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三重の潮干狩りにおすすめのスポット8選!人気シーズンや穴場情報も紹介!

春の1家揃ってのお出かけは三重の潮干狩りがおすすめです。昔から比べると随分アサリの採れる量が減りましたが、三重の潮干狩りスポットはメジャーなところより穴場の方がおもしろく、採れる可能性が高いという評判です。おすすめの穴場もいくつかご紹介します。
更新: 2021年7月21日
mmkk9944
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三重の潮干狩り情報

三重の潮干狩り場は、伊勢湾沿いの海岸と太平洋側の海岸に分かれます。伊勢湾沿いの海岸に位置する潮干狩り場が圧倒的多く、太平洋側では尾鷲、熊野あたりに少しある程度です。三重は愛知と並ぶ潮干狩りの浜が多いところです。しかし近年漁獲量が大幅に減少しています。そのため、三重のメジャーな潮干狩り場も有料から無料に切り替えてお客の呼び込みを行っている状態です。昔のように1時間でバケツ一杯採った、ということはもうないと思われますが、採れないことはありません。今年の潮干狩り人気シーズンはゴールデンウイーク期間中及びその前後です。潮見表をしっかりみて情報を仕入れて行きましょう。

バカ貝(青柳)

そしてバカ貝(青柳)がよく採れていますが、捨てないで料理して食べてください。ハラを取って刺身でもおいしいですよ。マテ貝も採れています。塩があれば簡単に採れますから、ポイントさえ分ればこちらも楽しみましょう。子どもさんと海の小動物を見つけて遊ぶのも自然学習の一環として有意義です。

潮見表の見方

潮干狩りに行く前に必ず確認しなければならないことがあります。潮見表(朝夕表)です。この潮見表をチェックすることにより、予定している時期が潮干狩りに適しているかどうかが分かります。通常朝夕は毎日2回の満潮と干潮があり、その潮のひき方の量により潮種が異なります。干潮から次の干潮まで(満潮から次の満潮まで)の時間周期は平均12時間25分で、干潮の時刻は毎日50分づつ遅れてゆくことになります。

潮種

潮種には大潮、中潮、小潮、長潮(小潮の末期で長く同じ潮の状態が続く)、若潮(長潮の翌日のこと)の5種類あり、潮の干満差がもっとも大きいのは大潮で、潮干狩りは大潮の干潮の時期が最適です。今年の人気シーズンはゴールデンウイーク期間中及びその前後になるでしょう。特にゴールデンウイーク後半及びゴールデンウイーク直後は潮位0㎝近くになり最適なシーズンとなります。

海上保安庁発行の潮見表

海上保安庁が発行している潮見表には、日付、潮種、満潮時刻、干潮時刻、潮位、潮干狩り可否が掲載されています。日付と潮種(大潮が最適)、干潮時刻を確認しましょう。潮干狩りは通常この干潮時刻の前後2時間ぐらいが可能です。実際には現地で潮の高さ潮位を見て浜に出られるかどうかを確認することになります。

 

重要な潮位

重要なのはこの潮位です。大潮の干潮だから必ず浜に出られるかどうかわかりません。通常潮位40㎝以下でないと潮干狩りが出来ません。潮位20㎝くらいにならないと干潟が現れません。干潟で子どもさんが遊ぶのは難しいでしょう。子ども連れの場合は、大潮の干潮で潮位20㎝以下くらいの日付を選ぶことをおすすめします。(次の海上保安庁の伊勢湾、三河湾の潮干狩りカレンダーは2020年2月末頃公開の予定です。予定される方は再度確認願います)

アサリの貝毒について

令和元年8月9日現在、三重県ではアサリの出荷自主規制は行われていません。今のところ全県にわたって潮干狩り可能です。出荷の自主規制は麻酔性貝毒4MU/g、下痢性貝毒0.16mgOA当量/kgで、この規制値を超えると自主規制が行われます。つまり潮干狩りは禁止となります。次の貝毒検査は令和2年2月7日です。詳細が知りたい方は三重県農林水産部水産資源、経営課(059-224-2522)まで問合せしてください。

潮干狩り用の道具について

潮干狩り用の道具は現在、色々な種類が出回っていますが、デザインよりも機能重視で選びましょう。

1:レジャー用ジョレン

プロが使っている金属製の大型のジョレンを模したものですが、潮位が高い時には威力を発揮します。大潮の干潮時で干潟でアサリを採るときは熊手に勝るものはないでしょう。ジョレン使用禁止の潮干狩り場もあるので要注意です。

2:熊手


種類がすごく多いですが、昔からある5本刃くらいの金属製の刃に木の柄がついたものがいいです。干潟の砂地が少々硬くなっても刃が楽に入っていくものでないといけません。

3:小型のスコップ

荒れた砂地面をならしたり、マテ貝を採る時砂地の表面を薄く削ってマテ貝の穴を見やすくする時に使います。

4:貝入れネット、カゴ

採ったアサリを収納するネット、海水でアサリの泥おとしにも使います。採っている間はこのカゴの中にアサリを入れておきましょう。水が抜けるので便利です。

5:腰丈胴長靴(作業用超ロング長靴)

アサリ採りは腰に負担がかかります。これを着て、地面に座り込んでアサリ採りをすると楽にできます。長靴は必ず着用すること、裸足では足を怪我をします。

6:小型クーラーボックス

行き帰りに道具の収納用として便利。移動が楽になります。アサリ採りの時のイス代わりに使う事もできるので用意しておいて損はありません。

その他

この他にもマテ貝採り用にビンかペットボトルに塩を入れて持っていくと便利です。

三重の潮干狩りおすすめスポット①

御殿場海岸(津)

県立自然公園に指定されている人気の津の海は、白砂青松で約17kmに及ぶ海岸線があり、潮干狩りや海水浴に絶好のスポットになっています。近年アサリの漁獲量が激減しています。そのためこの御殿場海岸では入漁料は無料開放となっています。人気の場所だけにシーズンは大変な人出となります。潮見表を見て最適な時期を選んで出かけましょう。時間もよく確認してください。干潟にはヤドカリや稚魚、小さなカニなどがいっぱいでお子さんの自然体験学習には絶好です。2020年の潮干狩りは中止の可能性もありますから必ず主催者側に確認してください。

基本情報

【潮干狩り場】御殿場海岸(津市)
【住所】三重県津市藤方
【連絡先】059-246-9020(津市観光協会)
【営業期間】3月下旬~8月中旬
【獲れる貝】アサリ、バカ貝、マテ貝
【入漁料】無料
【駐車場】500円
【バーベキュー】休憩所で可能
【休憩所】かもめ荘059-225-7725
【アクセス】JR、近鉄津駅東口バス20分御殿場口下車徒歩5分
 

三重の潮干狩りおすすめスポット②

香良洲海岸

伊勢の海県立自然公園の南端にある美しい人気の浜辺です。遠浅で海岸線が2kmも続き、子ども連れでもゆっくり潮干狩りを楽しむことができます。ポイントは水際辺り。潮干狩り可能区域でおこなってください。1部禁漁区がありますから監視員の指示に従ってください。入漁料は無料です。

基本情報

【潮干狩り場】香良洲海岸
【住所】三重県津市香良洲町地内
【連絡先】059-246-9020(津市観光協会)
【営業期間】3月下旬~8月中旬
【獲れる貝】アサリ、バカ貝、
【入漁料】無料
【駐車場】無料
【バーベキュー】可能
【休憩所】なお屋059-292-3388
【アクセス】JR近鉄津駅東口バス北浦または香良洲公園下車徒歩5分

三重の潮干狩りおすすめスポット③


高松海岸

三重郡川越町の海水浴場高松海岸、のどかな川越の自然海岸です。四日市コンビナートの工場群が近くにあり工業地帯のオアシスのような海岸で海鳥や海浜動物などが見られる静かな浜辺です。シーズンの時期には混雑を避けたい人にとっては絶好の人気のポイントで地元の人の話ではよくアサリが採れるようです。しかし今年の実績がまだありませんからはっきり分かりません。川越町の観光課で確認してから行かれた方がいいでしょう。浜に入れる時間もよく確認してください。またここは駐車場、トイレ、休憩所などがありません。トイレは済ましてから、弁当を持って行くことをおすすめします。

基本情報

【潮干狩り場】高松海岸(穴場)
【住所】三重県三重郡川越町高松海岸
【連絡先】059-366-7113(川越町役場)
【営業期間】開催期間の指定なし、いつでも可
【採れる貝】アサリ、バカ貝、マテ貝、はまぐり
【入漁料】無料
【駐車場】なし
【バーベキュー】可能
【休憩所】なし
【アクセス】近鉄川越富洲原駅ふれあいバス町総合体育館下車

三重の潮干狩りおすすめスポット④

五主海岸(ごぬしかいがん)

三重県松阪市の五主海岸です。アクセスがよいことから、シーズンの時期には東海、関西地方から多くのお客さんが集まってくる穴場の人気の潮干狩り場です。年によって採れる量、大きさが違いますが、全体的によく採れますがアサリは小ぶりのようです。勿論稚貝は採らないようにしましょう。マテ貝も採れますから塩をビンに入れて持って行きましょう。

採り方

採り方は簡単、砂面をスコップで少し削って、ポイントになる小さな楕円の穴を探す。その穴に少量の塩を入れてしばらく待つ、マテ貝がいれば、飛び出してくるので、間髪いれずにつかみ採る。開いてバター焼きにすると美味しいです。夢中になって潮が満ちてくる時間を忘れないように注意しましょう。

基本情報

【潮干狩り場】五主海岸
【住所】三重県松阪市五主町
【連絡先】0598-23-7771(松阪市観光協会)
【営業期間】3月~10月
【採れる貝】アサリ、バカ貝、マテ貝、はまぐり
【入漁料】500円
【駐車場】1,000円
【バーベキュー】連絡先で確認要
【休憩所】あり500円
【アクセス】伊勢自動車道久居ICより約25分

三重の潮干狩りおすすめスポット⑤

大淀西海岸ムーンビーチ

大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場のあるすぐ前の海岸です。ここはキャンプ場ですから潮干狩りだけでなく、時間があればBBQパーティーやミニゴルフ、キャンプも可能です。穴場的な感じの潮干狩り場です。

基本情報

【潮干狩り場】大淀西海岸ムーンビーチ
【住所】三重県多気市明和町大淀2943-11
【連絡先】0596-55-3936(キャンプ場)
【営業期間】4月~9月
【採れる貝】アサリ、バカ貝
【入漁料】無料
【駐車場】あり
【バーベキュー】キャンプ場で可能
【休憩所】なし
【アクセス】伊勢自動車道松阪ICより0.5時間

三重の潮干狩りおすすめスポット⑥

向井黒の浜(尾鷲)

シーズンの時期には大きなアサリが採れることで地元では有名なポイントになる海岸です。湾内には弁財天島があり、間近かに見ることができます。波の浸食によってぽっかり開いた穴まで眺められます。干潟にいて潮が満ちてくる時間は忘れないようにしましょう。潮干狩り後に熊野古道センター温浴施設夢古道で汗を流すこともできます。

基本情報


【潮干狩り場】向井黒の浜
【住所】三重県尾鷲市向井地区
【連絡先】0597-23-8261(尾鷲観光物産協会)
【営業期間】3月~6月
【採れる貝】アサリ
【入漁料】無料
【駐車場】500円
【バーベキュー】可能
【休憩所】なし
【アクセス】紀勢自動車道尾鷲北ICから車10分
 

三重の潮干狩りおすすめスポット⑦

安濃川河口・志登茂川河口

津市の海岸部にある安濃川と志登茂川の河口に広がる干潟でシーズンの時期にはあさりが採れるポイントがあります。よく採れる年と採れない年があり、安定していませんが、あさりが採れなかったらマテ貝採りもおもしろいです。ここはマテ貝の方がよく採れると評判のところです。

基本情報

【潮干狩り場】安濃川河口、志登茂川河口の干潟
【住所】三重県津市安濃川河口
【連絡先】059-246-9020(津市観光協会)
【営業期間】指定なし
【採れる貝】アサリ、バカ貝、マテ貝
【入漁料】無料
【駐車場】無料
【バーベキュー】連絡先で確認要
【休憩所】なし
【アクセス】JR近鉄津駅下車徒歩15分

三重の潮干狩りおすすめスポット⑧

伊勢市東豊浜町土路浜海岸

シーズンには穴場中の穴場となる潮干狩り場です。伊勢市宮川の河口にあり、地元の人が言うポイントは防波堤の内側に立っている棒杭1,2本目あたりがよく採れるという話です。入漁料が必要ですから、少しはアサリがいるのではないでしょうか。

基本情報

【潮干狩り場】伊勢市東豊浜町土路浜海岸、宮川河口
【住所】三重県伊勢市東豊浜町
【連絡先】0595-23-3323(伊勢市観光協会)
【営業期間】指定なし
【採れる貝】アサリ、バカ貝、はまぐり
【入漁料】500円
【駐車場】100円
【バーベキュー】連絡先で確認要
【休憩所】なし
【アクセス】南勢バイパス西豊浜町ICより4km

まとめ

三重の潮干狩り場をいくつかご紹介しましたがいかがでしょうか。少し前までは有名な潮干狩り場はほとんど有料でした。しかし最近では有料のところは少ないです。それだけアサリの採れる量が減っているわけです。ゴールデンウイークにメジャーな潮干狩り場に行くと、数個しか採れない場合があるかもしれません。従って数がほしければ、できるだけ穴場のところを探して行くことになります。上記にも穴場のところをいくつかご案内しました。アクセスが悪かったり、トイレなどが整備されていなかったりしますが、そういうところでないとアサリやはまぐりが採れないかもしれません。

潮干狩りが気になる方はこちらをチェック!

三重県と同じ伊勢湾海域に属する、お隣の愛知県の潮干狩り情報を添付します。よく似た状況にありますから参考になると思います。