【2020】別府の遊園地は世界で唯一の湯〜園地？その魅力を口コミを交えてご紹介！

別府ラクテンチとは

温泉どころの別府にある

出典: https://www.oniyama-hotel.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/sight-img04.jpg

街のあちこちから湯けむりが上がっている別府は、古くは奈良時代以前から温泉どころとして知られた街。江戸時代には、日本三大温泉郷の名をほしいままにしていました。そんな温泉観光の街の標高240mの高台で、昭和の初期から娯楽の中心であり続けた遊園地が別府ラクテンチです。

温泉と融合した遊園地

全国の遊園地の中でも珍しく、この別府ラクテンチは温泉を融合しているテーマパークなことでも知られます。そのためちょっと以前からは湯〜園地とも呼ばれ、夏にはその名を冠した特別イベントも開催しています。遊び合間にお風呂でゆったりできることも、観光で人気の理由になっています。

遊園地の歴史

時は第一次大戦が終わって間もない1929（昭和4）年のこと、別府の高台にラクテンチが開業しました。いま遊園地に繋がっているケーブルカーも、この時に同時に開通したものです。当時九州付近では珍しかったテーマパークには、その頃から多くの観光客が詰めかけ始めました。

ペット（小型犬のみ）も一緒に入場可能

実はこのラクテンチ、自宅のペットを連れて観光を楽しむこともできる遊園地です。ただし許可されているのは小型犬のみ入場可能という条件付きで、中・大型犬や猫などは入場不可能となっています。自宅の愛犬と一緒に見て回って、色んな動物を対面させてみる面白さを実感できる場所です。

基本情報

【所在地】大分県別府市 流川通り18
【電話】0977-22-1301

別府のラクテンチのアクセス

電車とバスで遊園地へ

現地まではJR日豊本線の電車、別府駅からの亀の井バスを乗り継いで、訪れることは容易です。駅前からの亀の井バスは、ラクテンチバス停まで12分で結んでいます。ゲートを通過したら、あとは遊園地のケーブルカーに乗って高台のアトラクションを目指します。

車で遊園地へ

かなり駐車場も広めなテーマパークなため、車で観光に訪れることも問題はありません。ラクテンチの付近には大分自動車道が通り、別府インターが最寄りです。遊園地のメインゲート前の駐車場を使うか、高台の裏道を通って、裏手の乙原ゲート付近の駐車場を利用することもできます。

アクセスルート

【電車とバス】JR日豊本線→別府駅西口→亀の井バス→ラクテンチバス停
【車で】大分自動車道→別府IC→県道52号→ラクテンチ駐車場
【駐車場】メインゲート前、乙原ゲート（裏手）の周辺

別府のラクテンチのケーブルカー

遊園地の急勾配なケーブルカー

まるでお城みたいな正面のメインゲートをくぐると、別府ラクテンチを象徴するケーブルカーにたどり着きます。遊園地のケーブルカーは開通当時の路線をそのままに、長さ260ｍの区間を30度の勾配でゆっくり登ります。日本でも屈指な急勾配を誇るケーブルカーは、ぜひ体験してみたい見どころです。

ケーブルカーに乗る

いま別府で稼働しているラクテンチのケーブルカーは、2020年に新デザインの車両に生まれ変わります。乗り込めば、勾配30度のケーブルカーの特徴の説明を耳にしながらの移動です。乗車中には正面に珍しい二重式観覧車が見え始め、通りすがるケーブルカーの対向車も見どころになります。

別府のラクテンチのアトラクション

遊園地の様々なアトラクション

丘の上の駅に降り立つと、山の斜面の遊園地は南北400m×東西250mもの面積に広がっています。別府で人気のアトラクションは、北から南まで広い範囲にズラリ。よく目立つフラワー観覧車やジェットコースター、ジュラシックランドなど、家族連れやデートにも人気な合計12種類が揃っています。

フラワーかんらん車

このテーマパークの顔とも言える巨大なアトラクションが、フラワーかんらん車。2004年に日本で唯一の二重式観覧車として登場した珍しいもので、2つの回転を加えているので動きが独特です。他の遊園地では決して体験できない観覧車からは、別府の市街や海までの絶景を眺望できます。

ジェットコースター

丘の上に全長470mもくねくね伸びているジェットコースターは、別府の遊園地で人気のアトラクションです。1972年に建設された当時の基礎部分が、今もそのまま使われているという歴史的な一面もあります。付近に生える木々にぶつかりそうになりながら、駆け抜けるジェットコースターは爽快です。

アトラクションの口コミ

他の遊園地に比べてみると、別府の遊園地のアトラクションは控えめ、地味といった口コミの話も聞かれます。しかしそれが別府ラクテンチならではのローカルな良さであるとも評価されています。レトロ感や他にないアトラクションの独特な印象も、口コミで評価されている要因です。

別府のラクテンチのキッズ向け

わくわくランド

小さい子供連れ家族連れも多い別府の遊園地で、欠かせないのがわくわくランド。ここは透明ドームの中の巨大ボールプールパークや、組み立てて遊べるジャンボブロック、ふわふわな乗り物などが揃った場所。幼児が夢中になってはしゃいで止まらなくなります。

ゲームセンター＆カーニバルタウン

なつかしレトロゲームから最新式アーケードまで、このテーマパークには多様な遊びを揃えたゲームセンターもあります。別府の遊園地だけの限定機種もあるなど、かなり遊びごたえがある場所です。カーニバルタウンには、子供が楽しめるアナログゲームが大集結。たまには色んなゲームに没頭してみては？

別府のラクテンチの動物

遊園地の様々な動物たち

遊園地の西の端っこに足を向ければ、色んな動物たちに出会える人気のスポットがあります。別府ラクテンチにはどうぶつコーナー、バードパーク、ふれあいどうぶつランドを含め、20種以上を飼育・展示中です。動物好きにとってはたまらないエリアです。

どうぶつコーナー

一番の見どころになっているのが、どうぶつコーナーです。ここには陸上の哺乳類や水辺に住む種類を含め、14種類が住んでいます。カピバラ、ペンギン、霊長類、大型のカメなど、人が近づいてもおとなしい種類ばかり。中にはごはんタイムやお散歩タイムなど、見せ場を持った種類も含まれています。

バードパーク

意外に身近な鳥から別府付近で珍しい種類まで見られるバードパークは、遊園地のどうぶつコーナーに隣接している見どころです。ビビリなクロトキ、鮮やかなベニイロフラミンゴ、ド派手なクジャクなどもいます。鳥のおやつ（パン）をあげてみるのも楽しみ方です。

動物展示の口コミ

いつも無防備状態で人懐っこい動物が多い遊園地なので、人に体を触らせてくれる種類も多めです。そのことが利用者の口コミでも話題になっていました。自宅の付近では見られない珍しい動物とのふれあいは、やはり訪れる人にとっては大きな魅力になること間違いなさそうです。

別府のラクテンチの動物ショー

ペンギンのごはんタイム

人気のペンギンたちがごはんを食べる姿を拝見できる、ごはんタイムの観覧もできます。別府の遊園地の動物コーナーの見どころの1つで、ここではフンボルトペンギン、マゼランペンギンの2種が主役。換羽期を除く毎日お昼と夕方の2回、普段は決して見れないペンギンの食べっぷりは注目です。

お散歩タイム

毎日のように何らかの動物が園内を歩き回る、お散歩タイムも別府の遊園地の面白さです。飼育員と日替わりで遠路に登場する動物は、ミーアキャット、ブラウンキツネザル、ヤギ、ケヅメリクガメ、ヒョウモンリクガメなど。飼育エリアでは見られない、動物の表情が見られる瞬間です。

名物あひる競争

かわいい動物系の中でも遊園地名物といえば、あひるの競争です。別府ラクテンチのケーブルカー駅を出てすぐの場所では、1950年から毎日のようにあひるたちの競争が行われています。徒競走、障害物競走、パン食い競走の3種類があり、1位を当てるとオリジナルグッズが貰えるので見逃せません。

別府のラクテンチのグルメ

遊園地の5ヶ所のお食事処

いま別府の高原遊園地は、とことんグルメを味わうことのできるスポットです。広い敷地には、お食事できるレストラン・カフェ・ショップが合計5ヶ所も見つかるのです。このテーマパークならではの名物グルメ、夏に美味しいスイーツなどの食べ歩きをしてみてみる楽しさもあります。

なしか！

まだ遊園地に登場して間もない最新レストランは、あひる競争に隣接した「なしか！」。別府のお昼には無しどころか断然アリなレストランでは、とり天定食やビーフカレーや別府冷麺などの庶民的で美味しいメニューが勢揃い。なしか！の名物はお子様ランチだとのことです。

遊園地でバーベキュー

高台からの別府の絶景を目にしながら、バーベキューができてしまうのもラクテンチの魅力。遊園地のBBQ場は温泉に接する北の端っこにあります。食材を含めて完全な手ぶらで楽しめるし、持ち込みプランでもいただけるのは嬉しいところ。利用するにはまず遊園地に予約が必要です。

別府のラクテンチの温泉とプール

絶景の湯

一番の楽しみとしている人も多いのが、別府ラクテンチのお風呂です。絶景の湯は、別府の市街を望むという最高の条件を持った温泉のお風呂。さすが別府の温泉と感じさせる成分のお風呂の疲労回復や保温効果は高く、遊園地の数々の見どころと合わせて、利用者の口コミの評判も上々です。

足湯

もっと気軽な感じに別府の温泉を楽しめるのは、遊園地の中の足湯です。絶景の湯に接する足湯のお風呂も、目の前の別府市街地の眺望が素晴らしいところ。1年を通じて別府ならではの温泉のお湯で温まれるし、しかも無料ということなので、観光で時間がそれほどない時にも魅力的に感じます。

天然湧水プール（夏季）

もし別府の遊園地を訪れる時期が夏の頃なら、天然湧水プールがおすすめ。夏のテーマパークの主役の一つになるプールは、遊園地の付近の乙原の滝から清らかで冷たい水を引き込んでいます。ウォータースライダーや100リットルの水をぶちまけるたこつぼなど、面白い仕掛けを楽しめます。

別府のラクテンチの湯〜園地

期間限定イベントの湯〜園地

いつもとまるで違った別府のラクテンチを楽しめるイベントが、毎年夏に開催されている湯〜園地。テーマパークの色いろんなアトラクションが温泉のお湯やお風呂と融合し、ユニークな体験の場所に様変わりします。年々その奇抜さも進化して、湯〜園地ではあっと驚くような見どころでいっぱいです。

湯〜園地の見どころ

例年にも増して2019年の湯〜園地は、まさにやりたい放題になっていました。湯〜園地で最大の見せ場が、あろうことかジェットコースターの座席に温泉成分の泡を満たしてしまうという、バブルジェットコースター。さらにプールに温泉のお湯をたっぷり放水するバブルプールは、子供に大人気でした。

湯〜園地の口コミ

普段の遊園地よりも楽しさがレベルアップしていると、口コミでも話題なのが湯〜園地です。ジェットコースターなど各地で泡まみれになることや、温泉のお湯に関係するイベントが、観光客の心を和ませる要素になっています。別府に水着美人が増えることで、男性観光客を引きつけているようです。

別府の遊園地に出かけよう

温泉と一緒に遊園地を楽しもう

長い歴史を持っている別府の遊園地は、昭和レトロな魅力に満たされた夢ごこちな場所でした。ジェットコースターや唯一無二の観覧車などのアトラクション、動物とのふれあい、お風呂などと見どころは満載。余暇に家族での行楽、デートにも利用してみたいですね。

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当サイトでは別府の楽しい遊園地の他にも、大分県の観光情報を掲載中です。大分市や別府市の付近で自然や楽しい名所を確かめたい方は、チェックしてみてください。

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