大注目のパームシュガーとは
健康によく美容にも効く砂糖
幻の砂糖と呼ばれるパームシュガーをご存知でしょうか?最近美容にもいいと注目を集めているパームシュガーですが、いったいどんな砂糖なのでしょう。今回はそんなレアな砂糖の原材料から使い方、簡単な料理のレシピまでこれを見れば、珍しいパームシュガーも恐れることなく美味しく使うことができますので、さっそくチェックしてみてください。
パームシュガーはヤシが原料
パームシュガーの原材料は、ヤシの樹液を集めて煮詰めた砂糖になります。ヤシの砂糖というだけで幻だの、激レアなど言われる理由は、1本のヤシの木から数百グラムしか採取することができないからです。そのため、ほとんどが生産国であるカンボジアで消費されてしまうため、どうしても国外に輸出させれる量が少なくなってしまい幻の砂糖と呼ばれるようになっています。
パームシュガーと砂糖との違いは?
砂糖よりも栄養たくさん
まずは、基本的な砂糖との違いですが第一に栄養価が変わってきます。一般的な真っ白な砂糖は精製段階で余分な栄養素が取り除かれた砂糖なのです。そのため、樹液を煮詰めて作るパームシュガーに比べて栄養価が違ってきます。パームシュガーは、茶色い砂糖ですがその茶色は砂糖では損なってしまう栄養素の色なのです。
自然な甘さで美味しく調理
パームシュガーと砂糖の違いで大きく異なるのが砂糖としての甘みの違いになります。パームシュガーは、白砂糖よりも甘みが自然で、そのまま食べてもすっきりとした後味を残してくれます。そのため、単純にきなこなどを混ぜたきなこ砂糖など直接砂糖を食べるときにもすっきりと食べることができるので、甘さが苦手という方でも美味しく食べることのできる砂糖になります。
パームシュガーの効能は?
血糖値を抑える効能
パームシュガーの効能として、注目されているのが血糖値を抑えるという効能になります。この効能からパームシュガーは、血糖値を上げにくい食材である低GI食品として世界的に注目を集めています。血糖値は食後はどうしても上がりがちですが、摂取する砂糖や食材で血糖値の上がり下がりを変えることもできるので、ご自分のよく食べる食材や砂糖などの調味料をしっかりとチェックしてみてください。
糖尿病予防にも
パームシュガーは、糖尿病予防にもなります。もともと血糖値を上げにくい低GI食品は、健康にいいものですが、糖質がしっかりと吸収され、脂肪合成を高めて糖を脂肪に変える作用があるインスリンの分泌を抑えて、しっかりと吸収してくれるので、糖尿病や肥満を防ぐ効果が期待できます。普段から食べている砂糖をパームシュガーに変えることで安心して甘味を楽しむことができます。
豊富なミネラルで健康第一
パームシュガーには、砂糖に含まれていないいい効能があるミネラルが豊富に含まれています。例えば、日本人がとりすぎてしまう塩分を体外に排出してくれるカリウムや、血管を丈夫にしてくれるマグネシウムなど健康にいい効能がたくさんありますので、パームシュガーをぜひためしてみてください。
ココナッツ?ヤシ?どっち
ココナッツシュガーとパームシュガー
パームシュガーにはココナッツパームシュガーというものもあります。この2つに違いはメーカーによってまちまちで、生産者側はこの名前の違いをあまり意識していません。明確な違いとしては、ココナッツとヤシの木という違いです。ココナッツシュガーはココナッツの木であるヤシの木でしかとることはできませんが、パームシュガーはヤシ目のほかの植物からでもとることができるという違いがあります。
効能の違いはほとんどない
ココナッツシュガーとパームシュガーの効能的な違いはほとんどありません。強い効能もないので赤ちゃんでも安心して食べられます。はちみつよりも健康的な甘みをしっかりととりながら、細菌がいないので赤ちゃんや体の弱い人でも安心して食べることのできる健康食材がココナッツシュガーであり、パームシュガーになります。
パームシュガーの使い方&レシピ①:飲み物に
単純に飲み物にいれても違いが
効能がたくさんあるパームシュガーですので、普段の飲み物に入れる砂糖をパームシュガーに変えるだけでより健康的に飲み物を楽しむことができます。味の違いとしては、すっきりとした甘さなのでこってりとした甘さが好きな人には違いが顕著に感じるかもしれませんが、そこは牛乳をいれるなどして調整してあげるのがおすすめです。
砂糖の代用でパームシュガーコーヒーゼリー
砂糖の代用品として、コーヒーゼリーを作る際にパームシュガーを入れるだけでヤシの甘みを感じるコーヒーゼリーを作ることができます。コーヒーゼリーのレシピもコーヒーとゼラチンだけなので、自然由来のものを積極的に使っていけば、健康的なデザートとして大活躍です。
パームシュガーの使い方&レシピ②:煮物に
自然な甘さで煮物にマッチ
パームシュガーは、その自然な優しい甘さで煮物にも最適です。ヤシの木からとられてココナッツシュガーなんて呼び名もついているので和食には合わないような感じがしますが、実はにもにこそ使ってほしい砂糖になります。自然な甘さを加えることで野菜や肉の甘さを不自然に足すのではなく、食べ飽きない程度に甘さをプラスしてくれるパームシュガーは便利です。
甘さを楽しむかぼちゃの煮物
甘さを楽しむと言ったらかぼちゃの煮物がおすすめです。かぼちゃはかぼちゃ自体が甘さを持っているので、パームシュガーを徐々に足していくだけで、美味しく炊くことができます。甘さを調節できたら、醤油や鷹の爪などで塩味と辛みを足していけば、誰でも簡単に美味しいかぼちゃの煮物を楽しむことができるので、試してみてください。
パームシュガーの使い方&レシピ③:ヨーグルトに
健康+健康で超健康
パームシュガーのように自然な甘さを足してくれて、なおかつ健康亭な効能をたくさん持っている砂糖はヨーグルトに加えればさらに味わい深いものになります。ヤシの成分と糖の吸収を助けるパームシュガー入りのヨーグルトでエネルギーを効率的に摂取して忙しい朝を乗り越えましょう。
パームシュガーヨーグルトに合わせるならバナナ
良質な糖をパームシュガーで摂取したならば、それに合わせて良質なエネルギー源を加えることでさらに効率的な栄養食品に変えることができます。そこで、おすすめなのがカットして冷凍しておいたバナナがおすすめになります。年中手に入るフルーツであるとともに甘さもそこまで強くないのでパームシュガーの甘さと相性がよく、甘さとエネルギーを効率的にとる健康食品の代用になります。
パームシュガーの使い方&レシピ④:餅と
米の甘さとココナッツの甘さ
米の優しい甘さとココナッツの自然な甘さを同時に楽しむのにおすすめなのが、餅になります。餅はお正月くらいしか食べる機会は少ないかもしれませんが、パームシュガー自体もそこまで1パックで総量は多くないので、正月に使い切ってしまいましょう。きな粉の場合には、パームシュガーときな粉を合わせるだけでいいので非常に簡単に米の甘さとパームシュガーのヤシの甘さのを楽しむことができます。
餅とあませるなら黒蜜化
黒砂糖の代用として、パームシュガーを使って黒蜜を作るのもおすすめの食べ方になります。パームシュガーで黒蜜を作っておけば、餅だけではなく抹茶アイスやあんみつなどと合わせて食べるとより濃厚な甘さを楽しむことができます。作り方は、パームシュガーとザラメを1:1の割合で鍋に入れ水を同じ分量加えて10分ほど煮詰めてとろみができれば、パームシュガーで作る黒蜜の完成になります。普通の黒味と味と違いを楽しんでみてください。
パームシュガーの使い方&レシピ⑤:トーストで
甘いトーストで朝元気
パームシュガーはココナッツの原料であるヤシの木から取り出した砂糖なので、トーストにも当然の如く非常に相性がいいです。パン作りが趣味の方は、パン生地の中に砂糖の代用として加えてみても美味しいパンに仕上がるのでぜひとも試してみてください。トーストにするときには、食パンにバターを薄く塗ってから、パームシュガーをお好み量まぶしてトースターにかければ、自然な甘さのシュガーバタートーストの完成になります。
バナナトーストでおしゃれな朝食を
バターとパームシュガーだけでは、完成したときに少し派手さが欠けるので少しトッピングを加えることでおしゃれまトーストを作ってみましょう。食パンのうえに薄くバターを塗ってから輪切りにしたバナナを加えて、パームシュガーをまぶしてからトースターにかけることで、ちょうどよくキャラメリゼが起こっておしゃれで美味しいトーストの完成になります。
パームシュガーの使い方&レシピ⑥:お菓子に
スイーツ系に相性ばっちりのパームシュガー
パームシュガーはお菓子系統の砂糖の代用としても相性がいいです。生クリームなどの白いものには、茶色が移ってしまうので使うことはできませんが、ケーキ生地や色の濃いお菓子に使えば健康的な甘味のお菓子の完成になります。おすすめは、パンケーキなどの焼き菓子系なので普段作るお菓子の砂糖の代用にパームシュガーを使ってみてください。
スイートポテトで甘さぷらす
パームシュガーを使ったお菓子では、スイートポテトがおすすめになります。スイートポテトは甘さをサツマイモで出しているので、自然な甘さをプラスするパームシュガーとの相性は抜群になります。生地の中に砂糖の代用でパームシュガーを加えることで健康的な効能をたすことができます。焼き上がりも意外ときれいな色を出すのでぜひとも作ってみてください。
パームシュガーの使い方&レシピ⑦:肉と
肉に優しい甘さをプラス
肉料理にちょっとした甘さをプラスするにもパームシュガーはおすすめになります。パームシュガーは、煮詰めて作られる砂糖なので、こういった料理に自然な甘さを加えるのには適しています。肉料理に少しんp甘さを足すと肉本来のうまみを増す作用が働きます。そのため、照り焼きや焼肉のたれなどに少し追加してあげるだけで美味しさが全然違ってきますので試してみてください。
優しい甘さの照り焼きソースに
特にハンバーグから、鳥ステーキなど幅広く使うことのできる照り焼きソースにパームシュガーを使うのはおすすめになります。パームシュガーは7大アレルギーを含まず過熱して作るのでボツリヌス菌の可能性も引くい赤ちゃんも安心の砂糖の代用品なので、いろいろな料理に砂糖の代わりに使ってみて、赤ちゃんも安心の料理を作ってみましょう。
パームシュガーの使い方&レシピ⑧:スムージーに
スムージーにも健康プラス
生野菜をそのままミキサーにかけて、野菜ジュースにするスムージーですがもう少し甘さがほしいと思ったことはありませんか?スムージーで甘さを足すとなると、バナナやりんごといった甘みのある野菜やフルーツで調節して砂糖は控えますが、パームシュガーは違います。パームシュガーは自然由来の甘味料なので、甘いだけではなく健康的な栄養素もはいっているのでぜひとも、スムージーに入れて楽しんでみてください。
パームシュガーのおすすめドリンク
パームシュガーを使っての朝食ドリンクを作るときにおすすめなのが、きなこバナナジュースになります。ミキサーに牛乳とバナナを1本、そして1匙のパームシュガーときなこを加えてミキサーにかければ完成になります。ここに、氷やぶどうなどの酵素食品を加えることでさらに美味しく健康的なドリンクになりますので、ぜひともためしてみてください。
パームシュガーの使い方&レシピ⑨:赤ちゃんに
赤ちゃんのご飯にも
パームシュガーは7大アレルギーがなく、ボツリヌス菌の可能性も低いので赤ちゃんのご飯にも使うことができます。特に離乳食にアレルゲンが少ないお菓子を健康的に摂取することができるので、アレルギー持ちの赤ちゃんもつお母様方からも人気を集めています。また、パームシュガー自体も吸収が早く赤ちゃんの体に普通の砂糖よりもいいのでぜひとも試してみてください。
アレルギーの少ない赤ちゃんおやつ
折角パームシュガーを使うならばできる限りアレルギーがなく、様々な赤ちゃんが食べることのできるお菓子のレシピをご紹介していきます。材料は、小麦粉の代わりにお麩をバターの代わりにオリーブオイル、そして砂糖の代わりにパームシュガーを使います。お麩にオリーブオイルをまぶしてオーブンで5分ほど過熱してからパームシュガーと黄粉を混ぜてまぶしかければ、赤ちゃんも安心して食べられるノンアレルゲンクッキーの完成です。
パームシュガーの使い方&レシピ⑩:ならでは料理
パームシュガーならではの料理
パームシュガーはカンボジアが産地なので、地元の料理にももちろん使われる甘味になります。そこで、折角パームシュガーを使うならば本場の東南アジア料理には当然のこと相性がいいです。今回はそんな東南アジアで浸しまれている料理を1品ご紹介していきます。
東南アジア料理鶏の煮込み
ちょっと手の込んだ東南アジア料理に挑戦するならば、この鳥の煮込みが変わり種で作りやすくおすすめになります。珍しい食材であるガランガも生姜の仲間なのでどうしても手に入らない場合には、生姜を代用として作ってみるのも現地と日本の融合で楽しい料理になります。
インドネシアの煮物です。鶏肉の代わりに牛肉でもまた、じゃがいもやゆで卵を加えて煮ても美味しいそうです。ゆで卵は一度素揚げしてから煮るそうです。
大注目のパームシュガーとは:まとめ
いかがだったでしょうか?最近砂糖の代用で注目されているパームシュガーについてご紹介していきました。パームシュガーはふつうの精製された砂糖とは違い様々な効能と栄養を含んでいるので、美容家などにはもはや砂糖の代用は当たり前になっているほどなので、健康に気を使っている方はぜひとも試してみてください。
健康が気になる方はコチラもチェック!
パームシュガーは健康に気に使う人の間で話題になっている砂糖の代用品ですが、最近は健康と美味しさを兼ねた食材が結構たくさん出てきています。パームシュガーだけではなく、アーモンドミルクやライスミルク、ひまわり油など健康にいい栄養素が含まれる製品が気になる方はコチラの記事もチェックしてみてください。
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