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野島公園の潮干狩りを徹底ガイド!おすすめの時期から穴場スポットもご紹介!

横浜市内に唯一残る、自然な姿の海岸線を持つ野島公園は、潮干狩りスポットとしても注目を集めす場所です。そんな野島公園の最新潮干狩り情報(アクセス、駐車場情報、混雑時期、採れる貝、おすすめスポットなど)現地取材のもとご紹介します。
2020年8月28日
hanachang
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野島公園とは

横浜市内で唯一自然の姿を保った海岸がある野島公園は、都心からや公共交通でもアクセスが良いのですが、訪れるのは地元の人ばかり、かつ入場料や潮干狩り自体も無料で楽しめる穴場の潮干狩りスポットです。そんな野島公園の潮干狩りにおすすめの時期や、混雑度、穴場などの最新情報を実際の現地取材を踏まえてご紹介します!今年のゴールデンウィークは、カレンダー通りだとあまり長い休みが取りにくい日取りになってますが、日帰りで行ける潮干狩りなら気軽にお出かけできて、美味しい海の幸も楽しめる2度美味しいイベントになること間違いなし!ぜひ、参考にしてください。

野島公園基本情報

野島公園の住所や連絡先、アクセス、営業時間や駐車場情報は以下の通り。営業時間もなく、公共交通機関の便もよい野島公園は、気軽に行ける潮干狩りスポットです。

基本情報

【住所】〒236-0025 神奈川県横浜市金沢区野島町24
【連絡先】045-781-8146(野島公園管理センター)
【アクセス】JR京浜東北根岸線の新杉田駅または、京浜急行線金沢八景駅より、金沢シーサイドライン野島公園駅で下車 徒歩5分
【備考】営業時間なし:駐車場有り(有料)野島公園第1駐車場・野島公園第2駐車場

野島公園の近隣駐車場

野島公園の駐車場は全て有料で無料の駐車場はありません。野島公園に近いアクセスの良い駐車場は2つ、公園から離れた場所には個人経営の駐車場2~3箇所あります。潮干狩り時期になると、混雑のため朝7〜8時には満車になってしまうことが多いので、早めに行かれることをおすすめします。また、公園に近い駐車場(野島公園第1・第2駐車場)は停める時間によって料金も上がる駐車場、公園から遠い場所にある駐車場は、1日固定料金の駐車場と、駐車場によって料金も異なっていますので、ご自身の目的や滞在時間に応じて使い分けてはいかがでしょうか。

野島公園第1駐車場

こちらは潮干狩り場所に一番近い駐車場で、歩いて30秒程度で潮干狩り場所に到着できる一番アクセスのよい駐車場になるため、潮干狩り時期にはまっさきに満車になってしまいます。ここの駐車場を使いたい場合はにはできるだけ早めに行くことをおすすめします。

基本情報

【駐車料金(乗用車)】1時間まで200円、以降30分につき100円
【営業時間】年中無休7:00~23:00
【収容可能台数】104台

野島公園第2駐車場

こちらは、旧伊藤博文金沢別邸前の野島公園第2駐車場です。他にも個人経営の駐車場が何カ所かありますので、上記の駐車場が満車だった場合はそちらを使うことも可能です。海岸からのアクセスは遠くなりますが、1日700円〜で停められるところもあるので、長時間滞在する場合は、少し遠い駐車場でも候補にするのも良いかもしれません。

基本情報

【駐車料金(乗用車)】 1時間まで200円、以降30分につき100円
【営業時間】年中無休7:00~23:00
【収容可能台数】52台
 

潮干狩りにおすすめの時期

一般的に潮干狩りに適した時期は3月から6月と言われています。ここ野島公園も同様ですが、昼頃の潮の引きが良いため、さらに9月頃まで潮干狩りが楽しめます。早い方では2月から潮干狩りをする地元の方もちらほら。まだ水は冷たいですが、人が少ないのでじっくり潮干狩りを楽しめますので、潮見表を確認して干潮の前後1〜2時間を狙って行くのがおすすめです。潮干狩り時期やゴールデンウィークはどこも混雑しますので、混雑する時期をずらして潮干狩りができる上にアクセスの良い野島公園はお勧めの穴場スポットです。今年はカレンダーと相談して、秋口まで潮干狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか?


潮見表でベストタイミングをみつけよう

潮干狩りで重要なのは、潮見表で潮干狩りのベストタイミングを見つけることです。潮見表とは、1日の中で潮の満ち引きの時間帯が見られる表で、満潮や干潮の時間を調べ、潮干狩りや釣りに適した時間を調べる表です。ネットでも無料で公開されていたり、潮干狩りスポットのHPで紹介されていたりしています。「潮見表」または「潮見カレンダー」+目的地で検索してみてください。例えば野島公園の潮見表が見たい場合は「潮見表」+「野島公園」で検索してください。もし野島公園で見つからない場合は、近くの「長浜」や「根岸」でも大丈夫です。

潮見表って?どうやってみるの?

Photo bywebandi

潮見表とは、毎日の潮の満ち引きが掲載されたカレンダーのようなもので、潮干狩りはもちろん、釣りをする時など、潮目が重要なレジャーの時に使用するものです。潮干狩りをするには、海の海底がむき出しか、それに近い状態になっている必要があります。その時間帯を「干潮」と言い、その干潮がいつのタイミングかを見るために潮見表を使います。干潮の欄に書いてある時間が、もっとも潮が引く時間で、いつ、どこの海が干潮(潮が引いて海底が出ている状態)なのかが一目でわかる、いわば海の潮の満ち引きカレンダーです。自分がいつ、どこの海に行く予定で、その日は何時頃が干潮なのかを調べて、潮干狩りにベストな時間帯を見つけましょう。

干潮ピークではなく1〜2時間前が狙い目。

目的地の潮見表から干潮時間を見つけたら、その時間に潮干狩りを開始するのではなく、干潮時の前1〜2時間に潮干狩りを開始する予定にしましょう。まだ潮が満ちているのでは?と思いますが、潮は干潮時間に向けて少しづつ引いて行きますし、潮見表に掲載されている干潮時間は潮が最も引いたピークの時間ですので、そこを過ぎるとどんどん潮満ちて来てくるため、潮干狩りがしにくくなります。ですので、ピーク時間の1〜2時間前から潮が引きはじめるのに合わせて潮干狩りを開始し、どんどん沖に出ていきましょう。効率よく潮干狩りを楽しめます。

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野島公園の潮干狩りルール

野島公園は無料で潮干狩りができる穴場ではありますが、潮干狩りをする際には、いくつか守らなければいけないルールがあります。楽しく潮干狩りをするためにも、しっかりルールを確認し、潮干狩りをしましょう。

野島公園内には数カ所にわかりやすくルールが書かれた掲示があるのでしっかり確認をしておきましょう。ルールは大きく3点あります。潮干狩りに使う道具についての種類や大きさの制限について2点、採ってよいアサリの大きさに関するもの1点になります。どれも厳しいルールではありませんので、しっかり守って潮干狩りを楽しみましょう。それでは1つづつ確認していきましょう。

じょれん使用禁止!

じょれんとは魚や貝を効率よく採る道具です。熊手に似ていますが、籠がついており掬った貝を一気に集めることができるので、効率よく一度にたくさんの貝を採れますが、逆に採りすぎてしまうため野崎公園では使用禁止となっています。無料となるとたくさん採りたくなってしまい、効率のよい道具を使いたくなってしまいますが、他の人や来年のことを考えて、適量にしておきましょう。

熊手の幅は15cm以下の物のみ使用可能

使用可能な熊手の大きさも幅が15cm以下と決まっています。これも貝を採り過ぎないためのルールですので、きちんと守って潮干狩りを楽しみましょう。ホームセンターや百円均一で売っている潮干狩り用の熊手はだいたい15cm程度のものが主流ですので、あまり気にする必要はないかもしれませんが、念のため確認するようにしましょう。また、最近は熊手の間にメッシュ状の網がついているものなどもありますが、それも使用可能です。

2cm以下のアサリを採ることは禁止


せっかく見つけたアサリは全て持ち帰りたくなりますが、2cmより小さいサイズのアサリは持ち帰り禁止です。小さな貝まで採りきってしまうと、次に来る人の分がなくなってしまったり、翌年以降のアサリが激減してしまう可能性があるので、潮干狩りを楽しむために2cmより小さいサイズのアサリは、海に帰してあげましょう。野島公園は、あさり以外にマテ貝なども取れることで有名な潮干狩りスポットですが、マテ貝には持ち帰りサイズの制限はありません。

野島公園のトイレ・水道などの設備

野島公園内には無料で使える公衆トイレと水道が完備されています。
ただしトイレットペーパーは備え付けられていないので、持参しましょう。
また、GW中は穴場とは言え、人も多く混雑するためトイレも並ぶ可能性が高くなりますので、ご注意ください。

また、トイレ前の水道でアサリの水洗いなど潮干狩りの砂を落とす作業は、排水が砂で詰まってしまうため、使用禁止となっています。アサリの水洗いをしたい場合は、トイレ前の水道ではなく、海岸とトイレの間にある水道を使用しましょう。

こちらの水道には、アサリの水洗い禁止表示はありません。設置場所もトイレ前の水道より海に近い場所にあるので、こちらの方が使いやすいですね。

いざ潮干狩り!どんな貝が採れるのか?

潮干狩りで出会える生き物はこちら!

野島公園には、潮干狩りの目的である貝以外にも、たくさんの生き物が生息しており、代表的な生き物を紹介した看板があります。「海」「砂浜や干潟」「草はらや林」3つと分けて紹介されていますが、「砂浜や干潟」に注目してみましょう!

潮干狩りの定番、アサリはもちろん、その次に紹介されているのはマテ貝です。マテ貝とはペンのように細長い形をした2枚貝の仲間で、砂の中に縦に潜っています。味も旨味が濃く美味しい貝ですので、野島公園にこのマテ貝を狙って潮干狩りに来る方も多いです。ちなみに、このマテ貝採りはなかなか面白い方法を使うのので、小さなお子様と一緒に楽しむにはもってこいの貝です。他にアサリの3倍ほどのサイズも期待できるカガミ貝や、時には寿司ネタでも有名なシャコが取れることもあるそうです。実際に私が訪問した時に、シャコがとれた方がいました!

マテ貝の採り方

用意するものはスコップ、塩これだけです!まずはスコップで、手の届く範囲を水平に深さ10cmくらい掘り、1cmくらいの細い穴が空いているのを探してください。その穴にマテ貝が住んでいます。穴を見つけたら、穴の中に塩をサラサラと流し込みます。これでマテ貝が潮が満ちてきたと勘違いして穴からニョキっと姿を現しますので、そこを指でつまんでそっ穴から引き抜きます。ゆっくり、まっすぐ抜くのがポイントです。あわてて引っ張るとちぎれてしまうこともあるので、慌てずにひっぱりましょう。

野島公園の潮干狩りスポット全紹介!

野島公園で潮干狩りができる海岸は全長約100メートルほどの広さがあります。海岸であればどこでも潮干狩りが楽しめますが、逆に広すぎてどこを狙ったらアサリやマテ貝がたくさんとれるのか、トイレが近いのかなど、どうやって場所を選んだらよいか分からない方もいるかと思います。そんな方に、野島公園の海岸のどこが潮干狩りに適した場所なのかをご紹介します!野崎公園の潮干狩りスポットは全部で3カ所あり、それぞれに採れる貝や大きさ、広さなどが異なりますが、すべて無料で楽しめます。上の園内マップに3つの穴場スポットをしるしておきましたので、1つづつ紹介していきます。

野島公園での潮干狩りおすすめの穴場1

上記マップの1番の場所で、野島公園の海岸の中でも、一番分かりやすい場所にある潮干狩りスポットで、一番混み合う場所でもあります。このスポットは目の前に八景島シーパラダイスが見える眺めもよい場所です。ここは、トイレや洗い場にも近くて一番広い砂浜になります。海岸の手前に芝生エリアがあり、そこにテントを設置することができるので、家族連れにもお勧めのエリアです。ここで採れる貝はアサリとマテ貝です。たくさんの貝を採るには、潮見表をチェックし、潮が引くのに合わせて沖に出て、潮が満ちてくるのに合わせて岸に戻ってくるようにすれば、きっと大漁間違いなしです。


下は芝生、上には大きな木があるので、程よい木陰で心地よく過ごせますが、ハイシーズンになると、この芝生の上も大混雑で、芝生が見えないくらいにテントがたくさん設置されますので、出来るだけ早めに場所取りをすることをおすすめします。

野島公園での潮干狩りおすすめの穴場2

ここは、上のマップの2の場所です。左右の幅は狭いのですが、潮の引きが強く沖まで歩いていける場所で、ここでは主にアサリが多くとれます。1の場所の向かって右手にあり、2つの突堤に挟まれた縦長のエリアです。トイレや水道へのアクセスは少し遠くなりますが、ここも芝生のそばにあるので、テントやレジャーシートを敷いて楽しむこともできます。

また、このエリアのすぐ横には、第二次世界大戦時に使われた掩体壕があり、戦争遺構を見ることもできます。掩体壕とは、浅草寺にに装備や食料などの物資、人などを敵の攻撃から守るために保管する施設で、野島掩体壕は横須賀海軍の航空隊が所有した航空機を保護・保管するために作られたそうです。

野島公園での潮干狩りおすすめの穴場3

多少玄人向けのエリアになのが、マップの3のエリアです。1と2の場所はさらさらした砂の海底なのですが、ここだけは海底がゴロゴロした岩や貝殻で覆われていて、素手で掘ると怪我をしてしまうような装備をしっかり揃えてから挑みたい場所です。ですが、その分見返りは大きく、大粒のアサリがごろごろと採れるエリアです。人が入れるスペースが1と2にくらべて断然に狭いため、早い者勝ちのエリアで、ここで潮干狩りをする方は家族連れより、地元の方が1人でガチで採られているケースが多いように感じます。あまりに狭い場所なので、人が入れるスペースが限られてしまい、逆に混雑度は低めです。

野島公園の潮干狩りまとめ

野島公園は、潮干狩りを無料で楽しめるお勧めの穴場潮干狩りスポットです。駅から徒歩5分以内という公共交通機関を利用したアクセスの良さや、トイレや水道、駐車場などの整った設備があるため、家族連れはもちろん、どなたでも気軽に行ける訪れて損はしないスポットです。実際に2月末に、野島公園を訪問し、潮干狩りをして来ましたので、間違いはありません。上の写真もその時2時間程度の潮干狩りでの戦績です。(酒蒸しにして美味しくいただきました)ぜひ、カレンダーと予定表、潮見表カレンダーを見比べて野島公園で潮干狩りを楽しんでみてください!
 

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