしてくださいね。
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