はじめに
汗やタバコの臭い消し!消臭スプレーを作る
衣類やお部屋の臭い消しに消臭スプレーを使う方もたくさんいらっしゃるでしょう。アロマなどよい香りを効果的に楽しむためにもまずは汗やタバコの臭いを消してからのほうが効果的です。ひんぱんに消臭スプレーを使う方は自作すると家計にも優しくておすすめ!掃除用アイテムとしてもドラッグストアなどで簡単に手に入るものを使ってとても簡単に作ることができます。消臭スプレーの作り方や入れるボトルの選び方のコツもご紹介しましょう。
衣類やトイレにも!手作り消臭スプレーの作り方1
汗の臭いにミョウバンを使った手作り消臭スプレー
ドラッグストアで買うことができる焼きミョウバン。水で溶かすだけで簡単に汗の匂いを消してくれるので足や衣類・靴(革靴の場合は目立たないところで試してからお使いください)の消臭に効果的。焼きミョウバンは臭いの原因となる雑菌の除菌をしてくれるので、わきがや足の蒸れたにおいの他ニキビやあせもにも効果があるといわれています。
用意するものと作り方
【つけもと】焼き みょうばん 粉末タイプ 50g
水 500ml 焼きミョウバン 15-20g スプレーボトル
汗や体臭を消す消臭スプレーの作り方からご紹介しましょう。使用するのは焼きミョウバンと水・それとスプレーボトルとなっています。作り方はボトルに焼きミョウバンを入れたあと水を入れよく振ります。最初は白濁していますがしばらくすると透明な液体に。冷蔵庫に入れておけば1ヶ月くらい使うことができます。
衣類やトイレにも!手作り消臭スプレーの作り方2
クエン酸というだけあってこの酸性の消臭剤となります。トイレのアンモニア臭はアルカリ性。酸性の消臭剤がよく効きます。クエン酸を使ってトイレの消臭スプレーを作ってみましょう。
クエン酸を使った手作り消臭スプレー
いろいろなところで手軽に買えるクエン酸。すっぱい味付けにも使われているもので粉末で売られていますね。このクエン酸で自家製消臭スプレーを作ることができます。キッチンやリビングルームなどに。床・シンク・まな板に吹きかけてお掃除すれば消臭だけでなく除菌効果も期待できるので、大きめなボトルに1本作って毎日使いましょう。
用意するものと作り方
無水クエン酸(食品添加物グレード) 950g
クエン酸10g お湯 360cc スプレー容器
400ccのスプレーボトル1本にちょうど良い量のクエン酸消臭スプレーのレシピです。お湯は40度くらいの温度にするとクエン酸が溶けやすくておすすめ。ボトルにお湯・クエン酸の順で入れてから蓋をしてよく振り完成です。
タバコのニオイ消しにもクエン酸消臭
除菌効果のあるものにはクエン酸の他重曹や無水エタノール(アルコール)などいくつか種類がありますが、タバコの臭いに効果があるのはクエン酸で作るレシピ。家にタバコ喫煙者がいる方におすすめです。
衣類やトイレにも!手作り消臭スプレーの作り方3
手作り消臭スプレーにアロマを入れる場合
消毒用アルコール 精製水 アルコールの4-5倍量 アロマオイル 400mlあたり2-3滴目安
消毒用アルコールで作る除菌消臭スプレーにはキッチンやトイレの臭いを消臭するのに効果があります。またアルコールが入っていると液体を噴霧してもすぐに蒸発するので水分がカビの素となることがありませんので、カビ予防につながりひいてはカビ臭さ対策にもなるでしょう。
アロマを入れるタイミング
アロマオイルは精油というだけあって油性の性質を持っています。いきなり水に混ぜるよりも無水エタノールなどアルコールに溶かしてからにすることでより全体に溶けやすくなるでしょう。最後には全部混ぜてしまうのでそれほどセンシティブになる必要はないですが、より混ぜやすくなるという点では入れる順番も気をつけるとよいでしょう。
消臭スプレーに入れるおすすめのアロマ
自作の消臭スプレーにも香りがあった方が良いなと思う方もいるでしょう。ここで使用するアロマオイルはティーツリーやペパーミントなどが清涼感もあり消臭したあとのスッキリ感を感じることができるのでおすすめ。
衣類やトイレにも!手作り消臭スプレーの作り方4
アルコールを入れた手作り消臭スプレー
水 150ml 消毒用アルコール 150ml 重曹 小さじ2 スプレーボトル
スプレーボトルに重曹・水・アルコールを入れます。しっかりとボトルの蓋をしめて、手でしっかりと持ち何度かシェイク。中身がしっかり混じってムラがないようでしたらできあがりです。
無水エタノールを使うレシピ
スプレー容器 無水エタノール 50ml 水道水 250ml 重曹 小さじ1 ハッカ油 5滴
シーツやソファなど衣類のように洗えないファブリックにスプレーして臭いを消すスプレーの作り方です。犬猫などペットを部屋飼いしている方におすすめ。上とはアルコールが無水エタノールになっていること、水との割合が違うレシピです。アロマ代わりとしてハッカ油を使っているので使用するとき強いミントの香りがするでしょう。
アルコールを入れるメリット
アルコールは傷口の消毒にも使われるくらい消毒効果があります。原因である菌を取り除き臭いの元を断つのにはピッタリ。また揮発性が高い液体ですので水と重曹・水とクエン酸にはない除菌したあと揮発して液体や成分が残らないということで使用したあとの拭き掃除の手間がかからないのもポイント。
アルコールを入れるタイミング
無水エタノールも消毒用アルコールもどちらのレシピも重曹と水を混ぜてからアルコールと合わせています。重曹を直接無水エタノールなどに入れずに、まず水によく溶かしてから無水エタノール・消毒用アルコールと混ぜるようにしてください。
手作り消臭スプレー用おすすめボトル1
家で手作りする消臭スプレーのレシピをご紹介したところで、ここからは意外と重要な手作り消臭液を入れて保存するボトルの選び方とおすすめを見ていきましょう。
ノンアルコールでたくさん使うにはこのボトル
プラスチック容器 スプレーボトル PEガンスプレー400ml
床の拭き掃除と兼用する場合や毎日消臭剤を大量に使うという方には大きな400ml程度のこのサイズがおすすめ。手作り消臭剤は必ず1ヶ月ほどで使い切る量より少なめに作ることが必要となるので、大量に作るにもこのくらいが限度でしょう。またこういった大容量のボトルはプラスチックなどの素材を使っているのでアルコール消臭には不向きです。
中身の詰め替えの手間が省ける大きなスプレー
大きなボトルを使うメリットは、一度に作る量が多く何度も作り直す手間が省けるということ。もちろん詰め替え回数も減るでしょう。
商品詳細
ボトル容量は400ml。カラーは白のみで、素材はプラスチックとなっています。噴霧口にはON・OFFの切り替えがありますので、うっかり押してスプレーしてしまうという失敗を減らしてくれるでしょう。
手作り消臭スプレー用おすすめボトル2
アルコール消毒など冬場になるとよく見かけますね。アルコールの利点はすぐに蒸発するのでいつまでも吹き付けたものがベタベタせずに気持ちよく除菌・消臭できること。ただし、このアルコールを使った消臭剤を保存するにはボトルの選び方に注意が必要です。
中身やボトルの変質対策には遮光ガラス製
100ml 遮光瓶 アルミスプレー付 フロスト加工ガラスボトル (茶色)or(半透明)
アルコールは火気厳禁なのはもちろんのこと直射日光にも当てないことが取り扱いの注意です。そのためまずは遮光効果がある色付きの容器がおすすめ。さらにボトルが溶けてしまわないようガラス製であることも気をつけたいポイントです。
中身の材料によってはガラス製を選んで
アルコールだけでなくアロマオイルを用いた消臭スプレーもプラスチック製ではなくガラスボトルに入れて保存が向いています。こちらもアルコール同様プラスチックを溶かしてしまうため、内部の液体の変質を招きます。
商品詳細
ボトル容量は100ml。カラーは遮光アップのブラウンと半透明のホワイトのふたつ。本体はガラスでボトルキャップはアルミ製で、プッシュするパーツには誤噴射を防ぐクリップが付属しているのも嬉しいですね。
手作り消臭スプレー用おすすめボトル3
作った消臭スプレーは持ち歩いて使いたいというときもあるでしょう。普段家で使うものと持ち歩き用の2種類のボトルがあると便利です。持ち運び用におすすめのアイテムはこちら。
手作り消臭スプレーを持ち歩くにはこのボトル
アルコール対応型!安心のガラス製!ガラス製 スプレーボトル(茶色遮光瓶)極細スタイリッシュボトル 10ml
持ち運びして外出先などで使う場合、アルコールを入れてすぐにサラッと仕上げたい方が多いでしょう。香水などを分けて入れるアトマイザーがおすすめ。コンパクトにできていて荷物にならず、蓋付きなのでバッグの中などに誤射しないようにという配慮されている商品です。
屋外に持ち出すならこちらもガラス製が安心
香水などフレグランスを入れるための容器ということで、ガラス製で遮光効果も高いものが多いのが特徴。火気・直射日光厳禁なアルコール入りの消臭液を入れても安心して使うことができるでしょう。
商品詳細
ボトルの容量は10ml。材質はガラス製でブラウンのカラーは日光を防いでくれます。キャップ部分はアルミ製で軽量化も考えられています。
手作り消臭スプレーの注意点
汗やタバコの臭いを消臭する自作のスプレー液。上手に使うにはいくつかの注意点があります。最後になりますが、手作り消臭スプレーを使う・入れる・持ち運ぶときに気をつけて欲しいことを見ていきましょう。
自作の消臭スプレーの使用期限
手作りスプレーに使う水。精製水を使う場合でもそのほかにいろいろなものが混じっているので使用期限は最長で1ヶ月が限度です。いくら大量に作りたい場合でも、できるだけ早く使い切るような量にすることが大切です。
アルコール入りは使用ボトルを選んで
おすすめ容器のところでも触れましたが、アルコールを入れたりアロマ精油を入れる場合は必ずガラス容器にしてください。中身の液体でボトルが溶けてしまいます。
持ち運びには容器の破損に注意
持ち運び用に便利なガラスのアトマイザー。消臭剤の変質を防ぐには効果的ですが壊れやすい材質なので取り扱いには注意してください。入れているバッグを高いところから落としたり、強くぶつけたりして中で破損した場合液が染みてしまうだけでなく不用意に手を入れて怪我をすることもあるでしょう。
まとめ
手作り消臭スプレーで気持ちよく過ごそう
手作りの消臭スプレーは使う材料によってどの臭いに効果があるかが変わってきます。汗には焼きミョウバン・タバコ臭にはクエン酸そのほか重曹はトイレや生ゴミの臭い消しに活躍してくれるでしょう。もし消臭スプレーを使っても効果が感じられない場合は、臭いの原因に効果のない材料で作っているのかも知れません。また染み付いた臭いなどには完璧に消すことも難しいでしょう。できるだけ効果的に消臭するにはいろいろな種類を試してみて自分のニーズにあった消臭剤をお使いください。
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