はじめに
セロリ保存の上手な保存方法は冷凍?生?
自宅の家庭菜園などでたくさん収穫できたセロリ。食べきれずにどうやって保存したらいいのかお困りでしょうか?スーパーでも旬の収穫時期には大量のセロリが安売りしていてつい買いすぎて保存に悩むなどよくあることですね。いつも同じ食べ方で飽きてしまうという方にもおすすめの、余ってしまいそうなセロリを上手に保存する方法を紹介します。
大量もOK!セロリ保存の方法:部位ごと冷蔵
材料
セロリ1束
セロリが好きでよく料理に使う人ほど、一度に大きな束で買いがちなのではないでしょうか。いくら好きでもいっぺんに使える量は限られてきます。小出しにいろいろな料理に使う人にはみじん切りなどの下ごしらえは極力控えて、使用する料理にあった切り方ができるような冷蔵で長持ちさせる保存方法がおすすめ。
このセロリ保存の下ごしらえ
葉の部分と茎の部分をまず分けます。茎には濡らしたキッチンペーパーで根元の部分を巻きつけてからビニールなどで密封。冷蔵保存すると長持ちします。葉はそのまま冷蔵しても良いですし、細かくカットしてから冷凍して薬味やハーブのような香り付け素材として少しずつ使うと良いでしょう。
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冷蔵保存するなら近々使う予定があるのですから、あまり下ごしらえ(細かくカット)しないで保存するほうが長持ちしますし美味しさも違います。冷凍用にはみじん切りにしてすぐ使えるような工夫をしておきましょう。
大量もOK!セロリ保存の方法:セロリのマリネ
材料
セロリ太い茎の部分5本分 オリーブオイル大さじ1 レモン汁小さじ1 ホワイトペパー適量 塩ひとつまみ
食材はセロリだけでも作れる簡単副菜。冷蔵庫で保存すれば1週間は日持ちします。レモン汁は生のレモンを絞っても良いですし、100%の果汁素材を使っても。こしょうはセロリの色を損なわないようホワイトペッパーがおすすめ。なおこちらのレシピでは茎の部分だけ使用しますので、葉は別の保存方法をご参照ください。
このセロリ保存の下ごしらえ
この保存レシピは茎の部分を筋取りしてから斜め切りという切り方をしてからマリネ液に漬け込みます。漬けてその晩食べてもシャキシャキで美味しいですし、じっくり漬かって味がしみたセロリも美味でおすすめ。
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セロリの他にタコやエビなどの海産物やゆで卵と一緒にいただいても。セロリのピクルスの代用品としてみじん切りにしてタルタルソースに入れたりとそのまま食べる以外に食材としても利用可能です。
大量もOK!セロリ保存の方法:セロリサラダ
材料
セロリの茎2本分くらい 塩小さじ1杯 胡椒小さじ1杯 酢約50cc サラダ油・オリーブ油等の好みの油約50cc
こちらもセロリと調味料を合わせて保存する食べ方です。そのまま副菜やお弁当のおかずとして。サラダのドレッシング代わりとして生野菜にかけていただいても食物繊維がたっぷり摂取できるでしょう。味付けの濃さは食べ方によって加減して漬け込んでみてください。
このセロリ保存の下ごしらえ
通常は茎のみを2-3ミリの厚みにスライスして調味液に漬ける方法で。セロリの食感がお好きな方はもう少し大きめに斜め切りにしたり、逆に苦手という方はみじん切りにしてしまっても。
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セロリを一度茹でてから調味液に1晩以上漬け込むとセロリの香りがあまり得意でない方でも食べやすくなるでしょう。お好きな方は茹でずに生で。お酢が入るので酸味のあるさっぱり味でいただけます。
大量もOK!セロリ保存の方法:セロリのオイル漬け
材料
セロリあるだけ 塩少々 J‐オイルミルズ適当
大量ではなく少しだけ残ったときにも使える塩オイル漬けの保存方法。セロリは生でも茹でても。材料のJ-オイルミルズは別のオリーブオイルでも代用可能ですのでお好みのものを使って作りましょう。
このセロリ保存の下ごしらえ
J−オイルミルズ AJINOMOTO オリーブオイル 200g
切り方はいつも食べている食べやすい大きさで。茎だけでなく余りがちになる葉もみじん切りにして塩とオイルに漬けておくと生や茹でていただくだけよりも食べやすくなるでしょう。オリーブオイルはセロリがすべて隠れるくらいひたひたにして漬け込んでください。
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こちらも冷蔵保存で1週間くらい日持ちします。すぐ食べる場合は1晩おいた翌日からが食べ頃。パスタ料理や炒めもののトッピングにも。葉は汁物に入れることもできますがつゆに油が浮いてくるのが気になる方は軽く洗って油を落としてから入れるとよいでしょう。
大量もOK!セロリ保存の方法:セロリ 冷凍保存
材料
セロリ適量 お茶パック適量
セロリの葉は食べずに野菜出汁を作る時に使うという方はこんな保存方法がおすすめ。保存袋にお茶パックを使っていますので、そのまま野菜出汁作りに茹でずにポンと入れるだけと手軽に使いやすいでしょう。茎の部分は別の下ごしらえをして冷凍保存しましょう。
このセロリ保存の下ごしらえ
お茶パック マチ付 60枚入
下ごしらえは茎と葉の部分を別々に処理します。茎は繊維方向に切ってからみじん切り(筋取りをする必要はありません)。葉は野菜出汁に使用するなら茎からちぎったそのままでOK。もしみじん切りなどにして香り付けに使用する場合は冷凍したものを取り出してみじん切りできるので、最初から細かくしておかなくても大丈夫でしょう。
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セロリをそのままサラダなどに使わずに茹でて使用する・ハンバーグのタネに混ぜるなどの使い方をする方はあらかじめみじん切りにしてから冷凍保存バッグに入れておくと使いたいときにすぐに使えて家事の時短にも繋がります。
大量もOK!セロリ保存の方法:葉の保存&活用方法
材料
セロリ葉の部分
セロリの葉をそのままではなく細かくみじん切りにした状態で使うことが多い人は、その切るという下ごしらえの手間を冷凍することで簡単に包丁不要でおこなうことができます。また冷凍なら1ヶ月くらいは美味しくいただけるので、余ってしまったセロリの葉の保存にも。
このセロリ保存の下ごしらえ
茎の部分と葉をおおまかでよいので分けてください。茎はサラダや茹でていただきましょう。残った葉のみを水洗いして水気を切り、大きめの冷凍保存バッグに空気を入れて膨らませて葉を冷凍します。凍ったら空気を抜き手でモミモミ。みじん切りにする下ごしらえの手間が省けます。
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大量のセロリになるとその葉の部分も多くて捨ててしまうのにはもったいないですね。そんな時に保存しておきたい人向けの方法です。作り方ポイントは水気をよく切ること。キッチンペーパーで挟んで軽く抑えると簡単でおすすめ。
大量もOK!セロリ保存の方法:すぐ使える保存
材料
セロリ適宜 ジップロック(冷凍用)適宜
生のセロリを茎と葉で分けなくても使う時は一緒なのですぐ使えるように保存したいという方にはこちらの方法で。冷凍庫で1ヶ月は美味しくいただけますので野菜を切らしたときなどちょっと使えて便利です。
このセロリ保存の下ごしらえ
ジップロック フリーザーバッグ M(45枚)
下ごしらえは食べやすい大きさで良いですが、目安として茎の部分は1センチほどのキューブ状に葉は大葉のように千切りにして混ぜ合わせてから大きめの冷凍保存バッグに入れて冷凍庫へ。1晩おいて凍った時点で一度取り出し、手でバラバラにほぐしてからすぐにまた冷凍に戻しましょう。
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この冷凍方法のコツは1晩たったら取り出してほぐしてからまた冷凍するというやり方にありました。こうすることで大量の生のセロリを冷凍する場合でも凍って塊になって困るということが避けられるでしょう。最初に冷凍するときはできるだけ大きめの袋にたいらに入れるのを心がけると、より早く均一に食材がこおります。
大量もOK!セロリ保存の方法:セロリペースト
材料
セロリの葉2本分 にんにく5片 ローストアーモンドふたつかみ オリーブオイル1カップ 塩小さじ1 砂糖大さじ1
少し作るのに手間がかかりますがセロリの葉も無駄なく食べられ、また冷蔵や冷凍で日持ちもするのも嬉しいレシピです。いわばセロリの葉で作るジェノベーゼソースといった感じ。ローストアーモンドではなく松の実など他のナッツ類で代用しても。
このセロリ保存の下ごしらえ
にんにくの薄皮をむいてツルンとした状態に。セロリの葉はよく洗って水気をキッチンペーパーなどで丁寧に拭き取ってから材料すべてをフードプロセッサーに入れてスイッチをON。好みのペースト状になったら煮沸消毒した瓶に移ししっかり封をして冷蔵庫へ。すぐに食べきれない場合は冷凍バッグに移し替えたいらにならしてから冷凍すると必要な分だけパキッと割って使えておすすめ。
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ジェノベーゼ風のソースなのでパスタに使ってください。その他にもアイデア次第でいろいろな料理に活用できるセロリの葉の活用・保存レシピです。ソースとして使うだけでなく卵液に混ぜてオムレツにしても美味しいでしょう。簡単に美味しい青み野菜が取れるおすすめレシピです。
まとめ
セロリ保存は葉と茎を分けて使いやすい方法で
セロリは生でサラダで食べたりスープにするだけで余らせてしまって困っているという方には、香草としてパスタソースやスープの青みとして使えるというのは目からウロコのレシピだったのでは?それでも大量に消費できないときは、茎と葉を分けてそれぞれのやり方で保存しておくのがおすすめ。使い勝手がよくなると、新しいセロリの使い道を思いつくのもよくある話でしょう。せっかくの食物繊維豊富な野菜ですので、是非無駄なく使い切りたいものですね。
野菜の収穫など気になる方はこちらもチェック
自分で家庭菜園で大量に収穫した採れたて野菜を上手に保存すれば家計も助かり美味しいものが長く食べられます。セロリ以外の人気の野菜・スーパーなどではてにはいりにくい珍しい野菜の育て方や収穫時期などが気になる方はこちらも是非見てくださいね。

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