車中泊の目隠しをDIY!
キャンプなどのアウトドアに行く場合、車中泊をするという方も多いでしょう。窓に何も取り付けていない状態だと、外からは丸見え。安心して寝ることができません。今は100均などでDIYで使えるアイテムがたくさんあり、気軽に手作りに挑戦できる時代です。今回の記事を読んで、ぜひ手作りの目隠しを作ってみてください。
車中泊で困るのが…
車中泊では窓から丸見えになってしまう
アウトドアなどで車中泊を良くするという方もいるでしょう。そういう方の悩み、というのが車中泊中の目隠しではないでしょうか。例え夜に寝ると言ったとしても、窓からは車内が丸見えになってしまいます。せっかくの楽しい旅も、目隠しがなければよく寝られません。窓にシェードなどを取り付けることで、快適に寝られたらいいですよね。
車中泊用の目隠しを自作しよう
車中泊用の目隠しは、その車専用のシェードも売っていたりしますが、やはり専用のものだと高い金額でしか買えません。でも、自分で作っている人がとても多く、動画を探すといろんな材料を使って作っていることが分かります。
今はDIYをする人も多く、動画やブログ記事なども多く見られます。快適な旅をするためにも、簡易的なものでもいいので目隠しを作ってきましょう。
車中泊用の目隠しにはどんなものがある?
窓を覆うシェードを作る
車中泊の目隠しといえばシェード。シェードは窓全体を覆うものなのですが、使っている材料はそれぞれで、アルミマットを使ったり、プラダンを使ったり、さらにダンボールを使っている人もいました。
目隠し、だけで考えれば窓が覆えればいいので作り方も簡単。そこにプラスして断熱効果を上げたいとか、おしゃれにしたい場合は材料に凝ったり、アレンジを加えていきます。ただ、シェードを作ると使わない時に収納に困る場合もあるので、気になる方はその点も考えた上で作るようにしてください。
カーテンを取り付ける
仕事道具を積み込む時、外から見えないようにサンシェードとカーテンを買ったんだ。
— 763ニッキー (@takashi763p) October 28, 2019
最初は決して車中泊するつもりなんて無かったんだ…
それがどうだ、完全に隠れ家的秘密基地じゃないか pic.twitter.com/gg7XPai52y
目隠しを手作りする場合、他にあるのがカーテンではないでしょうか。手作りでシェードを作るよりも少し難しそうなイメージはあるかもしれませんが、簡単にできる方法も紹介しています。
また、カーテンなら収納せず窓にくくっておけばいいので収納に困らないという点もあるのではないでしょうか。手作りで目隠しを作る場合は、収納や見た目、値段や効果なども考えて選ぶといいでしょう。
車中泊用の目隠しをDIYする方法6選!
ではさっそく、目隠しの作り方についてまとめていきます。シェードをはめ込むタイプの作り方から、ダイソーの商品を使って格安にシェードを作る方法まで、簡単にできる方法があります。どんな作り方がいいのかを選んで、実際に作ってみるといいでしょう。では、快適な車中泊のために、便利なシェードをDIYしていきましょう!
車中泊用の目隠しをDIYする方法①アルミマット
フロントに使える簡易シェードを手作りで作る!
車中泊をする場合、フロントからも光が漏れたり、中が見えてしまいますね。始めの動画は、フロント部分のシェードの作り方です。アルミ折りたたみマットを使い、ぴったりはめ込めるシェードを作っていきます。手作りのものではありますが、しっかり目隠しをしてくれますし作り方も簡単です。折りたたんで収納も場所を取りません。
フロント部分の簡易シェードの自作方法
用意するのは、アルミ折りたたみマット。フロントの表からビニールを使って型を取っています。これには新聞紙を使う方もいます。フロントの形にきれいにカットしたらそれに合わせてアルミ折りたたみマットに印を付けてカットしていきます。
カットしたら隙間のある個所に厚みのあるゴムを両面テープで接着して完成です。フロントにぴったりのシェードを作れば、光も漏れません。
車中泊用の目隠しをDIYする方法②プラダン
プラダンで手作りする簡易シェード
先ほどはアルミ折りたたみシートを使っていましたが、次はプラダンを使ったシェードの作り方です。プラダンはホームセンターにも売っていますし、100均でも手に入れることができます。
ただ、100均だと大きさが限られているので、フロントや大きい窓では足らない可能性もあります。ホームセンターで購入する場合もそこまで高くないので十分安く自作できます。
プラダン簡易シェードの作り方
ゴミ袋、プラダンを使って手作りしていきます。中性洗剤の入ったスプレーを窓にかけ、ゴミ袋で型取りしていきます。型取りできたらそれをプラダンに貼り付けて同じ大きさにカットしていきましょう。
入るのを確かめながら微調整して、はめられるようになったら完成です。さらに断熱をしたいならアルミシートを貼り付けていくといいですね。また、リメイクシートで周りを覆えばおしゃれなシェードが作れます。
車中泊用の目隠しをDIYする方法③ダンボール
ダンボールで格安簡易シェードを作る
次は段ボールを使った目隠しの作り方です。格安で簡易目隠しが手作りしたい、という方もいるでしょう。そんな方におすすめの作り方。どの作り方も、基本的には窓の型を取って同じ大きさにカットしていけば作れます。
あとは機能的に断熱を付けたい、見た目を良くしたいというのがあるでしょうから、自分が納得できるものを作っていけるといいですね。
ダンボール簡易シェードの作り方
用意するのは、ダンボールです。窓の型取りをして、ダンボールをカット。そのまま利用すると壊れやすいので、幅広テープで周りをコートしていきます。フロント部分には、セリアで販売されているシェードを使っています。
ダンボールだけでも目隠しは作れますが、見た目が気になるという方や断熱の効果も上げたい方はアルミシートで覆ったり、リメイクシートを使うといいですね。
車中泊用の目隠しをDIYする方法④おしゃれ
簡易でおしゃれなシェードを作る
次は木目のあるシェードの手作り方法です。アルミシートやプラダンを使う場合、どうしても見た目が気になってしまう方もいるでしょう。そんな方はリメイクシートを使えばおしゃれな内装にすることができます。シートは100均でも売っていますし、柄もたくさんあるので好きな柄を選んで作って、車内の内装インテリアも楽しめます。
木目調シェードの作り方
この作り方も、基本的なものは同じです。使っているのはアルミマット、リメイクシートです。ビニール袋を使って窓の型を取り、それに合わせてアルミマットをカットします。フロント、サイドの窓も型取りして作っていきましょう。
うまく固定できないところには100均フックを使っています。マットの周りに木目のシートを貼り付けて完成です。
車中泊用の目隠しをDIYする方法⑤100均
格安で目隠しカーテンを手作りする
目隠しのシェード以外にも、カーテンを作って目隠しにする方法もあります。カーテンであれば、必要な時にサッとかければいいですし、カーテンなら車の出入りでも中が見えないので便利ですね。使っている材料は全て100均のものですので、価格的にも安く、さらに取り外しもできるので、使わない時はそのままたたんで収納もできます。
格安目隠しカーテンの自作方法
使うのはカーテンワイヤー、カーテンクリップ、マグネットフック、磁石です。まずはマグネットフックのフック部分を外し、強力磁石を固定。窓のサイドにそれを貼り付けたら、カーテンワイヤーを窓の大きさにカットしてフックの穴に挿し込んでいきます。
カーテンクリップをワイヤーに引っ掛けて、あとはカーテンに取り付けるだけ。カーテンの重みで磁石が取れてしまう可能性もあるので、真ん中にフックを利用しています。
車中泊用の目隠しをDIYする方法⑥フレキシブル
目隠しカーテンを自作する
次は車内全体にカーテンレールを引き、遮光カーテンを取り付ける方法です。100均のものであれば安く簡単に仕上がりますが、もう少ししっかりした目隠しカーテンを作りたいと思う人もいるでしょう。そんな方におすすめの動画です。
フレキシブルカーテンレールを使って、カーブのある車内でもぴったりしたカーテンが作れます。カーテンであれば、硬いシェードのように収納に困ることなく、止めておけばいいので収納を増やしたくない人にもいいでしょう。
目隠しカーテンの作り方
軽箱バンにカーテンを取り付ける方法ですが、使う材料はワンバイフォ―材、フレキシブルタイプのカーテンレール、リクライナー、カーテン、ワンバイフォー材です。まずはワンバイフォ―材を車の天井部分に固定し、そこにカーテンレールを固定していきます。カーテンレールにリクライナーを通し、カーテンを取り付けていけば完成です。
車中泊用目隠しの自作例をご紹介!
では次に、実際に手作りした目隠しの例をお見せします。人によって、見た目が違ったり作り方が紹介したものと違うので、参考にするのにも実際に手作りした写真を見ておくといいですね。簡単に作れるのは、動画を見ても分かっていただけているはずですので、あとは写真を見て、実際に作っていってください。
車中泊用目隠しの自作例①シェード
リメイクシートでおしゃれな簡易シェードを手作り
この方はアルミマットを使ってシェードを作っているようです。そこに木目調のシートを貼っておしゃれに仕上げています。やはり、アルミマットそのままだと見た目が気になるという方も多いでしょう。
そういう方は100均でも購入できるシートを使って周りを覆っていくといいですね。タイルや、木目もいろんな種類があるので気に入ったものを使ってください。
布製の簡易シェードも便利
手作りシェード、使える程度に出来上がりましたー!
— ぱつこ@フリードプラスで車中泊ENJOY計画 (@wagakofreedplus) June 1, 2019
あとは微調整くらいですね。
ブログのネタは続々揃ってるので、あとは書く余裕があればいいのですがー。 pic.twitter.com/0kTyhZ6Mzd
こちら、布製のキルティング生地を使っているのでしょうか。ぴったりとはめることのできる目隠しを作っています。アルミマットやプラダンで目隠しを作る場合、どうしても困るのが収納ではないでしょうか。
固いものは巻いたりできないので困りますが、布製であれば折ったり巻いたりするのは問題なくできますし、収納も簡単です。
アルミシートを使って簡単にシェードを作る
本日は歯医者で口の中ガリゴリされて昼食ってからスマホのワンセグで「相棒」の再放送見ながら車中泊時の車の窓を目隠しするプライバシーシェードを自作していた。まともに買うと一万円はするが頭とアイデアとDIY精神を駆使すれば約三千円で作れる。まぁ、ちょいっと不格好だが実用的には問題無い。 pic.twitter.com/GUQlJBYgCe
— 文月空(@少佐) (@OR6kig) April 15, 2019
本当に、簡易に目隠しができればいいという方は、100均で売っているアルミシートを使って型取りすれば簡単にシェードを作ることができます。100均のアルミシートなら薄いので、使わない時に巻いて収納もできるので便利ではあります。
ただ、はめ込む、となると厚みがないのでその点が難しくなるので、フックを取り付けて落ちないようにしたり、シートに穴を開けて吸盤を取り付けるなどの工夫が必要です。
網戸付きを作って置いても便利
【DIY】網戸付き目隠しの作り方【車中泊】 https://t.co/PsUDA1vHoX pic.twitter.com/XJGJ0Dskpb
— みゆき@DIY大好き (@diydaisuki2) September 10, 2019
目隠しを作る場合、ぴったりはまって真っ暗になるシェードを作ってもいいのですが、それだと夏に風が通らず、暑い思いをすることもあるでしょう。そんな方はシェードにネットを取り付けて網戸を作ってしまうと便利です。
実はこの作り方もとても簡単なので、手作りされている方も多いです。夏のアウトドアを快適に過ごしたい方は、シェードに網戸をプラスするといいですね。
車中泊用網戸の作り方が気になる方はこちらもチェック!
車中泊用網戸について知りたい方は、自作方法を取り上げた記事もありますのでそちらを読んでみてください。気になる防犯対策の方法もあるので、参考にしてみてください。
【DIY】車中泊用の網戸の自作方法!自作に使える100均ダイソーグッズも!
車中泊をする場合、より快適にするためにも網戸があった方が便利ですね。でも、車中泊のために車用の網戸を買うにしてもお金がかかります。でも、安く...
車中泊用目隠しの自作例②
カーテンには好きなキャラクターを使って
お休みの車中泊DIY
— 紫鞠石(しまいし)@残念ながら年越し沼津はお見送り (@Shimaishi2019) January 12, 2020
シャイニー:sparkles:号にカーテン付けようとレール的なものを通してみた。
カーテンは自宅にあった余り布で仮作成。
面白半分に鞠莉ちゃんのブランケットかけてみたら簡易痛車w
間違えたので再投稿w pic.twitter.com/xfPECspVP8
カーテンに使う布は、カーテン用の布でなくてはいけないというわけではありません。100均などで売っているカーテンクリップを取り付ければ、布をカーテンとして使うことができます。
この方は好きなキャラクターのブランケットを掛けて目隠しカーテンにしています。また、この方はカーテンレールを使うのではなく棒を通してそこに布を掛けて簡単にカーテンを作っています。これなら使わない時はすぐに収納できそうです。
手すりにビニールひもを取り付けてカーテンを作る
家族はスキーに行ったので私は車の目隠し。ビニール紐を手すりに結んで膝掛けをピンチで挟んだ簡易カーテン。柄がバラバラなので貧乏臭いです。フロントガラスはサンシェードを用意したけど吸盤が入ってない不良品だった。仕方ないので前の席に毛布を掛けた。狭いけど居心地が良い(笑) pic.twitter.com/VqzUpToOOz
— 桜井リン (@rin3961) February 11, 2018
この方は、カーテンレールなどを使うのではなく手すりにビニールひもを結び付けてカーテンレールにし、そこに洗濯バサミを付けてカーテンにしています。物は考えよう。簡単にカーテンを作る方法はいくらでもあるんですね。
もちろん見た目を気にするのであれば、しっかり手作りしたほうがいいですが、頻繁に車中泊に行かない、という方であればこの方法で十分ではないでしょうか。
遮光、遮熱、防炎のカーテンをフロントに
フロントコの字カーテン完成。遮光1級、遮熱、防炎対応( ´∀`) #車中泊 #DIY pic.twitter.com/LDF7da5qGX
— ヨッシー (@4sea16) July 15, 2019
この方はしっかりカーテンレールを使ってフロントの目隠しを作っているようですね。しかも、カーテンの生地は遮光、遮熱、防炎といった効果のあるものを使っています。
車中泊を良くする、キャンプに行く、という方はこれくらいしっかりした目隠しカーテンを作ってもいいかもしれませんね。あくまでも自分のスタイルに合わせた目隠しを作っていくようにしましょう。
シェードと換気、カーテンを取り付けて
結局カーテンワイヤーを取り外して レールをそのまま取り付けた。
— ヨッシー (@4sea16) November 11, 2019
黒いレールがあればバッチリだったけど 滑りは最高で快適!#DIY #車中泊 pic.twitter.com/Z4fSZTjzTF
この方は、車内の換気もできるファンをプラダンで取り付けて、その下にカーテンを付けています。車中泊では社内の空気がこもってしまうので換気があるといいな、と思っている人もいるでしょう。そんな方は換気も兼ねたシェードを取り付けると安心です。
ここまで見ても、作り方は何通りもあることが分かります。どんなものが作りたいかの参考になったのではないでしょうか。
車中泊用目隠しを自作して快適なアウトドアを
車中泊には目隠しが欠かせない
車中泊を快適にするためには、やはり目隠しは欠かせないものではないでしょうか。せっかくゆっくり寝ようと思っても、窓が丸見えだとソワソワしてしまってよく寝れません。どんな簡易なものでもいいので、車中泊をする際には絶対に目隠しがあった方がいいです。
作るのは時間もお金もかかりますが、やはり作っておいて良かった、と思うはずです。
車中泊用目隠しを自作して快適にしよう!
作り方には色んな方法がありました。人によって、掛けたい価格、使いたい材料、さらに車中泊の頻度も異なってくるので、自分のスタイルに合ったものを作っていくのがベスト。目隠しが作れたら、早速アウトドアへGO!目隠しがあることで、今までよりも快適な旅を楽しめるはず。ぜひ目隠しを手作りしてくださいね。
まとめ
今回は車中泊の目隠しの作り方についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。シェードは基本的な作り方は同じでしたが、材料によって違いがありましたし、カーテンについても、手軽に作るかしっかりしたものを作るかで作り方に違いがあることが分かりました。
どの方法を使ったとしても、しっかり目隠しは作れますので、この機会に作ってみるといいでしょう。
車中泊DIYが気になる方はこちらもチェック!
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