コールマン Coleman リビングフロアシート
コールマンリビングフロアシート/270
ロゴス サーモマット 100
snow peak リビングシート TM-380
はじめに
新しいキャンプレイアウト!お座敷スタイルとは?
お座敷スタイルというキャンプ用語を耳にしたことがある方も多いでしょう。そもそもアメリカから渡ってきたキャンプでの生活とお座敷という日本文化がどう組み合わせられるのだろうとワクワクしてきませんか?
お座敷スタイルのレイアウト例やその作り方とともに、スタイルの基本ともなるおすすめのグランドシートも紹介します。これからお座敷スタイルのキャンプにチャレンジしたい初心者の方必見です!
キャンプのお座敷スタイルのレイアウトと作り方1
お座敷スタイルという言葉は聞いたことがあっても、実際どういうものなのかよくわからないという方はこちらを御覧ください。お座敷スタイルの一般的な方法・やり方解説です。
お座敷スタイルとは
お座敷スタイルとはテントの中でチェアを使わずにクッションやラグの上に座ってくつろぐキャンプの形です。
グランドシートの上に厚手の敷物を敷いて座ることになるのでテント内を広々と使うことができるようになっています。
靴を脱いでテントでくつろぐ
ラグなどの敷物に土足は厳禁。そのためチェア以外でもどこでも足を伸ばしたり、やりたかったらリビングシートの上で横になったりしてくつろげるのが特徴です。
寒い時期ならこたつを置いたお座敷スタイルも人気です。
キャンプのお座敷スタイルのレイアウトと作り方2
座る場所が椅子メインではなく、できるだけ低く過ごすためにチェアやテーブルは高さを意識して揃えるようにするといろんな使い方に応用できるでしょう。
お座敷スタイルとキャンプ椅子
キャンプ用の椅子は土の上に設置できるのが魅力ですが、そこにしか座れないという悩みもあります。下からの冷えや土の汚れを考えると便利なものですが、逆に考えれば冷えと汚れ対策をすればどこでも腰を下ろしてくつろげるのがお座敷スタイルと言えるでしょう。
このとき気をつけなくてはいけないのが、テント内のテーブルの高さです。
テーブルの高さに合わせたインテリア
クッションやラグの上に直接腰掛けるお座敷スタイルでは、チェアに合わせたテーブルの高さでは少し高すぎて使いにくいことも。もちろん、チェアでも直に腰掛けてもいける高さのテーブルもあります。
これからテーブルを買うなら、お座敷スタイルにもできるあまり高すぎないものを買うのがおすすめです。
キャンプのお座敷スタイルのレイアウトと作り方3
日本人にとって冬の癒やしの場所といえばこたつという方も多いでしょう。下半身を温めてくれるこたつの暖かさはキャンプにもぜひ取り入れたいスタイル。
お座敷スタイルのこたつレイアウト
テント内で使用するテーブルに一工夫をしてこたつを作ってキャンプを楽しむ方法も注目されています。冬キャンプにはありがたいお座敷スタイルならではのこたつ。ソロキャンプはもちろん、複数人でいくキャンプでは自然とそこに人が集まるので会話もはずみます。
簡単に作れるキャンプ用こたつの作り方
電源サイトでないところでは市販のこたつを使うためにはバッテリーを持ち込んだりと荷物が多くなりがち。もっと簡単にお座敷スタイルでこたつを作る方法をご紹介しましょう。
こちらはテーブルの上に広げた封筒型の寝袋とテーブル代わりにダンボールを使ったりとコストをかけずにできる方法。キャンプのいつもの持ち物でできるので荷物も増えません。
キャンプのお座敷スタイルのレイアウトと作り方4
こたつやテーブルの下には敷物があるのがお座敷スタイルの定番です。敷物選びのポイントはどんなところに気を使ったら良いのでしょうか。
お座敷スタイルキャンプの敷物
UP-2521
サイズ | 1800×2000mm |
---|---|
色 | ブラウン |
お座敷スタイルのインテリアレイアウトを考えたとき、そのデザインの中心となるのがラグなどの敷物です。暖色系の暖かそうなものがやすりおすすめ!北欧風なストライプのラグなどキャンプ用として人気があります。
敷物はお尻が冷えないものを
たとえ厚手のグランドシートを敷いていたとしても、それだけでは直接腰を降ろすには下からの冷えが気になります。アルミのシートの上にラグなどの敷物を敷くのも、快適なお座敷スタイルのコツです。
テーブルまわりなど人が集まる場所をセンターとして、ラグなどの敷物を重ねることで暖かく過ごすことができるでしょう。
キャンプのお座敷スタイルのレイアウトと作り方5
敷物がしっかりとした生地であってもその下のシートがあまり断熱・クッション性がないものだと座っていてつらくなってしまうことも。グランドシートの重要性と使い方について見ていきましょう。
お座敷スタイルはグランドシートが重要
直接テント内で腰を下ろすだけであれば、安く済まそうとすれば100均のブルーシートの上にラグを置いてというのもできなくはないレイアウトです。
しかし、より快適にお座敷スタイルで過ごしたいならグランドシートは重要アイテムとなるでしょう。
お座敷スタイルとシートの使い方
家のリビングでいえば、フロアとなるのがこのグランドシートの役割り。その上に好みのラグを敷いたりテーブルを配置してインテリアを楽しみます。
シートの大きさで部屋の広さも決まります。テントいっぱいに敷くのもよし、土間と半分に分けてリビングスペースと荷物置き場や寝室と分けるという使い方も。
キャンプのお座敷スタイルのレイアウトと作り方6
グランドシートは必ずしもジャストサイズでなくても
ドーム型テントや前室付きのテントの場合、何もテント内を全てシートで埋め尽くさなければいけないというわけではありません。
こう考えると自分の持っているテントではちょうど良い大きさのリビングシートがないので、お座敷スタイルができないという悩みはなくなります。
お座敷スタイルキャンプのテントの使い方
大きすぎるシートは使えませんが、多くのお座敷スタイルに適したリビングシートはテントよりも小さめにできています。
シートからあまった土間の部分を今までどおり荷物置き場にしたり、靴脱ぎスペースとして活用しても良いでしょう。
荷物置き場であった前室をリビングに
前室つきテントの今までの使い方は、そこでちょっとした調理や食事をしたり荷物置き場だったのではないでしょうか。
ここにリビングシートを配置することで前室をリビングとして活用することも可能です。
キャンプのお座敷スタイルのレイアウトと作り方7
寝室とリビングを分けるお座敷スタイル
テントいっぱいにリビングシートを敷くのではなく、小さめなものを選ぶのは寝る場所とくつろぐ場所をハッキリ分けるのにも有効な使い方です。
ワンルームの部屋のインテリアをレイアウトする感覚で配置すると良いでしょう。コットと寝袋でベッドコーナーを作ったり、大きなテントならソロキャンプ用の小さなテントでカンガルーテントにしてもよいですね。
コットやカンガルーテントの寝室の作り方
寝室はテントの入り口から遠いところにレイアウトするのがおすすめ。ワンルームのレイアウトでも、入ってすぐベッドを置かないのと一緒です。
まずは敷物などを敷いてくつろげるエリアを作ってその奥に寝るための場所を作りましょう。
カンガルーテントとは
カンガルーテントはテントの中にもうひとつテントを置く方法。カンガルーのお腹の袋の中で寝るイメージですね。見た目が面白いのとレイアウトのしやすさ・暖房効率の良さでおすすめのスタイル。
キャンプのお座敷スタイルのレイアウトと作り方8
お座敷スタイルキャンプの敷物選び
後ほどご紹介するお座敷スタイルのレイアウト例も参考にして欲しいのですが、敷物はとても重要なアイテムとなります。
テーブルの下に敷くセンターラグとしての働きだけでなく、厚手の敷物ならそのまま座布団要らずのクッション性も期待できます。
暖色系で楽しさと癒やし空間を演出
チェアも置いてありますが、テントいっぱいに敷かれた敷物は少し毛足があるカーペットタイプ。肌触りがよくて思わず横になりたくなるでしょう。
全体の色のトーンも暖色系で揃えているので、落ち着ける癒やしのレイアウトとなっていますね。
下からの冷え込み対策にも敷物は重要
椅子をあまり使わずそのまま座るタイプのお座敷スタイルでは、どうしても気になるのが冷え込みと下の硬さ(クッション性)ですね。
冷え込みはリビングシートである程度は緩和されるのですが、温かいと感じるくらいが座っていてちょうどよいもの。敷物でその不足している部分を補えるよう厚手のものがおすすめ。
お座敷スタイルのキャンプレイアウト・作り方例
お座敷スタイルのアイテムについて解説してきましたが、より楽しくキャンプするにはこれらの使いやすいアイテムをおしゃれにレイアウトしていきましょう。
SNSに投稿されたお座敷スタイルの画像の中から、思わずお手本にしたくなる素敵な例をご紹介します。
素敵お座敷スタイル例1.
赤でまとめたテント内のレイアウトはグランドシートの部分と土間の部分を上手に使いわけていてリビングとキッチン、収納スペースとそのエリアがコンパクトながらもきっちりと分かれていてとても使いやすそうなのがポイント。
素敵お座敷スタイル例2.
中央をくつろぎスペースとしてL字にテント際エリアに収納やちょっとした調理スペースを設けているレイアウトが、お座敷スタイルの鉄板でしょう。
使いやすいだけでなく広々として見えるという効果もあるので、是非真似してみたい配置ですね。
素敵お座敷スタイル例3.
寒いシーズンのキャンプだと暖房器具をどこに配置するかもそのキャンパーさんによっていろいろなやり方があって興味深いものです。
こちらはストーブを中央に配置。その周りに囲炉裏テーブルで囲んでよりお座敷らしさが出ているレイアウト例となっているのが特徴。
お座敷スタイルキャンプにおすすめリビングシート1
コールマン リビングフロアシート320
コールマン Coleman リビングフロアシート
サイズ | 約320×320cm(使用時)、約35×45cm(収納時) |
---|---|
重量 | 約2.1Kg |
広々としたお座敷スタイルを作るのに人気のアイテムがこちら、コールマンの320というグランドシート。4辺が立ち上がるのがポイントです。
椅子ではなくクッションなどの上で座って過ごすお座敷スタイルには、外と内の境界線としてこの高さが役に立ってくれます。
リビングシートといえばコールマン
十分な広さがあり下からの冷気も抑えてくれるグランドシートなので、多人数でのキャンプでのお座敷スタイルもこの1枚でバッチリです!
あとはお好みのラグやテーブル・クッションを配置してくつろげるテントレイアウトを作ってくださいね。
コールマンリビングフロアシート320の詳細
サイズは約320×320cmの正方形の形をしているのがコールマンのリビングシート320の特徴。カラーはグリーンのみ。重さは約2.1kgとなっています。
お座敷スタイルキャンプにおすすめリビングシート2
コールマンリビングフロアシート270
コールマンリビングフロアシート/270
サイズ | 約270×270cm(使用時)、約30×45cm(収納時) |
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重量 | 1.5kg |
画像でもわかるとおり、グランドシートの立ち上がりはテンションをかけて貼ることでピンと直立します。そのため土部分との境目がハッキリわかるだけでなく、中に敷くラグやホットカーペットなどがはみ出る心配もなし。
リビングフロアシート320のサイズ違い
320とのサイズ違いのこちらのグランドシート。300サイズのテントで使えば土間の部分ができて棚を設置して荷物置き場にしたり靴脱スペースがテント内に確保できたりという使い方ができます。
コールマンリビングフロアシート270の詳細
コールマンフロアシート320との違いはサイズで、こちらは270cm✕270cmの大きさの正方形。4辺の立ち上がりも10cmと十分な高さ。重さは1.5kgです。
お座敷スタイルキャンプにおすすめリビングシート3
ロゴス ピクニックサーモマット
ロゴス サーモマット 100
サイズ | 100×155cm |
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ソロキャンプ用のテントでも使いやすい小さなサイズのリビングシート。グランドからの冷気を遮断するアルミの裏地となっているので保温効果も期待できます。
このマットがあるだけで前室付きのテントがただの荷物置き場だけでなく、ごろ寝したり軽い食事を座って食べたりと別の使い方に活用できます。
コールマンだけじゃない!ロゴス製のリビングシート
ストリームドームなどのドーム型テントの前室にちょうどいいサイズとなっているのでテントが寝室とリビングの2部屋あるように使えて、まさにお座敷スタイルらしい使い方ができるマットです。
色も明るいピンクを貴重としたチェック柄になっているので、これだけでもパッとテント内が華やかになります。
ロゴス 土禁スペース砂よけマットの詳細
長方形の形のロゴスのサーモマット。サイズは100cm×155cmと小さなサイズとなっています。柄はかわいらしいチェック模様。重さは約450gとなっています。
お座敷スタイルキャンプにおすすめリビングシート4
snow peak リビングシート TM-380
snow peak リビングシート TM-380
サイズ | 160×300×10(h)cm |
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重量 | 1.1kg |
長い辺が300cmもあるので2人くらいのテーブルをかこんでお座敷スタイルを作るのに十分な広さがあります。カラーはシックなブラウンですが、逆に上に敷くラグやカーペットの色で変化が付けられて良いのではないでしょうか。
縦長リビングシートはテント内に土間ができる
2ルームテントでなくても土間にコットを置いて寝具エリアを作ってその前に直に座ってくつろげるお座敷スタイルという居住性をもたせたレイアウトが可能。
正方形が広いのは当たり前なのですが、ロゴスやスノーピークなどの長方形も面白い使い方ができるでしょう。
snow peakリビングシートTM-380の詳細
サイズ160cm×300cmと奥行きこそ20cmしかロゴスの土足マットと違いませんが、幅はたっぷり300cmなのがスノーピークのリビングシートの特徴。重さは1.1kgと軽めなのも持ち運びに良いですね。
まとめ
お座敷スタイルで新しいキャンプの楽しみ方を
新しいキャンプの過ごし方のひとつお座敷スタイル。日本人に多い生活に似ていることから、このインテリアを好む人も多い人気のテント内レイアウトです。
上に置くものや並べる棚などは好みとセンスで自由度が高いのですが、そのためにはしっかりとリビングシートや敷物・ラグなどで基盤となるフロアを作ることが重要となります。
ご紹介した例やリビングシートのなかで、気になったものがあったら是非試してみてはいかがでしょうか。
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